SSブログ
ボクシング・F1・ラグビー ブログトップ
- | 次の30件

F1「マクラーレン・ホンダ」ドライバーのリスト&グランプリ開催スケジュール♪ [ボクシング・F1・ラグビー]

今シーズンのGP観戦のための覚え書きで~す♪

【マクラーレン・ホンダ 2015 ドライバー】

●フェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso Diaz)
1981年7月29日生まれ(33歳)
スペイン北部のアストゥリアス州オビエド出身
身長171㎝・体重68kg
デビュー戦:2001年3月4日 オーストラリアGP
・詳しいプロフィール&戦績など(ESPN F1)
http://ja.espnf1.com/f1/motorsport/driver/1205.html
・Fernando Alonso 公式Webサイト(※英語)
http://www.fernandoalonso.com/en/

●ジェンソン・バトン(Jenson Alexander Lyons Button MBE)
1980年1月19日生まれ(35歳)
イギリス南西部のサマセット州フローム出身
身長182㎝・体重70.5kg
デビュー戦:2000年3月12日 オーストラリアGP
奥さんはモデルの道端ジェシカ[黒ハート]
・詳しいプロフィール&戦績など(ESPN F1)
http://ja.espnf1.com/f1/motorsport/driver/1201.html
・Jenson Button 公式Webサイト(※英語)
http://www.jensonbutton.com/

[リザーブドライバー(※開幕戦はアロンソに代わって出場)]
●ケビン・マグヌッセン(Kevin Magnussen)
1992年10月5日生まれ(22歳)
デンマークのシェラン島北部のロスキレ出身
デビュー戦:2014年3月16日 オーストラリアGP
お父さんは元F1ドライバーのヤン・マグヌッセン(1973年7月4日生まれ)
・詳しいプロフィール&戦績など(ESPN F1)
http://ja.espnf1.com/f1/motorsport/driver/135163.html
・Kevin Magnussen 公式Webサイト(※英語)
http://www.kevinmagnussen.com/home/


【F1グランプリ2015開催スケジュール】

●開幕戦 3月13日~15日 オーストラリアGP
 アルバートパーク・サーキット(メルボルン)
●第2戦 3月27日~29日 マレーシアGP
 セパン・インターナショナル・サーキット(クアラルンプール)
●第3戦 4月10日~12日 中国GP
 上海インターナショナル・サーキット(上海)
●第4戦 4月17日~19日 バーレーンGP
 バーレーン・インターナショナル・サーキット(サヒール/サクヒール) ※トワイライトレース
●第5戦 5月8日~10日 スペインGP
 カタロニア/カタルーニャ・サーキット(バルセロナ)
●第6戦 5月22日~24日 モナコGP
 モンテカルロ市街地サーキット(モンテカルロ)
●第7戦 6月5日~7日 カナダGP
 ジル・ビルヌーブ・サーキット(モントリオール)
●第8戦 6月19日~21日 オーストリアGP
 レッドブル・リンク(シュピールベルク)
●第9戦 7月3日~5日 イギリスGP
 シルバーストン・サーキット(シルバーストン)
●第10戦 7月17日~19日 ドイツGP
 ホッケンハイム・リンク(ホッケンハイム)
●第11戦 7月24日~26日 ハンガリーGP
 ハンガロリンク(ブダペスト)
●第12戦 8月21日~23日 ベルギーGP
 スパ・フランコルシャン・サーキット(スパ&フランコルシャン)
●第13戦 9月4日~6日 イタリアGP
 モンツァ・サーキット(モンツァ)
●第14戦 9月18日~20日 シンガポールGP
 マリーナ・ベイ市街地サーキット ※ナイトレース
●第15戦 9月25日~27日 日本GP
 鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)
●第16戦 10月9日~11日 ロシアGP
 ソチ・オリンピックパーク・サーキット(ソチ)
●第17戦 10月23日~25日 アメリカGP
 サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(テキサス州オースティン)
●第18戦 10月30日~11月1日 メキシコGP
 エルマノス・ロドリゲス・サーキット(メキシコシティ)
●第19戦 11月13日~15日 ブラジルGP
 インテルラゴス・サーキット(インテルラゴス)
●最終戦 11月27日~29日 アブダビGP
 ヤス・マリーナ・サーキット(アラブ首長国連邦 アブダビ)
※トワイライトレース


