ケガの通院先で出会った、にわかラグビーファンの方々♪ [ボクシング・F1・ラグビー]
今年の冬に手首にヤケドをした際、お世話になった
東中野の「武医院(たけ いいん)」へ
今度はケガの具合を診てもらいに行きました。
「せんせ~、おかげさまでヤケドのあとは、
すっかりキレイになりました~!」
(と手首を差し出す)
「お、全然、残らなかったね。良かった良かった」
「今度はですねぇ、
この前、自転車ごと転んじゃったんですぅ。
左半身が打撲痛でぇ、
ヒザも傷だらけで腰も痛むんですぅ」
(オマエはコギャルか!?)
自分でも「いいトシして甘えた言い方は気持ち悪い」と
滑稽に思うというか呆れてもいるんですけど、
武先生は私よりも年配の男性なので
なんとなくそういう話し方になっちゃうんですよね~。
先生は全く意に介さず、私のヒザのあちこちを
容赦なくギューギュー押しました。
「いててて、っつう~ッ、せんせ、痛いです~! アダダダ」
次に寝台に座って腰の痛む箇所を見せると
そこも何か所か押してみて、
「ウン、大丈夫。どこも折れてないね。
じゃあ湿布でも出しとく?」
とアッサリしたもの。そして、
「痛み止めはね~、長く飲まないほうがいいんだ。
だから1週間分、出しておくけど
痛みが治まれば全部、飲まなくていいんだよ」
とのアドバイス。
ヒザの傷もかさぶたになっていたのですが、
「塗り薬もいただけませんか~?」
と無理やり出してもらいました(笑)。
それでも物足りなかったので、
電気と低周波の治療も受けていくことにしたのです。
リハビリ室には私より年上のおねーさん方がいて、
治療を受けながらラグビーの話をしていました。
Aさん「モールとかワケわかんないよね」
Bさん「あれはね、スクラムの立ち上がった形なのよ」
じっと聴いていられなくなった私は
思わず口を出しちゃいました。
「あの~、密集の状態には
モールとラックという2種類がありまして…」
A 「あら、ラグビー好きなの?」
ち 「詳しくはないんですけど、昔は大学ラグビーをよく観に行っていた時期が…」
A 「じゃあ南アフリカに勝った試合、うれしかったでしょ?」
ち 「そりゃもう号泣しましたよぉ~!(喜)」
A 「良かったわね~。私はサッカーファンだけど、ワールドカップを観てラグビーも面白いなと思ったの!」
B 「五郎ちゃん、いいわよね~!」
A 「あのポーズ、真似したわよ(笑)」
B 「ラグビーって後ろにボール投げて前に走ってくでしょ? あと、やたら反則が多いし。でも、わかんないけど面白かった」
ち 「最近はテレビ画面に反則の解説が出ますからね、昔よりはずっと理解しやすくなったと思いますよ」
……ワールドカップで勝利するってことは
ここまでファンの裾野を広げるのか~と、うれしくなりました。
ところで、サモア戦に関しては
マスコミで「圧勝」「快勝」という言葉が使われていましたが、
単に点差が開いたように見えただけで、
軽々と勝てたわけじゃないと思うんですよ。
日本代表に対しては
よくぞあそこまで凌(しの)いだ! エライ~!!!!!
と思いました。
サモアの敗因は反則が多過ぎたことによる
自滅に近い感じではないでしょうか。
もちろん、思わず反則を取られてしまうという状況は
それだけ日本がプレッシャーを掛けたからとも言えます。
でも、サモアは個人技のレベルが高いと思うので、
ボールを取られたら!とハラハラし通しでした。
敗けたサモアがMVPを日本の五郎丸に贈って
彼の功績を讃えたというのは、
まさにノーサイド精神の現れ。
なんと素晴らしいことでしょう。
日本の活躍を伝えるニュース番組に
現役時代、私が追っかけていた(?)
