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年末恒例のボクシング世界戦 放映スケジュール [ボクシング・F1・ラグビー]

12月30日(日) 大田区総合体育館
19:00~21:00 フジテレビ
https://www.fujitv.co.jp/sports/fuji_boxing/index.html

●WBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ
王者 伊藤雅雪(伴流ジム)
24勝(12KO)1敗1分/27歳
http://www.banryu-gym.jp/boxer/2016/10/post.html
VS.
挑戦者 WBO1位 エフゲニー・チュプラコフ(ロシア)
20勝(10KO)/28歳

●WBC世界バンタム級 暫定王座決定戦
WBC2位 ペッチ・CPフレッシュマート(タイ)
48勝(33KO)/25歳
VS.
WBC5位 井上拓真(大橋ジム)
12勝(3KO)/23歳
http://www.ohashi-gym.com/?boxer=inoue_t&style=wbc

●WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ
王者 拳四朗(BMBジム)
14勝(8KO)/26歳
http://bmbsportsgym.com/champ/
VS.
挑戦者・WBC7位 サウル・フアレス(メキシコ)
24勝(13KO)8敗2分/28歳


12月31日(月) マカオ・ウィンパレス
17:00~ TBS
●WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ
https://www.tbs.co.jp/tv/20181231_D6B1.html
スーパー王者 ヘッキー・ブドラー(南アフリカ)
32勝(10KO)3敗/30歳
VS.
挑戦者・WBA1位 京口紘人(ワタナベジム)
http://www.watanabegym.com/boxer/hiroto-kyoguchi/
11戦11勝(8KO)/25歳

18:00~ TBS
●WBO世界スーパーフライ級王座決定戦
http://www.tbs.co.jp/sports/match20181231/
WBO1位・元3階級王者 ドニー・ニエテス(フィリピン)
41勝(23KO)1敗5分/36歳
VS.
WBO3位・元3階級王者 井岡一翔(K2プロモーションズ)
23勝(13KO)1敗/29歳
★井岡は現在、JBC(日本ボクシングコミッション)のライセンスがないため、日本のリングに上がれないので海外での試合となったそうです。

●IBF世界フライ級タイトルマッチ
王者 モルティ・ムザラネ(南アフリカ)
36勝(24KO)2敗/36歳
VS.
挑戦者 IBF15位 坂本真宏(六島ジム/大阪市大 大学院生)
https://ameblo.jp/sakabox
13勝(9KO)1敗/WBO世界フライ級4位/27歳


【番外編】
12月31日(月) さいたまスーパーアリーナ
18:00~ フジテレビ
https://www.fujitv.co.jp/rizin/index.html

昭和時代の「モハメド・アリ VS. アントニオ猪木」と似たり寄ったりの企画イベントが話題となっています。天才と名高いけれど41歳のボクサーと20歳のキックボクサー、それも試合じゃなくてエキシビションですよ~。
私はボクシングとラグビーとF1以外のスポーツは関心ゼロなので、キックボクシングも総合格闘技も観ないんですけど、ボクシングファンとすれば、あのメイウェザーが日本のリングに上がる姿や動きを眺めるだけでワクワクするかも?(私は黄色人種や女性に対する差別発言、数々の犯罪行為に成り金趣味の披露…等々、人として全く尊敬できない哀れなチャンピオンなのでファンではありません)。
でも、今回はキックボクサーに対して「蹴りはナシ」というルールなので、「那須川がボクシングに転向したら?」という眼で評価できるかもしれません。
少なくとも、突っ立っているアリに「掛かってこい」という仕草をしながらリングに寝っ転がっている猪木、といったアホな場面は観なくて済むだけマシというものです~。

●エキシビション・マッチ(3分3ラウンド)
契約:ボクシングルール、ウエイト67.7kg、「RIZIN」の8オンスグローブ使用、ジャッジなし

ボクサー
フロイド・メイウェザー・ジュニア(アメリカ)
50勝(27KO)無敗/5階級制覇
身長173cm、リーチ183cm
VS.
キックボクサー
那須川天心(TARGET)
30勝(23KO)/20歳
身長165cm、体重(普段の試合時)55kg
http://www.target-fight.com/sensyu/nasukawa/

2018年末世界戦.jpg
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平尾~ッ! なんでこんなに早く逝ってしまうんだ!!! [ボクシング・F1・ラグビー]

平尾誠二さんが今日(10月20日)の午前に永眠されたと知り、非常にショックを受けています…。
ダンディな“ミスター・ラグビー”は、もっと年を取ったら、きっとシルバーグレイの素敵なおじいさんになって、紳士の精神を体現し続けるんだろう、そう信じていました。

あの驚異的な美しいステップワークを目の当たりにしたときの感激・感動は忘れられません。

ラガーマンと名乗らせたくない政治屋が80歳近くになってもエラソーにふんぞり返っているのに、なんでたくさんのラグビーファンに愛されている平尾が53歳で亡くなってしまうのか!? 憤りを覚えます。涙するしかないのか。

RUGBY MAGAZINE (ラグビーマガジン) 1989年 03月号 No.185 [雑誌]

RUGBY MAGAZINE (ラグビーマガジン) 1989年 03月号 No.185 [雑誌]

  • 作者: ベースボール・マガジン社
  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 1989
  • メディア: 雑誌



理不尽に勝つ

理不尽に勝つ

  • 作者: 平尾 誠二
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2012/04/17
  • メディア: 単行本



求心力 (PHP新書)

求心力 (PHP新書)

  • 作者: 平尾誠二
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2015/03/14
  • メディア: 新書



人は誰もがリーダーである (PHP新書)

人は誰もがリーダーである (PHP新書)

  • 作者: 平尾 誠二
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2006/11/16
  • メディア: 新書



平尾誠二 八年の闘い―神戸製鋼ラグビー部の奇蹟

平尾誠二 八年の闘い―神戸製鋼ラグビー部の奇蹟

  • 作者: 玉木 正之
  • 出版社/メーカー: ネスコ
  • 発売日: 1995/10
  • メディア: 単行本



「知」のスピードが壁を破る―進化しつづける組織の創造 (PHP文庫)

「知」のスピードが壁を破る―進化しつづける組織の創造 (PHP文庫)

  • 作者: 平尾 誠二
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2001/12
  • メディア: 文庫



型破りのコーチング (PHP新書)

型破りのコーチング (PHP新書)

  • 作者: 平尾 誠二
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2009/12/16
  • メディア: 新書



勝者のシステム―勝ち負けの前に何をなすべきか

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  • 作者: 平尾 誠二
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1996/05
  • メディア: 単行本



イメージとマネージ―リーダーシップとゲームメイクの戦略的指針 (集英社文庫)

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  • 作者: 平尾 誠二
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1999/10
  • メディア: 文庫



平尾誠二 最後の挑戦 (講談社文庫)

平尾誠二 最後の挑戦 (講談社文庫)

  • 作者: 早瀬 圭一
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2000/12
  • メディア: 文庫



平尾誠二、変幻自在に

平尾誠二、変幻自在に

  • 作者: 早瀬 圭一
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞社
  • 発売日: 1997/03
  • メディア: 単行本



勝利のチームメイク (日経ビジネス人文庫 グリーン お 4-1)

勝利のチームメイク (日経ビジネス人文庫 グリーン お 4-1)

  • 作者: 岡田 武史
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2008/03
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平尾誠二が語るノーサイド’97[ビデオ]

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1998/03
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「日本型」思考法ではもう勝てない

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  • 作者: 平尾 誠二
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2001/02/16
  • メディア: 単行本



「知」のスピードが壁を破る―進化しつづける組織の創造

「知」のスピードが壁を破る―進化しつづける組織の創造

  • 作者: 平尾 誠二
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 1999/12
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同志社大学V慶応義塾大学 日本ラグビー名勝負1985 1/6大学選手権決勝 [VHS]

同志社大学V慶応義塾大学 日本ラグビー名勝負1985 1/6大学選手権決勝 [VHS]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1998/01
  • メディア: 単行本


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井岡一翔と和氣信吾のWタイトルマッチ、本日20時ゴング~! [ボクシング・F1・ラグビー]

今夜20時からテレビ放映される世界戦は大阪での開催です。井岡一翔(いおか・かずと)選手の相手は、あのニカラグアの強豪ロマゴンの練習パートナー。リーゼントボクサーの和氣信吾(わけ・しんご)選手はKO率100%無敗のドミニカの選手と闘います。

今回のタイトル戦のポスターは2種類ありました。井岡ジムと古口ジムが別々に作ったようですが、大切な世界戦なんですから、宣伝用の媒体(ポスター、チラシ、プログラム、チケット等)のデザイン・コピーライティング・印刷などは、「JPBA(日本プロボクシング協会)」と「JBC(日本ボクシングコミッション)」が協力して制作し、選手やジムには時間的にも経済的にも負担にならないようにできないんでしょうかね~?

デザイナーは長年、『ボクシング・マガジン』のデザインを手掛けている周東良次さんにお願いすれば、洗練されたカッコいいビジュアルに仕上がるはず!

元WBA世界ミドル級王者の竹原慎二さんが現役の頃は、私の知人で広告代理店に勤めていたアートディレクターがポスターやプログラムを作りました。なかなかカッコいい出来でしたよ。竹原さんが飲食店をオープンしたときに店名案を考えたのは私で~す(一生の自慢だよ~ん♪ 笑)。100案ぐらい出したところ(仕事なら5~10案に絞ってから提出しますが)、イタリア語でチャンピオンを意味する「カンピオーネ」というネーミングが選ばれました(※レストランは、ずいぶん前に閉店)。

ところで、和氣選手のブログには、都内の池袋と出身地の岡山の飲食店を貸し切ってパブリック・ビューイング(観戦イベント)を行うと書いてありました。その上、大阪での試合後には「打ち上げ、祝勝会も予定してます」という言葉も…。
もちろん、自分でも勝つと信じてリングに上がるんでしょうけど、周りから「祝勝会」と言われるから素直にそのまま書いたのか(本人がブログを書いているとか限りませんが)、もしくは自らプレッシャーを掛けているのか…。

後援会のFacebookに掲載されているチラシには「祝勝会」じゃなくて「懇親会」という文字ですよ。でも、試合のあとなら結果はどうあれ、「懇親会」「親睦会」よりも「慰労会」のほうが、しっくりきませんか? しか~し、主催側が「慰労」という言葉を使うのもヘンですよね。うーんうーん、日本語は難しいなぁ…。

何はともあれ、前座や海外からの選手も含めて、出場する選手の皆さま方、ケガに気をつけながら頑張れ~ッ!!


井岡一翔&和氣慎吾ダブル世界戦
http://www.tbs.co.jp/sports/boxing/match20160720/
日時:2016年7月20日(水)
会場:エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)
テレビ中継:20:00~/TBS系列 全国生中継

井岡一翔.jpg

◎ WBA世界フライ級タイトルマッチ12回戦

3階級制覇:元WBA世界ライトフライ級王者、元WBC・WBA世界ミニマム級統一王者
WBA世界フライ級王者(防衛2回)
☆ 井岡一翔(井岡ボクシングジム)
http://www.tbs.co.jp/sports/boxing/match20160720/profile.html
1989年3月24日生まれ、大阪府 堺市出身
20戦19勝(11KO)1敗、右ボクサーファイター
VS.
WBA世界フライ級6位、WBCラテンフライ級王者(防衛1回)
☆ キービン・ララ(ニカラグア)
http://www.tbs.co.jp/sports/boxing/match20160720/profile02.html
1994年10月2日生まれ、ニカラグア チナンデガ出身
20戦18勝(6KO)1敗1分

●井岡 一翔 Official Site [Bridge Of Glory ~一翔 Story~]
http://www.kazutoioka.com/
●井岡ボクシングジム
http://www.ioka-boxing.com/
●井岡ボクシング・プロフェッショナル 井岡ボクシング・ジム公式ブログ
http://ameblo.jp/ioka/

和氣信吾.jpg

◎ IBF世界スーパーバンタム級王座決定12回戦
http://wakeshingo.sakura.ne.jp/

IBF世界スーパーバンタム級1位、前OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者(防衛5回)
☆ 和氣信吾(古口ボクシングジム)
http://www.tbs.co.jp/sports/boxing/match20160720/profile03.html
1987年7月21日生まれ、岡山県 岡山市出身
26戦20勝4敗2分、左ボクサーファイター
※(12KO)と(11KO)の表記アリ。
VS.
同級2位
☆ ジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)
http://www.tbs.co.jp/sports/boxing/match20160720/profile04.html
21戦21勝(21KO)無敗、右ボクサーファイター
1989年7月17日生まれ、ドミニカ共和国サント・ドミンゴ州ボカ・チカ出身

●リーゼントボクサー和氣慎吾 オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/cool0224/
●和氣慎吾後援会Facebookページ
https://www.facebook.com/wakeshingo.kouenkai/
●古口(こぐち)ボクシングジム
http://www.koguchi-gym.com/


[ボクシング写真展]

パンチを予見する男  福田直樹写真展 ~渡米15年の軌跡~
https://www.jbc.or.jp/rls/2016/0719.html
http://efight.jp/news-20160713_241625
7月23日(土)~31日(日)12:00~19:00
入場無料/会期中は無休
会場:AL 1F Main Space
(東京都 渋谷区 恵比寿南3-7-17)
http://al-tokyo.blogspot.jp/2016/07/15.html
■オープニングレセプション
7月22日(金)17:00~20:00
■トークイベント
7月26日(火)19:00~20:00(18:30受付開始・申込み不要)
福田直樹 × 飯田覚士(元WBA世界スーパーフライ級王者)×高柳謙一(WOWOWエキサイトマッチ担当アナウンサー)
・福田直樹(ふくだ・なおき)
2001年にラスベガスへ移住し、全米各地で年間約400試合を撮影。2008年から米国の世界的な専門誌『リング・マガジン』のメインカメラマンを8年にわたって務めた。2012年、「WBC(世界ボクシング評議会)フォトグラファー・オブ・ジ・イヤー」に選出。


[今後の世界戦スケジュール(予定)]

●8月31日(水)
ダブル世界戦(東京・大田区総合体育館)

ライトフライ級チャンピオン
田口良一(29歳/ワタナベジム)
27戦24勝(11KO)2敗1分
VS.
同級1位、元WBAミニマム級王者
宮崎 亮(27歳/井岡ジム)
28戦24勝(15KO)1敗3分

スーパーフライ級チャンピオン
河野公平(35歳/ワタナベジム)
41戦32勝(13KO)8敗1分
VS.
同級暫定チャンピオン、元WBAフライ級王者
ルイス・コンセプション(30歳/パナマ)
38戦34勝(24KO)4敗

●9月4日(日)
ボクシングフェス9.4 ~井上尚弥 世界タイトルV3戦~
(スカイアリーナ座間)※神奈川県 座間市は井上兄弟の出身地。

WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ
チャンピオン
井上尚弥(23歳/大橋ジム)
10戦10勝(8KO)無敗
VS.
同級3位
ペッチバンボーン・ゴーキャットジム(30歳/タイ)
46戦38勝(18KO)7敗1分
(※来日戦績:5戦1勝4敗)

ノンタイトル戦
WBCスーパーフライ級5位、前OPBF東洋太平洋スーパーフライ級王者
井上拓真(20歳/大橋ジム)
7戦7勝(2KO)無敗
VS.
WBCフライ級12位、WBOフライ級15位
フローイラン・サルダール(27歳/フィリピン)
25戦23勝(14KO)1敗1分

ロンドン五輪バンタム級銅メダリスト
清水 聡(大橋ジム)プロデビュー戦

●9月16日(金)
ワールドプレミアムボクシング Vol.24/ダブル世界タイトルマッチ
(エディオンアリーナ大阪 第1競技場)

WBC世界バンタム級チャンピオン(防衛10回)
山中慎介(33歳/帝拳ジム)
27戦25勝(17KO)2分
VS.
同級1位、元WBAバンタム級王者(防衛12回)
アンセルモ・モレノ(31歳/パナマ)
41戦36勝(12KO)4敗1分

2階級制覇:元WBC世界バンタム級王者、元WBC世界フェザー級王者
WBC世界スーパーバンタム級4位
長谷川穂積(真正ジム)
40戦35勝(15KO)5敗
VS.
WBC世界スーパーバンタム級チャンピオン
ウーゴ・ルイス(29歳/メキシコ)
39戦36勝(32KO)3敗

8月末から毎週、楽しみが続きますね~!! でも、井上ブラザーズの試合日以外は平日の開催って…!? 土曜か日曜か祝日にしてほしかったよ~(泣)。

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F1イギリスGP:不運続きのニコちゃんは、FIAにイジメられてる!? [ボクシング・F1・ラグビー]

シルバーストン.png

イギリスGPの舞台となる「シルバーストン・サーキット」は、イングランド中部にあります。このサーキット名を覚えたのは、中嶋 悟がF1レーサー時代に「若い頃、イギリスF3やヨーロッパF2に参戦した時期にも走った所で、好きなサーキットだ」と語ったという記事を読んだからでした(たぶん)。

シルバーストンでは1987年のイギリスGPで、こんな記録が残っています。

優勝:ナイジェル・マンセル(ウィリアムズ・ホンダ)
2位:ネルソン・ピケ(ウィリアムズ・ホンダ)
3位:アイルトン・セナ(ロータス・ホンダ)
4位:中嶋 悟(ロータス・ホンダ)

ホンダのエンジンを積んだマシンが、1位~4位を独占したんですよ~! しかも、中嶋はこの年が34歳でのF1デビュー。とても感激したレース結果でした♪

それから29年後のイギリスGP。予選1位は前回、逆転優勝のハミルトン(メルセデス)、2位には同僚のニコ(メルセデス)、3位・4位はマックスくん&リカルドの「レッドブル」コンビ。「マクラーレン・ホンダ」のアロンソは9番手、バトンは17番手からのスタートに。
ベッテル(フェラーリ)は予選6位だったのですが、ギアボックス(変速装置)交換のペナルティで5グリッド降格となり、11番手に後退させられました。

決勝の日は直前に豪雨となり、セーフティカー先導でスタート。前のクルマが真っ白の大きな水煙を上げると、後続車も何も見えなくなる状態。それでも天候は徐々に回復し、雨上がりのウエットな路面から曇り、そして晴れのドライな路面へと目まぐるしく変わりました。
スリップするマシンも続出し、大きくコースを外れたり、リタイアを余儀なくされたりするクルマも。タイヤ交換のため、ピット前に各車がズラリと並ぶ場面も見られました。

そんな悪条件でも結果的に5位までに入ったのが、予選の上位5人と同じ顔ぶれだったのです。

母国での優勝を勝ち取ったハミルトンは、マシンに乗ったままウィニングラン。コックピットから飛び出たと思ったら、両手を高々とあげてスタッフの輪の中へ体ごとダイブ。地元のファンの前にも駆け寄り、手を振りながら走り回っていました。52周を走り終えた直後だというのに凄い体力ですね~。よほどうれしかったのでしょう。

しかし、3位内の入賞者の控室では、ハミルトンと同僚のニコちゃんは目を合わさず、互いに声も掛けず。やっぱり前回の接触事件が尾を引いているんでしょうねぇ…。

「メルセデス」のニコは2位に入ったものの、レースの終盤にギアボックス(変速装置)のトラブルが発生し、無線通信でチームに報告。その際、エンジニアと交信した内容がレース後の審議の対象となりました。

FIA(国際自動車連盟)は、レースの最中にチームからドライバーに無線で技術的なアドバイスをしてはいけないという規制を設けているので、ルール違反と判断。ニコは10秒のペナルティが加算されたことで3位に降格となりました。

ニコは「チームは規則について熟知しているから、エンジニアの指示はルールから逸脱していないはず。チームを信じている」とコメント。メルセデス側もFIAに対し、上訴する意向だそうです。

FIAはドライバーとチーム間の無線通信のやり取りについて、緊急事態に繋がる連絡以外でも自由にさせたら悪用される恐れがあるという見解のようです。…悪用って、どんなこと!?

F1マシンは公道を走る一般の乗用車とは全く異なるもので、ステアリング(ハンドル)を見ても小さなボタンやらダイヤルやらが二十数個ぐらい(?)付いていて、それらの機能を覚えたり、ボタンの組み合わせによる効果を体得したりすることも、レーサーに求められるわけです。運転技術だけでなく、メカニックのスタッフが知っていることまで覚えろというのは要求し過ぎではないでしょうか。

モータースポーツとはドライバーの個人競技のように見えても、バックアップするチームがいなければ成り立たないのですから、レース中の無線指示も戦略の一つと解釈すればいいのでは? ちょっとしたことが大事故や死に繋がることもありうるだけに、小さなトラブルでも、そのつど早めに回避できる体制づくりが重要だと思います。

※F1のハンドルって見たことないなぁと思う方は、「F1 ハンドル」というキーワードで検索し、画像をチェックしてくださいね~(このページに貼り付けられる著作権フリーの画像が見つからなかったので)。

ニコちゃんが3位に降格となったので、レース結果で3位だったマックスくんは前回に続いて表彰台に立ったのですが、最終的には2位ということに。私の贔屓(ひいき)のリカルドは4位(なかなか表彰台に届きませんね~)、「マクラーレン・ホンダ」はバトンが12位、アロンソが13位で完走しました。


第10戦:イギリスGP 7月8日~10日
シルバーストン・サーキット(ノーサンプトンシャー州シルバーストン)

[予選の結果(10位まで)]
1位(ポールポジション):ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2位:ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
3位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
4位:ダニエル・リカルド(レッドブル)
5位:キミ・ライコネン(フェラーリ)
6位:バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)
7位:カルロス・サインツ(トロ・ロッソ)
8位:ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)
9位:フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
10位:セルジオ・ペレス(フォース・インディア)

[決勝の入賞ドライバーとコンストラクターズ]
1位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
3位:ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
4位:ダニエル・リカルド(レッドブル)
5位:キミ・ライコネン(フェラーリ)
6位:セルジオ・ペレス(フォース・インディア)
7位:ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)
8位:カルロス・サインツ(トロ・ロッソ)
9位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
10位:ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)

「マクラーレン・ホンダ」
12位:ジェンソン・バトン
13位:フェルナンド・アロンソ

「フェラーリ」
5位:キミ・ライコネン
9位:セバスチャン・ベッテル

「レッドブル」
2位:マックス・フェルスタッペン
4位:ダニエル・リカルド

【動画】マーカス・エリクソンがクラッシュ / F1イギリスGP フリー走行3回目
http://f1-gate.com/movie/f1_31855.html
【動画】2016 F1イギリスGP 予選ハイライト
http://f1-gate.com/movie/f1_31870.html
【動画】F1イギリスGP 決勝レース ハイライト
http://f1-gate.com/movie/f1_31893.html
【動画】 2016 F1イギリスGP ディレクターズカット
http://f1-gate.com/movie/f1_31959.html

[参考サイト]
●F1-Gate.com(運営者の表示なし)
http://f1-gate.com/

●F1速報(サンズ)
http://f1sokuho.mopita.com/pc/free/index.php?

●Formula One World Championship(F1世界選手権)公式サイト ※英語のみ
https://www.formula1.com/
・VIDEO(動画集)
https://www.formula1.com/content/fom-website/en/video.html

※Silverstone circuit/File:Silverstone circuit.svg 出典:ウィキメディア・コモンズ (Wikimedia Commons)/投稿者:Gustavo Girardelli

[このブログ内の関連記事]
●2016年F1開催スケジュール
http://chie-relish.blog.so-net.ne.jp/2016-03-15
※ほかの記事は、ページ内の検索ボックスに「F1」と入力して検索を。

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F1オーストリアGP:バトン6位入賞! アロンソとニコ・ロズベルグは散々な目に。 [ボクシング・F1・ラグビー]

レッド・ブルリンク.png
「マクラーン・ホンダ」のジェンソン・バトンは予選で5番手のタイムを記録! 初戦以来、不遇をかこつ状況だったので、ストレスも溜まっていたことでしょう。ヨカッタね~!!
しかし、フェルナンド・アロンソは予選で2回目の走行に出る直前に、タイヤのカバー(タイヤ・ブランケット)を外したら、新品じゃなくて1回目に使った古タイヤが出てきたという…!(驚)。

スタッフは誰も確認していなかったということですよね。そのせいでアロンソは、スムーズにいけば3回目のタイムアタックにも挑戦できたのに…という思いから、「小学生レベルのミスをするなんて悔しい」とコメントしています。可哀想に。
「マクラーン・ホンダ」の皆さま、こういう自滅パターンの凡ミスは最悪です! チェック体制の引き締めを~!!(すでに伝達が徹底されたでしょうけどね)。

決勝前に、ギアボックス(変速装置)の交換やイエローフラッグ無視によるペナルティが科せられたドライバーが5人いました。決勝のスタート地点では予選のタイムが速かったマシンから順に2台ずつの列を作るのですが、罰則を科せられたマシンは「グリッド降格」といって、後ろのほうの列へ回されちゃう。
今回はニコちゃん(メルセデス)が予選2番手だったのに6番グリッドへ、ベッテル(フェラーリ)も予選4番手から9番グリッドへ下げられてのスタートとなりました。

彼らに替わって昇格し、前方のグリッドにつける人たちもいます。一番前の列には予選トップのハミルトン(メルセデス)と、予選3番手から1つ前へ出られた、もう一人のニコちゃん(フォース・インディア)。2列目には5番手だったバトン(マクラーレン・ホンダ)が浮上し、キミちゃん(フェラーリ)と並ぶことに。アロンソは14番手から。

バトンはうまく発進できて、最初はハミルトンに続いて2位を走っていました。レースの1/3以上が過ぎたあたりで、ベッテル車の右の後輪が破裂してクラッシュ。黒いゴムがあちこちに飛び散り、ベッテル車はコースを横切ってから、またバックしたので、後続車がスレスレでよけるという肝を冷やすシーンも。セーフティカーが入って仕切り直し。
後日の情報によると、コース上にデブリ(破片)があったのがバースト(パンク)の原因のようです。

そして、最終周。先頭は「メルセデス」のニコちゃんで、すぐ後ろにハミルトンが張り付いていました。ニコはブレーキに問題を抱えていましたが、ラスト1周なのでコントロールは可能だと思っていたそうです。しかし、ハミルトンが追い抜きを仕掛けて2台は接触。ニコ車は損傷して4位に後退してしまい、ハミルトンが先にゴールしました。

ニコはレース後の審議対象となり、映像等で確認した結果、「ハミルトンはロズベルグの前にいて並走以上の状況だった。接触がなければ、ハミルトンは接触したコーナーのコース上で方向転換できたはず。ニコはハミルトンにスペースを与えなかったので、ニコに事故の責任がある」と発表され、接触を引き起こしたとして10秒加算のペナルティに加え、フロントウィングが壊れたまま走り続けてデブリ(破片を)を散らしたことでもペナルティが2ポイント加算。

でもねぇ、私にはハミルトンが無理に仕掛けたから、ぶつかってしまったようにしか見えないんです。ニコちゃんだけに責任を取らせるのは不公平だとも思うのですが…。事実、表彰式ではハミルトンに対し、観客からブーイングが浴びせられたとか。

個人として優勝を目指す以上、チームメイトといえども争うのは当然という見方もあると思いますし、私が昔、観戦していた頃も「ウイリアムズ・ホンダ」時代のピケとマンセルのバトルには、しょっちゅうハラハラさせられました。

しかし、今回のハミルトンはどうかな……。彼の表彰台での笑顔を観て、物凄く精神的にタフな人なんだろうとも思いました。私はペーパードライバーなので、テクニックが全然わかっていないとも言えますが、なんのためのチームメイトなのよ?

