“オカさま八丁味噌”が届いたので、炊飯器で八丁味噌の蒸しパンを作りました♪ [おいしいもの♪ 料理・食材・食文化]
私がLOVEな「オカザえもん」さまは、「岡崎アート広報大臣」の肩書をもつ愛知県岡崎市のご当地キャラクター。地元ではコラボレーション商品が、たくさん開発・販売されています。でも、都内ではなかなか手に入らないので、いえ、手に入るにしても買いに行くのはちと恥ずかしい……ので、愛知県へ出張した友人・知人が、オカさまグッズを見つけたときに送ってくれるようになりました。ありがたや~(感涙)。
本日、紹介いたしますのは~、オカさまの「八丁味噌」です。
[パッケージに書いてあること]
・まるや八丁味噌×オカザえもん
・三河産大豆100%使用
・味噌の中の白い粒は「キビ粒」と呼ばれ、アミノ酸の固まりです。
名称:豆みそ
原材料名:大豆(三河産)、食塩
内容量:300g
昔から三河地方は「矢作(やはぎ)大豆」という良質の大豆の生産地だったそうですよ(現在では「矢作大豆」の生産量は非常に少ないとか)。「キビ粒」というのは植物のキビ(黍)の種に似ているから。味噌の熟成が進むにつれて、うま味成分であるアミノ酸が増えて白く結晶化するそうで、熟成の証(あかし)なんですね。
[パッケージの表示]
・「八丁味噌」は岡崎城から西へ八丁(870M)の距離にある現岡崎市八帖町の2社が江戸時代から継続して使用している商標です。
「八丁」由来は、そういうことなんですね~! 「岡崎城」は徳川家康が生まれた所だそうで、「八帖町」は当時、「八丁村」という名称だったようです。
八丁(八町)とは距離のことで、調べてみると尺貫法は時代によって数値が少しずつ違うようですが、とりあえず「メートル法」導入後の決まりでは、
1町(ちょう)=60間(けん)=109.09m
11町=1.2km
1間=6尺(しゃく)
1尺=10寸=約30.3㎝
んで~、8町(8丁)ということは
109.9×8=872.72m
「不動産公正取引協議会」の表示規約では道路距離80mにつき1分、それに基づくと、
872.72÷80=10.909分
……何を書きたかったのか、わからなくなってきた(汗)。
[パッケージの表示]
・お味噌汁にするときは、濃いめのだし汁をお取りください。
「八丁味噌」はコクがあるので、だしも濃いめのほうがいいということでしょうかね。富山にいた高校時代までの私は「八丁味噌」を使う料理は食べたことがなく、「赤だし」と混同していました。
「赤だし」は「八丁味噌」に米味噌を混ぜて別の風味を追求したもので、「八丁味噌」は登録商標ですし、豆味噌100%なので、「赤だし」は「八丁味噌」とは名乗れないんですね。
以前の私は「八丁味噌」も「赤だし」も、あまり好きではありませんでしたが、三河地方の出身の人から「八丁味噌は色が濃いだけ。塩辛くなると思って少なく入れるから、おいしくない。思い切って多めに入れなきゃダメ!」と教えられたので、恐る恐る多めに使ってみたところ、本当においしいと思うようになりました。
……と、ここで思いついたので、おやつに“オカさま八丁味噌”を使って、炊飯器ケーキ(蒸しパン?)を作ることにしました~♪
●ちえ流レシピ「炊飯器で作る八丁味噌の蒸しパン」
[材料(分量)]
・パンケーキミックス(またはホットケーキミックス)……150g
・水(豆乳か牛乳のほうがコクも増すと思いますが、冷蔵庫になかった~。泣)……180ml
・卵……1個
・黒糖(きび糖など好みの砂糖)……好きなだけ(今、うちにあるのは黒糖のかたまりなので、3かけらを加えてみました)
・八丁味噌……小さじ山盛り2
・白ごま&黒ごま……好きなだけ(私はごま好きなので、それぞれ小さじ山盛り2)
[作り方]
① 黒糖のかたまりを小さな容器に入れてスプーン等でつぶして粉状にし、分量の水を少しだけ加え、混ぜながら溶かす。
② 味噌を別の小さな容器に入れ、分量の水を少し加えて溶かす。(面倒な人は①と②を同じ容器で混ぜ合わせてもOK!)
③ ボウル(や丼とか)にケーキミックスを入れ、卵を割り入れ、残りの分量の水を少しずつ注ぎながら混ぜて、①と②、ごまを加え混ぜる。(少しダマが残っても気にしない気にしない!)
④ 炊飯器の釜に③を流し入れ、お米を炊くのと同じ設定のままスイッチオ~ン!
炊飯器がフツフツと音を立て始めたら、八丁味噌のいい匂いがフワ~っと漂ってきました♪
⑤ 炊飯終了の音が鳴ったら釜を取り出し、冷めるまで放っておく。(出来たては軟らかめですが、アツアツを食べたい方は釜から中身を取り出すとき、ヤケドに注意!)