吉田義人がゲスト出演したり
堀越正巳が解説で出てきたりして
熱く語っている姿に、こちらの胸も熱くなりました。
吉田が秋田工業、堀越が熊谷工業という
彼らの高校時代からラグビーを観はじめたんです。
2人は東西対抗で一緒のチームでしたね。
そして、明大の吉田、早大の堀越を追い続け、
堀越は神戸製鋼へ行ったわけですが、
吉田は何でまた伊勢丹にねぇ???と、いまだに思います。
まぁ吉田らしいと言う人もいるでしょうけど。
そうそう、吉田のフルネームを
「よしだ・よしと」と読む人がいますが、
「よしだ・よしひと」ですよ~!
[本日のオマケ]
スポーツナビ
●堀越正己、吉田義人が語る「国立の記憶」
国立競技場を彩った男たち
(ラグビーマガジン編集部/2014年5月16日付)
http://sports.yahoo.co.jp/sports/rugby/all/2014/columndtl/201405160002-spnavi
これまで私は堀越の名前を
「正巳(まさみ)」と記憶していたのですが、
この記事には「正己」と書いてあります。
専門誌の『ラグビーマガジン』が誤記するとは思えないので、
「巳」じゃなくて「己」という字が正しいのでしょうか?
しか~し、ネットで検索してみると両方の表記が出てくるんです。
途中で名前の字を替えた、なんてことがあったのかな?
それとも私の認識が元々、間違っていたのか。
正しい表記をご存じの方、出典と共に教えてくださいまし~。
[追記(2015.10.19)]
新聞記者だったOさんが
堀越の著書があると教えてくださいました!
その表紙にあるのは「正巳」という文字です。
自分の名で上梓した本なら間違いないですよね?
版元は「講談社」です。
私は昔、ここの校閲局で派遣スタッフとして働いたことがあるので、
校正・校閲の力は他社より高い出版社だと思いたい~(笑)。
ということで、堀越さんの名前の正しい表記は「正己」に確定!!
……しか~し、この本、発刊が2000年と古いんですよ。
その後、名前の文字を「正己」に替えた…ってことは
ありませんよね、堀越さん!?
最近の新聞記事でも『サンスポ』が「巳」と書いて、
『産経』本体が「己」と表記しています。
各社の校閲は、どないなっとんねん!?
東中野の「武医院(たけ いいん)」へ
今度はケガの具合を診てもらいに行きました。
「せんせ~、おかげさまでヤケドのあとは、
すっかりキレイになりました~!」
(と手首を差し出す)
「お、全然、残らなかったね。良かった良かった」
「今度はですねぇ、
この前、自転車ごと転んじゃったんですぅ。
左半身が打撲痛でぇ、
ヒザも傷だらけで腰も痛むんですぅ」
(オマエはコギャルか!?)
自分でも「いいトシして甘えた言い方は気持ち悪い」と
滑稽に思うというか呆れてもいるんですけど、
武先生は私よりも年配の男性なので
なんとなくそういう話し方になっちゃうんですよね~。
先生は全く意に介さず、私のヒザのあちこちを
容赦なくギューギュー押しました。
「いててて、っつう~ッ、せんせ、痛いです~! アダダダ」
次に寝台に座って腰の痛む箇所を見せると
そこも何か所か押してみて、
「ウン、大丈夫。どこも折れてないね。
じゃあ湿布でも出しとく?」
とアッサリしたもの。そして、
「痛み止めはね~、長く飲まないほうがいいんだ。
だから1週間分、出しておくけど
痛みが治まれば全部、飲まなくていいんだよ」
とのアドバイス。
ヒザの傷もかさぶたになっていたのですが、
「塗り薬もいただけませんか~?」
と無理やり出してもらいました(笑)。
それでも物足りなかったので、
電気と低周波の治療も受けていくことにしたのです。
リハビリ室には私より年上のおねーさん方がいて、
治療を受けながらラグビーの話をしていました。
Aさん「モールとかワケわかんないよね」
Bさん「あれはね、スクラムの立ち上がった形なのよ」
じっと聴いていられなくなった私は
思わず口を出しちゃいました。
「あの~、密集の状態には
モールとラックという2種類がありまして…」
A 「あら、ラグビー好きなの?」
ち 「詳しくはないんですけど、昔は大学ラグビーをよく観に行っていた時期が…」
A 「じゃあ南アフリカに勝った試合、うれしかったでしょ?」
ち 「そりゃもう号泣しましたよぉ~!(喜)」
A 「良かったわね~。私はサッカーファンだけど、ワールドカップを観てラグビーも面白いなと思ったの!」
B 「五郎ちゃん、いいわよね~!」
A 「あのポーズ、真似したわよ(笑)」
B 「ラグビーって後ろにボール投げて前に走ってくでしょ? あと、やたら反則が多いし。でも、わかんないけど面白かった」
ち 「最近はテレビ画面に反則の解説が出ますからね、昔よりはずっと理解しやすくなったと思いますよ」
……ワールドカップで勝利するってことは
ここまでファンの裾野を広げるのか~と、うれしくなりました。
ところで、サモア戦に関しては
マスコミで「圧勝」「快勝」という言葉が使われていましたが、
単に点差が開いたように見えただけで、
軽々と勝てたわけじゃないと思うんですよ。
日本代表に対しては
よくぞあそこまで凌(しの)いだ! エライ~!!!!!