どういうレース展開だったの?と興味が湧いた方は、以下の動画をご覧くださいまし。

【動画】メルセデス、最終ラップで同士討ち / F1オーストリアGP
http://f1-gate.com/movie/f1_31744.html
【動画】ロズベルグとハミルトンの車載カメラ / F1オーストリアGP
http://f1-gate.com/movie/f1_31777.html

さて、2位には18歳のマックスくん(レッドブル)が入り、2度目の表彰台に立ちました。3位はキミちゃん(フェラーリ)。「マクラーレン・ホンダ」のジェンソン・バトンは6位入賞という快挙! アロンソは残念ながらリタイア。

今回のサーキットのスタッフはオーストリアの民族衣装という姿で、とても素敵でした。バブル期のモータースポーツ会場にはハイレグのレースクイーンだらけでしたが、クルマの国際的なレース会場には、派手なメイクに体操用だか水着だかわかんない恰好より、主催国の伝統的な衣装というのはいいなぁと思いました。トロフィーもレッドブル・リンクのコースの形を模したもので、それも洒落ていますね。

レース後のインタビューを受けるバトンの表情がとても明るかったので、メルセデス同士の接触という後味の悪さが少し救われた感じがしました。


●第9戦:オーストリアGP 7月1日~3日
レッドブル・リンク(シュタイアーマルク州シュピールベルク)

[予選の結果(10位まで)]
1位(ポールポジション):ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2位:ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
3位:ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)
4位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
5位:ジェンソン・バトン(マクラーレン)
6位:キミ・ライコネン(フェラーリ)
7位:ダニエル・リカルド(レッドブル)
8位:バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)
9位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
10位:フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)

[決勝の入賞ドライバーとコンストラクターズ]
1位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
3位:キミ・ライコネン(フェラーリ)
4位:ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
5位:ダニエル・リカルド(レッドブル)
6位:ジェンソン・バトン(マクラーレン)
7位:ロマン・グロージャン(ハース)
8位:カルロス・サインツ(トロ・ロッソ)
9位:バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)
10位:パスカル・ウェーレイン(マノー)

「マクラーレン・ホンダ」
6位:ジェンソン・バトン
リタイア:フェルナンド・アロンソ

「フェラーリ」
3位:キミ・ライコネン
リタイア:セバスチャン・ベッテル

「レッドブル」
2位:マックス・フェルスタッペン
5位:ダニエル・リカルド

【動画】2016 F1オーストリアGP 予選ハイライト
http://f1-gate.com/movie/f1_31724.html
【動画】2016 F1オーストリアGP 決勝レース ハイライト
http://f1-gate.com/movie/f1_31757.html
【動画】2016 F1オーストリアGP ディレクターズカット
http://f1-gate.com/movie/f1_31817.html

[参考サイト]
●F1-Gate.com(運営者の表示なし)
http://f1-gate.com/

●F1速報(サンズ)
http://f1sokuho.mopita.com/pc/free/index.php?

●Formula One World Championship(F1世界選手権)公式サイト ※英語のみ
https://www.formula1.com/
・VIDEO(動画集)
https://www.formula1.com/content/fom-website/en/video.html

※F1 circuit A1 Ring:File:Circuit A1 Ring.png 出典:ウィキメディア・コモンズ (Wikimedia Commons)/投稿者:Arz

[このブログ内の関連記事]
●2016年F1開催スケジュール
http://chie-relish.blog.so-net.ne.jp/2016-03-15
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F1ヨーロッパGP:世界遺産の建造物も並ぶ市街地コースで初の開催。 [ボクシング・F1・ラグビー]

バクー.png
北のロシアと南のイランに挟まれたアゼルバイジャンは、北海道よりやや大きい面積の国で天然資源が豊富。しかしながら、西側のアルメニアとの紛争で今年の4月にも軍事衝突が発生したばかりでした。

F1のレースが初開催となった首都のバクーは東の沿岸に位置し、カスピ海に面した所。1周が約6kmという設計で、空撮の映像を見ると現代的な高層タワーに緑あふれる公園のほか、歴史を感じさせる中世の城壁(?)風の建築物もあります。クラシカルな建物と建物の狭い道や緑の中をすり抜けるようなコースで非常にスリリング。

調べてみると古い建物群は「イチェリ‐シャハル(イチェリ‐シェヘルとも)」と呼ばれる旧市街地の一部でした。12世紀に築かれた石造りの城壁と歴史的建造物が残っており、世界文化遺産に登録されています。城壁の一部の「シェマハ門」付近のS字カーブは道幅が7.6mしかなく、車1台がようやく通れる狭さ。でも、海岸沿いには約2.2kmにわたる長いストレートもあり、設計時から速度は平均211km/h、最高340km/hに及ぶ世界最速の市街地コースになると予想されていたとか。
バクー02.png
F1なんて興味ないも~ん!という方も、コースの動画だけでも観てみませんか? 車載カメラの映像なので自分がハンドルを握っているか助手席に座っているような気分が味わえます。私のようなペーパードライバーだと、怖くて思わずブレーキを踏みそうになりますけどね~(笑)。
●【動画】バクー・シティ・サーキット / F1ヨーロッパGP (アゼルバイジャン)
http://f1-gate.com/movie/f1_31505.html

このスピードだけでも充分、速く感じますが、F1の速さを体感したい人は、この記事の少し下にある予選や決勝の動画もチェックしてください。一部には空撮もあるので全体の様子がわかります。

スピードの出るコースだと危険性も増すため、ハミルトン以外のドライバーたちは安全性を批判したそうですが、F1の権利関係やら何やらを牛耳っている商売人のバーニー・エクレストンは「受け入れるか、家に帰るかだ」と言い放ったとか。
バーニーじいさんが健在と知ってビックリしましたよ~。昔から黒い噂もある“F1界のドン”とかボスとか言われていましたが、85歳になっても現役で仕切っているとは…。しかも、下の世代の規範となる言動ならともかく、自分もドライバーだったのに現役ドライバーたちの安全性を最優先しない発言ってどうなの!? ぷんぷん!!(怒)。

さて、予選ではリカルド、ペレス、ハミルトンがクラッシュしましたが、決勝はスタート直後に下位のマシンが接触した以外は波乱もなく、予選の順位もそんなに入れ替わらずフィニッシュ。
「メルセデス」のニコちゃんがポール・トゥ・ウィン! ギアボックス(変速装置)の交換で7番手に降格となったメキシコ出身のペレスが2位に入り、メキシコの旗を持った観客グループが大喜びしていました。
ハミルトンは10番手からの発進でしたが、ストレートで伸びる伸びる~。順位をグングン上げて5位入賞…と思いきや、パワーユニット(動力源)にトラブルがあったそうで、それがなければ、もっと追い上げられたとか。へぇ~。

3番手から好スタートを切ったリカルドは早めの周回でタイヤ交換し、2回ピットインして伸び悩んだまま7位に終わりました(涙)。「レッドブル」のマシンの不調は同僚のマックスくんも似た状況だった様子。
「フェラーリ」のキミちゃんは、このところ4~5位で停滞中。レース後のインタビューにもサングラスをしたまま浮かない表情でボソボソと答えていました。
「マクラーレン・ホンダ」のアロンソは14番手、ジェンソン・バトンは19番手からのスタートで、後半になってアロンソがズルズル遅くなってきた~?と思ったら、45周目にピットへ戻ってしまいました。ギアボックスの故障で減速できなくなってリタイア(泣)。バトンは11位で完走しました。

●第8戦:ヨーロッパGP 6月17日~19日
バクー・シティ・サーキット(アゼルバイジャンの首都バクー)
※市街地コース

[予選の結果(10位まで)]
1位(ポールポジション):ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
2位:セルジオ・ペレス(フォース・インディア)
3位:ダニエル・リカルド(レッドブル)
4位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
5位:キミ・ライコネン(フェラーリ)
6位:フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)
7位:ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)
8位:バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)
9位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
10位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)

[決勝の入賞ドライバーとコンストラクターズ]
1位:ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
2位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
3位:セルジオ・ペレス(フォース・インディア)
4位:キミ・ライコネン(フェラーリ)
5位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
6位:バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)
7位:ダニエル・リカルド(レッドブル)
8位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
9位:ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)
10位:フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)

「マクラーレン・ホンダ」
11位:ジェンソン・バトン
リタイア:フェルナンド・アロンソ

「フェラーリ」
2位:セバスチャン・ベッテル
4位:キミ・ライコネン

「レッドブル」
7位:ダニエル・リカルド
8位:マックス・フェルスタッペン

【動画】2016 F1ヨーロッパGP 予選ハイライト
http://f1-gate.com/movie/f1_31561.html
【動画】2016 F1ヨーロッパGP 決勝レース ハイライト
http://f1-gate.com/movie/f1_31590.html
【動画】2016 F1ヨーロッパGP ディレクターズカット
http://f1-gate.com/movie/f1_31629.html

[参考サイト]
●F1-Gate.com(運営者の表示なし)
http://f1-gate.com/

●F1速報(サンズ)
http://f1sokuho.mopita.com/pc/free/index.php?

●Formula One World Championship(F1世界選手権)公式サイト ※英語のみ
https://www.formula1.com/
・VIDEO(動画集)
https://www.formula1.com/content/fom-website/en/video.html

※サーキットのコース画像:File:Baku-F1-Street-Circuit-rev1.png 出典:ウィキメディア・コモンズ (Wikimedia Commons)/投稿者:MotorOilStains

※バクー市概図(赤線がサーキット走路):File:Baku-F1-Street-Circuit-Openstreetmaps.png 出典:ウィキメディア・コモンズ (Wikimedia Commons)/投稿者:[コピーライト] OpenStreetMap contributors, CC-BY-SA 2.0 / MotorOilStains

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F1カナダGP:ハミルトンがモハメド・アリに捧げた優勝。 [ボクシング・F1・ラグビー]

ジル・ヴィルヌーヴ・サーキット01.png

カナダGPの舞台は河川の中州に造られたノートルダム島にある「ジル・ヴィルヌーヴ・サーキット」。この名称は1976年と1977年にF1世界王者となったジル・ヴィルヌーヴ(1950年1月18日~1982年5月8日)の功績を讃えたものです。
ヴィルヌーヴは32歳のときにレース中の大事故で亡くなりました。何作ものF1映画で彼のクラッシュ場面を観ましたが、体が宙を舞い、ポールにぶつかって、首が妙な方向へねじれ…という悲惨なものでした。
息子のジャックは11歳で父を失いましたが、1997年にはF1チャンピオンとなったのです。

このサーキットのスタートラインには「Salut Gilles(サリュー、ジル)」という文字が記されています。こういうセンス、素敵だな~と思いますね。「salut」はフランス語で親しい人に使う気軽な挨拶の言葉。英語の「Hi(ハーイ)」のような感じですが「バイバイ」の代わりにも使えるらしいので、韓国語の「アンニョン!」のほうが近いかも? 日本語だと「やあ!」と訳されていますが、近代の小説や映画ならともかく、今の時代、そんな挨拶をする人に会ったことはないよ~(笑)。
ジル・ヴィルヌーヴ・サーキット02.JPG
カナダのコースは長いストレートも有名で、トップスピードに乗って飛ばすマシンも見ものですが、最終コーナーで右へ切る瞬間に減速が遅れると大きくふくらみ、壁をこすったり壁に突っ込んだりしてしまう。「チャンピオンの壁(Wall of the Champions)」と呼ばれる難所ですが、その名の通り、多くの名ドライバーがクラッシュしてリタイアした経験があるとか。
この壁にはフランス語で「Bienvenue au Québec(ビアンヴニュ オ ケベック/ようこそケベック州へ)」と書いてあるそうですが(ジョーク?)、今回はグリーンが基本色の「ハイネケン」のロゴマークがズラリと並んでいました。

視聴の際はイギリスのスポーツ専用チャンネルを見つけました。広告のジャマもなく快適に観られたのですが、翌日、ウイルスチェックをしたら「有害なWebサイト」が3つ検出。保護できているので問題はなかったのですが、やっぱり海外のサイトにアクセスするときは通常以上に注意しないと!と思いました。

決勝はセバスチャン・ベッテルのスタートが秀逸でしたね~。3番手の位置から発進直後、外側から切り込むように内側へ入り、メルセデス車2台を一気に抜いて首位を奪いました。ベッテルは2010年~2013年のF1チャンピオンですから実力はお墨付き。抜かれたハミルトンとロズベルグは接触してしまい、前者は2位で追い上げ、後者はいったんコースから外れて後退。

「マクラーレン・ホンダ」のジェンソン・バトンは12番手からのスタートでしたが、11周目にエンジンのトラブル発生。マシンは煙と火花を上げて停止し、リタイア(涙)。

ジル・ヴィルヌーヴのライバルだったケケ・ロズベルグの息子のニコは、5位まで追い上げて残り2周でマックスくんを抜こうとした瞬間、痛恨のスピン…。燃料はほとんど残っていなかったそうです。

表彰式では俳優のマイケル・ダグラスが登場。すっかり銀髪と言うか白髪になって~と思ったら71歳だそうですよ。しかも2010年にステージⅣの喉頭がんに罹患していることを公表したとか。とても元気そうなダンディぶりでした。
再婚した奥さんが、夫婦で同じ誕生日のキャサリン・ゼタ=ジョーンズ(46歳)だとも知りませんでしたが、奥さんのほうは2011年に双極性障害(以前の躁鬱病)の治療を受けていると公表。子ども2人も含め、家族みんなで支え合っているのかな。

さて、マイケル・ダグラスは大観衆を前に「ボンジュール、モントリオール!」と快活に挨拶し、1位のハミルトン、2位のベッテル、3位のボッタスの順にインタビューしました。F1のことも選手のことも、よく知っているようです。長年のF1ファンなんでしょうね~♪

「マクラーレン・ホンダ」のアロンソは11位で完走しました。またハミルトンの優勝か~、プロストやシューマッハと同じく強すぎるから、つまんないな~と思ったのですが、ハミルトンはレース終了後、以下のようなことを語ったそうです。

「残りの10~15周の間はモハメド・アリのことを考えていた。『蝶のように舞い、蜂のように刺す』。まさに僕は舞っているような感覚だった。誰もがそうだと思うけど、僕にとってもアリは本当に大きな影響を与えてくれた人だ。だから今回の勝利はアリに捧げたい」

ボクシングファンの私だけに胸を衝(つ)かれる思いがしました。特にハミルトンはデビュー前から「F1史上初の黒人ドライバー」という話題で取り上げられることも多かっただけに、超人的なボクサーとしてのアリだけでなく、黒人差別に抵抗し続けたアリの生き方も励みとなったのではないでしょうか。
ハミルトンが優勝を重ねていくことは、後に続く黒人ドライバーの門戸を大きく広げることに繋がるでしょう。

●第7戦:カナダGP 6月10日~12日
ジル・ヴィルヌーヴ・サーキット(ケベック州モントリオール)

[予選の結果(10位まで)]
1位(ポールポジション):ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2位:ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
3位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
4位:ダニエル・リカルド(レッドブル)
5位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
6位:キミ・ライコネン(フェラーリ)
7位:バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)
8位:フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)
9位:ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)
10位:フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)

[決勝の入賞ドライバーとコンストラクターズ]
1位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
3位:バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)
4位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
5位:ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
6位:キミ・ライコネン(フェラーリ)
7位:ダニエル・リカルド(レッドブル)
8位:ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)
9位:カルロス・サインツ(トロ・ロッソ)
10位:セルジオ・ペレス(フォース・インディア)

「マクラーレン・ホンダ」
11位:フェルナンド・アロンソ
リタイア:ジェンソン・バトン

「フェラーリ」
2位:セバスチャン・ベッテル
6位:キミ・ライコネン

「レッドブル」
4位:マックス・フェルスタッペン
7位:ダニエル・リカルド

【動画】カルロス・サインツ、“ウォール・オブ・チャンピオンズ”でクラッシュ
http://f1-gate.com/movie/f1_31408.html
【動画】2016 F1カナダGP 予選ハイライト
http://f1-gate.com/movie/f1_31423.html
【動画】2016 F1カナダGP 決勝レース ハイライト
http://f1-gate.com/movie/f1_31447.html
【動画】2016 F1カナダGP ディレクターズカット
http://f1-gate.com/movie/f1_31511.html

[参考サイト]
●F1-Gate.com(運営者の表示なし)
http://f1-gate.com/

●ESPN F1 日本語版(スポーツブランディングジャパン)
http://ja.espnf1.com/

●Formula One World Championship(F1世界選手権)公式サイト ※英語のみ
https://www.formula1.com/
・VIDEO(動画集)
https://www.formula1.com/content/fom-website/en/video.html

●F1速報(サンズ)
http://f1sokuho.mopita.com/pc/free/index.php?

※コースの画像(Track map for use with Circuit Gilles Villeneuve):File:Île Notre-Dame (Circuit Gilles Villeneuve).svg 出典:ウィキメディア・コモンズ (Wikimedia Commons)/投稿者:Will Pittenger

※"Salut Gilles"と書かれたジル・ヴィルヌーヴ・サーキットのスタートライン:File:Circuit Gilles Villeneuve MAM2.JPG 出典:ウィキメディア・コモンズ (Wikimedia Commons)/投稿者:Maria Azzurra Mugnai

[このブログ内の関連記事]
●2016年F1開催スケジュール
http://chie-relish.blog.so-net.ne.jp/2016-03-15
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“逆転の貴公子”高橋ナオトのプロフィール・戦績・著作・関連記事。 [ボクシング・F1・ラグビー]

ワールド・ボクシング1989.3.jpg一世を風靡した大人気ボクサー、高橋ナオトさんのトークイベントが下北沢の「犬拳堂(いぬけんどう)」で開催された話の続き~♪

私は『ワールド・ボクシング』(日本スポーツ出版社)の1989年3月号を持っていって、ナオトさんにサインしていただきました! その号はマーク堀越戦の記事に加え、ナオトさんの綴じ込みピンナップ付き。「犬拳堂」に集まった方々にも見せたら、「きれいに保存してありますね!」と褒めてくれて大事そうにページをめくる姿を見て、こちらもうれしくなりました。

ただし、気に入っていた専門誌は『ボクシング・マガジン』(ベースボール・マガジン社)のほうでした。『ワールド…』より大判でデザインレベルが高いのです。アートディレクターのセンスが洗練されている感じ。それに比べると『ワールド…』は泥臭くて対照的でしたね。でも、私の周りは記事の濃さ・深さは『ワールド…』のほうだと言う人が多かったように思います。故・佐瀬 稔さんの連載「感情的ボクシング論」もありました。

なぜ『…マガジン』のナオトVS.マーク特集号を持っていないかと言うと、離婚する際、蔵書を向こうと分けたときに『…マガジン』のほうをあげちゃったんですね~(苦笑)。
ともあれ、ファンの集まりだとボクシングの話だけ何時間でも続けても誰にも怒られないし~、イヤな顔もされない。シアワセですね~♪ 食や料理が大好きな人たちと集まれば食べ物の話ばかり延々としますが、どんなジャンルでもオタクの会合って、そんな感じなのね(笑)。

以下に「高橋ナオト」の記録を書き留めておきます。ナオトさんのファンの皆さま、間違いや追加があれば、また、不明箇所がわかれば、ぜひお知らせくださいまし~! 今後、時間のあるときに少しずつ訂正したり追記したりします。

●高橋ナオト(たかはし・なおと)
本名:高橋直人
誕生日:1967(昭和42)年11月17日(金)
出身地:東京都 調布市(ちょうふし)
・ゲゲゲの鬼太郎&映画のまち♪
http://www.city.chofu.tokyo.jp

[獲得タイトル]
・第42代 日本バンタム級王者(防衛1回)
・第17代 日本ジュニアフェザー級(現・スーパーバンタム級)王者(防衛1回)

・生涯戦績:23戦19勝(14KO)4敗
・世界ランキング最高位:WBA世界スーパーバンタム級2位

[表彰]
・年間表彰選手:1986年 新鋭賞、1989年 技能賞・KO賞
・最優秀選手賞(MVP):1986年 第42回 全日本バンタム級新人王・A級ボクサー賞金トーナメント優勝
・年間最高試合賞:1987年 高橋直人(アベ) VS. 今里光男(トーア)/日本バンタム級タイトルマッチ、1989年 マーク堀越(八戸) VS. 高橋ナオト(アベ)/日本スーパーバンタム級タイトルマッチ

[高橋ナオトの軌跡](※以下、敬称略)

●1981年(13~14歳)
・中学時代は野球部に所属したが、言いたいことの言えない性格がもとで周囲とうまくコミュニケーションが取れなくなり、いじめられ孤立した存在となった。
9月 野球部を退部した頃、テレビでシュガー・レイ・レナード VS. トーマス・ハーンズのウェルター級統一戦を観て感動。ボクシングは単なる殴り合いではないと認識し、興味が湧いた。

●1983年?(15~16歳)
・中学校の卒業と同時期に実家の近所にあった「アベボクシングジム」に入門。3か月目でアマチュアデビューし、20戦を重ねた。
・「アベジム」を選んだのは自宅から近かったからで、それがほかのジムであっても入門したとのこと。他のジムより百倍も千倍も厳しい阿部幸四郎会長との出会いは偶然…。

●1985年(17歳)
2月7日 東京都立農業高等学校の食物科に在学中の高校2年時に、プロボクサーとしてデビュー。
・東京都立農業高等学校(明治42年創立)
http://www.nogyo-h.metro.tokyo.jp/
(都立高校で唯一、卒業と同時に調理師免許が取得できる…とのこと、ナオトさん、調理師免許を取得済み!?)
・関藤豊和(協栄ジム)と対戦して東日本バンタム級新人王を獲得し、最優秀選手賞(MVP)に選ばれた。

★いつの試合?:佐藤道広(?ジム)
★いつの試合?:山本博士(笹崎ジム)
★いつの試合?:古城賢一郎(ヨネクラジム)4戦目4回判定

●1986年(18歳)
3月4日 片山清一(大鵬ジム?)を2回KOで下し、全日本バンタム級新人王を獲得。最優秀選手賞(MVP)に選ばれた。
(このときは「大阪府立体育会館」での全日本新人王戦で、西日本ではなく東日本の選手がMVPに選出されるのは珍しいことだったとか)。
9月25日 「A級ボクサー賞金トーナメント」決勝で島袋忠司(のちに忠と改名/石川ジム)と対戦して優勝。最優秀選手賞(MVP)を獲得。
・年間表彰において新鋭賞を受賞。

★いつの試合?:長谷川則雄(?ジム)

●1987年(19歳)
2月1日 デビュー以来10連勝(6KO)無敗のまま、日本バンタム級王者の今里光男(トーアファイティング)に挑戦し、KO勝利。「チャンピオンカーニバル」最優秀選手賞(MVP)に選出された。
6月6日 初防衛戦で再び闘った今里光男(トーア)にKO勝利。
10月3日 2度目の防衛戦で挑戦者・小林智昭(角海老宝石ボクシングジム)に10回判定負けでベルトを失う。
(当時は減量が非常に苦しく、絶食を続けても体重は落ちなくなり、ガムを噛んで唾液を吐き続けてはコップ1杯にも溜まったことも。ついには吐血し、コップの中の液体が血でピンク色に染まったが、おいしそうなジュースに見えて飲み干したいと思ったというほど体の渇きは限界状態だったという)。
・今里光男との試合が年間最高試合に選ばれた。

★いつのエキシビション?:加納一也(?ジム)

●1988年(20歳)
1月24日 階級を上げたいと切望していたが、阿部会長はバンタム級での試合を組んだため、小林智昭が返上した日本バンタム級王座決定戦に出場。過酷な減量による影響で島袋 忠(忠司から改名/石川ジム)に6回KOで敗れる。初のノックダウンで大の字となった。
5月5日 リングネームを本名から「高橋ナオト」に変更し、1階級上のジュニアフェザー級(現・スーパーバンタム級)に転向。ソンバヨット・シンサマン(タイ)と対戦し、2回KO勝ち。
?月?日 ジョン・マティエンガ(フィリピン)と対戦し、KO勝利。
11月3日 ジュニアフェザー級1位のとき、リトル・バンゴヤン(フィリピン同級1位)と10回戦でKO勝ち。

●1989年(21歳)
1月22日 日本ジュニアフェザー級(現・スーパーバンタム級)の王者・マーク堀越(八戸帝拳)の指名挑戦者に。両者合わせて5度ダウンの激闘の末、9回2分42秒KOで王座を獲得。2階級制覇を達成。世界戦ではないのに日本テレビが生中継した。
5月13日 タイの同級王者ノーリー・ジョッキージムにKOされかかるも、3回2分26秒で逆転KO勝利。
10月14日 世界戦をという声に阿部会長は耳を貸さないまま、日本スーパーバンタム級王座の防衛戦で打越秀樹(帝拳ジム)に6回KO勝ち。打越は2Rでフックを受けたあごが骨折していた。
・王座を返上。年間表彰において技能賞とKO賞をダブルで獲得し、マーク堀越との試合が年間最高試合に選ばれた。

