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「マ・ヤン」で出会ったソプラノ歌手の綾ちゃんが、ロシア歌曲のガラコンに出演♪ [美術・音楽・古典芸能・芝居...etc.]

綾ちゃんガラコン.jpg






東中野の“昭和の街”ムーンロードにある
シャンソニエ「マ・ヤン」で出会った、
綾ちゃんこと室井綾子(むろい・あやこ)さんは
ソプラノ歌手です。

今月の下旬に
綾ちゃんの出演するコンサートのお知らせを♪
ロシアの歌曲やオペラのアリアを
8名の女性歌手がソロや重唱で歌い上げるそうです。
歌詞はロシア語ですが、ナレーション付きなので
詩心も理解しやすいと思います。
ぜひぜひ、足を運んでくださいませ~!!


●「ロシア声楽曲研究会 第6回定期演奏会 ガラ・コンサート」
日時:3月23日(月)18:30開場・19:00開演
会場:「すみだトリフォニーホール」小ホール
http://www.triphony.com/hallguide/hall_s.php
座席数:252席
※専用ロビー、ホワイエ、バーコーナー、クロークあり
チケット料金(全席自由):3,000円(税込)
主催:ロシア声楽曲研究会
後援:在日ロシア連邦大使館・ロシア連邦交流庁・日本ユーラシア協会

[出演]
監修:黒澤麻美(「ロシア声楽曲研究会」主宰)
ピアノ:篠宮久徳
♪ ソプラノ:市橋なぎさ、黒川真実、竹井 爽、野上紗智、原 彩子、
室井綾子
♪ メゾソプラノ:田口友里、村山 舞

[綾ちゃん(室井綾子)プロフィール]
「宇都宮短期大学付属高校」音楽科 卒業。「東京音楽大学」声楽演奏家コースを経て、同大大学院を修了。「卒業演奏会」「読売新人演奏会」に出演、「上智大学管弦楽団」「電気通信大学管弦楽団」による「第九演奏会」ではソリストを務めた。2009年、作曲家・淡海悟郎(おうみ・ごろう)氏プロデュースの「立原道造の詩による三つの歌」を初演(ジャスラックホール)。シャンソニエ「マ・ヤン」(中野区東中野)における「酒場でドイツリートを」シリーズでは、リートのほかオペラアンサンブル等で出演。伊藤和子・成田繪智子・水野賢司の各氏に師事。

(ほかの出演者のプロフィールは以下に ※PDFファイル)
http://kurosawa-asami.com/flyer39.pdf

[曲目]
●チャイコフスキー
「大地に夕闇下りて」
歌劇『スペードの女王』より「もう真夜中近い」
歌劇『オルレアンの乙女』より「そう、時は来た」
●リムスキー=コルサコフ
「ズライカの歌」
「夜のしじまで夢見ることは」
歌劇『セルヴィリア』より「花たちよ!」
歌劇『皇帝の花嫁』より「今、緑の園に見えるのは」
●ゲディケ
オペラ『渡し場』から「ナターシャのアリア」
●ラフマニノフ
「春の流れ」
●ビベルガン
『モンゴルの抒情詩』より「激しい豪雨がせまる」
ほか、独唱・重唱


綾ちゃんからのメッセージです♪

「私が歌うのはリムスキー=コルサコフ作曲の歌曲
『ズライカの歌』と『夜のしじまで夢見ることは』。
それから、かなり珍しいゲディケという人の作曲した
オペラ『渡し場』から「ナターシャのアリア」を歌います。
その他、重唱もあります。
ロシアの音楽はチャイコフスキーやラフマニノフなど
日本でもとても人気なのですが、歌となると
言葉の壁と体の壁(ロシアの声楽曲は
ドラマチックな声を求められることが多いのです)、
二つの大きな壁が立ちはだかっており、
なかなかメジャーではありません。
ですが、美しい音楽が多いので、
ぜひ多くの人に聞いていただきたいです」


[綾ちゃんの歌う楽曲について調べたメモ]