[出来上がりサイズ]
直径16cm×厚さ2㎝(※うちの炊飯器は5合炊きです)。
[食べてみた感想]
●八丁味噌と黒糖の香りが強い割に、味はあっさり。おやつにするなら黒糖を倍ぐらい入れてもいいかも?(と言うか焼く前に味見をすべき? でも、ドロドロ状態のものは味見する気がしないし~)。
●今回のレシピだと私には朝食のパン代わりになりそう。ソーセージ類、卵料理、野菜をたっぷり添えて。
●これからの時季は、こっくりした甘さに作ってアイスクリームやヨーグルトを添えるとか。
●冷めてから食べると、しっとり感と弾力が増した感じ。
●味噌パンに使う味噌は普段のお味噌汁に使う別の種類でも、おいしく作れると思いますよ~。
[本日のオマケ]
愛知県で生まれ育った人や今、住んでいる人に聞くと、八丁味噌ブランドの贔屓(ひいき)は各家庭でハッキリと二分されるようです~。
●「八丁味噌協同組合 OFFICIAL WEB SITE」
http://www.hatcho.jp/
組合とは言っても蔵元2社と、それぞれの販売会社2社の計4社のみで構成。この2軒の味噌蔵は昔から東海道を挟んで向かい合う場所にあるそうです。
●まるや八丁味噌
http://www.8miso.co.jp/
創業は1337(延元2)年ですって! 南北朝時代からとは歴史が長いわ~。こちらは有機大豆を使った製品も多いようです。
・オンラインショップ
八丁味噌ラーメンや味噌カツカレーも。
http://www.8miso.co.jp/shop.html
・「みそだれ」の専用サイト。
http://www.8miso.co.jp/misodare/index.html
●カクキュー 合資会社 八丁味噌
http://www.kakukyu.jp/
創業は正保年間(1645~1648年)。「カクキュー」は屋号で、社名がそのまま「八丁味噌」とは面白いですねぇ。当主の早川久右衛門さんは現在の方が19代目。
・「八丁味噌のレシピ」「甜麺醤の代わりに」とあります。なるほど~!
http://www.kakukyu.jp/recipe.asp
・「岡崎のソース」オカザえもんパッケージのウスターソースも売ってる!!(「カクキュー」の製品ではありませんが)
http://www.kakukyu.jp/shopping/item.asp?id=1196
●岡崎観光(岡崎市観光協会)
http://okazaki-kanko.jp/
●オカザえもん公式サイト
http://okazaemon.co/
●オカザえもん Facebookページ
https://www.facebook.com/okazaemon
●オカザえもん Twitter
https://twitter.com/okazakiemon
本日、紹介いたしますのは~、オカさまの「八丁味噌」です。
[パッケージに書いてあること]
・まるや八丁味噌×オカザえもん
・三河産大豆100%使用
・味噌の中の白い粒は「キビ粒」と呼ばれ、アミノ酸の固まりです。
名称:豆みそ
原材料名:大豆(三河産)、食塩
内容量:300g
昔から三河地方は「矢作(やはぎ)大豆」という良質の大豆の生産地だったそうですよ(現在では「矢作大豆」の生産量は非常に少ないとか)。「キビ粒」というのは植物のキビ(黍)の種に似ているから。味噌の熟成が進むにつれて、うま味成分であるアミノ酸が増えて白く結晶化するそうで、熟成の証(あかし)なんですね。
[パッケージの表示]
・「八丁味噌」は岡崎城から西へ八丁(870M)の距離にある現岡崎市八帖町の2社が江戸時代から継続して使用している商標です。
「八丁」由来は、そういうことなんですね~! 「岡崎城」は徳川家康が生まれた所だそうで、「八帖町」は当時、「八丁村」という名称だったようです。
八丁(八町)とは距離のことで、調べてみると尺貫法は時代によって数値が少しずつ違うようですが、とりあえず「メートル法」導入後の決まりでは、
1町(ちょう)=60間(けん)=109.09m
11町=1.2km
1間=6尺(しゃく)
1尺=10寸=約30.3㎝
んで~、8町(8丁)ということは
109.9×8=872.72m
「不動産公正取引協議会」の表示規約では道路距離80mにつき1分、それに基づくと、
872.72÷80=10.909分
……何を書きたかったのか、わからなくなってきた(汗)。
[パッケージの表示]
・お味噌汁にするときは、濃いめのだし汁をお取りください。
「八丁味噌」はコクがあるので、だしも濃いめのほうがいいということでしょうかね。富山にいた高校時代までの私は「八丁味噌」を使う料理は食べたことがなく、「赤だし」と混同していました。
「赤だし」は「八丁味噌」に米味噌を混ぜて別の風味を追求したもので、「八丁味噌」は登録商標ですし、豆味噌100%なので、「赤だし」は「八丁味噌」とは名乗れないんですね。