●1990年(22歳)
2月11日 「東京ドーム」でのマイク・タイソン VS. ジェームス・ダグラスの世界ヘビー級タイトルマッチの前座試合でノーリー・ジョッキージムと再戦。6度のダウンを喫し10回判定負け。
9月22日 エドウィン・モンタナス(フィリピン)と対戦し、TKO勝ち。

●1991年(23歳)
1月12日 韓国のフェザー級王者の朴鍾弼(パク・読み方?)と対戦。気力だけで9回まで立ち続けたナオトは最後に叩きのめされ、意識を失ったまま担架にのせられてリングから運ばれていった。後楽園ホールの観客は誰も声を発せなかった。目の前で起こったことが現実とは思えず、誰もが認めたくなかった。ただ、視線だけが担架の行き先を追っていた。満員の観客は立ち見も含めて2千人以上もいるのに、ホールは静まり返っていた。
・病院での検査によって脳内出血と判明し、引退を余儀なくされた。
9月 畑中清詞と引退記念のスパーリングを行った。

・ボクシング中継の解説者を務める。
・以前から勤めていた地元のお弁当屋さんの仕事に従事。
・パソコン会社やビルメンテナンス会社に勤務。

●1993年
自ら執筆した『ボクシング中毒者(ジャンキー)』で第1回「Number(ナンバー)スポーツノンフィクション」新人賞を受賞(同賞は第13回で終了)。
※この作品は『Sports Graphic Numberベスト・セレクション〈1〉』(スポーツ・グラフィックナンバー編/文春文庫PLUS/2003年4月/文藝春秋)に収録。

・ボクシングライターとして何本も連載をもち、執筆活動。

●1994年
・漫画家の森川ジョージの出資によるボクシングジム「JBスポーツクラブ」を設立。会長として福島 学(元・東洋太平洋スーパーバンタム級王者)らを育てた。
・森川ジョージの代表作『はじめの一歩』の登場人物「宮田一郎」は高橋ナオトがモデル。
殴られた犬の誇り:表紙カバー.jpg
●2004年11月
自叙伝『殴られた犬の誇り』(ネコ・パブリッシング)刊行。
第1章 伝説の試合とはじめの一歩
第2章 負け犬と日本一厳しいジム
第3章 始まりと終わり
第4章 会長はなにをすべきか
第5章 10年目の世界戦
第6章 敗者の誇り

●2007年
・「JBスポーツクラブ」の会長を辞任。

・「甲府ヨネクラボクシングジム」のトレーナーとして後進を育成。

●2016年
・「高橋ナオト ボクシングクラブ(TBC:TakahashiNaoto Boxing Club)」を主宰。毎週末に都内の「クロスポイント吉祥寺」(武蔵野市 吉祥寺東町)と錦糸町の「リバレーションボクシング」(墨田区 石原)でボクシングの指導を行っている。
6月 「逆転の貴公子 高橋直人トークバトル!」と題したトークイベントが、下北沢のマーシャルアーツ・カフェ&アジアンカリーBAR「犬拳堂(いぬけんどう)」(世田谷区 北沢)で開催された。


[Webサイトの関連記事]

●後楽園ホール アーカイブス ザ・インタビュー 高橋ナオト
https://www.tokyo-dome.co.jp/hall/archives/interview/takahashi/003.html
(東京ドームシティ/2002年2月24日)

●元日本バンタム級&J.フェザー級チャンピオン
高橋直人・JBスポーツクラブ会長 ランダムインタビュー
http://www.byakuya-shobo.co.jp/boxing/editorsreport/editorsreport_050618-1.html
http://www.byakuya-shobo.co.jp/boxing/editorsreport/editorsreport_050618-2.html
http://www.byakuya-shobo.co.jp/boxing/editorsreport/editorsreport_050618-3.html
http://www.byakuya-shobo.co.jp/boxing/editorsreport/editorsreport_050618-4.html
(「あしたのボクシング」編集部/2005年6月18日)

専門誌『ボクシング・マガジン』『ボクシング・ワールド』『ボクシング・ビート』の編集長を歴任した前田 衷(まえだ・まこと)さんが、半世紀の間に後楽園ホールで観た名勝負の一番にナオトVS.マークを挙げました!
●名勝負を生み続ける聖地。後楽園ホール50年の記憶。~ボクシングで最高の試合は?~
http://number.bunshun.jp/articles/-/213516
(前田 衷/Number編集部/2012年4月3日)

●<Number読者が選ぶ> ボクシング、伝説の激闘ベスト20!(国内編)
第2位 高橋ナオト×マーク堀越(9回KO/1989年1月22日)
http://number.bunshun.jp/articles/-/311488?page=5
・20位までのランキング一覧
http://number.bunshun.jp/articles/-/311488?page=6
(以上、Number編集部/2012年12月7日)

●マーク堀越さん母国で病死、高橋ナオトと名勝負
http://boxingnews.jp/news/27228/
(Boxing Newsボクシングニュース/ボクシングビート編集部/2015年6月15日)


[このブログ内の関連記事]
●高橋ナオトさんを囲む会が、シモキタの「犬拳堂」で開催されました♪
http://chie-relish.blog.so-net.ne.jp/2016-06-11

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高橋ナオトさんを囲む会が、シモキタの「犬拳堂」で開催されました♪ [ボクシング・F1・ラグビー]

1-ナオトさん(集合).jpg

格闘技の選手や関係者、ファンが集まる下北沢のバー「犬拳堂(いぬけんどう)」で、「逆転の貴公子 高橋直人トークバトル!」と題した飲み会イベントが開催されました。名前を漢字で書くとピン!と来ない人がいるかもしれませんが、ボクシング界の伝説となった2階級制覇の日本チャンピオン「高橋ナオト」さんのことですよ~♪(集合写真の中央の白いTシャツの人です)。
私はナオトさんの現役時代を知るボクシング好きの仲間たち(まさきさん、ケンちゃん&ユッキー、さんちゃん)と一緒に参加できました!

私がボクシングの試合を初めて現場で観たのは1988年7月の世界戦…と思い込んでいましたが、よく調べると、その前に『ボクシング・マガジン』の編集長だった山本 茂さんの著書『夢・敗れし者たちの』(1986年5月発行)を読んで大和田正春さんにハマり、「角海老ジム」まで練習を見に行くようになったので、'86年の夏頃からかな?
そうすると、ナオトさんが「高橋直人」時代にA級トーナメント決勝で島袋忠司さん(のちに忠と改名)と闘った試合は観たはず。その少し前の飯泉健二さんとマーク堀越戦は観ていない。後楽園ホールで最初に観た試合は何だっけ?

……うーんうーん(汗)。アルチューハイマーなので、もう記憶力はダメダメですぅ(涙)。ナマで観戦できなかった試合は、当時、一緒にホールに通い詰めていた最初の連れ合いや彼の友人たちと手分けしてビデオを手に入れて観たので、アタマの中で現場とビデオがゴッチャになっているのね。

「犬拳堂」では、引退後にテレビ放映された特別番組『さよなら 高橋ナオト』に出てくる試合のシーンを観ながら、ナオトさん自身が裏話も交えつつ解説してくださいました。贅沢ですね~!ナオトさん解説中.jpg

私は引退式のときもホールにいて、ナオトさんにサインと握手をお願いし、観戦仲間と一緒に涙しながらテンカウント・ゴングを聴いたのですが、その後、あまりにもショックだったので特別番組を観る勇気もなく、ようやくビデオで観られたのは1年後だったのを思い出しました。

ボクシングファンの間で「高橋ナオト」と言えば、即座に「マーク堀越」という名前が出てくるのですが、ダウンの応酬となったその試合が非常にドラマティックだったので、テレビかスポーツ紙か専門誌が付けたのでしょうか、「逆転の貴公子」というキャッチフレーズが生まれたわけです。

(追記:2016.6.16)
「逆転の貴公子」とは、元は第25代WBA世界フライ級王者の大場政夫(1949年~1973年/享年23)に付けられたそうです。

以下の動画はハイライト場面だけですが、世界タイトル戦ではないのにニュースとして報道されたんですよ! 日頃は、たいしてボクシング記事を載せてくれない全国紙や週刊誌などにも大きく取り上げられたのを覚えています。

●高橋ナオト VS. マーク堀越 ニュース映像
https://www.youtube.com/watch?v=Ycct8JsbkXc
(アップロード:atemi555さん)
※もっと長めの動画リンク集は後日まとめてアップしま~す。

これは1989年1月22日のことでした。私は観戦仲間と共に後楽園ホールの西側の2階で立ち見。隣に関西アクセントの男の子たちが来て、ホール全体を見渡しながら「すごいなぁ、これが後楽園ホールかぁ!」と感激したように何度も言い合っていました。
向かいの東側からマークが入場してリングに上がった瞬間、筋肉隆々の体つきを見た私たちは顔を見合わせ、「ナオト、大丈夫!?」「マーク、すげ~筋肉!」などと不安を口々に出しつつ、心配していました。

ナオトさんは3Rでの最初のダウンのあと記憶が飛んだそうで、気がついたときには9Rだったと…(驚)。その間、どれほど凄まじい闘いを続けていたことか!(号泣)。ナオトコールがホール全体に響き渡り、試合終了の瞬間、グワ~ッと地鳴りのような歓声、叫び声、泣き声、万歳、拍手…。ホール全体が物凄い興奮状態と化しました。世界戦でもちょっと見たことのない光景でしたね。
このときの観戦仲間は、最初の連れ合い、彼の古くからの友達2人、私の同僚のさんちゃんと男性ばかり4人でしたが、彼ら全員が涙する姿も初めて見たのです。

マーク堀越(本名:マーク・ブルックス)さんは引退後、アメリカへ渡って警官となったそうですが、2年前にがんで亡くなったと聞いて驚きました。享年52。渡米して幸せな日々を過ごしていたと思いたい。
この試合の実況は的確でわかりやすく伝えてくれる日テレの芦沢俊美(あしざわ・としみ)さん。ボクシングファンにはお馴染みのアナウンサーで、別のテレビ局の放映日でも、後楽園ホールのリングサイド席で熱心に試合を観る姿を何度も見かけました。近況を調べたら、芦沢さんも3年前に亡くなっていました…。おそらく享年67。もう映像で声を聴くしかないんですね。

ところで、「犬拳堂」では、もう一人の日本チャンピオンにも会えました(集合写真の一番後ろで手をあげている人です)。元・日本フライ級王者の神藤(しんどう)さん。快活で話し上手なかたでしたが、私は失礼なことに存じ上げませんでした。帰り道に、まさきさんに聞いたら「神藤太志(しんどう・ふとし)さんですよ」とフルネームを教えてくれました。

思い返せば、私は1991年初めにナオトさんが引退して以来、パタッとボクシング観戦から遠ざかったので、神藤さんの活躍した時期はボクシング自体を観ていなかったのかも…。
大和田正春さんが1987年12月の試合を最後に網膜剥離で引退、飯泉健二さんが1989年3月に網膜剥離で引退勧告され、ナオトさんまで引退しちゃったので、私はしばらく鬱状態に入った感じでした。

神藤さんは「笹崎ジム」の所属だったとか。と聞けば、“槍(やり)の笹崎”というキャッチフレーズが出てきますね。“拳聖”と呼ばれたピストン堀口のライバルで、ファイティング原田さん、たこ八郎さんなどを育てた笹崎会長の興(おこ)したジムです。
東急東横線の「学芸大学」駅の近くにあるのですが、20年ほど前、その周辺で引っ越し先を探したことがあり、不動産店のオジサンに連れられて歩いているときにジムの看板を見つけたので、「笹崎ジムって槍の笹崎のですか~?」と聞いたら、オジサンが目を剥(む)いて「なんでそんな古いこと知ってんの!?」と、たいそう驚かれたのを思い出しました(笑)。

神藤さんは笹崎ジムが名門なのに長い間、チャンピオンを出していないと知って、自分がタイトルを獲ると決意。そして、笹崎ジムに19年ぶりの王者が誕生したのでした。いい話ですねぇ(涙)。

神藤太志さんの防衛戦の動画がありましたよ~。ヒゲがなくて可愛いお顔です♪(笑)。
1994年1月17日:日本フライ級タイトルマッチ
●神藤太志 VS. 岡田明弘 Part1of4
https://www.youtube.com/watch?v=l90yhMQovnU
(アップロード:bbさん)
1Rからパンチの激しい応酬で神藤選手がダウンを喫するも復活。しか~し、3Rの直前までで映像は終わっています。続きは~!?(泣)。

さて、ナオトさんの近況ですが、どんな分野でも、あまり当てにならない「ウィキペディア」に「現在は甲府でトレーナーを続けている。」と書いてあるんですけど~、2016年6月現在、都内の吉祥寺と錦糸町で毎週末にボクシングの指導をしているとか。

ナオトさんの指導のもと、都内2か所でレッスンが受けられます!
●高橋ナオト ボクシングクラブ
(TBC:TakahashiNaoto Boxing Club)
http://tbc.xj4d.com/
基本の構えからシャドーボクシング、パンチの出し方、フォーム、ミット打ち、マスボクシング、スパーリングまで丁寧にレクチャー!

[曜日・時間]
土曜:吉祥寺 10:00~12:00(2時間)
日曜:錦糸町 10:00~12:00(2時間)
※いずれも要予約。
[料金]
男性:2,500円(税込)
女性:1,500円(税込)
※吉祥寺でも錦糸町でも同額。これはお値打ち♪

[予約先・会場・アクセス]
土曜●吉祥寺
クロスポイント吉祥寺
(東京都 武蔵野市 吉祥寺東町1-11-20 鴨下ビル1F)
http://www.shibukichi.com/contents/kichijoji/access/

日曜●錦糸町
リバレーションボクシング
http://liberation-boxing.com/
(東京都 墨田区 石原4-1-4 田代ビル1F)
http://liberation-boxing.com/about
こちらは第47代 日本フェザー級王者の木村鋭景(きむら・としかげ)さんのジムだそうです。現役の頃、応援しましたが、「帝拳ジムの優等生」とでも言いたくなる正統派の美しいボクシングスタイルでしたね。
私のボケボケの記憶をたどると~、たしか、木村さんのお父さまは『ボクシング・マガジン』を発行しているベースボール・マガジン社の『柔道マガジン』(今もあるのかな?)の編集者か記者で、私の姉貴分で校閲者のアヤネェが仕事で知り合い、木村パパさんから毎回、チケットを購入したという覚えがありますね。

1-ナオトさんと犬拳堂で.jpg
ナオトさんの会を企画してくれたお店は新宿ゴールデン街の「小鳥」つながり♪ 下北沢ではカレーのおいしい店としても有名です!

マーシャルアーツ・カフェ
&アジアンカリーBAR
●「犬拳堂(いぬけんどう)」
http://shimokitazawa-curry-inukendou.com/
東京都 世田谷区 北沢2-38-10-2F
03-3485-8698
営業時間:12:00~15:30、18:00~1:00
不定休(休業日はFacebook等のお知らせをチェック!)

・Facebookページ
http://urx.mobi/uxHm
(※短縮URL)
・ブログ
http://ameblo.jp/inukendou/
・Twitter
https://twitter.com/inukendou

[言葉の地図]
●小田急線「下北沢」駅・北口から
改札を出て左へ進み、突き当たりの「無印良品」を右折。しばらく道なりにブラブラ歩き、3つ目の十字路の向こう右手に「ローソン」のある角を左折。その通りが「下北沢一番街」で、ちょっと進んで左側にある焼鳥屋さんの2階。

●井の頭線「下北沢」駅・西口1から
線路を背にして北上し、右側の3つ目の角(「農民カフェ」の角)を右折。1つ目の角を左折し、道なりにしばらく進むとT字路にぶつかるので、その通りが「下北沢一番街」。右折して右側3軒目にあるビルの2階。

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反戦を訴え、人種差別とも闘った偉大なるボクサー、モハメド・アリ逝去。 [ボクシング・F1・ラグビー]

ファンのハチマキにサインするアリ:撮影(C)マッチャン(松尾泰男)
ハチマキにサインするアリ.jpg















ボクシングの元ヘビー級世界王者モハメド・アリが逝ってしまいました(涙)。つい先日、ゴールデン街の「小鳥」で店主の元ボクサー・佐藤洋介さんや兄貴分のマッチャンとボクシング談義で盛り上がったときに、アリの話もしたばかり。マッチャンはアリの現役の頃を知る世代なので、いろんなエピソードを教えてくれました。

松 「あの頃のヘビー級なんて、ステップなんか使えないドタドタしたデブばっかりなのに、アリは物凄くよく動くんだよ。動きが華麗だから『蝶のように舞い、蜂のように刺す』って言われたんだよ」
ち 「カシアス内藤はアリの本名のカシアス・クレイにちなんでリングネームを付けたんですよね?」
洋 「息子の律樹(りっき)は去年、負けたねぇ」
松 「アリはさ、キリスト教のマリアもキリストも白人で天使も白人しかいない、なんで黒人がいないんだ!って、カシアス・クレイは白人が付けた奴隷の名前だからモハメド・アリにするって改名したんだよ」
ち 「は~、なるほど~! 確かに西洋の宗教画で黒人の天使って見たことないなぁ。マリアもイエスも十二使徒も白人…」
松 「アフリカの『キンシャサの奇跡』も凄かったよね~」
ち 「ジョージ・フォアマン!」
松 「アリはアトランタ・オリンピックのときに久しぶりに出てきたなぁ」
ち 「聖火のね。パーキンソンで手が震えてて、あの姿を見て泣いちゃいましたよ~(涙)」
洋 「最近、どうしてんだろね?」

6月3日、早朝のニュースで「ボクシングのアリ氏が入院」という記事を読みました。呼吸器系の問題で前日に入院したけれども、容体は安定しているという内容だったのに……。

「小鳥」ではアントニオ猪木との異種格闘技戦の話も出ました。1976年6月のことで、来日中のアリを見たいと思ったマッチャンは宿泊先の「京王プラザホテル」(西新宿)へ行き、ロードワークに出てくるアリを待っていたそうです。集まったのは高校生や大学生のファンが多かったとか。

アリはマネージャーやガードマンなど何人もの男たちを従えて出てきました。ランニングを始めると、学生たちに交じってマッチャンも走ってついていったそうです。ところが、途中で雨が降り出しました。すると、アリが周りのスタッフに何事かを指示したら、スタッフたちはパパッと流しのタクシーを何台も停めて、ついてきた学生たちを乗せて元のホテルまで送ってくれたんですって! マッチャンは「俺は大人だからさ、遠慮して自分でタクシーを拾って帰ったよ(笑)」とのことですが、アリの気配りは素晴らしいですね!

マッチャンがそのときに撮った写真をずいぶん前に送ってもらったのを思い出したので、ここに載せておきま~す。

[追記(2016.6.5)]
●マッチャンに当時のレポートを送ってもらいました!
「東スポの記事に、アリが京プラ前から深夜12時~1時頃に走っていると載っていたので、一度帰宅して風呂に入ってから12時頃に京プラ裏口で待機していたけど、結局2時半頃に現れました。30分ぐらいランニングすると黒塗りの車が待っていて、アリたちは車で帰るのです。3日連続ストーカー(笑)しましたが、走るコースは3日とも違うのです。雨が降ったのは最終日でした。次の日は会社なのにバカやってました。」


[アリの軌跡]

●1942年1月17日 アメリカ南部のケンタッキー州ルイビルに生まれる。本名はカシアス・マーセラス・クレイ・ジュニア(Cassius Marcellus Clay, Jr.)。
●1954年 父親に買ってもらった新品の自転車を盗まれて交番へ行ったとき、ボクシングジムのトレーナーもしていた警官から「強くなって自転車を盗んだヤツを叩きのめせ!」と言われ、12歳(体重40㎏)からボクシングを始める。

●1960年 ローマ五輪に18歳で出場し、ライトヘビー級で金メダルを獲得。しかし、黒人に対する差別は厳しく、米国内での大会ではホテルの宿泊を拒否され、車の中で寝たという。金メダリストになっても地元の商工会議所が賞状を贈っただけで、何の式典も開催されなかった。地元のレストランへ友人と同行した際も、黒人というだけで店主が料理の提供を拒絶。アリはアメリカのために闘って勝ち取った金メダルをオハイオ川へ投げ捨てた(その後、アリは「どこかに置き忘れた」と訂正したが、金メダルの行方は不明のまま)。プロへの転向を決意。

●1964年 当時、最強のハードパンチャーと言われたソニー・リストンを破って世界ヘビー級王座を獲得。黒人公民権運動活動家のマルコムXと出会い、その思想に共鳴したことから「ネーション・オブ・イスラム(イスラム教から派生した新宗教でブラック・ムスリムとも呼ばれる)」に入信し、改宗とともにモハメド・アリと改名(ムハマド・アリ、ムハンマド・アリーとも表記/Muhammad Ali)。
※「ネーション・オブ・イスラム」はアフリカ系アメリカ人の名前を奴隷主に付けられたものとして否定する傾向がある。

●1967年 ベトナム戦争の兵役を拒否(良心的兵役拒否)したことで、無敗のままWBA世界ヘビー級王座とボクシングのライセンスを剥奪され、禁固5年と罰金1万ドルを科せられた。参戦しない理由として、「戦争はただの殺人。ベトコンに恨みはない。ベトナム人は俺を『ニガー(※黒人の蔑称)』とは呼ばなかった」と公言した。
●1969年 WBC世界ヘビー級王座も剥奪された。

●1970年 3年7か月のブランク後、ボクシング界へ復帰。
●1971年 7月に合衆国最高裁の判決によって無罪となった。

●1974年 32歳となったアリは10月にアフリカのザイール(現・コンゴ民主共和国)の首都キンシャサで、無敗の王者ジョージ・フォアマン(当時26歳)と闘い、絶対に不利と言われた予想を覆してKO勝ちし、王座を奪還。

●1975年 イスラム教スンナ派に改宗。
●1976年 6月に日本のプロレスラーのアントニオ猪木と「格闘技世界一決定戦」と銘打った試合を行った(東京・日本武道館)。
●1978年 2月にレオン・スピンクスに敗れて王座を失ったが、9月の再戦で判定勝ちし、3度目の王座獲得。

●1980年 ラリー・ホームズの王座に挑戦して敗れる。
●1981年 現役を引退。パンチの後遺症とも指摘されるパーキンソン病(パーキンソン症候群との報道もあり)を患った。頭部に浴びたパンチは計2万9000発といわれる。

●1990年 湾岸危機の際、アメリカ人の人質の解放をイラクのフセイン大統領に訴えるためにバグダッドを訪れ、15人をアメリカへ帰国させた。

●1996年 アトランタ五輪の開会式に最終点火者として登場し、聖火を灯した。このとき、アリに対して改めて金メダルが贈られた。

●2014年 尿路感染症のため入院。
●2015年 尿路感染症のため入院。
●2015年末 ドナルド・トランプがイスラム教徒の入国禁止を唱えた際、暗に批判する声明を出した。

●2016年6月 2日に呼吸不全となってアリゾナ州フェニックスの病院へ入院し、治療を受けたが翌3日には重篤な病態となり、家族に見守られて息を引き取ったと広報担当者が発表。享年74。

アリは30年以上にわたって神経疾患のパーキンソン病を患いながらも、米国社会の黒人差別を批判する活動を続け、生を全うしました。現役時代は対戦相手に対して大口を叩くので「ビッグマウス」とも揶揄(やゆ)されましたが、どんなに有名になってもファイトマネーに対して不満を言ったことはなかったとか。結婚は4回で、2番目の妻との間に4人の子、3番目の妻との間に2人の子、4番目の妻との間に養子1人。

[戦績]
生涯戦績:61戦56勝(37KO)5敗
タイトル防衛:通算19回
王座獲得:ヘビー級3回

[おもな対戦相手(私が名前を知っている人のみ)]
アーチー・ムーア、ソニー・リストン、フロイド・パターソン、ジョー・フレージャー、ケン・ノートン、ジョージ・フォアマン、レオン・スピンクス、ラリー・ホームズ、トレバー・バービックなど

アリのボクシングスタイルを表す「蝶のように舞い、蜂のように刺す」というフレーズは、トレーナーのドゥルー・バンディーニ・ブラウンが考案したそうで、元の英語は「Float like a butterfly, sting like a bee」。

「国際ボクシング殿堂」に讃えられた日本のボクサー2人の追悼コメント
●元世界フライ級・バンタム級2階級制覇の王者、「日本プロボクシング協会」終身名誉会長の原田政彦(ファイティング原田)さん
「アリは1つ年上で、我々の時代といえば『アリ』。あの時代をつくった王者だった。彼がいたからこそ我々も頑張れた。同じ時代にいてくれたことに感謝したい。もう世界中を探しても、ああいうスーパースターは出てこないだろう」

●元WBA世界ライトフライ級王者(13度防衛)の具志堅用高さん
「憧れの存在だった。アントニオ猪木との異種格闘技戦で来日した姿を一目でも見たいと早朝、宿泊先のホテルでロードワークに向かうアリを待った。今のヘビー級にアリのボクシングはない。パンチをまともにもらわず、あのリズムがカッコ良かった」

えっ!? 具志堅さんもアリの宿泊先へロードワークを見に…ってことは、マッチャンと同じ場所にいたんでしょうか~?

