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GW最終日は内山高志&田口良一のボクシング世界戦をテレビ前で応援! [ボクシング・F1・ラグビー]

ここ数年来、大晦日はゴールデン街で内山の試合をテレビ観戦し、
カウントダウンと共に「カンパ~イ!!」
というのが恒例となりつつあるのですが、
昨年末はヨッシーさんに無理やり頼んで
せっかく「ROSSO(ロッソ)」にテレビを設置してもらったのに、
がん体験者だというオジサマ客の闘病話に付き合っていたら
ほとんど試合が観られなかったんですよ~(泣)。

そんな私とは全く関係なく~、
しっかりと9度目の防衛に成功した内山高志と
初の世界王座を手にした田口良一。
彼らの防衛戦がゴールデンウィーク最終日に行われました。
例によって私はテレビの前でブツブツ言いながら観戦。


●「WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ」
王者:田口良一(たぐち・りょういち/ワタナベ)
24戦21勝(8KO)2敗1分/28歳
VS. クワンタイ・シスモーゼン(タイ)
53戦49勝(26KO)3敗1分/30歳

田口の相手は2階級制覇を狙うという元世界王者だとか。
戦績だけを見ると田口の倍以上の53戦49勝、ベテランですねぇ。
KO率からするとパンチはそんなに重くはないのかも?

田口は2R・5R・6R・7Rにダウン奪取。
8Rのダウンでレフェリーが止めて
TKO(テクニカル・ノック・アウト)8ラウンド36秒。
大田区出身の田口が
地元の「大田区総合体育館」で勝利を収めました。

それにしてもクワンタイさんよ~、ダウン多すぎ!
“ベテランならではの試合巧者ぶり”なんて
カケラも感じませんでした。
試合後に調べたら、同級15位だそうです。なるほどねぇ。
田口のジム側としては
初防衛ということで配慮したんでしょうけど、
試合としてはイマイチ。

ジャッジの森田さんがクワンタイにポイントを与えたという
3Rがどんな内容だったか観たかったな~。
テレ東さん、セミファイナルぐらい
全ラウンドを放映してくださいよ!!(泣)。

ところで、田口選手は
“ツヨカワイイ”なんて言われていますが、
地味な顔立ちに優しい声と話し方なので、
そんなキャッチフレーズが付いちゃったんでしょうけどね、
アタシはキライだな、
甘ったるく安っぽい表現をボクサーに付けるのは!
しかも世界チャンピオンですよ。失礼じゃありませんか!!

試合後にアナウンサーが“ツヨカワイイ”について
しつこく聞くので、ご本人は
「今度から“ツヨカワイイ”と言われないよう頑張ります」
とコメントしていました。
ほかの質問はできんのか~ッ!! ……ったく、もう!!(怒)。

ワタナベジムの会長さま、
次の試合は、もう少し上位ランカーを選んでおくんなさいまし。


●「WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ」
王者:内山高志(うちやま・たかし/ワタナベ)
23戦22勝(18KO)無敗1分/35歳
VS. 同級10位:ジョムトーン・チューワッタナ(タイ)
9戦9勝(4KO)無敗/25歳

内山は10度目の防衛戦、
相手はタイ伝統のムエタイ世界王者
(戦績200勝以上・ムエタイ6冠)で
ボクシングはデビューから9連勝で無敗だそうです。
東洋太平洋王者で日本人を相手にした試合では3戦全勝と、
なかなか強そうですよ~(汗)。
でもでも! ムエタイとボクシングは違うものだし、
内山は23戦して無敗ですからね!!

試合前の内山選手のコメント。
「ボクシングは一番好きなんで、とにかく
“負けたくない”という気持ちでやってますね」

その気持ちを維持し続けることこそが、至難の業(わざ)でしょう。

テレビでは世界初挑戦の勝利からV10までの試合が
ダイジェストで観られました。ウレシイ♪
的確で美しい技巧派ボクシング、
的確で美しい技巧派ボクシング、
強打が一発入った直後の怒濤のラッシュも迫力満点。
一戦ごとに強さが増してきたという印象がありますね。


さて、今回の試合は1R序盤から内山が積極的に前へ出て
素早いワン・ツー、ボディを自在に放ち、
相手をコーナーへ追い詰めてラッシュを仕掛けます。
素晴らしい~!