以前の私は「八丁味噌」も「赤だし」も、あまり好きではありませんでしたが、三河地方の出身の人から「八丁味噌は色が濃いだけ。塩辛くなると思って少なく入れるから、おいしくない。思い切って多めに入れなきゃダメ!」と教えられたので、恐る恐る多めに使ってみたところ、本当においしいと思うようになりました。
……と、ここで思いついたので、おやつに“オカさま八丁味噌”を使って、炊飯器ケーキ(蒸しパン?)を作ることにしました~♪
●ちえ流レシピ「炊飯器で作る八丁味噌の蒸しパン」
[材料(分量)]
・パンケーキミックス(またはホットケーキミックス)……150g
・水(豆乳か牛乳のほうがコクも増すと思いますが、冷蔵庫になかった~。泣)……180ml
・卵……1個
・黒糖(きび糖など好みの砂糖)……好きなだけ(今、うちにあるのは黒糖のかたまりなので、3かけらを加えてみました)
・八丁味噌……小さじ山盛り2
・白ごま&黒ごま……好きなだけ(私はごま好きなので、それぞれ小さじ山盛り2)
[作り方]
① 黒糖のかたまりを小さな容器に入れてスプーン等でつぶして粉状にし、分量の水を少しだけ加え、混ぜながら溶かす。
② 味噌を別の小さな容器に入れ、分量の水を少し加えて溶かす。(面倒な人は①と②を同じ容器で混ぜ合わせてもOK!)
③ ボウル(や丼とか)にケーキミックスを入れ、卵を割り入れ、残りの分量の水を少しずつ注ぎながら混ぜて、①と②、ごまを加え混ぜる。(少しダマが残っても気にしない気にしない!)
④ 炊飯器の釜に③を流し入れ、お米を炊くのと同じ設定のままスイッチオ~ン!
炊飯器がフツフツと音を立て始めたら、八丁味噌のいい匂いがフワ~っと漂ってきました♪
⑤ 炊飯終了の音が鳴ったら釜を取り出し、冷めるまで放っておく。(出来たては軟らかめですが、アツアツを食べたい方は釜から中身を取り出すとき、ヤケドに注意!)
[出来上がりサイズ]
直径16cm×厚さ2㎝(※うちの炊飯器は5合炊きです)。
[食べてみた感想]
●八丁味噌と黒糖の香りが強い割に、味はあっさり。おやつにするなら黒糖を倍ぐらい入れてもいいかも?(と言うか焼く前に味見をすべき? でも、ドロドロ状態のものは味見する気がしないし~)。
●今回のレシピだと私には朝食のパン代わりになりそう。ソーセージ類、卵料理、野菜をたっぷり添えて。
●これからの時季は、こっくりした甘さに作ってアイスクリームやヨーグルトを添えるとか。
●冷めてから食べると、しっとり感と弾力が増した感じ。
●味噌パンに使う味噌は普段のお味噌汁に使う別の種類でも、おいしく作れると思いますよ~。
[本日のオマケ]
愛知県で生まれ育った人や今、住んでいる人に聞くと、八丁味噌ブランドの贔屓(ひいき)は各家庭でハッキリと二分されるようです~。
●「八丁味噌協同組合 OFFICIAL WEB SITE」
http://www.hatcho.jp/
組合とは言っても蔵元2社と、それぞれの販売会社2社の計4社のみで構成。この2軒の味噌蔵は昔から東海道を挟んで向かい合う場所にあるそうです。
●まるや八丁味噌
http://www.8miso.co.jp/
創業は1337(延元2)年ですって! 南北朝時代からとは歴史が長いわ~。こちらは有機大豆を使った製品も多いようです。
・オンラインショップ
八丁味噌ラーメンや味噌カツカレーも。
http://www.8miso.co.jp/shop.html
・「みそだれ」の専用サイト。
http://www.8miso.co.jp/misodare/index.html
●カクキュー 合資会社 八丁味噌
http://www.kakukyu.jp/
創業は正保年間(1645~1648年)。「カクキュー」は屋号で、社名がそのまま「八丁味噌」とは面白いですねぇ。当主の早川久右衛門さんは現在の方が19代目。
・「八丁味噌のレシピ」「甜麺醤の代わりに」とあります。なるほど~!
http://www.kakukyu.jp/recipe.asp
・「岡崎のソース」オカザえもんパッケージのウスターソースも売ってる!!(「カクキュー」の製品ではありませんが)
http://www.kakukyu.jp/shopping/item.asp?id=1196
●岡崎観光(岡崎市観光協会)
http://okazaki-kanko.jp/
●オカザえもん公式サイト
http://okazaemon.co/
●オカザえもん Facebookページ
https://www.facebook.com/okazaemon
●オカザえもん Twitter
https://twitter.com/okazakiemon
2015-06-21 01:11
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