国際的な著名人の追悼コメントが続々と出されましたが、プロモーターのドン・キング(84歳)とボブ・アラム(84歳)の名前もあってビックリ。ご健在だったのね~(汗)。ドン・キングは今も髪の毛が逆立っているんでしょうか?(笑)。

アリは本物の「カリスマ」でした。最近ではどんな人にでも気軽に使うから、もう使いたくない言葉なんですが、本来の「カリスマ」ってこういう人なんだよ~!!と日本語を壊しまくっている連中に言いたい。

アメリカのオバマ大統領のツイート
「He shook up the world, and the world's better for it. Rest in peace, Champ.」
(ちえ意訳:彼は世界を奮い立たせ、向上させた人でした。チャンプ、どうぞ安らかにお眠りください。)

大統領はミシェル夫人との連名で、黒人差別と闘ったアリを以下のようにも讃えました。
「私たちのために闘い、マーチン・ルーサー・キング(公民権運動指導者の牧師)やネルソン・マンデラ(元南アフリカ大統領)と並び立ちました」

私は“ザ・グレーテスト”モハメド・アリに、ドナルド・トランプをKOしてほしかったな…。

絶対不利の予想を覆してKO勝ちした伝説の試合。
●1974 10 30 キンシャサの奇跡 モハメド・アリ vs ジョージ・フォアマン
(アップロード:のむらこうせい)
https://www.youtube.com/watch?v=yAKEmR27iro

生まれ故郷ルイビルの公式サイトでもアリを追悼。
https://louisvilleky.gov/
(City of Louisville, Kentucky/※英文)

ロードワークで走るアリ:撮影(C)マッチャン(松尾泰男)
走るアリ.jpg
ファンの学生らとふざけるアリ:撮影(C)マッチャン(松尾泰男)
学生とふざけるアリ.jpg


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F1モナコGP:チームのミスでリカルドのポール・トゥ・ウィンが幻に(号泣)。 [ボクシング・F1・ラグビー]

モナコGP.png

毎度のことですが、モナコの公道コースは狭い! 狭すぎ~ッ!! マリーナに係留されたヨットや青い海が見え、坂道にトンネル、リゾートホテルのプール、マンションのバルコニーから眺める人たちも…という風景は観戦者には面白いんですけどね、ドライバーには非常に困難なコースです。

予選の結果、リカルド(レッドブル)がついにポールポジション獲得! わ~い!! 前回2位のキミちゃん(フェラーリ)は11番手から、前回優勝のマックスくん(レッドブル)は予選でクラッシュし、ピットレーンからのスタートに。「マクラーレン・ホンダ」のアロンソは前回より順位を上げて9番手から、ジェンソン・バトンは13番手からの決勝を迎えました。

今回の視聴はドイツ語のサイトだったのですが、画面中央の広告が消えないので別のサイトを探したら、今度はスペイン語。選手の名前と「si(シー/はい)」しか聴き取れない(笑)。国民の英雄「アロンソ」の名も連呼されていました。

決勝スタートは雨で濡れた路面にマシンから水しぶきが上がり、接触やクラッシュでリタイアが増える中、マックスくんも左カーブでハンドルを左へ切ったのに車体は右側の壁にドカン!(悲)。

どこかでクラッシュが発生するたび、マーシャル(コース係員)の皆さんがバーッと駆けつけて、壊れたマシンを撤去したりコースに散乱した破片を集めたりするのですが、その横をF1マシンがビュンビュン通り抜けるのでヒヤヒヤしますね~。時には何かのカバーに使うようなシートがコース上に飛ばされてきたのを拾いにいくことも。

ずいぶん昔に観たF1のドキュメンタリー映画では、マーシャルの人がマシンに撥ねられて吹っ飛んだ場面がありました。そういう悲惨な死亡事故が二度と起こらないよう、主催の「FIA(国際自動車連盟)」には徹底に徹底を重ねた安全管理を!

上位の選手は安定した走りで、リカルドもずっと首位をキープ。徐々に天気が回復し、タイヤもウエットからドライに交換するマシンが多くなった頃、2位につけていたハミルトンもピットイン。その間、さらに引き離したリカルドもチームからタイヤ交換の指示を受け、余裕をもってピットインしました。

ところが~ッ!! 信じられないことに「レッドブル」のピットには交換用のタイヤが用意されていなかったのです!(驚)。クルーがオロオロしながらタイヤを運んでは交換する間、リカルドはじっとじっと耐えていました。本当ならコックピットから飛び出して、「お前ら、いったい何やってんだッ! 俺を走らせないつもりか!?」と、わめき散らしたい心境のはず。

貴重な時間を失ってコースへ戻ったリカルドは、ハミルトンの後ろを走ることになってしまいました。体中の血が逆流するほどの激怒と失望、チームへの不信感を抱えながらハンドルを握っていたことでしょう。それでも冷静にコースを読み、的確にライン取りしながら、何度もハミルトンを追い抜こうと果敢に挑戦し続けました。

しかし、追い越しにくいコース設定で予選1位がそのまま優勝となるパターンの多いモナコGPだけに、リカルドが首位に復帰することは叶いませんでした。
表彰台では今シーズン初優勝のハミルトンのはしゃぎぶりとリカルドの落胆ぶりが極端でしたが、今回のハミルトンは棚ボタ優勝ですよ。リカルドはチーム内の連絡ミスがなければ確実に優勝できただけに、悔しくてしょうがないでしょう。映像を観ながら、その心中を想像すると泣けてきました。

リカルドはレース後のインタビューで、「本来なら表彰台に立てば幸せで周りへの感謝の気持ちでいっぱいのはずなのに、惨(みじ)めだった。(前回もチームの指示でピットインを3回に増やして4位入賞に甘んじたことも含め)2度もトレーラーで轢(ひ)かれた気分だよ」と語っていました。

彼は「トロ・ロッソ」で育てられて兄弟チームの「レッドブル」へ移籍した選手ですが、こんなマヌケなチームからは抜けてほしい! もっとレベルの高いチームからオファーが来ますように! サッサと移籍しましょう!!

これまでのモナコGPでの最多優勝はセナの6勝です。天才中の天才ゆえの記録。
アロンソは5位まで浮上し、そのままゴールイン! バトンも9位に入り、「マクラーレン・ホンダ」は2選手ともポイント獲得。ホンダの皆さま、おめでとうございま~す!!!

●第6戦:モナコGP 5月26日~29日
モンテカルロ市街地コース(モンテカルロ地区)
※公道コース

[予選の結果(10位まで)]
1位(ポールポジション):ダニエル・リカルド(レッドブル)
2位:ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
3位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
4位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
5位:ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)
6位:キミ・ライコネン(フェラーリ)
7位:カルロス・サインツ(トロ・ロッソ)
8位:セルジオ・ペレス(フォース・インディア)
9位:ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)
10位:フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)

[決勝の入賞ドライバーとコンストラクターズ]
1位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2位:ダニエル・リカルド(レッドブル)
3位:セルジオ・ペレス(フォース・インディア)
4位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
5位:フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
6位:ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)
7位:ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
8位:カルロス・サインツ(トロ・ロッソ)
9位:ジェンソン・バトン(マクラーレン)
10位:フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)

「マクラーレン・ホンダ」
5位:フェルナンド・アロンソ
9位:ジェンソン・バトン

「フェラーリ」
4位:セバスチャン・ベッテル
リタイア:キミ・ライコネン

「レッドブル」
2位:ダニエル・リカルド
リタイア:マックス・フェルスタッペン

【動画】2016 F1モナコGP 予選ハイライト
http://f1-gate.com/movie/f1_31224.html
【動画】ジョリオン・パーマー、ストレートで単独クラッシュ / F1モナコGP
http://f1-gate.com/movie/f1_31234.html
【動画】マックス・フェルスタッペン、クラッシュリタイア / F1モナコGP
http://f1-gate.com/movie/f1_31235.html
【動画】 2016 F1モナコGP 決勝レース ハイライト
http://f1-gate.com/movie/f1_31255.html
【動画】 2016 F1モナコGP ディレクターズカット
http://f1-gate.com/movie/f1_31292.html

[参考サイト]
●F1-Gate.com(運営者の表示なし)
http://f1-gate.com/

●ESPN F1 日本語版(スポーツブランディングジャパン)
http://ja.espnf1.com/

●Formula One World Championship(F1世界選手権)公式サイト ※英語のみ
https://www.formula1.com/
・VIDEO(動画集)
https://www.formula1.com/content/fom-website/en/video.html

●F1速報(サンズ)
http://f1sokuho.mopita.com/pc/free/index.php?

※サーキットのコース画像:File:Monte Carlo Formula 1 track map.svg 出典:ウィキメディア・コモンズ (Wikimedia Commons)/投稿者:Will Pittenger

[このブログ内の関連記事]
●2016年F1開催スケジュール
http://chie-relish.blog.so-net.ne.jp/2016-03-15
※ほかの記事は検索ボックスに「F1」と入力して検索を。

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F1スペインGP:史上最年少18歳の初優勝、新たな伝説が生まれた! [ボクシング・F1・ラグビー]

スペインGPコースpng.png

ネットで何とか視聴していますが、広告との闘い(?)がヒジョーに面倒。生中継サイトを開くと英語や日本語で「会員登録しないと観られないよ~ん」「Windowsエラーの修正を」「ウイルスに感染しています。〇秒以内にダウンロードを」等のメッセージを載せた誘導タイプのポップアップが入れ代わり立ち代わり出現します。全部ムシ・ムシ!

広告を閉じると、代わりにネットカジノやゲームなどのポップアップが出てくるので、それらをいちいち閉じる手間も掛かります。
まぁ無料サイトだから仕方がありませんな。海外サイトにアクセスするときはセキュリティソフトが最新バージョンかを確かめ、アドレスバーの表示もチェックします。ホントは国内サイトも同様に用心すべきなんですけどね…。

今回、辿りついたのは、なぜかスペイン語のサイト。音声は選手の名前と、たまに挟まれる英単語しか聴き取れませんけど、クルマのボディカラーや番号、文字表示でだいたいわかるから贅沢は言えませんね。
スペインGPだからスペイン語の放送がいいよね~!と無理やり思い込むことにしました(笑)。アロンソの名前がよく出てきます。彼はアストゥリアス州オビエドという所の出身だとか。

画面はしょっちゅう静止画像となるため、追い越しやら接触やらピットインにゴールインなど大事な瞬間を見逃すことも多々あるのですが、それもガマン・ガマン!(泣&笑)。

しかーし、今回はF1伝説に残るレースとなったのです!!
決勝の最前列はハミルトン、ニコちゃん、3番手は私の贔屓のリカルド、4番手は「レッドブル」に移籍したばかりのフェルスタッペン。彼らに続いてフェラーリ車2台。
「マクラーレン・ホンダ」はアロンソ10番手、ジェンソン・バトンは12番手から。

スタート直後の1コーナーでニコちゃんがハミルトンを追い抜き、すぐにハミルトンがニコを追い越すために内側へ入ろうとしたら、ニコがブロック。ハミルトンは右側の芝生を走る羽目になってスピンし、ニコと接触してハミルトンは壁に前部を突っ込み、ニコもコースアウトして2台とも運転不能に…。以上がアッと言う間の出来事でした。
1周目でフロントローのメルセデス2台がリタイアするなんて! 4戦まで絶好調だったのに、こんなことってあるんですねぇ……。あ~、ビックリした。

セーフティカーが入り、今度はリカルドがトップで再スタート。首位をキープしてゴールインかも♪と思っていたら、最後の最後に左の後輪がバーストし、1つのタイヤがない状態で走行してピットへ(涙)。

47~48周目?には画面に止まっているマシンが映り、その車体には「HONDA」のロゴが~!(汗)。アロンソのマシントラブルでした。ソフトウェアのコマンド系統に問題が発生し、ICE(内燃機関)がストップしたのが原因とのこと。
ずっと8~12位あたりにいて、もっと上位が狙えそう♪という矢先だっただけに非常にガックリしました。アロンソは故国でのGPだけに、さぞや悔しかったことでしょう(涙)。

終盤はレッドブルとフェラーリの2台ずつのバトルに。18歳のフェルスタッペンがトップに出ながらも、すぐ後ろにキミちゃんがピタリとくっついている状況。いつ抜かれるかとヒヤヒヤしているうちにチェッカーフラッグ!
マックス・フェルスタッペンは、昨年17歳でF1史上最年少デビューということで大きな注目を集めましたが、レッドブルに移籍後の初のレースで初優勝!! この優勝もF1最年少記録です。
高校生の年齢だよね!?とは思いますが、F1に参戦する時点で世界の天才ドライバーの仲間入りということですから、一般の高校生と比較することもありませんね。

F1の表彰台で初めてオランダ国歌が流れる中、胸を張りつつも、はにかむような笑顔を見せるマックスくん。おめでとう!! お父さんも元F1ドライバーですが、現役のときは3位が2回の記録。息子の勇姿を見つめ、涙していたそうです。

3位はベッテル(フェラーリ)、4位にパンクしちゃった可哀想なリカルド(レッドブル)。「マクラーレン・ホンダ」はジェンソン・バトンが9位に入り、ポイントを得ました!

同じチームでクラッシュしてしまったニコちゃんとハミルトンは、ひどく落ち込んでいたようですが、ハミルトンは自分たちドライバーのために懸命に働いている1300人以上のスタッフに対し、「チーム全員に謝りたい」とコメントしました。
1300人!? 本当に凄い規模ですねぇ、F1って…。
次回は5月29日(日)のモナコです。2人とも気を取り直して頑張って~!!

●第5戦:スペインGP 5月13日~15日
カタロニア/カタルーニャ・サーキット(カタルーニャ州バルセロナ/バルサローナ)

[予選の結果(10位まで)]
1位(ポールポジション):ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2位:ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
3位:ダニエル・リカルド(レッドブル)
4位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
5位:キミ・ライコネン(フェラーリ)
6位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
7位:バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)
8位:カルロス・サインツ(トロ・ロッソ)
9位:セルジオ・ペレス(フォース・インディア)
10位:フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)

[決勝の入賞ドライバーとコンストラクターズ]
1位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2位:キミ・ライコネン(フェラーリ)
3位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
4位:ダニエル・リカルド(レッドブル)
5位:バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)
6位:カルロス・サインツ(トロ・ロッソ)
7位:セルジオ・ペレス(フォース・インディア)
8位:フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)
9位:ジェンソン・バトン(マクラーレン)
10位:ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)

「マクラーレン・ホンダ」
9位:ジェンソン・バトン
リタイア:フェルナンド・アロンソ

「フェラーリ」
2位:キミ・ライコネン
3位:セバスチャン・ベッテル

「レッドブル」
1位:マックス・フェルスタッペン
4位:ダニエル・リカルド

●【動画】 2016 F1スペインGP 初日 ハイライト
http://f1-gate.com/movie/f1_31025.html
●【動画】 2016 F1スペインGP 予選ハイライト
http://f1-gate.com/movie/f1_31039.html
●【動画】 メルセデス、チームメイト同士で接触リタイア / F1スペインGP
http://f1-gate.com/movie/f1_31056.html
●【動画】 マックス・フェルスタッペン、18歳227日でF1史上最年少優勝!
http://f1-gate.com/movie/f1_31060.html
●【動画】 2016 F1スペインGP 決勝レース ハイライト
http://f1-gate.com/movie/f1_31075.html
●【動画】 ニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンの車載カメラ / F1スペインGP
http://f1-gate.com/movie/f1_31086.html
【動画】 2016 F1スペインGP ディレクターズカット
http://f1-gate.com/movie/f1_31114.html

[参考サイト]
●F1-Gate.com(運営者の表示なし)
http://f1-gate.com/

●ESPN F1 日本語版(スポーツブランディングジャパン)
http://ja.espnf1.com/

●Formula One World Championship(F1世界選手権)公式サイト ※英語のみ
https://www.formula1.com/
・VIDEO(動画集)
https://www.formula1.com/content/fom-website/en/video.html

●F1速報(サンズ)
http://f1sokuho.mopita.com/pc/free/index.php?

※サーキットのコース画像:File:Catalunya.svg 出典:ウィキメディア・コモンズ (Wikimedia Commons)/投稿者:Will Pittenger

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F1ロシアGP:マクラーレンW入賞!! クビアトはレッドブルをクビに。 [ボクシング・F1・ラグビー]

ロシアGPコース.png
ソチ冬季五輪のメイン会場の跡地に造られたサーキットは、一部に市街地コースを組み入れたレイアウトだそうです。

今回の「マクラーレン・ホンダ」はジェンソン・バトンが12番手、アロンソが14番手からのスタート。
開始直後、いきなり多重クラッシュ。予選2位だったベッテル(フェラーリ)は、中国GPでも接触事件のあったクビアト(レッドブル)に2回も後ろからぶつかられ、ドカンと突き飛ばされたかのように壁へ。マシンの前部がつぶれてリタイアを余儀なくされました。

ベッテルは事故直後、チームの無線に向かって嘆くように怒鳴っていました。そりゃクヤシイよねぇ(涙)。しかも、一瞬で命取りとなる現場ですから、追突されて本当にヒヤリとしたことでしょう。
2人の車載カメラの映像を観ると、最初の追突はクビアトのブレーキングが遅い感じがします。本人も「コントロールを失い、申し訳なかった」と反省の弁。しかし、2回目の追突については「(前にいた)セバスチャンが減速したから(ぶつかった)」とコメントしました。うーむ。

この事故によって、クビアトにはレース中にピットインで10秒の停止というペナルティが科せられました。さらに、レース終了後にペナルティポイント3点も追加。これは1年間有効で、累積12点となった場合はスーパーライセンスが停止され、次のレースに出場できなくなるという厳しい決まりがあります。

ベッテルの所属する「フェラーリ」だけでなく、クビアトが所属する「レッドブル」も事故の責任はクビアトにあるとコメント。ダジャレじゃないんですけど、クビアトは「レッドブル」からクビを通告され、「トロ・ロッソ」のマックス・フェルスタッペンとトレードされました。次のスペインGPから新しいチームのもとで働くそうです。

「トロ・ロッソ」は「レッドブル」の若手育成チームのような位置付けなので、クビアトは降格、フェルスタッペンは昇格ということになりますが、クビアトは22歳、フェルスタッペンは18歳という若さなので、ほかのドライバーからは「若手に厳し過ぎる処分じゃないか」「重いプレッシャーになってしまう」と思いやる声も上がっているようです。

ベッテルとクビアトは互いの遺恨とならぬよう、スペインGPでは心機一転して頑張ってほしいですね~。まぁ私が心配する必要のないほど、精神力も鍛え抜かれた人たちだけがF1のシートに座っているんですけどね。

メルセデスだけは余裕のようです。ニコちゃんは前回と同様、ポール・トゥ・ウィンで開幕から4連勝で2位もハミルトン。フェラーリのキミちゃんは良いポジションにいるのですが、1~2位まであと一歩!

うれしいことに「マクラーレン・ホンダ」はアロンソ6位、ジェンソン・バトン10位とダブルで入賞でした。徐々に調子が上がってきていますね~! ホンダエンジン、頑張れ~!!

●第4戦:ロシアGP 4月29日~5月1日
ソチ・オートドローム(クラスノダール地方ソチ)

[予選の結果(10位まで)]
1位(ポールポジション):ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
2位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
3位:バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)
4位:キミ・ライコネン(フェラーリ)
5位:フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)
6位:ダニエル・リカルド(レッドブル)
7位:セルジオ・ペレス(フォース・インディア)
8位:ダニール・クビアト(レッドブル)
9位:マックス・フェルスタッペン(トロ・ロッソ)
10位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)

[決勝の入賞ドライバーとコンストラクターズ]
1位:ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
2位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
3位:キミ・ライコネン(フェラーリ)
4位:バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)
5位:フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)
6位:フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
7位:ケビン・マグヌッセン(ルノー)
8位:ロマン・グロージャン(ハース)
9位:セルジオ・ペレス(フォース・インディア)
10位:ジェンソン・バトン(マクラーレン)

「マクラーレン・ホンダ」
6位:フェルナンド・アロンソ
10位:ジェンソン・バトン

「フェラーリ」
3位:キミ・ライコネン
リタイア:セバスチャン・ベッテル

「レッドブル」
12位:ダニエル・リカルド

●【動画】 2016 F1ロシアGP 初日 ハイライト
http://f1-gate.com/movie/f1_30860.html
●【動画】 2016 F1ロシアGP 予選ハイライト
http://f1-gate.com/movie/f1_30877.html
●【動画】 2016 F1ロシアGP 決勝レース ハイライト
http://f1-gate.com/movie/f1_30889.html
●【動画】 セバスチャン・ベッテルとダニール・クビアトの車載カメラ / ロシア
http://f1-gate.com/movie/f1_30728.html
●【動画】 2016 F1ロシアGP ディレクターズカット
http://f1-gate.com/movie/f1_30962.html

[参考サイト]
●F1-Gate.com(運営者の表示なし)
http://f1-gate.com/

●ESPN F1 日本語版(スポーツブランディングジャパン)
http://ja.espnf1.com/

●Formula One World Championship(F1世界選手権)公式サイト ※英語のみ
https://www.formula1.com/
・VIDEO(動画集)
https://www.formula1.com/content/fom-website/en/video.html

●F1速報(サンズ)
http://f1sokuho.mopita.com/pc/free/index.php?

※サーキットのコース画像:File:Circuit Sochi.svg 出典:ウィキメディア・コモンズ (Wikimedia Commons)/投稿者:Pitlane02

[このブログ内の関連記事]
●2016年F1開催スケジュール
http://chie-relish.blog.so-net.ne.jp/2016-03-15
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テレビ局に牛耳られているボクシングについて考える。 [ボクシング・F1・ラグビー]

井上兄弟&八重樫:プログラム(2016.5.8).jpg5月8日、世界戦を観に有明コロシアムへ。国際展示場の駅の改札付近で、あらッ見覚えのある人が!
いかつい顔にヒゲ+たくましい体格+文字のたくさん描かれた黒いTシャツ…、ワタナベジムの井上トレーナーでした。
おそらく誰かを駅まで迎えに出たんでしょうね、なんだか険しい表情で若い衆に指示を飛ばしている様子だったので、お取り込みの最中かも~と思って声を掛けそびれました。でも、お元気そうで何より♪

有明コロシアムでは、ずいぶん昔に誰かの世界戦を観た気がするので、今、ネットで調べてみたら、同会場でのボクシングの初試合は鬼塚勝也VS.アルマンド・カストロのWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチだったとか(Wiki情報なので正確かどうかは不明)。
この試合かな? 1992年12月11日ですって。もう23年も前か…井上尚弥も生まれてないワ~(苦笑)。

鬼塚+鶴太郎コンビは嫌いだったのですが、鬼塚の試合は新人王戦から観ました。日本武道館(最大14471席)でも世界戦を観た記憶がありますが、対戦相手は誰? ご存じの方、教えてくださいまし~。

私は現場で観戦する機会があれば必ず第1試合から観ますが、この日の開始の15:30頃は会場の入りも1割程度。有明は10000席とのことなので、後楽園ホール(1403席・立ち見も含めて最大2005人←もう少し入ると思う)の7倍ちょっとか。

リングサイドの記者席も3列ぐらいあって後楽園ホールよりずっと多いのですが、その席で1試合目から観ている人は3人ほど。6~7割ぐらい埋まったのは八重樫と井上尚弥の試合のときだけでした。
あとから来た記者たちは井上ファミリーのことを書くにも、拓真や浩樹の試合は観ないで書いたってことですよねぇ。記者席は一列分を減らして観客席に回せばいいのに!!

それにしても、出場者は大橋ジムの所属がほとんどだから、地元の横浜アリーナ(約17000人収容)で開催すればジムの後援会の人とか、東京まで出掛けにくい近所のおじいちゃんやおばあちゃんも応援に行けたんじゃないの? 神奈川県内に住んでいる選手やスタッフも多いだろうから、移動費だって節約できるよね? 特に4回戦の子なんてオカネがないんだから交通費は10円でも減らして、その分、良質のタンパク質を摂らせてあげてよ~!

などと同行した友達にボヤいたら、「横浜アリーナは今、改装工事中なんだよ」と教えてくれました。ふーん、なるほどね。
(※同アリーナは6月30日まで休業。7月以降はイベント予定アリ)。

今回、一緒に行った友達は'80年代後半~'90年代初めに、後楽園ホールや都内での世界戦に通い詰めていた時期の観戦仲間なんですが、最近は現場で観ることもなかったそうで、きらびやかにショーアップされた会場の様子に驚いていました。真のボクシングファンなので、当然ながら喜んでいるのではなく呆れていたわけですが。

まぁフジテレビだからねぇ。でも、最近の大きな会場は、どこも同じようにレーザー飛ばすわ大音量で音楽を流すわと芸のない演出ばかり。特に今回は空き時間にボクシングとは全く関係のない、日本語だか何だかわからないラップやアイドルのグループの映像が何度も爆音で流されたので、ウンザリを通り越して怒りすら覚えました。

昔だったら過去の名試合の映像を見せてくれたものです。テレビ局のスポーツ担当の部署には、心からボクシングを愛する人や国内の名選手たちを尊敬する人なんて、もういなくなっちゃったんですかねぇ?
たとえ、心あるスタッフがわずかながら残っていても、ボクシング人気が上昇しない限りは広告スポンサーや広告局の営業の力が絶大で、つまんない映像ばかり垂れ流すことを強いられているんでしょうか(涙)。

それどころか、フジテレビと日刊スポーツがトロフィーをラウンドガールから選手へ手渡しさせていたのを見て非常にビックリしました。本来なら各社の社長が渡すべきものでしょ? それは無理だと言うならスポーツ局の局長とか部長とかがいるでしょうが! なんでお飾りにしか過ぎないラウンドガールに授与させるわけ? 彼女らを少しでも画面に映らせるためだけの行為ですよね。選手に失礼だと思わないのッ!?(激怒)。

ボクシングと選手を侮辱するテレビ局に媚びなければ中継してもらえないという哀しいボクシング業界。選手は試合当日なら放映時間に合わせて待ち時間を延ばされるのは当然のようになっていますし、プロモーション番組に家族まで駆り出されて私生活を公開させられるのも恒例化していますよね。

昔のことばかり言いますが~、WOWOWがスタートした当時のボクシング番組は余計な演出もなく、元『ボクシング・マガジン』編集長でノンフィクション作家となった山本 茂さんやマッチメーカーのジョー小泉さんの解説で面白かった。いまやボクシングおたくは皆、地上波以外を観ているのかもしれませんね。

私のように衛星放送に加入していないボクシングファンが、地上波の中途半端なボクシング中継を観ないでボクシング番組を存分に楽しむには?