と思いました。
サモアの敗因は反則が多過ぎたことによる
自滅に近い感じではないでしょうか。
もちろん、思わず反則を取られてしまうという状況は
それだけ日本がプレッシャーを掛けたからとも言えます。
でも、サモアは個人技のレベルが高いと思うので、
ボールを取られたら!とハラハラし通しでした。
敗けたサモアがMVPを日本の五郎丸に贈って
彼の功績を讃えたというのは、
まさにノーサイド精神の現れ。
なんと素晴らしいことでしょう。
日本の活躍を伝えるニュース番組に
現役時代、私が追っかけていた(?)
吉田義人がゲスト出演したり
堀越正巳が解説で出てきたりして
熱く語っている姿に、こちらの胸も熱くなりました。
吉田が秋田工業、堀越が熊谷工業という
彼らの高校時代からラグビーを観はじめたんです。
2人は東西対抗で一緒のチームでしたね。
そして、明大の吉田、早大の堀越を追い続け、
堀越は神戸製鋼へ行ったわけですが、
吉田は何でまた伊勢丹にねぇ???と、いまだに思います。
まぁ吉田らしいと言う人もいるでしょうけど。
そうそう、吉田のフルネームを
「よしだ・よしと」と読む人がいますが、
「よしだ・よしひと」ですよ~!
[本日のオマケ]
スポーツナビ
●堀越正己、吉田義人が語る「国立の記憶」
国立競技場を彩った男たち
(ラグビーマガジン編集部/2014年5月16日付)
http://sports.yahoo.co.jp/sports/rugby/all/2014/columndtl/201405160002-spnavi
これまで私は堀越の名前を
「正巳(まさみ)」と記憶していたのですが、
この記事には「正己」と書いてあります。
専門誌の『ラグビーマガジン』が誤記するとは思えないので、
「巳」じゃなくて「己」という字が正しいのでしょうか?
しか~し、ネットで検索してみると両方の表記が出てくるんです。
途中で名前の字を替えた、なんてことがあったのかな?
それとも私の認識が元々、間違っていたのか。
正しい表記をご存じの方、出典と共に教えてくださいまし~。
[追記(2015.10.19)]
新聞記者だったOさんが
堀越の著書があると教えてくださいました!
その表紙にあるのは「正巳」という文字です。
自分の名で上梓した本なら間違いないですよね?
版元は「講談社」です。
私は昔、ここの校閲局で派遣スタッフとして働いたことがあるので、
校正・校閲の力は他社より高い出版社だと思いたい~(笑)。
ということで、堀越さんの名前の正しい表記は「正己」に確定!!
……しか~し、この本、発刊が2000年と古いんですよ。
その後、名前の文字を「正己」に替えた…ってことは
ありませんよね、堀越さん!?
最近の新聞記事でも『サンスポ』が「巳」と書いて、
『産経』本体が「己」と表記しています。
各社の校閲は、どないなっとんねん!?
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