1分20秒あたりで
内山の左が相手の右目の周りにクリーンヒット。
これで挑戦者の戦意が削(そ)がれた感じです。

1Rでダウンかな~?
おいおい、もう終わっちゃうの~?

2R開始のゴング。
しばらく互いに様子見だったのが、
内山のワン・ツーがポンポンッと小気味よく決まった瞬間、
挑戦者がストンと頽(くずおれ)た。
あっけない……。えっ!? もう終わり~?

KO 2ラウンド1分15秒。
内山は世界戦10連勝。おめでとう!!

スカッと気持ちの良い勝ち方でしたが、
観客としては、もうちょっと長く観たかったな~(笑)。


マットに仰向けになって起き上がれないジョムトーン。
非常につらそうです。
初めてのKO負けだから、ショックも大きいでしょう。
今日は相手が強すぎたね。次も頑張るんだよ~!

と言ってる場合ではなくて、ジョムトーンは
「眼窩底(がんかてい)骨折」の疑いだそうです……。
(※眼窩壁骨折、眼窩床骨折、ブローアウト骨折も同じ)

「窩(か)」という字は、へこんだ所・くぼみを表し、
眼窩は頭蓋骨の目玉が納まるくぼんだ部分で、
その底(床にあたる所)が骨折したというわけです。
球技でボールが目に当たったり、
ケンカで殴られたり、スキー等で転んだりするなどして
眼球に強い圧力が掛かると、
眼窩に納まっていた眼球や周りの組織も圧迫されるため、
骨のもろい底の部分が
砕けたり落ち込んだりすること(=骨折)によって
眼球などが潰(つぶ)れるのを防ぐということのようです。

眼窩底骨折が起こると一時的に眼が落ちくぼんだり、
視野が狭くなったり物が二重に見えたりする(=複視)ことも。
でも、重症でなければ視力の低下は、あまり心配はないとか。
骨折が治れば症状も改善するそうですが、
ジョムトーンはまだ25歳、
どうか大事に至らず、元気にリングへ復帰してくれますように!


内山は元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高さんの
13度防衛の日本記録と比較されることも多くなりましたが、
マスコミなど外野の騒音は気にせず、
一戦一戦、自分のボクシングを貫いてほしいですね。

具志堅さんはタレント活動も多いせいか、
からかうどころか失礼なことを言う人たちもいるのですが、
具志堅さんの現役時代の世界戦は
15ラウンドですからね(今は12ラウンドで終了)。
13度の防衛のうち5度は
フルラウンドを闘って判定勝ちを収めているのです。
しかも、当時は試合の間隔が3~4か月程度で、
具志堅さんは2か月しか開けないで世界戦を行ったこともあるほど。
だから、世界王者として13度の防衛は大変な偉業なんですよ~!!


ところで、このところ
五反田の「ワタナベボクシングジム」に程近い
クリニックにも通うようになったので、
ジムの前まで行ってみようかな~♪
内山にバッタリ会ったらどうしよ!? きゃ~[黒ハート]

過去にワタナベジムに在籍した選手の中では
吉野弘幸(よしの・ひろゆき)の豪快な左フックが魅力でした。
あごが細い分、上半身の逆三角形が目立つ人で、
冬に後楽園ホールで見かけると
たいてい白いTシャツにジーンズ、
茶色の革ジャンを羽織っただけのシンプルな姿で、
それが実にカッコ良かった!
上山 仁(かみやま・ひとし)とのノンタイトル戦が
両者共に物凄いファイトだったんですけどね~、
ネットで探しても動画は削除されていました(涙)。

興味のある方は「吉野弘幸」「上山仁」というキーワードで
動画を検索してみてください。
ほかの試合なら観られるものも……。


[本日のオマケ]

●内山高志
ジムの選手紹介ページ
http://www.watanabegym.com/boxer/takashi-uchiyama
公式サイト http://takashi-uchiyama.com/
ブログ http://ameblo.jp/takashi-uchiyama/
Facebook https://www.facebook.com/t.uchiyama.official

●田口良一
ジムの選手紹介ページ
http://www.watanabegym.com/boxer/ryoichi-taguchi
ブログ http://ameblo.jp/ryouiti-taguti/

吉野弘幸が会長のジムです!
●「H's STYLE BOXING GYM
(エイチズスタイル ボクシングジム)」(葛飾区 青戸)
http://www.hsbg.net/

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