これからの時代だとインターネット中継しかないと思うんですけど、この景気低迷の折、ボクシング好きでドカ~ンと出資してくれる財界人なんて探せそうにないから、世界中の同好の士の出資を募ってクラウド・ファンディングとかで中継サイトを立ち上げる? でも、ボクシングファンって私のようにお金持ちがいない感じ。とほほ…(泣)。

結局、有明での観客動員数は全体の30%程度(到底40%の入りには見えなかった)という寂しさでした。大型連休の最終日だけに、ほかでオカネを使ったから行く余裕がなかったとか、母の日で家族の集まりがあったから行けなかったという人もいたかもしれませんね。
でもねぇ、大きな会場でWタイトルの世界戦となると費用が莫大に掛かるのは一応わかりますけどね、そもそもチケット代が高すぎると思うんですよ。

アリーナSRS席30,000円、スタンド指定A席20,000円、スタンド指定B席10,000円、スタンド指定C席6,000円、スタンド自由席3,000円

スタンドAの位置でも会場の上部に設置されたデジタル画面のほうが実際のリングより大きくクリアに見えたので、最上段の自由席からだと現場にいても目をやるのは画面だけだったと思います。これじゃチケットを購入する気も起きませんよね。現場にいるというライブ感だけは味わえますが…。

観客が3000人程度だったら後楽園ホールにギューギュー詰めにしても良かったんじゃない?(笑)。ムダなイベント演出も排除し、きちんと試合観戦に集中できたのに。
大橋ジムの会長が現役のとき、ミニマム級のタイトル挑戦で日本のジムの選手の世界戦21連敗をストップさせたのですが、あのときの後楽園ホールって確か観客が3000人ぐらいと発表された気がします。

実際、自由席のチケットでは座席が取れないどころか2階の立ち見まで鈴なり状態だったので、私たちは1階南側の階段に座って観たんですよ。階段すらギューギュー詰めでしたが、ホールの係員に「立ってください!」と叱られながら…(汗)。今は消防法違反で厳しいんでしょうね。

大橋秀行が得意の左のボディブローで相手からダウンを奪い、会場のみんなで万歳三唱を叫んだのは1990年2月7日のことでした。

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観戦記:W世界戦・5月8日・有明コロシアム。 [ボクシング・F1・ラグビー]

著書:井上真吾.jpg5月8日、有明コロシアムで開催されたボクシングW世界戦の興行。
会場の入口付近に元・世界チャンピオンの方々が募金箱を手に熊本への支援を呼びかけています。具志堅、ガッツ石松、渡嘉敷、川島(勝重)といった各氏のお顔が見えましたが、全部で10人ぐらい? 観客が少し離れて取り巻いていますが、募金のために駆け寄る人はさほど多くありません。
これって難しいと思うんですよね~、元王者全員の募金箱に入れるわけにもいかず、誰かだけを選ぶのもちょっと……というわけで、私も遠慮しました。義援金を募るのに、あまり効果的な方法ではないかも?

リングアナは世界戦でお馴染み、ヒゲの須藤尚紀さん。
起立してメキシコと日本の国歌吹奏。長年、世界戦で聞き慣れたおかげで、メキシコ国歌はソラでハミングできますね~♪

最初の試合はプログラムに第1試合と記されているクウエ・ピーター戦ではなく、井上浩樹が登場。先日、ネットで調べたときはJBCのサイトだとクウエ・ピーター戦は予備となっていましたが、他のサイトでは本試合に組み込まれているなど表記がバラバラでした。理由は不明。

●64.5kg契約8回戦
井上浩樹VS.ビモ・ジャガー
尚弥&拓真のイトコで期待もプレッシャーも大きい浩樹選手は、右ボディ2発が効いて初回2分59秒でTKO勝ち。相手はインドネシアのスーパーライト級8位。どこと言って魅力の見つからない選手だったので妥当な結果か。

●予備カード:フェザー級4回戦(東日本新人王の予選)
清田 亨(大橋ジム/熊本県出身)
3戦3勝(2KO)無敗
VS.
中川兼玄(三迫ジム/大阪府出身)
6戦4勝(3KO)2敗
両人ともアマ経験があるのかなと思うような動き、だけれども、凄い才能の片鱗が!という感じでもなく…。清田が3RにTKO勝利。

●予備カード:スーパーライト級 デビュー4回戦
重田裕紀(ワタナベジム)VS.金 武賢(キム・ムヒョン/韓国)
ヒョロっとした体形の2人。可もなく不可もなく面白くもなく。
判定:39-36、38-37、38-37の3-0で金の勝ち。
ワタナベ側は井上トレーナーが付いていたので応援したかったのですが…。

●54.4kg契約8回戦
松本 亮VS.ビクトル・ウリエル・ロペス
17戦17勝(15KO)無敗という松本の試合は初めて観たのですが、初回から実に精彩を欠く試合ぶり。風邪で高熱? 減量ミス? あるいは選手を過保護にするあまり、格下と闘わせては戦績を積み上げるケースがありますが、そういうタイプ?

相手のロペスは14戦8勝(3KO)5敗1分という戦績で、いわゆる“咬(か)ませ犬”の役割を担わされたのだと思います。しかし、メキシカンを侮(あなど)ってはいけませんよ。昔から優れたボクサーを輩出してきた国で、国内の選手の層も厚いことは日本でもよく知られているはずなのに…。

ロペスは上半身がよく動き、ガードも堅い。松本は鈍い動きで足元がふらつき、眼もうつろ。私は途中から「ロペス、頑張れ~ッ!」と声援を送るようになりました。松本は棒立ちのような状態で打たれるまま、5回1分4秒TKOでロペスの勝利。
会場の別の席にいる観戦仲間で私の100万倍はボクシングに詳しいMさんにメールし、「松本は減量ミス? 体調不良? 元から弱いとか?」と聞いたら、「松本は相手を舐め過ぎですよ。本当は強いんですけどね」という返信。へぇーーー!?(驚)。

松本は世界前哨戦のつもりだったようですが、世界の壁を軽んじてはいけませんな。試合前に流れた映像に松本の父母も出ていて、父親が「朝まで遊んで帰ってもトレーニングに行くんだよな」などと息子を褒めるかのように語っていたのですが、お父さん、それは決定的に間違いです! 遊び回って朝帰りするボクサーで大成した人はいないと思いますよ。
しかも、寝不足でロードワークに出るなんて、いくら体力に自信があろうと心筋梗塞でも起こしかねない愚行です。これは本人だけでなく大橋会長やトレーナーの皆さんも猛省すべき点でしょう。
トップを目指す世界中のボクサーは皆、凡人なぞが決して真似のできないストイックな生活を我慢しながら続けているはずです。大橋会長が世界を獲ったときも、松本好二トレーナーが日本タイトルを獲得したときも、朝まで遊び回ってはいなかったと思いますけどね?

●OPBF東洋太平洋スーパーフライ級タイトルマッチ
井上拓真VS.アフリザル・タンボレシ
拓真選手が2R早々にダウンを奪い、左右の連打の末、1分46秒TKO。相手は同級5位の選手でしたが、実力もアピールできないままノーカウントでオシマイ。
拓真は兄の尚弥に対し、協力しつつも強烈なライバル意識をもっているようですが、兄のような強打者というイメージでも戦績でもなく。だから、タイプの違う選手だと思っていましたが、過去にも世界を獲ってからKO試合が多くなるチャンピオンもいましたから、1試合ごとに変貌するかも。

●ウエルター級6回戦
クウエ・ピーターVS.ビンセント・オーリン
今回の興行はインドネシアの選手が3人も出場しましたが、このオーリンは最悪! 19戦11勝(4KO)5敗3分という戦績からすると、ほかの2人との抱き合わせで“来日セット”に組み込まれた感じ? 試合内容はリングに立っただけで終わったようなもんです。JBCには無気力試合として永久招聘禁止処分を科してほしいと切望します!!
昔からインドネシアの選手は地道に頑張るタイプか、外貨を稼ぎに来ただけという両極端の印象がありますけど、久々にひどいものを目にしました。大橋ジムに移籍後の初試合だというクウエ・ピーターがかわいそうですよ。こんなマッチメイクは誰の責任ですかッ!

●IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ
八重樫 東VS.マルティン・テクアペトラ
今回は大橋会長からも「打たれない試合を」とリクエストされていたそうですが、八重樫は本当にスロースターターですよねぇ…(困)。序盤はテクアペトラのパンチがよく当たり、半ばあたりから、ようやく八重樫のエンジン始動。そして、11・12Rは激しい打ち合いに。

もっと早く仕掛けられなかったのかなぁ…。終盤までの間にストレスが溜まった私は八重樫に向かって、「もう一歩、踏み込んで打てッ!」「ラスト30、休むなッ!」「そのまま打ち続けろ~ッ!」と叫び続けました。八重樫、ごめんよ~。

判定:116-113、113-115、115-113の2-1で八重樫の勝ち。
ジャッジの一人が日本人でメキシコ人はいなかったので、公平性に欠けるんじゃないの?と思ったのですが、2ポイント差でメキシカンの勝ちとしたのは日本のジャッジの中村勝彦さん。プロフィールによるとプロボクサーの経験はないながら、「レフェリーとしては約2000人、ジャッジを合わせれば6000人以上の殴り合いを見てきた」とのこと。
私は中村さんのジャッジを支持します。同行の友達は私よりずっと見巧者ですが、彼も「八重樫は序盤の印象が悪すぎた。相手側の勝ちだと思った」と言っていました。

テクアペトラは13勝(10KO)6敗3分けの同級10位というランカーで、八重樫としては判定で終わるなら大差をつけねばならなかった相手。でも、向こうは終盤の激闘でグラッとも来ないほどタフだったし、終わってみれば顔もきれいなまま。本人も「タフでパワフルな試合だったが、私は的確なパンチを決めたし、効いたパンチはあまりなかった。私が勝ったと思う」とコメントしています。

スプリットの判定だと、こういうスッキリしない感じが残るので、やっぱりKOでキッチリ倒すことが求められる、それがボクシングという競技なんですね。
八重樫は3週間前に「左肩甲下筋損傷で全治2~3カ月」と診断され、思うように練習ができなかったそうです。それでもリングに上がれば言い訳は通用しません。八重樫は好きなボクサーだけに、あまりダメージの残らない試合展開をお願いしたいと心から思います。

●WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ
井上尚弥VS.ダビド・カルモナ
同級1位との指名試合だけに期待が高まります。いつものスピード感、柔軟な身のこなし、キレの良いパンチ等々、やっぱり尚弥はセンスが格上だなぁと感心しきり。研ぎ澄まされた美しいボクシングというのは、まさに芸術。
しかしながら、序盤から早くも右が出なくなり、隣席の友達がボソッと「右を痛めたなぁ…」と、つぶやきました。

相手はガードが堅く、打たれてもよく耐えていましたが、なんとなく試合の内容が変化に乏しくてつまんないな~と思っているうちに、私は寝不足だったこともあって気が遠くなっていき~。
ハッと覚醒したときは終盤で、尚弥が連打で攻め込んでいました。まさか最終ラウンドまで観るとは思いませんでしたが、12Rの終わりにダウンを奪いながらも無念のゴング。

この人の猛烈なラッシュは本当に魅力的ですよね。でも、会場にいらしていたファイティング原田さんも現役時代は“狂った風車”と形容される凄まじいラッシュで、世界のボクシングファンを魅了した人です。原田さんと同じことができる人は、まだ現れませんねぇ。

判定:118-109、116-111、118-109という大差の3-0判定で、尚弥選手は2度目の防衛。

カルモナは途中から右足の裏の表皮がむけて赤い真皮が露出していたそうで、「7回以降はボクシングに影響した。でも、それは言い訳ではなく、足が何ともなくても井上は明らかに私に勝ったと思う」とコメント。

尚弥は去年に治療した右の拳を2Rに痛めただけでなく、中盤には左拳も負傷したとのこと。ハードパンチャーは拳のケガが宿命のようなもので、浜田剛史も現役の頃、手の甲の骨が折れたため、腰骨の一部を移植し、金属製プレートで留めていたという時期がありました(その後、再手術でプレートは除去)。
尚弥選手には拳を大切に大切に維持してほしいと切に願います~(涙)。

ともあれ、今回の興行の前座はKOが多かったので、予備カードが2試合とも行われたのは出場選手にとって良かったと思いますが、メインの2試合が判定になるとは予想外でした。でも、試合後のインタビューを聴くと、3人の井上も八重樫もみんな反省の弁に加え、さらに努力して練習を重ねるという謙虚なコメントばかり。
同行した友達は「井上尚弥って、どうも生意気そうで…」と先入観をもっていたそうで、私は「尚弥が生意気に見えるのは眉の剃(そ)り方だけだよ(笑)」と話したのですが、彼は現場で尚弥選手を知ってイメージが変わったとも言っていました。

礼儀正しく挨拶もきちんと身についていて、どんなに秀でた能力があろうと周りからチヤホヤされようと尊大にならず、謙虚な姿勢や発言を貫く。井上兄弟の姿は、やはりお父さんの真吾さん(エディ・タウンゼント賞のトレーナー)とお母さんの美穂さんの躾(しつけ)と家庭教育のたまものなんでしょうね。お二人ともまだ40代前半の若さです。

各選手の戦績等については5月6日の記事を参照してください。
●ボクシングフェス5・8 ~井上尚弥&八重樫東ダブル世界戦~
http://chie-relish.blog.so-net.ne.jp/2016-05-06

努力は天才に勝る! (講談社現代新書)

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  • 作者: 井上 真吾
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/12/17
  • メディア: 新書


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ボクシングフェス5・8 ~井上尚弥&八重樫東ダブル世界戦~ [ボクシング・F1・ラグビー]

井上兄弟&八重樫世界戦(2016.5.8).jpg

井上尚弥と八重樫の世界戦は日曜に開催! 尚弥の弟の拓真、彼らのイトコ(従兄)の浩樹の試合もありま~す。

2016年5月8日(日)有明コロシアム
(東京都 江東区 有明2-2-22)
開場14:30~/前座試合の開始15:30~

尚弥選手のブログによると、九州の支援のために「世界チャンピオン会」が募金活動をしているほか、「井上尚弥・拓真後援会」の働きかけにより今回の試合当日も会場で募金活動を行い、当日のグッズの売り上げの一部を義援金として被災地へ送るそうです。

☆TV放映はフジテレビ系で当日19時(午後7時)から!
http://www.fujitv.co.jp/sports/boxing/dg_sp/
解説:具志堅用高、川島郭志

☆アンダーカード2試合も含めてBSフジでも5月14日(土)12:00~12:55に放映!
http://www.bsfuji.tv/pub/boxingfes5.8/index.html

●WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦
王者:井上尚弥(いのうえ・なおや/1993年4月10日生まれ・神奈川県出身)
9戦9勝(8KO)無敗
※第33代WBC世界ライトフライ級チャンピオン
http://www.ohashi-gym.com/?boxers_category=wboc
・井上尚弥 オフィシャルブログ
http://lineblog.me/naoya_inoue/
VS.
同級1位:ダビド・カルモナ(25歳/メキシコ)
27戦20勝(8KO)2敗5分

●IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦
王者:八重樫 東(やえがし・あきら/1983年2月25日生まれ・岩手県出身)
28戦23勝(12KO)5敗
※第40代WBC世界フライ級チャンピオン
※第20代WBA世界ミニマム級チャンピオン
http://www.ohashi-gym.com/?boxers_category=ibfc
・八重樫 東 オフィシャルブログ
「あずまじゃなくて“あきら”です My name is “AKIRA”」
http://ameblo.jp/yaegashi-akira
VS.
同級10位:マルティン・テクアペトラ(25歳/メキシコ)
22戦13勝(10KO)6敗3分

●OPBF東洋太平洋スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦
王者:井上拓真(いのうえ・たくま/1995年12月26日生まれ・神奈川県出身)
6戦6勝(1KO)無敗
http://www.ohashi-gym.com/?boxers_category=opbfc
VS.
同級5位:アフリザル・タンボレシ(インドネシア)
16戦12勝(6KO)4敗

●54.4kg契約8回戦
WBO世界バンタム級2位
松本 亮(まつもと・りょう/1994年1月11日生まれ・神奈川県出身)
17戦17勝(15KO)無敗
http://www.ohashi-gym.com/?boxer=matsumoto&style=wbc
・ブログ「松本亮 ボクサーです。」
http://ameblo.jp/ryo1994011kun/
※第34代OPBF東洋太平洋スーパーフライ級チャンピオン
VS.
ビクトル・ウリエル・ロペス(メキシコ)
14戦8勝(3KO)5敗1分

●64.5kg契約8回戦
井上浩樹(いのうえ・こうき/1992年5月11日生まれ・神奈川県出身)
2戦2勝(2KO)
http://www.ohashi-gym.com/?boxers_category=licenseB
※スーパーライト級
VS.
ビモ・ジャガー(インドネシア)
7戦5勝(1KO)1敗1分
※スーパーライト級の国内8位

●ウエルター級6回戦
クウエ・ピーター(1988年11月11日生まれ・ガーナ出身)
6戦4勝(3KO)1敗1分、と書いてある記事もあるのですが、以前の所属ジムであるKG大和のブログには
13戦6勝(3KO)5敗2分(2014年12月の時点)
とあります。後者のほうが正しいのだと思いますが、最新のデータは見つからず…。
http://www.diamondblog.jp/official/ohashi_hideyuki/2016/03/16/%E3%82%AF%E3%82%A6%E3%82%A8%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%EF%BC%81/
※(2015年1月の時点で)OPBF東洋太平洋スーパーライト級12位
※KG大和から大橋ジムへ移籍しての第1戦
VS.
ビンセント・オーリン(インドネシア)
19戦11勝(4KO)5敗3分
※スーパーライト級の国内9位

☆予備カードに4回戦2試合

アンダーカードも日本のジムの所属選手は実力者揃いで面白そうですが、相手側の戦績がどうなのかなぁ…。
井上兄弟のイトコの浩樹選手(23歳、今回の試合の3日後には24歳)はサウスポーで、昨年12月のプロデビュー戦と今年3月下旬の後楽園ホールの2戦とも1RでKO勝ち。拓大出身で国体での優勝経験もあり、アマチュア戦績が通算130戦112勝(60KO)18敗。アマ5冠だそうですよ。
負けん気の強そうな顔立ちも井上ブラザーズに似ている気がします~。期待の大きな若手の井上トリオを抱えて大橋会長もウハウハですね~(笑)。会長の現役時代を追い続けたファンとしては喜ばしい限りです。

この前、八重樫選手のドキュメンタリーを観たのですが、本当に優しい心を持っていて、人の好さがよく伝わってきました。松本 亮選手と仲良しだそうで、松本選手も非常に八重樫のことを尊敬し、慕っているようです。松本選手のおばあちゃまのお誕生日にも八重樫選手が駆け付けたほどだとか。
今回の試合では八重樫の顔がボコボコに腫れないボクシングを願っています~!!(泣)。

さて、ありがたいことに、とてもラッキーなことがあり、8日は現場で観戦できることになりました~!! 4月27日以来、内山ショックを引きずっており、五月晴れでも気持ちは晴れないままでしたが、これで私も少しは立ち直れるかも~。

●大橋ボクシングジム
http://www.ohashi-gym.com/

●井上尚弥・拓真後援会
・オフィシャルサイト
http://boxteam-inoue.com/
・Facebookページ
https://www.facebook.com/teaminoue

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トリプルタイトルマッチ、4月27日(水)21時から放映! [ボクシング・F1・ラグビー]

内山3タイトルマッチ(2016.4.27).jpg

ワタナベジムの王者3人の世界戦です。
世界中のボクシングファンの皆さま~、楽しみですね~♪♪

2016年4月27日(水)大田区総合体育館
開場16:00~/前座試合の開始16:45~
※当日券は会場で13:00から販売されるそうです。

放映はテレビ東京系で21時(夜9時)から!
http://www.tv-tokyo.co.jp/sports/boxing/
・対戦カードの詳細情報
http://www.tv-tokyo.co.jp/boxing_160427/

●WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦
スーパー王者:内山高志(うちやま・たかし/1979年11月10日生まれ・埼玉県出身)
25戦24勝(20KO)1分
http://www.watanabegym.com/boxer/takashi-uchiyama
・内山高志 公式サイト
http://takashi-uchiyama.com/
VS.
暫定王者1位:ジェスレル・コラレス(24歳/パナマ)
21戦19勝(7KO)1敗1NC

テレ東のサイトに挑戦者の国名が「パマナ」と表示されています…(汗)。コラレス選手とパナマの国民に失礼ですよ~。海外で内山の国名が「Japin」なんて書いてあったらイヤでしょうがッ!!
……でも、アンダーカードも無料配信してくれるそうです。テレ東さん、どうもありがとう!!(感涙)。……でもでも、何時からどのサイトで配信するのか書いてないよ~(泣)。どなたか、わかったら教えてください!!

●WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦
王者:河野公平(こうの・こうへい/1980年11月23日生まれ・山梨県出身)
43戦31勝(13KO)8敗1分
http://www.watanabegym.com/boxer/kohei-kono
・河野公平オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/kouhei-kouno/
VS.
同級7位:インタノン・シッチャモアン(29歳/タイ)
55戦43勝(22KO)11敗1分
※ムエタイ100戦以上、WBAアジア・スーパーフライ級王者

●WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦
王者:田口良一(たぐち・りょういち/1986年12月1日生まれ・東京都出身)
26戦23勝(10KO)2敗1分
http://www.watanabegym.com/boxer/ryoichi-taguchi
・田口良一 ボログ
http://ameblo.jp/ryouiti-taguti/
VS.
同級7位:ファン・ランダエタ(37歳/ベネズエラ)
36戦27勝(21KO)8敗1分
※元WBA世界ミニマム級チャンピオン


[アンダーカード]
●ヘビー級8回戦
WBC世界ヘビー級16位・日本ヘビー級チャンピオン
藤本京太郎(ふじもと・きょうたろう/1986年6月23日生まれ・大阪府出身/角海老宝石ジム)
14戦13勝(7KO)1敗
http://www.kadoebi.com/boxing/players_sub.php?boxer_id=9
・京太郎オフィシャルブログ「きょうたろうの有名ロード」
http://ameblo.jp/kyotaman-freedom123/
VS.
WBF豪州ヘビー級王者
ネイサン・マッケイ(28歳/オーストラリア)
8戦6勝(3KO)2敗

●スーパーバンタム級6回戦
同級3位:久我勇作(くが・ゆうさく/1990年11月5日生まれ・東京都出身/ワタナベジム)
14戦11勝(7KO)2敗1分
http://www.watanabegym.com/boxer/yusaku-kuga
VS.
スックカセーム・キャッヨンユット(28歳/タイ)
18戦13勝(8KO)5敗

●フライ級4回戦
椎名善聴(八王子中屋)
デビュー戦
http://8box.blog.shinobi.jp/Entry/2557/
VS.
丹羽洋介(レパード玉熊)
デビュー戦
http://leopard-gym.com/

先日、テレビで内山選手の記者会見の模様を報じていたのですが、元東洋太平洋ライト級王者の荒川仁人選手とのスパーもチラッと見られました。荒川選手は息を弾ませながら「強いです」と内山を讃えていましたが、内山は「僕は天才じゃないんで、努力してコツコツと上がってきたんで…」とコメント。
つねづね思うのですが、歴代の本当に強いチャンピオンって、とても謙虚な人ばかりなんですよね~。

記者会見のとき、内山の背後にボクシングライターのMさんが映っていました。ゴールデン街「小鳥」のマスターから、Mさんが飲み歩いているときに転んで骨折して入院…と聞いたので心配していたのです。お元気そうでヨカッタヨカッタ。私もこの前、G街で朝まで飲んだくれてコケて手とヒザにアザをつくったので~(汗)、ヨッパライの皆さまは、くれぐれもお気をつけくださいまし(トホホ…)。


●ワタナベボクシングジム
http://www.watanabegym.com/
・荒川仁人(あらかわ・にひと)
http://www.watanabegym.com/boxer/nihito-arakawa

●角海老宝石ボクシングジム
http://www.kadoebi.com/boxing/

内山高志写真集 漸進 (日刊スポーツグラフ)

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日刊スポーツ出版社
  • 発売日: 2015/11/04
  • メディア: 大型本


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F1中国GP:スタート直後にベッテルとクビアトの接触事件が…。 [ボクシング・F1・ラグビー]

中国GPコース.png

今季から新予選ルールというものが導入されました。90秒ごとに最も遅い選手が1名ずつ脱落していくという、良く言えばトーナメント方式ですが、“椅子取りゲーム”と揶揄されてもいました。

FIA(国際自動車連盟)としては予選をさらに面白くするための観客サービスと考えていたようですが、ドライバーに負担が増えるだけじゃないの~?と思っていたら、やっぱり不評だったらしく、この中国GPから廃止となって昨年と同様の形式に戻されたそうです。

昔からFIAって、ホンダのエンジンが快調と見るやレギュレーション変更でイジメるなんてこともしたし、ロクなことをしない団体だわね~と私は思っていますけどね。

さて、「マクラーレン・ホンダ」のアロンソはケガも癒えたようで、復帰戦は12番手からのスタート。同僚のジェンソン・バトンは13番手。ハミルトン(メルセデス)はパワーユニットの故障で、ギアボックス交換によるペナルティを科せられ、なんと最後尾からとなりました。

スタート直後、予選4位のベッテル(フェラーリ)は同僚のキミちゃんと並走していたのですが、予選6位のクビアト(レッドブル)が追い越そうとして1コーナーの内側へ突っ込んでベッテルと接触。ベッテル車は弾かれるように左側のキミちゃん車に当たってしまいました。セーフティカーが入って仕切り直し。

終わってみれば、ベッテル2位・クビアト3位で接触した2人とも表彰台に上れたのですが、レース終了後にベッテルがクビアトに強く注意したほどでした。でも、クビアトはヘラヘラ笑うばかり。インシデントと判断されたのでペナルティはありませんでしたし、危険な行為はドライバーによって認識が違うんでしょうけど、私の目にはクビアトがやや強引に映りました。

1位は開幕から3連勝のニコちゃん。絶好調ですね~。私の今季の注目株リカルド(レッドブル)はタイヤのパンクもありましたが4位に。ハミルトンは7位まで追い上げました。ひぇ~、やっぱり超人。
「マクラーレン・ホンダ」はアロンソ12位、ジェンソン・バトン13位。今回は全22台が完走しました。誰もリタイアしないレースって、いいですね~♪

●第3戦:中国GP 4月15日~17日
上海インターナショナル・サーキット(上海市)

[予選の結果(10位まで)]
1位(ポールポジション):ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
2位:ダニエル・リカルド(レッドブル)
3位:キミ・ライコネン(フェラーリ)
4位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
5位:バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)
6位:ダニール・クビアト(レッドブル)
7位:セルジオ・ペレス(フォース・インディア)
8位:カルロス・サインツ(トロ・ロッソ)
9位:マックス・フェルスタッペン(トロ・ロッソ)
10位:ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)

[決勝の入賞ドライバーとコンストラクターズ]
1位:ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
2位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
3位:ダニール・クビアト(レッドブル)
4位:ダニエル・リカルド(レッドブル)
5位:キミ・ライコネン(フェラーリ)
6位:フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)
7位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
8位:マックス・フェルスタッペン(トロ・ロッソ)
9位:カルロス・サインツ(トロ・ロッソ)
10位:バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)

「マクラーレン・ホンダ」
12位:フェルナンド・アロンソ
13位:ジェンソン・バトン

「フェラーリ」
2位:セバスチャン・ベッテル
5位:キミ・ライコネン

「レッドブル」
4位:ダニエル・リカルド

●【動画】 2016 F1中国GP 初日 ハイライト
http://f1-gate.com/movie/f1_30670.html
●【動画】 2016 F1中国GP 予選ハイライト
http://f1-gate.com/movie/f1_30693.html
●【動画】 2016 F1中国GP 決勝レース ハイライト
http://f1-gate.com/movie/f1_30713.html
●【動画】 セバスチャン・ベッテルとダニール・クビアトの車載カメラ
http://f1-gate.com/movie/f1_30728.html
●【動画】 2016 F1中国GP ディレクターズカット
http://f1-gate.com/movie/f1_30768.html

[参考サイト]
●F1-Gate.com(運営者の表示なし)
http://f1-gate.com/

●ESPN F1 日本語版(スポーツブランディングジャパン)
http://ja.espnf1.com/

●Formula One World Championship(F1世界選手権)公式サイト ※英語のみ
https://www.formula1.com/
・VIDEO(動画集)
https://www.formula1.com/content/fom-website/en/video.html

●F1速報(サンズ)
http://f1sokuho.mopita.com/pc/free/index.php?