●ニコライ・リムスキー=コルサコフ(1844~1908)
音楽の授業で習った「ロシア五人組」、覚えていますか~?
コルサコフは軍人貴族の家に生まれ、
いったんは海軍士官の道へ進むものの、
自身の努力と友人たちの尽力とで音楽の才能を伸ばし、
ペテルブルク音楽院の先生となります。
『火の鳥』『春の祭典』等で有名な作曲家の
ストラヴィンスキーも教え子の一人だったそうですよ。

「ズライカの歌」は
バイロンの『トルコの物語(Turkish tale)』という詩を
コズロフが訳し、さらにコリツォフが翻案したもの。
ズライカ(Suleika)とはバイロンの物語詩のヒロインで
トルコの大公の一人娘のことですが、
元々、ペルシャ風の名前で、イスラム世界では
「最も美しく才智あふれる女性」という意味があるとか。
「ズライカの歌」は同じタイトルの別の曲があり、
それは、ゲーテの愛した女性が書いた詩に、
シューベルトやシューマンが曲を付けたもの。
ゲーテはペルシャや東洋に憧れを抱いた時期があったそうで、
愛人のことも「ズライカ」と愛称で呼んでいたという逸話も。

コルサコフの歌曲には
「4つの歌」とか「6つの歌」といった括りがたくさんあるのですが、
その中の1曲が「夜のしじまで夢見ることは」。
アポロン・マイコフという人の詩によるもので、
日本では「夜の静寂の中で」という作品名でも紹介されています。
「しじま」とは物音のしない静まり返った様子を指しますが、
この言葉には決まった漢字がないので、
「静寂」「無言」「沈黙」「黙」等の当て字で表す人もいますね。

●アレクサンドル・ゲディケ(1877~1957)
ドイツ系ロシア人で何代にもわたる音楽家の家に誕生。
モスクワ音楽院を卒業し、
のちに母校のピアノ科の教授として迎えられました。
オルガニストでもあったので、彼の名を冠した
「アレクサンドル・ゲディケ国際オルガン・コンクール」も
開催されているようです。
日本でよく演奏されているのは
トランペット等の管楽器やピアノの曲だとか。
綾ちゃんのコンサートをきっかけに、
あまり知られていない作曲家に
親しめるのも楽しいことだと思いますよ~♪


[会場へのアクセス]
●「すみだトリフォニーホール」小ホール
(墨田区錦糸1-2-3)
JR総武線「錦糸町」駅・北口から徒歩5分
東京メトロ半蔵門線「錦糸町」駅3番出口から徒歩5分
都営バス「錦糸町駅」下車 徒歩5分
http://www.triphony.com/accessmap/index.php
★上記ページの地図はグーグルマップと連動していますが、
わざと最大の表示サイズに設定してあるのか
設定ミスなのかわかりませんが、ヒジョーに見づらいので、
地図の左下の「大きな地図を見る>」という文字をクリック。
全体が見やすくなります~。

[チケットの入手方法]
●シャンソニエ「マ・ヤン」
http://mayan.sp.land.to/
中野区東中野4-1-6(東中野“昭和の街”ムーンロード内)
(JR「東中野」駅 東口・北側から徒歩1分、
都営大江戸線「東中野」駅・A1出口から徒歩2~3分)
電話:03-3371-9637
(※お電話をいただく場合は19時~0時の間にお願いします)

私とSNSで繋がっている方々で
チケットをご希望の場合は、
綾ちゃんにチケットを取ってもらいますので、
私宛のメッセージでお知らせくださいまし~♪

チケットは、できるだけ綾ちゃんから
直接、購入していただきたいのですが、
どうしても無理な方々は、
以下へ、どうぞ~。

●「ロシア声楽曲研究会」
http://kurosawa-asami.com/
k.asami.ru@gmail.com
FAX:04-2931-6667
※氏名・住所・枚数をメールまたはFAXで伝えれば、
後日、手数料不要の振込用紙とチケットが送られてくるそうです。

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