※サーキットのコース画像:File:Shanghai International Racing Circuit track map.svg 出典:ウィキメディア・コモンズ (Wikimedia Commons)/投稿者:Will Pittenger

[このブログ内の関連記事]
●2016年F1開催スケジュール
http://chie-relish.blog.so-net.ne.jp/2016-03-15
※ほかの記事は検索ボックスに「F1」と入力して検索を。

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F1バーレーンGP:アロンソはケガで欠場(涙)、代役のストッフ活躍! [ボクシング・F1・ラグビー]

バーレーンGPコース.png
中東の砂漠地帯にあるサーキットで開催。耐久レースじゃあるまいし、なんで暑いわ砂まみれになるわという場所にコースを造っちゃったんでしょうかね~?
観戦側はシーズンを通して変化に富む地を巡るのは面白いのですが、選手もスタッフも大変でしょう。でも、元々F1というスポーツはレギュレーションの縛りがキツイ上に、開催地の気候風土など悪条件も含めての挑戦・闘いなんですよね…。
ここのGPは夜のレースなので、人工的な光もそれなりに美しく見えます。

今回はスタート前のフォーメーション・ラップでベッテル(フェラーリ)のマシンから白い煙。エンジン故障でストップ。スタート直後もポールポジションから飛び出したハミルトン(メルセデス)が、第1コーナーを曲がる所で急にスピードがガクンと落ち、後続のマシンと接触して2位以下がダンゴ状態に。

優勝はニコちゃん、2位はハミルトンで前回と同じく「メルセデス」のワンツー、おめでと~。初参戦の「ハース」のグロージャンが5位に。
「マクラーレン・ホンダ」勢はジェンソン・バトンが予選14位で決勝はリタイアしたものの、アロンソの代わりに出場したストフェル・バンドーンが予選で12番手、決勝は10位に食い込み、F1デビュー戦で初ポイント。ストッフくん、素晴らしい!!

☆ ストフェル・バンドーン(Stoffel Vandoorne)
1992年3月26日生まれ、ベルギー出身。2014年1月から「マクラーレン」のリザーブドライバーに。愛称は「ストッフ」。

ところで、開幕戦で大クラッシュしたアロンソは、事故直後でも元気そうでホッとしたのですが、やっぱり物凄い状況だっただけにケガを負っていたんですね…。

アロンソは事故の後にサーキット内のメディカルチェックで問題なしと診断されたので、病院にも行かないでスペインへ帰ったそうです。でも、その後も痛み(打ち身だと思っていたのか?)が治まらなかったため、姉で医師のロレーナさんが検査を受けるよう勧めたとか。
CTスキャン検査の結果、肋骨が折れており、小さな気胸(風船が破裂するように肺の一部がつぶれる病気)も判明したそうです。よく我慢していましたね…(涙)。

FIA(国際自動車連盟)がバーレーンGPの欠場を勧めたという報道もありますが、事故直後のメディカルチェックで負傷を見つけられなかったことに対し、「マクラーレン」の総帥であるロン・デニスが怒ったという記事もありました。当然です!
何よりも大切なのは選手の体、人の命ですよね。FIAには各サーキットにおけるメディカルチェックの精度を高めてほしいと切に願います!!

●第2戦:バーレーンGP 4月1日~3日
バーレーン・インターナショナル・サーキット(南部県サヒール/サクヒール)
※トワイライトレース

[予選の結果(10位まで)]
1位(ポールポジション/コースレコード1分29秒493):ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2位:ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
3位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
4位:キミ・ライコネン(フェラーリ)
5位:ダニエル・リカルド(レッドブル)
6位:バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)
7位:フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)
8位:ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)
9位:ロマン・グロージャン(ハース)
10位:マックス・フェルスタッペン(トロ・ロッソ)

[決勝の入賞ドライバーとコンストラクターズ]
1位:ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
2位:キミ・ライコネン(フェラーリ)
3位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
4位:ダニエル・リカルド(レッドブル)
5位:ロマン・グロージャン(ハース)
6位:マックス・フェルスタッペン(トロ・ロッソ)
7位:ダニール・クビアト(レッドブル)
8位:フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)
9位:バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)
10位:ストフェル・バンドーン(マクラーレン)

「マクラーレン・ホンダ」
10位:ストフェル・バンドーン(アロンソの代わりに出場)
リタイア:ジェンソン・バトン
負傷により欠場:フェルナンド・アロンソ

「フェラーリ」
2位:キミ・ライコネン
リタイア:セバスチャン・ベッテル

「レッドブル」
4位:ダニエル・リカルド

●【動画】 2016 F1バーレーンGP 初日 ハイライト
http://f1-gate.com/movie/f1_30502.html
●【動画】 2016 F1バーレーンGP 予選ハイライト
http://f1-gate.com/movie/f1_30525.html
●【動画】 2016 F1バーレーンGP 決勝レース ハイライト
http://f1-gate.com/movie/f1_30545.html
●【動画】 2016 F1バーレーンGP ディレクターズカット
http://f1-gate.com/movie/f1_30582.html

[参考サイト]
●F1-Gate.com(運営者の表示なし)
http://f1-gate.com/

●ESPN F1 日本語版(スポーツブランディングジャパン)
http://ja.espnf1.com/

●Formula One World Championship(F1世界選手権)公式サイト ※英語のみ
https://www.formula1.com/
・VIDEO(動画集)
https://www.formula1.com/content/fom-website/en/video.html

●F1速報(サンズ)
http://f1sokuho.mopita.com/pc/free/index.php?

※サーキットのコース画像:File:Bahrain International Circuit--Grand Prix Layout.svg 出典:ウィキメディア・コモンズ (Wikimedia Commons)/投稿者:Will Pittenger

[このブログ内の関連記事]
●2016年F1開催スケジュール
http://chie-relish.blog.so-net.ne.jp/2016-03-15
※ほかの記事は検索ボックスに「F1」と入力して検索を。

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F1オーストラリアGP:アロンソが大クラッシュでヒヤリ(汗)。 [ボクシング・F1・ラグビー]

オーストラリアGPコース.png
開幕戦から大変な事故が起こってしまいました(汗)。レース中盤に「マクラーレン・ホンダ」のアロンソがグティエレス(ハース)のマシンに接触し、アロンソはマシンごと宙に舞ったまま2回転ほどして壁に激突。ペシャンコのスクラップ状態となったので肝を冷やしました(泣)。レッド・フラッグが出てレース中断。

アロンソ自身は観客に「大丈夫だよ」と伝えるように手を振りながら歩けるほど無事だったのは、まさに奇跡や幸運としか言いようがないくらい! グティエレスも無傷のようでした。

とにかく今季も、F1に関わるすべての人にケガなどがありませんように!

優勝はオーストラリアGP初優勝のニコちゃん、2位はハミルトンで「メルセデス」のワンツーフィニッシュ。おめでとう♪
「マクラーレン・ホンダ」のジェンソン・バトンは周回遅れの14位で完走しました。エライ!

●開幕戦:オーストラリアGP 3月18日~20日
アルバートパーク・サーキット(ビクトリア州メルボルン)

[予選の結果(10位まで)]
1位(ポールポジション):ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2位:ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
3位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
4位:キミ・ライコネン(フェラーリ)
5位:マックス・フェルスタッペン(トロ・ロッソ)
6位:フェリペ・マッサ (ウィリアムズ)
7位:カルロス・サインツ(トロ・ロッソ)
8位:ダニエル・リカルド(レッドブル)
9位:セルジオ・ペレス(フォース・インディア)
10位:ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)

[決勝の入賞ドライバーとコンストラクターズ]
1位:ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
2位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
3位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
4位:ダニエル・リカルド(レッドブル)
5位:フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)
6位:ロマン・グロージャン(ハース)
7位:ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)
8位:バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)
9位:カルロス・サインツ(トロ・ロッソ)
10位:マックス・フェルスタッペン(トロ・ロッソ)

「マクラーレン・ホンダ」
14位:ジェンソン・バトン
リタイア(クラッシュ):フェルナンド・アロンソ

「フェラーリ」
3位:セバスチャン・ベッテル
リタイア(コースアウト):キミ・ライコネン

●【動画】 2016 F1オーストラリアGP 予選 ハイライト
http://f1-gate.com/movie/f1_30349.html
●【動画】 フェルナンド・アロンソが大クラッシュ / F1オーストラリアGP
http://f1-gate.com/alonso/f1_30359.html
●【動画】 2016 F1オーストラリアGP 決勝レース ハイライト
http://f1-gate.com/movie/f1_30366.html
●【動画】 2016 F1オーストラリアGP ディレクターズカット
http://f1-gate.com/movie/f1_30416.html

[参考サイト]

もっと詳しい情報は以下へアクセス!

●F1-Gate.com(運営者の表示なし)
http://f1-gate.com/

●ESPN F1 日本語版(スポーツブランディングジャパン)
http://ja.espnf1.com/

●Formula One World Championship(F1世界選手権)公式サイト ※英語のみ
https://www.formula1.com/
・VIDEO(動画集)
https://www.formula1.com/content/fom-website/en/video.html

●F1速報(サンズ)
http://f1sokuho.mopita.com/pc/free/index.php?

※サーキットのコース画像:File:Albert Lake Park Street Circuit in Melbourne, Australia.svg 出典:ウィキメディア・コモンズ (Wikimedia Commons)/投稿者:Will Pittenger

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●2016年F1開催スケジュール
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F1世界選手権2016年の開催スケジュール。3月18日開幕! [ボクシング・F1・ラグビー]

2016年のF1はドイツGPの復活とヨーロッパGPの追加があるので、F1史上最多となる全21戦が行われる予定です。

昨シーズンの「マクラーレン・ホンダ」は久しぶりの復帰だっただけに厳しい闘いを強いられましたが(涙)、徐々に調子を高めていくはず! フェルナンド・アロンソさま&ジェンソン・バトンさま、今年も応援し続けますよ~!! ホンダのスタッフの皆さま、頑張ってくださいまし~!
でも、私にとっては昔から跳ね馬のフェラーリ・レッドは特別な存在なので、キミちゃんにも声援を送ります♪

●2016年F1開催スケジュール
(グランプリ名 期間 現地時間/会場名・所在地)
※TVやネット配信の時間はバラバラです。必ず再確認してくださいね~!

開幕戦:オーストラリアGP 3月18日~20日 16:00
アルバートパーク・サーキット(ビクトリア州メルボルン)

第2戦:バーレーンGP 4月1日~3日 18:00
バーレーン・インターナショナル・サーキット(南部県サヒール/サクヒール)
※トワイライトレース

第3戦:中国GP 4月15日~17日 14:00
上海インターナショナル・サーキット(上海市)

第4戦:ロシアGP 4月29日~5月1日 15:00
ソチ・オートドローム(クラスノダール地方ソチ)
※一部が公道コース

第5戦:スペインGP 5月13日~15日 14:00
カタロニア/カタルーニャ・サーキット(カタルーニャ州バルセロナ/バルサローナ)

第6戦:モナコGP 5月26日~29日 14:00
モンテカルロ市街地コース(モンテカルロ地区)
※公道コース

第7戦:カナダGP 6月10日~12日 14:00
ジル・ヴィルヌーヴ・サーキット(ケベック州モントリオール)

第8戦:ヨーロッパGP 6月17日~19日 18:00
バクー・シティ・サーキット(アゼルバイジャン首都バクー)
※公道コース

第9戦:オーストリアGP 7月1日~3日 14:00
レッドブル・リンク(シュタイアーマルク州シュピールベルク)

第10戦:イギリスGP 7月8日~10日 13:00
シルバーストン・サーキット(ノーサンプトンシャー州シルバーストン)

第11戦:ハンガリーGP 7月22日~24日 14:00
ハンガロリンク(首都ブダペスト)

第12戦:ドイツGP 7月29日~31日 14:00
ホッケンハイム(バーデン-ヴュルテンベルク州ライン-ネッカー郡ホッケンハイム)

第13戦:ベルギーGP 8月26日~28日 14:00
シルキュイ・ド・スパ-フランコルシャン(リエージュ州スパ&フランコルシャン)

第14戦:イタリアGP 9月4日~6日 14:00
アウトドローモ・ナツィオナーレ・ディ・モンツァ(ロンバルディア州モンツァ)

第15戦:シンガポールGP 9月16日~18日 22:00
マリーナ・ベイ市街地コース(首都シンガポール)
※公道コースでのナイトレース

第16戦:マレーシアGP 9月30日~10月2日 15:00
セパン・インターナショナル・サーキット(首都クアラルンプール)

第17戦:日本GP 10月7日~9日 14:00
鈴鹿サーキット(三重県 鈴鹿市)

第18戦:アメリカGP 10月21日~23日 14:00
サーキット・オブ・ジ・アメリカ(テキサス州オースティン)

第19戦:メキシコGP 10月27日~30日 13:00
エルマノス・ロドリゲス・サーキット(首都メキシコシティ)

第20戦ブラジルGP 11月11日~13日 14:00
インテルラゴス・サーキット(アウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ/サンパウロ市)

最終戦:アブダビGP 11月25日~27日 17:00
ヤス・マリーナ・サーキット(アラブ首長国連邦アブダビ ヤス島)
※トワイライトレース

●2016年 F1チーム(ドライバーとマシン)
http://f1-gate.com/team/
(F1-Gate.com)

国内の放映は今年から「BSフジ」のF1中継がなくなったそうで、「フジテレビNEXT(ネクスト)」の生中継のみ。有料チャンネルに加入していない私は観られません(涙)。
でも、昨年はネットのライブストリーミング配信を知ったので、鬱陶しい広告表示と闘いつつ、今年もそれで観戦してみます。

[このブログ内のF1関連記事]
パソコンの場合、「ちえブログ」の記事内にある右上の検索ボックスに「F1」と入力して検索してください。スマホでも同様に検索できるのでしょうか?(私はガラケーなので、わからないんです~。スミマセン!)

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22日に「新宿フェイス」でボクシングの試合&引退式が行われます。 [ボクシング・F1・ラグビー]

M.Tジム主催興行ポスター(2015.11.22).jpg

ボクシング関係者やファンが集まるゴールデン街の「小鳥」で時折、耳にする「新宿フェイス」という会場。
元プロボクサーの方々が出るオヤジファイト等の試合も開催するそうですが、私は行ったことがありませんでした。
今回、連休の中日にプロボクシングの試合があるのと、昨年末に下北沢の格闘技ファンの集まるバー「犬拳堂」での集まりで知り合って後楽園ホールでの試合も観に行った、荒川仁人(あらかわ・にひと)選手のエキシビジョンマッチも行われるとのことで、「新宿フェイス」へ初めて行くこととなりました。

この会場、収容できるのは600人ほどの規模だそうです。「後楽園ホール」が2000人ぐらいだから、ずいぶん、こぢんまりしていますね。でも、その分、見やすいかも!

●「パイオニア・オブ・ファイト」
日時:11月22日(日)17:00開場・17:30試合開始
会場:「新宿フェイス」(東京都 新宿区 歌舞伎町1-20-1 ヒューマックスパビリオン新宿歌舞伎町7F)
http://shinjuku-face.com/access

[チケット]
リングサイド10,000円、指定6,000円、立見4,000円 ※別途、ドリンク代(500円)が必要。

[チケットの申し込み・問い合わせ]
●M.Tジム
(平日13:00~22:30、土曜13:00~21:00 日・祝13:00~17:00)
電話:042-700-5088
メール:buffalo0215@yahoo.co.jp
※メールを送る場合は件名に「11月22日のチケット」と記入すること。
◎当日は会場受付で当日券も販売するそうです。お時間のある方は、ぜひぜひ~!!

今回のイベントは「M.Tジム」初の自主興行だそうです。初めて聞く名前のジムですが、どこにあるんでしょう?

●「M.Tジム」
http://mtboxinggym.com/
(神奈川県 相模原市 緑区 西橋本2-1-2)

2001年の夏に橋本にオープンしたそうですよ。スタッフのページを見てみたら会長が高城正宏(たかぎ・まさひろ)さん。懐かしい名前だ~!
元日本スーパー・フェザー級チャンピオンで、帝拳ジムの選手らしい端正なスタイルのボクサーだったと思います。来馬英二郎や私が惚れた飯泉健二とも闘った記録が…。
私は高城会長の現役時代の後半あたりが後楽園ホールへ通い詰めていた時期なので、高城会長が日本タイトルを獲った試合や、防衛戦とリターンマッチで赤城武幸に敗れた試合も現場で観た記憶があります。

・高城正宏 PERFECT DATA(日本プロボクシング協会)
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Kaede/5528/boxing/masahiro-takagi.html

今回の試合には同ジムに所属する7名の選手が出場する予定で、元日本・東洋太平洋チャンピオンの三垣龍次(みがき・りゅうじ)選手の引退式・エキシビジョンマッチも行われます。

三垣選手は私が一時、応援していた長嶋建吾選手を2010年のOPBF(東洋太平洋ライト級タイトルマッチ)において10R 2:07 TKOで退けています。荒川選手とも2012年のOPBF防衛戦でグローブを交え、12R 判定0-3でタイトルを失いました。

三垣選手と荒川選手は同じ1981年生まれ。同時代をボクシングと共に生きてきたんですね。
引退式のテンカウントゴングはいつ聴いても寂しいものですが~(涙)、会場の皆さまと一緒にリングから下りる三垣選手の長年の健闘・努力とボクシング界への貢献を讃えたいと思います。

[追記(2015.11.25)]
荒川選手は三垣選手の引退式エキシビションの相手として呼ばれたそうですが、当日、三垣選手は事故によるケガのためにグローブは交わせず、スーツ姿でテンカウントゴングに送られました。

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ケガの通院先で出会った、にわかラグビーファンの方々♪ [ボクシング・F1・ラグビー]

今年の冬に手首にヤケドをした際、お世話になった
東中野の「武医院(たけ いいん)」へ
今度はケガの具合を診てもらいに行きました。

「せんせ~、おかげさまでヤケドのあとは、
すっかりキレイになりました~!」
(と手首を差し出す)
「お、全然、残らなかったね。良かった良かった」

「今度はですねぇ、
この前、自転車ごと転んじゃったんですぅ。
左半身が打撲痛でぇ、
ヒザも傷だらけで腰も痛むんですぅ」

(オマエはコギャルか!?)

自分でも「いいトシして甘えた言い方は気持ち悪い」と
滑稽に思うというか呆れてもいるんですけど、
武先生は私よりも年配の男性なので
なんとなくそういう話し方になっちゃうんですよね~。

先生は全く意に介さず、私のヒザのあちこちを
容赦なくギューギュー押しました。
「いててて、っつう~ッ、せんせ、痛いです~! アダダダ」

次に寝台に座って腰の痛む箇所を見せると
そこも何か所か押してみて、
「ウン、大丈夫。どこも折れてないね。
じゃあ湿布でも出しとく?」
とアッサリしたもの。そして、
「痛み止めはね~、長く飲まないほうがいいんだ。
だから1週間分、出しておくけど
痛みが治まれば全部、飲まなくていいんだよ」
とのアドバイス。
ヒザの傷もかさぶたになっていたのですが、
「塗り薬もいただけませんか~?」
と無理やり出してもらいました(笑)。

それでも物足りなかったので、
電気と低周波の治療も受けていくことにしたのです。


リハビリ室には私より年上のおねーさん方がいて、
治療を受けながらラグビーの話をしていました。
Aさん「モールとかワケわかんないよね」
Bさん「あれはね、スクラムの立ち上がった形なのよ」

じっと聴いていられなくなった私は
思わず口を出しちゃいました。
「あの~、密集の状態には
モールとラックという2種類がありまして…」

A 「あら、ラグビー好きなの?」
ち 「詳しくはないんですけど、昔は大学ラグビーをよく観に行っていた時期が…」
A 「じゃあ南アフリカに勝った試合、うれしかったでしょ?」
ち 「そりゃもう号泣しましたよぉ~!(喜)」
A 「良かったわね~。私はサッカーファンだけど、ワールドカップを観てラグビーも面白いなと思ったの!」
B 「五郎ちゃん、いいわよね~!」
A 「あのポーズ、真似したわよ(笑)」
B 「ラグビーって後ろにボール投げて前に走ってくでしょ? あと、やたら反則が多いし。でも、わかんないけど面白かった」
ち 「最近はテレビ画面に反則の解説が出ますからね、昔よりはずっと理解しやすくなったと思いますよ」

……ワールドカップで勝利するってことは
ここまでファンの裾野を広げるのか~と、うれしくなりました。


ところで、サモア戦に関しては
マスコミで「圧勝」「快勝」という言葉が使われていましたが、
単に点差が開いたように見えただけで、
軽々と勝てたわけじゃないと思うんですよ。
日本代表に対しては
よくぞあそこまで凌(しの)いだ! エライ~!!!!!
と思いました。

サモアの敗因は反則が多過ぎたことによる
自滅に近い感じではないでしょうか。
もちろん、思わず反則を取られてしまうという状況は
それだけ日本がプレッシャーを掛けたからとも言えます。
でも、サモアは個人技のレベルが高いと思うので、
ボールを取られたら!とハラハラし通しでした。

敗けたサモアがMVPを日本の五郎丸に贈って
彼の功績を讃えたというのは、
まさにノーサイド精神の現れ。
なんと素晴らしいことでしょう。

日本の活躍を伝えるニュース番組に
現役時代、私が追っかけていた(?)
吉田義人がゲスト出演したり
堀越正巳が解説で出てきたりして
熱く語っている姿に、こちらの胸も熱くなりました。

吉田が秋田工業、堀越が熊谷工業という
彼らの高校時代からラグビーを観はじめたんです。
2人は東西対抗で一緒のチームでしたね。
そして、明大の吉田、早大の堀越を追い続け、
堀越は神戸製鋼へ行ったわけですが、
吉田は何でまた伊勢丹にねぇ???と、いまだに思います。
まぁ吉田らしいと言う人もいるでしょうけど。

そうそう、吉田のフルネームを
「よしだ・よしと」と読む人がいますが、
「よしだ・よしひと」ですよ~!


[本日のオマケ]

スポーツナビ
●堀越正己、吉田義人が語る「国立の記憶」
国立競技場を彩った男たち
(ラグビーマガジン編集部/2014年5月16日付)
http://sports.yahoo.co.jp/sports/rugby/all/2014/columndtl/201405160002-spnavi

これまで私は堀越の名前を
「正巳(まさみ)」と記憶していたのですが、
この記事には「正己」と書いてあります。
専門誌の『ラグビーマガジン』が誤記するとは思えないので、
「巳」じゃなくて「己」という字が正しいのでしょうか?

しか~し、ネットで検索してみると両方の表記が出てくるんです。
途中で名前の字を替えた、なんてことがあったのかな?
それとも私の認識が元々、間違っていたのか。
正しい表記をご存じの方、出典と共に教えてくださいまし~。


[追記(2015.10.19)]
新聞記者だったOさんが
堀越の著書があると教えてくださいました!
その表紙にあるのは「正巳」という文字です。
自分の名で上梓した本なら間違いないですよね?
版元は「講談社」です。
私は昔、ここの校閲局で派遣スタッフとして働いたことがあるので、
校正・校閲の力は他社より高い出版社だと思いたい~(笑)。

ということで、堀越さんの名前の正しい表記は「正己」に確定!!

……しか~し、この本、発刊が2000年と古いんですよ。
その後、名前の文字を「正己」に替えた…ってことは
ありませんよね、堀越さん!?

最近の新聞記事でも『サンスポ』が「巳」と書いて、
『産経』本体が「己」と表記しています。
各社の校閲は、どないなっとんねん!?

勝つためのチームメイク

勝つためのチームメイク

  • 作者: 堀越 正巳
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2000/11
  • メディア: 単行本


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ラグビーワールドカップ2015:日本が南アフリカに勝った日(号泣)。 [ボクシング・F1・ラグビー]

イングランド大会9月19日(現地時間)
日本vs.南アフリカ

ロスタイムなのに
同点となれるペナルティーキックではなく
スクラムを選んだ瞬間、
「おおーーーッ、日本ラグビーの精神、ここにあり!」
と感激しました。
引き分けのためのPKではなく、
逆転のためにトライに挑戦するという決断。

昔、私がよく観戦していた時期の
明大ラグビーが、そんな感じだったんですよ~。
北島監督~ッ、W杯、ご覧になっていますよね~!!

日本はゴール間際の攻防を非常によくしのぎ、
パスを繋いで繋いで、ついにコーナー近くにトライ!

ノーサイドの笛が鳴った瞬間、
ブワッと涙があふれました。
34対32
W杯で2度の優勝経験がある南アフリカから
勝利をもぎ取ったのです~!!
しかも相手はレギュラーメンバーなんですよ!

これまで、ラグビーに思い入れのない人たちからは
「どうせワールドカップじゃ勝てないじゃん」
などとバカにされてきましたし(泣)、
実際、日本代表は数々の大敗も経験してきました。
私も生きている間に、こんなシーンが観られるとは
思ってもいませんでした~(号泣)。

でもね、いろんなニュースには
「奇跡」という言葉が躍っていますが、
そうじゃなくってね~、
この一勝に至るまでには
日本代表チームのたゆまぬ努力の軌跡があるからこそ、
見事な結果がもたらされたと思うんですよ。

それにしても、南アフリカの16番のトライは怖かった。
タックルされても倒れないって
こういう人なんだよね~という体格と安定感。
体重がかなりありそうな外見なのに
パスが回って、いったんボールを抱えたら、
ドスドスドスッと重そうに走りつつも
脚はそれなりに速くて日本は誰も追いつけないまま、
ボールを大地にボムッと置いてトライに持ち込みました。

16番って誰?
ネットでしつこく調べて、ようやく見つけました。
アドリアン・ストラウス(Adriaan Strauss)という選手です。
1985年、南アフリカ生まれ(現在29歳)。
身長184cm、体重110~112kg。金髪の白人系。
代表キャップは48。ポジションはプロップ?

アジア人もコンタクトプレー系のスポーツマンの体格は
非常に向上しているとは思うんですけど、
国際試合の場ともなると、
まだまだ体格の差は歴然のような気もします。
私は偶然、南アフリカの16番が目についただけで、
そういう人たちがゴマンといるのがワールドカップなんだと
改めて認識した思いでした。

そういう人たちを相手に勝利した日本代表、
……ああ、生きてて良かったな~。しみじみ。

ヨーロッパ勢は、
友達の“さとりん”が結婚して英国に住んでいて、
パートナーのディヴィッドが
ウェールズ出身だと聞いた覚えがあるので、
「レッドドラゴンズ」ことウェールズ代表を応援しま~す♪


[追記:9月23日]
日本vs.スコットランド
10対45
前半は日本もかなり善戦したと思いますが。
後半は、うーーーーん。
流れが変わったなと思った瞬間から、
あれよあれよと点が入ってしまう、ということは
ラグビーではよくあるんですよね……(涙)。

さッ、気持ちを切り替えて、次回はサモア戦だ!


●「JRFU(日本ラグビーフットボール協会)」
https://www.rugby-japan.jp/

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具志堅用高さん、還暦の年に「ボクシングの殿堂」入り、おめでとうございます~!!!!! [ボクシング・F1・ラグビー]

日本ボクシング界の伝説のチャンピオン“カンムリワシ”こと具志堅用高(ぐしけん・ようこう)さんは、6月26日に60歳のお誕生日を迎えたそうです。人生の節目となる還暦の直前の6月14日には栄誉ある「国際ボクシング殿堂」入りを果たしたとのこと。

本当におめでとうございました~!!! 拍手~ッ!! パチパチパチパチ……………

受賞式などセレモニーやパレード等のイベントは、ニューヨーク州のカナストータという所にある「国際ボクシング名誉の殿堂博物館(International Boxing Hall of Fame)」で催されました。

●殿堂博物館(IBHOF)公式サイト(※英文)。
http://www.ibhof.com/

トップページの左上に「2015 INDUCTEE」という見出しがあり、リディック・ボウやナジーム・ハメドといった
有名なチャンピオンの画像が入れ替わる中に具志堅さんのファイティングポーズの写真も出てきます。

“fierce eagle”と書いてあるので、これが「カンムリワシ(冠鷲)」という単語かな?と思って和英辞典で調べたら、
「Spilornis cheela(カンムリワシ)」「crested serpent eagle(カンムリヘビワシ)」などという英訳が出てきます。
前者が学術名で後者はワシの生態を表すような言葉でしょうか。

「fierce(フィアス)」という単語は「獰猛(どうもう)な」という意味だと知りました。だから、具志堅さんが自分で決めたという「カンムリワシ」のニックネームとは違って、英語圏では「フィアス・イーグル(獰猛な鷲)」といった紹介のされ方をしていたということでしょうねぇ。ふーん、そうだったんだ~。

公式サイトにある画像「2015」という字の上の「About IBHOF」という部分をクリックしてください。出てきたページの左側の赤い部分、上から3番目の「Virtual Tour」をクリックすると英文がダーーーっと並んでいますが、その下にある太字の「For a virtual tour, please click here」という部分をクリックすると、「殿堂博物館」内の画像がスライドショーとして観られます。
歴代のチャンピオンのベルトやグローブ、ガウンなどが飾られ、まぁ私などにはモハメド・アリ(カシアス・クレイ)以外はよくわかりませんが、名王者らの写真も並んでいます。

ほかのページは文字だらけなので私には面白くない~。英語の堪能なボクシングマニアの方々には「Inductees」というページが面白いかもしれません。殿堂入りした全王者のプロフィールが載っています。

今回、具志堅さんは亡き大場政夫さんと共に殿堂入りだそうで、日本人ボクサーとしては1995年のファイティング原田さん以来の素晴らしい快挙なんですよね~。

具志堅さんがWBA世界ジュニアフライ級(現・ライトフライ級)の王座を13度も連続防衛(現在も日本記録)したのは1976年から’80年まで。だから、今ではタレント活動しか知らない人も多いようですが、「具志堅って“ちょっちゅね~”のオジサンでしょ~?」なんて言ってる人はッ! ぜひとも以下の映像をご覧ください!!

●「蘇るカンムリワシ伝説 具志堅KO集」(mitsuo wateさん)
https://www.youtube.com/watch?v=wOMPmV8joPM

普段、ボクシングには関心のない人でも、世界のスーパーチャンピオンの仲間入りをするだけの物凄い逸材だということが、よ~くわかると思いますよ~。当時、会場やテレビで観た記憶のある人たち、いいなぁ、うらやまし~い!

具志堅さんがプロボクサーとなって無敗のまま9戦目で世界タイトルに初めて挑戦したのは、沖縄が本土へ復帰した4年後のことで、沖縄県が生んだ初の世界チャンピオンとなったのです。その具志堅さんに続いて沖縄出身の世界王者が6名誕生しました。

・上原康恒(うえはら・やすつね/WBA世界ジュニアライト級)
・渡嘉敷勝男(とかしき・かつお/WBA世界ジュニアフライ級 ※幼少時に兵庫県へ)
・友利 正(ともり・ただし/WBC世界ジュニアフライ級)
・新垣 諭(しんがき・さとし/IBF世界バンタム級 ※当時はJBC非公認)
・浜田剛史(はまだ・つよし/WBC世界ジュニアウェルター級)
・平仲明信(ひらなか・あきのぶ/WBA世界ジュニアウェルター級)

※現在の階級の名称
ジュニアフライ級 → ライトフライ級
ジュニアライト級 → スーパーフェザー級
ジュニアウェルター級 → スーパーライト級

今の世界戦は12ラウンドで終了しますが、具志堅さんの時代は15ラウンドまでありましたし、試合と試合の間隔も今より短かった。つまり、心身への負担が今以上に苛酷だったというわけです。その条件のもとで13度も連続防衛という偉業を成し遂げました。

殿堂入りの朗報と共に具志堅さんは沖縄の県民に対し、「沖縄があったから自分があるし、沖縄のために勝ち続けてきた」、そうコメントしたと伝えられています。特別天然記念物の「カンムリワシ」は本土には棲息しておらず、日本国内では八重山列島(石垣島・西表島・与那国島)で確認されるのみ。石垣生まれの具志堅さんにとっては、ふるさとと王者の象徴だったのかもしれません。

ところで、具志堅さんちの家族の一員がボクサー犬だそうで、名前は最初に世界を獲った相手のファン・ホセ・グスマンにちなみ、「グスマン」という愛称なんだとか(笑)。友達が具志堅さんと同じエリアに住んでいるのですが、時折、普段と何も変わらない姿でグスマンの散歩をしている具志堅さんを見かけるんですって♪

[本日のオマケ]

●「具志堅用高記念館」(沖縄県 石垣市)
http://www.chocchune.com/
・Facebookページ
https://www.facebook.com/gushikenyoko.kinenkan

●「白井・具志堅スポーツジム」(東京都 杉並区)
http://www11.ocn.ne.jp/~sgs13/

●「具志堅用高(gym staff)」Twitter
https://twitter.com/yo_gushi


具志堅用高―リングは僕の戦場だ (人間の記録)

具志堅用高―リングは僕の戦場だ (人間の記録)

  • 作者: 具志堅 用高
  • 出版社/メーカー: 日本図書センター
  • 発売日: 2012/02
  • メディア: 単行本


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GW最終日は内山高志&田口良一のボクシング世界戦をテレビ前で応援! [ボクシング・F1・ラグビー]

ここ数年来、大晦日はゴールデン街で内山の試合をテレビ観戦し、
カウントダウンと共に「カンパ~イ!!」
というのが恒例となりつつあるのですが、
昨年末はヨッシーさんに無理やり頼んで
せっかく「ROSSO(ロッソ)」にテレビを設置してもらったのに、
がん体験者だというオジサマ客の闘病話に付き合っていたら
ほとんど試合が観られなかったんですよ~(泣)。

そんな私とは全く関係なく~、
しっかりと9度目の防衛に成功した内山高志と
初の世界王座を手にした田口良一。
彼らの防衛戦がゴールデンウィーク最終日に行われました。
例によって私はテレビの前でブツブツ言いながら観戦。


●「WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ」
王者:田口良一(たぐち・りょういち/ワタナベ)
24戦21勝(8KO)2敗1分/28歳
VS. クワンタイ・シスモーゼン(タイ)
53戦49勝(26KO)3敗1分/30歳

田口の相手は2階級制覇を狙うという元世界王者だとか。
戦績だけを見ると田口の倍以上の53戦49勝、ベテランですねぇ。
KO率からするとパンチはそんなに重くはないのかも?

田口は2R・5R・6R・7Rにダウン奪取。
8Rのダウンでレフェリーが止めて
TKO(テクニカル・ノック・アウト)8ラウンド36秒。
大田区出身の田口が
地元の「大田区総合体育館」で勝利を収めました。

それにしてもクワンタイさんよ~、ダウン多すぎ!
“ベテランならではの試合巧者ぶり”なんて
カケラも感じませんでした。
試合後に調べたら、同級15位だそうです。なるほどねぇ。
田口のジム側としては
初防衛ということで配慮したんでしょうけど、
試合としてはイマイチ。

ジャッジの森田さんがクワンタイにポイントを与えたという
3Rがどんな内容だったか観たかったな~。
テレ東さん、セミファイナルぐらい
全ラウンドを放映してくださいよ!!(泣)。

ところで、田口選手は
“ツヨカワイイ”なんて言われていますが、
地味な顔立ちに優しい声と話し方なので、
そんなキャッチフレーズが付いちゃったんでしょうけどね、
アタシはキライだな、
甘ったるく安っぽい表現をボクサーに付けるのは!
しかも世界チャンピオンですよ。失礼じゃありませんか!!

試合後にアナウンサーが“ツヨカワイイ”について
しつこく聞くので、ご本人は
「今度から“ツヨカワイイ”と言われないよう頑張ります」
とコメントしていました。
ほかの質問はできんのか~ッ!! ……ったく、もう!!(怒)。

ワタナベジムの会長さま、
次の試合は、もう少し上位ランカーを選んでおくんなさいまし。


●「WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ」
王者:内山高志(うちやま・たかし/ワタナベ)
23戦22勝(18KO)無敗1分/35歳
VS. 同級10位:ジョムトーン・チューワッタナ(タイ)
9戦9勝(4KO)無敗/25歳

内山は10度目の防衛戦、
相手はタイ伝統のムエタイ世界王者
(戦績200勝以上・ムエタイ6冠)で
ボクシングはデビューから9連勝で無敗だそうです。
東洋太平洋王者で日本人を相手にした試合では3戦全勝と、
なかなか強そうですよ~(汗)。
でもでも! ムエタイとボクシングは違うものだし、
内山は23戦して無敗ですからね!!

試合前の内山選手のコメント。
「ボクシングは一番好きなんで、とにかく
“負けたくない”という気持ちでやってますね」

その気持ちを維持し続けることこそが、至難の業(わざ)でしょう。

テレビでは世界初挑戦の勝利からV10までの試合が
ダイジェストで観られました。ウレシイ♪
的確で美しい技巧派ボクシング、
的確で美しい技巧派ボクシング、
強打が一発入った直後の怒濤のラッシュも迫力満点。
一戦ごとに強さが増してきたという印象がありますね。


さて、今回の試合は1R序盤から内山が積極的に前へ出て
素早いワン・ツー、ボディを自在に放ち、
相手をコーナーへ追い詰めてラッシュを仕掛けます。
素晴らしい~!

1分20秒あたりで
内山の左が相手の右目の周りにクリーンヒット。
これで挑戦者の戦意が削(そ)がれた感じです。

1Rでダウンかな~?
おいおい、もう終わっちゃうの~?

2R開始のゴング。
しばらく互いに様子見だったのが、
内山のワン・ツーがポンポンッと小気味よく決まった瞬間、
挑戦者がストンと頽(くずおれ)た。
あっけない……。えっ!? もう終わり~?

KO 2ラウンド1分15秒。
内山は世界戦10連勝。おめでとう!!

スカッと気持ちの良い勝ち方でしたが、
観客としては、もうちょっと長く観たかったな~(笑)。


マットに仰向けになって起き上がれないジョムトーン。
非常につらそうです。
初めてのKO負けだから、ショックも大きいでしょう。
今日は相手が強すぎたね。次も頑張るんだよ~!

と言ってる場合ではなくて、ジョムトーンは
「眼窩底(がんかてい)骨折」の疑いだそうです……。
(※眼窩壁骨折、眼窩床骨折、ブローアウト骨折も同じ)

「窩(か)」という字は、へこんだ所・くぼみを表し、
眼窩は頭蓋骨の目玉が納まるくぼんだ部分で、
その底(床にあたる所)が骨折したというわけです。
球技でボールが目に当たったり、
ケンカで殴られたり、スキー等で転んだりするなどして
眼球に強い圧力が掛かると、
眼窩に納まっていた眼球や周りの組織も圧迫されるため、
骨のもろい底の部分が
砕けたり落ち込んだりすること(=骨折)によって
眼球などが潰(つぶ)れるのを防ぐということのようです。

眼窩底骨折が起こると一時的に眼が落ちくぼんだり、
視野が狭くなったり物が二重に見えたりする(=複視)ことも。
でも、重症でなければ視力の低下は、あまり心配はないとか。
骨折が治れば症状も改善するそうですが、
ジョムトーンはまだ25歳、
どうか大事に至らず、元気にリングへ復帰してくれますように!


内山は元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高さんの
13度防衛の日本記録と比較されることも多くなりましたが、
マスコミなど外野の騒音は気にせず、
一戦一戦、自分のボクシングを貫いてほしいですね。

具志堅さんはタレント活動も多いせいか、
からかうどころか失礼なことを言う人たちもいるのですが、
具志堅さんの現役時代の世界戦は
15ラウンドですからね(今は12ラウンドで終了)。
13度の防衛のうち5度は
フルラウンドを闘って判定勝ちを収めているのです。
しかも、当時は試合の間隔が3~4か月程度で、
具志堅さんは2か月しか開けないで世界戦を行ったこともあるほど。
だから、世界王者として13度の防衛は大変な偉業なんですよ~!!


ところで、このところ
五反田の「ワタナベボクシングジム」に程近い
クリニックにも通うようになったので、
ジムの前まで行ってみようかな~♪
内山にバッタリ会ったらどうしよ!? きゃ~[黒ハート]

過去にワタナベジムに在籍した選手の中では
吉野弘幸(よしの・ひろゆき)の豪快な左フックが魅力でした。
あごが細い分、上半身の逆三角形が目立つ人で、
冬に後楽園ホールで見かけると
たいてい白いTシャツにジーンズ、
茶色の革ジャンを羽織っただけのシンプルな姿で、
それが実にカッコ良かった!
上山 仁(かみやま・ひとし)とのノンタイトル戦が
両者共に物凄いファイトだったんですけどね~、
ネットで探しても動画は削除されていました(涙)。

興味のある方は「吉野弘幸」「上山仁」というキーワードで
動画を検索してみてください。
ほかの試合なら観られるものも……。


[本日のオマケ]

●内山高志
ジムの選手紹介ページ
http://www.watanabegym.com/boxer/takashi-uchiyama
公式サイト http://takashi-uchiyama.com/
ブログ http://ameblo.jp/takashi-uchiyama/
Facebook https://www.facebook.com/t.uchiyama.official

●田口良一
ジムの選手紹介ページ
http://www.watanabegym.com/boxer/ryoichi-taguchi
ブログ http://ameblo.jp/ryouiti-taguti/

吉野弘幸が会長のジムです!
●「H's STYLE BOXING GYM
(エイチズスタイル ボクシングジム)」(葛飾区 青戸)
http://www.hsbg.net/

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ご参加・ご支援・拡散をお願いします!
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(※短縮URL)
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いよいよ、とうとう、ついに!ラスベガス対決!! 5月1日&2日のボクシング世界戦!! [ボクシング・F1・ラグビー]

日本のゴールデンウィークの間に
ラスベガスで行われる2つの世界戦。
世界中のボクシングファンが心待ちにしている
パッキャオVS. メイウェザーの
“今世紀最大の対決”は5月2日の夜(日本時間の3日の朝)、
その前日には粟生が3階級制覇を狙う試合もありますよ~!!


☆ 5月1日(金)現地時間18:00開始
「WBO世界ライト級タイトルマッチ」
会場:「The Cosmopolitan of Las Vegas」のイベントスペース「THE CHELSEA」(米国ラスベガス)
【テレビ放映】?

同級2位:粟生隆寛(あおう・たかひろ/帝拳)
元WBC世界スーパーフェザー級&WBC世界フェザー級の2階級制覇。ライト級に上げて3階級制覇を目指す。
31戦27勝(12KO)3敗1分
身長169cm・リーチ173cm、千葉県市原市の出身、31歳。
ジムの選手紹介ページ
http://www.teiken.com/profile/ao.html
ブログ http://ameblo.jp/super-taka/
VS. 同級5位:レイムンド・ベルトラン(メキシコ)
37戦29勝(17KO)7敗1分
身長173cm・リーチ173cm、33歳。

……粟生の試合会場は「The Cosmopolitan of Las Vegas(ザ・コスモポリタン・オブ・ラスベガス)」というカジノホテル内のイベントスペース「THE CHELSEA(ザ・チェルシー)」です。
パンフレットを見ると、かなり豪華な施設♪
http://www.cosmopolitanlasvegas.com/pdf/TheChelsea_SalesSheet.pdf
(ボクシングのことは何も書いてありませんよ~)。


☆ 5月2日(土)現地時間19:00開始?
マニー・パッキャオVS. フロイド・メイウェザー・Jr.
「WBA・WBC・WBO世界ウェルター級王座統一戦」
会場:カジノホテル「MGMグランド」内にある競技場「MGMグランド・ガーデン・アリーナ」(米国ラスベガス)
https://www.mgmgrand.com/entertainment/grand-garden-arena.aspx
【テレビ放映】日本時間5月3日(日)10:00~(WOWOWのみ)
http://www.wowow.co.jp/sports/excite/pm/

●パッキャオ(フィリピン)
元WBC世界フライ級&IBF世界スーパーバンタム級&WBC世界スーパーフェザー級&WBC世界ライト級&WBO世界ウェルター級&WBC世界スーパーウェルター級の6階級制覇チャンピオン(※6階級の体重差は約20kg)
アマ64戦60勝4敗、プロ64戦57勝(38KO)5敗2分
身長169cm・リーチ170cm、ミンダナオ島の出身、36歳。
フィリピンの国会議員(下院議員)で、フィリピンのプロバスケットボールリーグのバスケットボール選手兼ヘッドコーチ。
Facebook https://www.facebook.com/MannyPacquiao?fref=ts
Twitter https://twitter.com/MannyPacquiao

●メイウェザー(アメリカ)
元WBC世界スーパーフェザー級&WBC世界ライト級&WBC世界スーパーライト級&IBF世界ウェルター級&WBC世界ウェルター級&WBC世界スーパーウェルター級の5階級制覇チャンピオン。
アマ90戦84勝6敗、プロ47戦47勝(26KO)無敗
身長173cm・リーチ183cm、ミシガン州の出身、38歳。
父親は元プロボクサーでトレーナーのフロイド・メイウェザー・シニア(前科者)。叔父のジェフ・メイウェザーも元ボクサーでトレーナー。もう一人の叔父のロジャー・メイウェザーは元2階級制覇の王者。
Facebook https://www.facebook.com/floydmayweather?fref=pb&hc_location=profile_browser
shots https://shots.com/floydmayweather


……2009年の試合交渉から何度も頓挫しながら
ようやく実現に漕ぎ着けたビッグマッチ。
大げさではなく「今日まで生きててヨカッタ~ッ!!」と思う
ボクシングファンも多いのではないでしょうか♪
ヽ(^。^)ノヽ(^。^)ノ

両者とも貧しい家庭に生まれ育って苦難を乗り越え、
そして、天賦の才に恵まれたにせよ、
多大なる努力も重ねて現在の地位に上り詰めました。
しかしながら~、メイウェザーは
暴力事件等で父親と同様に逮捕歴があり、
心情的にはどうにも肩入れしにくいんですよねぇ、私は。
世界戦とプライベートは関係ないだろ?とか、
じゃあタイソンは?という話にもなるんですけど、
リングの外で他者を殴るような人物は
偉大なる王者でも尊敬に値しないと思います。
身体能力は本当に物凄いというか、まさに超人ですけどね~。

パッキャオも
人の道を踏み外しそうになった時期もあるようですが、
興行の絡むスポーツは芸能界などと一緒で、
稼げば稼ぐほど悪質な取り巻き連中が群がるようになるから、
さまざまな問題を抱えやすいとは言えます。
なんせ今回もファイトマネーの最低保証が
2人合わせて約240億円、
ということも大きな話題となっているほどですし。
周りは“たかり屋”だらけかも~(汗)。

メイウェザーは
父親の暴力にさらされながら育ったといいます。
暴力の連鎖はDV家族の典型とも言えますが、
たとえ、そういう家庭で育っても
決して他人は殴らないという人はたくさんいますよね。
私の父親も妻に手を上げるような男でしたが、
だからと言って私は元ダンナとか元カレを
殴ったことなんてないよ~(笑)。

こんなことを書いていると~、
じゃあ矢吹ジョーはどうなのよ?
なんて言われるから、このへんで。

ともかく、周りのボクシングファン仲間は
パッキャオVS. メイウェザーについて
「もう2人ともピークを過ぎちゃったしさ~、
どっちが勝つかという結果はどうでも良くて
試合が観られればOK!って感じだよね~」
という意見が多い感じがします。

私も今、思うのは、
「当日まで両者ともケガなくトラブルもナシで
できうる限り万全の体調で臨み、
無事に試合が行われますように!」
「5ラウンド以内で試合が終わりませんように。
少しでも長くじっくり観たいよ~!!」
ということぐらいでしょうか。

WOWOWでは前日まで面白そうな関連番組が続々と…。
いいなぁ加入してる人!
私は日曜に都内某所でTV観戦予定です。
朝早いので、ちゃんと起きられるのか心配(汗)。

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5月にはボクシングの世界戦が、たくさん開催されるんですよ~!!! [ボクシング・F1・ラグビー]

全世界のボクシングファンの皆さま、こんにちは~!
5月は楽しみな世界タイトルマッチが続きますね。
現時点で調べたことをここにメモしておきま~す。


☆ 5月1日(金)17:00開始
会場:大田区総合体育館(東京)
【テレビ放映】21:00~22:52(フジテレビ系)
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/kinpremium/
・第1試合(4回戦)スーパーフライ級
中根一斗(レイスポーツ)VS. 髙橋 史(ヨネクラ)
・第2試合(4回戦)スーパーフライ級
郡司成悠(ひたちなか)VS. 伊藤真也(ワタナベ)
・第3試合(6回戦)バンタム級
高橋竜平(横浜光)VS. 坂田北斗(石神井スポーツ)

注目カード♪
八重樫がライトフライから2階級アップして再起を!
●第4試合(8回戦)スーパーフライ級
ソンセーンレック・ポスワンジム
(Songseanglek Phosuwangym/タイ)
29戦18勝(5KO)11敗?
身長?cm・リーチ?cm、31歳。
VS. 八重樫 東(やえがし・あきら/大橋)
元WBA世界ミニマム級&WBC世界フライ級の2階級制覇。
25戦20勝(10KO)5敗
身長162cm・リーチ161cm、岩手県北上市の出身、32歳。
ジムの選手紹介ページ http://www.ohashi-gym.com/?boxers_category=wbc
※八重樫の紹介ページに飛ばない場合は「大橋ジム」のロゴの下の「選手紹介」→「世界ランカー」→「WBC」の順に、たどってください。
ブログ http://ameblo.jp/yaegashi-akira/
ツイッター https://twitter.com/yaegashi0225

……ポスワンジムの戦績は「12戦1勝11敗(6KO)」と書いてある海外のサイトも発見。http://boxrec.com/list_bouts.php?human_id=428676&cat=boxer
でも、いくら再起戦で大事にしたいとはいえ、八重樫&大橋会長がそこまで弱い相手を選ぶとは思えないので、そのサイト運営者のミスなんでしょうね~。
ポスワンジムは何度も来日して試合をしているようですが、最近はKO・TKO敗けで1Rとか2Rで終わっているのが気になりますな。
どなたか、戦績に関して確実な情報があれば教えてくださいまし。

・第5試合(12回戦)
●「WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ」
王者:三浦隆司(みうら・たかし/帝拳)
4度目の防衛戦。32戦28勝(21KO)2敗2分
身長169.5cm・リーチ176cm、
秋田県山本郡三種町(みたねちょう)の出身、30歳。
ジムの選手紹介ページ http://www.teiken.com/profile/t_miura.html
VS. 同級7位:ビリー・ディブ(Billy Dib/オーストラリア)
元IBF世界フェザー級王者。28戦23勝(19KO)4敗1分
身長172cm・リーチ172cm、29歳。

・第6試合(10回戦)162 P
村田諒太(帝拳)VS. ダグラス・ダミアオ・アタイデ(ブラジル)

・予備カード(4回戦)ライト級
亀山磊輝(協栄)VS. 山 悠一(花形)
川西真央(三迫)VS. 御宿高裕(RK蒲田)

……なんで世界戦の三浦の試合がメインイベントじゃなくて
契約ウェイトのノンタイトル戦が最後なの!?
依怙贔屓(えこひいき)も、ほどほどにしてほしいワ。
大滝秀治さまに蘇(よみがえ)っていただいて、
「帝拳もフジテレビも、けしから~ん!」と一喝してもらいたい。

「予備カード」というのは、
KOやTKOで終わる試合が続いたときなど
予定の時間が余った場合に差し挟まれる試合のこと。
要するに、テレビ中継の勝手な都合で
予備として設定された試合なんですよ。
日によっては判定の試合ばかり続くこともありますから、
予備カードの選手は、いつリングに上るのやら
自分でもわからないのです。
昔は「本日の予備カードは中止となりました」なんて、
心身のコンディションを整えて会場入りした選手に対し
本当にひどい仕打ちもありましたが、
近年は試合の予定だけは消化するようですね。
でも、予備カードに組まれる選手たちは
通常の試合より精神的な消耗も著しいのではないかと思います。
今回の予備カードの4人の選手たち、頑張れ~!!


☆ 5月6日(水・振替休日)15:30開始
会場:大田区総合体育館(東京)
【テレビ放映】20:59~(テレビ東京系)
・第1試合(4回戦)A
青木沙耶香(EBISU K’s BOX)VS. 大江昭子(ランド)
・第2試合(4回戦)ライト級(※両者ともデビュー戦)
白鳥大珠(八王子中屋)VS. 須賀原直雄(REBOOT)
・第3試合(6回戦)58.0kg契約ウェイト
内藤 剛(越谷634スポーツ)VS. 加川達志(M.T)
・第4試合(8回戦)ライトフライ級
須田拓弥(沼田)VS. 若原義敬(協栄)
・第5試合(10回戦)
「WBO女子世界ミニフライ級タイトルマッチ」
池原シーサー久美子(フュチュール)VS. 江畑佳代子(ワタナベ)

……第1試合のAというのは階級だと思いますが、
女子ボクシングには関心がないので調べません。
知りたい方は検索してくださいまし。

・第6試合(12回戦)
●「WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ」
王者:田口良一(たぐち・りょういち/ワタナベ)
初防衛戦。24戦21勝(8KO)2敗1分
身長166cm・リーチ172cm、東京都大田区の出身、28歳。
ジムの選手紹介ページ http://www.watanabegym.com/boxer/ryoichi-taguchi
ブログ http://ameblo.jp/ryouiti-taguti/
VS. 同級15位:クワンタイ・シスモーゼン
(Kwanthai Sithmorseng/タイ)
53戦49勝(26KO)3敗1分
身長160cm・リーチ166cm、30歳。

・第7試合(12回戦)
●「WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ」
王者:内山高志(うちやま・たかし/ワタナベ)
10度目の防衛戦。23戦22勝(18KO)無敗1分
(※KO率は日本の歴代世界チャンピオンNo.1)
身長172cm・リーチ182cm、
長崎県に生まれ、埼玉県春日部市で育った35歳。
ジムの選手紹介ページ http://www.watanabegym.com/boxer/takashi-uchiyama
公式サイト http://takashi-uchiyama.com/
ブログ http://ameblo.jp/takashi-uchiyama/
Facebook https://www.facebook.com/t.uchiyama.official
VS. 同級10位:ジョムトーン・チューワッタナ
(Jomthong Chuwattana/タイ)
※苗字は媒体によって「チュワタナ」「チョーワッタナ」の表記あり。
9戦9勝(4KO)無敗
身長175cm・リーチ?cm、25歳。


世界戦じゃないけど観たい試合♪
☆ 5月9日(土)17:00開始/会場:神戸市立中央体育館
【テレビ放映】?
●第7試合(ノンタイトル10回戦)フェザー級
長谷川穂積(真正)
元WBC世界バンタム級(10度防衛)&WBC世界フェザー級の
2階級制覇。38戦33勝(15KO)5敗
身長168.5cm・リーチ169cm、兵庫県西脇市の出身、34歳。
ジムの選手紹介ページ http://www.shinsei-gym.com/boxer/hasegawa.html
ブログ http://ameblo.jp/hozumi1216/
VS. オラシオ・ガルシア(Horacio Garcia/メキシコ)
WBCスーパーバンタム級9位
29戦29勝(21KO)無敗
身長168cm・リーチ165cm、24歳。

……復帰戦にキツイ相手を選びましたねぇ。
デビュー以来、負け知らずというだけでなくKO率も高い(汗)。
長谷川穂積は記者会見で
「強くなるためには負けるかもしれない相手とやるのが一番」
とコメントしたそうですよ。く~ッ、カッコいい!!

たしか10年以上前だと思うのですが、
長谷川が「千里馬ジム」にいた頃、世界戦のチケットを購入しました。
ところが、練習中にケガをしたそうで(拳だったかな?)
試合が延期となったことがありました。
払い込んだチケット代は現金書留で返送されてきたのですが、
その封筒には500円玉も入っていたのです。
振込手数料などの代わりなのかもしれませんが、
私は穂積のお詫びの気持ちが届けられたのだと感じました。
試合を延期すると契約違反で違約金を取られたかもしれないし、
チケット代の返送にしても、手間も送料も掛かりますし、
ほかにも多大な出費があったことと思います。
体調の不安ばかりか心労も大きかったでしょうに。
その銀色の一枚の硬貨は、とても尊いものに思えました。
……しかーし、封筒ごと保管したはずなのに、
どこへいったのやら~???(汗)。
こういうマヌケなことをしょっちゅうやらかす日々。とほほ。


☆ 5月30日(土)13:00開始
「WBO世界ミニマム級タイトルマッチ」
会場:パークアリーナ小牧
(小牧市スポーツ公園総合体育館/愛知県)
【テレビ放映】?
同級1位:フリアン・イエドラス(Julian Yedras/メキシコ)
25戦24勝(13KO)1敗
身長?cm・リーチ?cm、27歳。
VS. 同級2位:田中恒成(たなか・こうせい/畑中)
身長162cm・リーチ?cm、19歳。
※田中はプロ5戦目で世界挑戦。4戦4勝(2KO)無敗
岐阜県多治見市の出身、「中京大学」経済学部2年。
ジムのFacebookページ
https://www.facebook.com/SOULBOX.HatanakaBoxingGym
ブログ http://ameblo.jp/kosei1110/
Twitter  https://twitter.com/615Kousei

……田中の所属する「SOUL BOX畑中ボクシングジム」の会長は
元WBC世界スーパーバンタム級王者の
畑中清詞(はたなか・きよし)です。
生涯戦績は25戦22勝(15KO)2敗1分けで、
負けた試合は世界戦だけ。
いずれも強豪のメキシカン相手に12R判定まで持ち込みました。

◎1988年 ヒルベルト・ローマン
・元WBC世界スーパーフライ級王者(王座2度獲得、通算11度の防衛)
・61戦54勝(35KO)6敗1分け
・自動車事故で逝去(享年28)
畑中はローマンのローブローがなかったら勝てたかも~?
当時の試合をご覧になった皆さま、本当に痛そうでしたよね。
ファン仲間の男子たちは一様に顔をしかめて、
「いや~な冷や汗が出るんだよ」「オレだったらタオル投げる~」
「自分のモノまで痛くなってきた」等々と言っていました(笑)。

◎1991年 ダニエル・サラゴサ
・元WBC世界バンタム級&世界スーパーバンタム級(王座3度獲得)の2階級制覇
・66戦55勝(28KO)8敗3分け
・サラゴサのボクシングで「老獪(ろうかい)」という言葉を覚えた人もいるのでは?
・トレーナーとして、ご健在の様子。


……4月28日の記事に続く♪

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高山勝成の3階級防衛戦&井岡一翔の3階級制覇を狙う挑戦。 [ボクシング・F1・ラグビー]

「大阪府立体育会館」で行われた
ボクシングの2つの世界戦をテレビで観ました。
この会場、以前はカタカナ名でも呼ばれていましたが、
今年3月末の契約満了で愛称の使用は終わったそうです。
「ネーミングライツ」やら「ボディメーカーコロシアム」やら
ワケのわからんカタカナ語を増やすのではなく、
かつては「大阪府立体育館」、今は「大阪府立体育会館」ですが、
文字を見ても言葉を聞いてもパッとわかる。いいですね~!!


☆「IBF世界ミニマム級タイトルマッチ」(12回戦)
王者
高山勝成(たかやま・かつなり/仲里ジム)
WBC・WBA・IBF・WBOの世界ミニマム級を全制覇。
36戦28勝(10KO)7敗1NC(No Contest ノー・コンテスト=無効試合)
身長157.7cm・リーチ157.8㎝。
大阪府大阪市の出身、32歳。
VS.
IBFライトフライ級8位
ファーラン・サックリン・Jr.(ジュニア/タイ)
31戦27勝(15KO)3敗1分け
身長165.8cm・リーチ170.2㎝、21歳。
※父のファーラン・サックリンは同じ王座を7度防衛。

世間では、しつこい粘着質の人物は避けたいものですが、
ボクサーの資質としては大切な要素ですよね。
挑戦者はカウンター狙いでしたが、
高山は積極的に前へ出て
「しつこいわ~」とウンザリするほどの執拗さで追い詰め、
自在なボディ打ちで圧倒しました。
「手数」「連打」「執着」がキーワード、という感じでしょうか。
高山が偶然のバッティングで両まぶたの斜め上をカットし、
9ラウンド2分19秒、3-0の負傷判定という結果に。

スコア
86-85
90-81
87-84

9ポイント差を付けたのは
日本のジャッジの「島川さん」と聞こえました。
大ベテランのレフェリー島川 威(しまかわ・たけし)さん?
じゃないかと思うんですけど、御年80だそうですから
近年はジャッジに専念していらっしゃるのでしょうか。
それにしても9ポイント差とは大胆な気もしますね。
私は87-83~84ぐらいが妥当かと思いましたが~。

ボクシングは統括する団体によって
ルールも少しずつ異なるのですが、
IBFは「ラウンド・マスト・システム
(各回の判定は極力、差をつける)」で
ほかの団体と同様のようです。
それを踏まえた結果が90-81ということですか。うーむ。
……もっとボクシングに詳しい友達に聞いてみようっと。


ボクシングの世界タイトル認定団体のおさらい。
●WBA(World Boxing Association/世界ボクシング協会)
1921年に「NBA(全米ボクシング協会)」として始動。’62年「WBA」に改称。
●WBC(World Boxing Council/世界ボクシング評議会)
1973年に「WBA」から独立。
●IBF(国際ボクシング連盟)
1983年に「USBAI(全米ボクシング協会国際部)」を母体として設立。
●WBO(世界ボクシング機構)
1988年に「WBA」から分裂して発足。

元は「WBA」だけだったのが、
運営等に不満を感じた人たちが離れていって
別の団体を作ったのが増えていった、という事情のようです。
興行には莫大なオカネが絡むので何かと対立しやすいでしょうし、
地域偏重に対する不満なども累積したようです。

私が現場で観戦し始めた’80年代は
IBFやWBOが設立した頃で、観戦仲間とは
「IBF王者? 誰か知ってる~?」
「WBO? ま~た余計な団体、作っちゃって」
などと失礼なことばかり言っておりました(汗)。
実力も人気もある認定王者が出ると、
団体のステイタスもグ~ンと上がりますね。

もっと詳しく知りたい方は以下のページで勉強しましょう♪
●「主要4団体&ルール」(WOWOWのサイト内)
http://www.wowow.co.jp/sports/excite/rule/
元『ボクシングマガジン』編集長の
原 功(はら・いさお)さんの解説です。


さて、もう一つの試合は、

☆「WBA世界フライ級タイトルマッチ」(12回戦)
王者(8連続防衛中)
ファン・カルロス・レベコ(アルゼンチン)
35戦34勝(18KO)1敗
身長156.9㎝・リーチ164.2㎝、31歳。
VS.
同級3位
井岡一翔(いおか・かずと/井岡ボクシングジム)
元WBC世界ミニマム級&WBA世界ミニマム級&
WBA世界ライトフライ級の2階級制覇チャンピオン。
17戦16勝(10KO)1敗
身長165.2㎝・リーチ168.4㎝、大阪府堺市の出身、26歳。

スコア
114:114
115:113
116:113

井岡の判定勝ち。
レベコは「8度の防衛記録をもつ王者」という
凄味は伝わってきませんでした。
井岡がうまく動きを封じたから、
という見方もできるんでしょうけど、
記憶に残るような闘いぶりでもなく……。

ボクシングファン仲間、さんちゃんの感想も

> 井岡の2対0の判定には「?」でした。

同感ですね~。私はジャッジ1人がイーブンだとしたら、
あとは1:1で引き分けでもいいんじゃない?と思いましたが…。
もしくは2:1で井岡かなぁ。
まぁ私は彼の叔父さんの時代から
ちょっと偏見があるせいで公平な審判はできません(笑)。
でも、井岡弘樹より一翔のほうがセンスはずっと上に見えます。
眼が良いよね~。

しか~し、一翔くん、いえ一翔さん、
もう26歳なんですから、
インタビューで「叔父さんが…」と言うな~!
対外的には「叔父が…」と言いましょうね。
世界3階級制覇の立派な王者ともなれば
言動も人格も問われるものです。
ぜひ正しい日本語を使ってくださいまし。

私にとっては
タイのウィラポン・ナコンルアンプロモーションが、
王者の知性と風格のある人、というイメージですね。
礼儀正しく、リングマナーもお手本のようで、
いろんな面で尊敬すべきチャンピオンでした。
以前、タイまで行ってウィラポンの写真を撮った
写真家の富田浩二さんも同じように語っていました。

日本のジム所属の現役ボクサーなら内山高志でしょうね。
長谷川穂積も折り目正しい人という印象があります。


ところで、井岡の試合に
リングアナウンサーとして出てきた男性は
いったい誰なんだか知りませんけど、
対戦相手レベコのフルネームをド忘れしたようで、
コールする際、途中で詰まって後ろを振り返り
(看板か何かで名前を確認したのか)、
ややニヤケながら言い直しました。
世界チャンピオンなんですよ!
レベコとジムの方々、アルゼンチンの国民に失礼極まりない!
日本の恥です。
ド素人をアナウンサーとしてリングに上げるなッ!!
これだからTBSのボクシング番組は……(涙)。

テレビ画面にチラッと映った
解説の鬼塚のファッションにも驚きましたね~。
黒のタキシードなんですけど
蝶タイとカマーバンドの色がピンク?と藤紫?
彼が現役の頃、よく一緒に試合を観に行った仲間内では
当時、ダボッとした紫のアルマーニのスーツを着ていた鬼塚を評し、
「ワーストドレッサー賞を!」
と言ったものですが、
ファッションの好みは変わらないようですねぇ。
どなたかスポンサーになって
腕のいいスタイリストを付けてあげたら~?

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[本日のオマケ]

●「高山勝成 公式サイト」
http://www.l-kid.com/

●「仲里ボクシングジム」(大阪市 大正区)
http://nakazatoboxing.com/

●「井岡一翔 Official Site」
http://www.kazutoioka.com/

●「井岡ボクシングジム」(大阪市 浪速区)
http://www.ioka-gym.com/

放送席のアナウンサーの話の中に
白井義男、パスカル・ペレスと名王者の名が出てきました。

日本人初の世界チャンピオン!
●白井義男(1923~2003)
58戦48勝(20KO)8敗2分け

身長150㎝足らずながら
フライ級最強とも言われ続けるアルゼンチンの英雄!
●パスカル・ペレス(1926~1977)
92戦84勝(57KO)7敗1分け

モノクロの試合映像や白井さんのインタビューが観られます!
●「世界チャンピオン 白井義男
Yoshio Shirai Boxing World Champion」
(投稿:littlebylittle1982さん)
https://www.youtube.com/watch?v=MzJQFa43MA0

1954年7月24日にブエノスアイレスで行われた
白井義男vs.パスカル・ペレス
フライ級ノンタイトル10回戦の3分間ダイジェスト。
引き分けでしたが、この試合でペレスは23連勝がストップ。
●「Yoshio Shirai - Pascual Perez」
(投稿:Christofides1さん)
https://www.youtube.com/watch?v=ZlnHiGvvWqw

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今季のF1グランプリはリアルタイムで観ていますが~(※結果は書きません)。 [ボクシング・F1・ラグビー]

本日はマレーシアGPの決勝で、16時(現地時間15時)からリアルタイムで観ました~。
インターネットのニュースやTwitter、Facebook等で結果を知った方も多いかもしれませんが、BSフジでは23時30分から放映らしいので、詳しいことは何も書きませんよ~。

ボクシングの世界戦などでも、録画中継を観るまでワクワクしているときに「○○が勝ったね~!」なんて教えられようものなら、結果を知らせた相手にパンチを浴びせたくなりますもん!!

ところで、私の言う「リアルタイムでF1観戦」とは、ネットのライブストリーミング配信のことなんです。
日本でF1を放送するテレビ局は「フジテレビ」ですが、地上波じゃなくて「BSフジ」とCS放送「フジテレビNEXT」のみ。
http://www.bsfuji.tv/top/pub/f1.html
インターネット有料チャンネルの「フジテレビオンデマンドNEXTsmart」でもストリーミング配信をするようですが、月額1,200円(税別)。
http://fod.fujitv.co.jp/s/nextsmart/

私はF1だけ観たいのに~(泣)。決勝の1配信につきいくら、という料金設定にはできないんでしょうか?

いろんな番組が観られる有料放送に登録したら最後、私の性格では一日中、テレビから離れられなくなり、仕事に集中できなくなる上、さらに重度の引きこもりとなってしまうのでNGなんですよ。それを避けるためにBS・CSナシで地上波だけ……。

試しにイギリスの放送局「BBC」のインターネット配信も覗いてみましたが、PCに「iPlayer」というソフトをインストールすれば視聴できるかと思いきや、それが利用できるのはイギリス国内だけでした~(涙)。

スマートフォンの人ならNTTドコモ系の「NOTTV(ノッティーヴィー)」というスマホ専用の放送局でも観られるようです(※有料サービス)。
http://www.nottv.jp/
でも、私はガラケーに戻しちゃったし~、スマホがあっても小さい画面で観るのはツライなぁ。

こうなったら決勝の日はBS・CSのある人の家へ押し掛けるか!(笑)。または、録画してもらって後日に観るか……つまらん!(号泣)。

でも、第1戦のオーストラリアGPの直前に、しつこ~くネット上を探し回っていたら、リアルタイムでライブストリーミング配信をするサイトを発見!!
それで無事に観られるようになったのですが、どうやらそのサイトはさまざまなスポーツを対象とした「オンラインブックメーカー」の一部のようです。

表記は英語だけなので、ちゃんと読んでいませんが、レースを観ている途中、しょっちゅう画面の中央にジャマになる広告や賭け事のレート表示のようなもの、映像の再生マーク「►」などが現れます。
たぶん、それらをうっかりクリックすると「ブックメーカー」の本サイトへ飛ぶんでしょうね。
ほかにも細かな仕掛けがあって、広告表示を閉じるマーク「×」をクリックしても「ブックメーカー」のサイトが別ウィンドウで現れる仕組み。その上、よく映像がフリーズするんですよ(困)。
まぁ無料で観られるから、しょうがないんですけどね~。リンク先で不具合が起きても自分の責任ですし。そんなレベルのものなので、ここにはリンクを貼らないでおきます。

今日のマレーシアGPの実況と解説は、なぜかドイツ語でした。聴き取れた単語はアイン、ツヴァイ、ヤー、ニヒト、ダンケ……以上!(悲)。

時折、F1用語が英単語で聞こえました。あとはね、セバスチャン・ヴェッテル選手のことをセバスチャン・フェッテルと呼んでいました。ああ確かにアルファベットの綴りだと「Vettel」なのでドイツ語だと「V」の発音は【v】ではなく【f】になるんですね。

ドイツ語の実況アナも時々、歓声を上げるなど、にぎやかでしたが、意味もわからない外国語だと鬱陶しくはありません。BGMのように聴きながら、レースが楽しめました。次回の中国GPは、どこの国の言葉かなぁ♪

[F1関連サイト]

●「ホンダ モータースポーツ F1」
http://www.honda.co.jp/F1/
・「特集」ページにはアロンソとバトンへのインタビュー掲載。技術的な解説ページもあって勉強になります。現代では「エンジン供給」じゃなくて「パワーユニット・サプライヤー」というんですね~。
・「選手情報」は2人のドライバーの戦績程度。
・「Honda F1 アーカイブ」には1998年以降の情報しか載っていません。昔人間の私には、つまら~ん!

●「Honda F1専用サイト」
http://en.hondaracingf1.com/
英語のみです~(泣)。でも、たくさんの写真を眺めるだけでも楽しい。ページ上部の「Heritage」をクリックすると
1964年からのレース参戦の写真も見られます~! 葉巻型のマシンも♪

●「F1-Gate.com」(運営:個人の趣味ブログ?)
http://f1-gate.com/
ドライバーのコメントやインタビュー、チームの情報、レース結果などの最新データやニュースを紹介。マメに更新してありますが、誤字・脱字も多めなのが残念。

●「ESPN F1」(運営:ESPN F1)
http://ja.espnf1.com/
ロンドンに本社のあるF1専門サイト(※表示は日本語)。F1誕生の1950年から最新シーズンまで全レースの結果やF1ドライバー730名余りの詳細を載せるなど、データが充実。
画像も多いのですか、トップページは広告も多くてゴチャゴチャ。動画の広告が繰り返し表示されるし、データが重いせいか閲覧まで少し時間が掛かるのも残念。

上記サイトには「全グランプリを網羅する実況付Live中継」「グランプリ週末は全セッションをコメントライブ中継!」と書いてあるので、当初、このサイトでGP中継が無料で視聴できるの~!?と喜んだら、文字による情報だけなんですよ(苦笑)。でも、外国語の生中継を観るときに、このサイトも同時に観るとコメントが読めるから便利!

●公式Twitter
・「Honda Racing F1(ホンダレーシングF1)」(※英語)
https://twitter.com/HondaRacingF1
・「F1-Gate.com(F1ゲート・ドット・コム)」(※日本語)
https://twitter.com/F1Gate
・「Formula 1(フォーミュラ・ワン)」(※英語)
https://twitter.com/F1
・「McLaren(マクラーレン)」(※英語)
https://twitter.com/McLarenF1

[本日のオマケ]

日本GPのチケットが発売中ですよ~!!

●「2015年F1日本グランプリ」(鈴鹿サーキット)
http://www.suzukacircuit.jp/f1/
最高値の席はグランドスタンドの上段で78,200円!(驚)。ボクシング世界戦のリングサイド席の倍以上です~!! 
この席だとメインストレートはもとより、東コースの一部のコーナーも見渡せるそうです。スタート前の華やかな光景とかレース中のピット作業なども見えるでしょうね。

私の行った1987年のときは1人1万円の席だったかな~? たぶん一番安いチケットを買ったんだと思います。それでも当時は抽選だったので、周りの友達にも名前を借りてハガキを10通ぐらい出した記憶が…。
当選した分が、ちょうど行きたがっていた相方と私の2人分のみでした。
観戦にはチケット代だけでなく、東京~鈴鹿の往復の交通費に宿泊費や食事代なども掛かりますから、けっこうな出費となりました。

今の「鈴鹿サーキット」は、もっと整備されて私の記憶とは、ずいぶん違うかもしれませんが、もし日本GPへ出かけるなら、ずっと座って眺める席よりも、あちこち移動して観戦できるほうが面白いと思いますよ!

私だったら、このチケットを買うなぁ。
「西エリアチケット」
http://www.suzukacircuit.jp/f1/ticket/seat_west.html#Contents
大人(24歳以上)9,000円、西エリアU23チケット(15歳~23歳、中学在学生を除く)6,000円、子ども(3歳~中学生)3,000円

個別席はないので、立ち見か歩き回るか、疲れたら、しゃがんだり地面に座ったりするしかなさそうですが、西コースの130R・立体交差・西ストレート・スプーンカーブ付近を自由に移動できるようです。
http://www.suzukacircuit.jp/f1/ticket/map.html

’87年当時はコース全体に沿って歩き回れた気がしますが、エリアを細分化して売っているんですね。私はすでに歩き回りながら観る体力はなくなりましたが~、現場で観たことは一生の良き想い出となっています♪

「西エリアチケット」は7月12日(日)10:00から販売開始だそうで~す。

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