このサイト内の関連記事(古い話がてんこ盛り!)
●「F1日本グランプリ」1987年、中嶋 悟6位入賞を鈴鹿で観た記憶。
(2014年10月6日付)
http://chie-relish.blog.so-net.ne.jp/2014-10-06

[T-SQUAREの永遠の名曲
F1グランプリのテーマ『TRUTH』を収録したCD]

F-1 GRAND PRIX

F-1 GRAND PRIX

  • アーティスト: T-SQUARE
  • 出版社/メーカー: ヴィレッジ・レコード
  • 発売日: 2001/07/18
  • メディア: CD


TRUTH~20th ANNIVERSARY~

TRUTH~20th ANNIVERSARY~

  • アーティスト: 安藤まさひろ,RESONANCE-T featuring T-SQUARE,EVOLUTION-K featuring T-SQUARE,THE SQUARE,T-SQUARE,T-SQUARE plus,河野啓三
  • 出版社/メーカー: ヴィレッジ・レコード
  • 発売日: 2006/05/24
  • メディア: CD


伝説のヒーロー~フジテレビ系「F1グランプリ」番組使用曲

伝説のヒーロー~フジテレビ系「F1グランプリ」番組使用曲

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2007/09/12
  • メディア: CD


nice!(0)  コメント(0) 

始まるよ~! 「F1世界選手権2015」開幕。13日フリー走行、14日予選、15日決勝!! [ボクシング・F1・ラグビー]

今季のF1は7年ぶりに「ホンダ」がエンジン供給!
しかも23年ぶりに
「マクラーレン・ホンダ」として参戦ですよ!!(感涙)。
じゃあ全戦をちゃんと観なくちゃね~、というわけで、
長年ずっと応援し続けている
熱心なファンの方々には叱られそうですが~、
にわかに最新情報をチェックしているところです。

私が鈴鹿まで中嶋 悟(当時は「ロータス・ホンダ」)を
応援しに出かけたのは1987年の日本グランプリでした。
その翌年にはセナとプロストの「マクラーレン・ホンダ」が
16戦15勝でダブルタイトル獲得。呆れるほど強かったんですよね。

「マクラーレン・ホンダ」と言えば赤&白の車体ですが、
新しいマシン「MP4-30」はシルバー&ブラックに赤のライン。
メタリックなシルバーは、まぁ良いんですけどねぇ、
ノーズ周りの赤いフチ取りがイヤだ~!!!
確かに印象的で他車とも区別がつきやすいし、
以前も採用したデザインらしいんですけどね。
これから何戦も走るのを眺めるうちに見慣れるのかなぁ。うーむ。
バックミラーも赤く塗装したのはオシャレだけど…。

まだご覧になっていない方、こんなデザインですよ~。
http://www.honda.co.jp/F1/news2015/02/
http://f1-gate.com/mclaren/mp4-30_26150.html

「マクラーレン・ホンダ」は昨秋のテスト開始から
トラブル続きだと不安視されていましたが、
2月22日にはカタロニア・サーキット(スペイン)での
テスト走行中に、ドライバーのフェルナンド・アロンソが
壁に激突して負傷という事故も起きてしまい……(汗)。
クラッシュする前に気を失っていた、
感電した、記憶障害が残ったとか、
まぁいろんな憶測に基づく報道が出ているんですけど、
公式のコメントによると深刻な状態ではなかったそうです。
ただし、お医者さんの判断で大事を取って
開幕戦はリザーブのケビン・マグヌッセンが
ジェンソン・バトンと共に
ステアリングを握ることが決まりました。

マグヌッセンは昨年、
「マクラーレン・ホンダ」でデビューしたのに、
今季はドライバーズシートを失い、
リザーブへ回ったところでした。
22歳という若さでアロンソの代役とは重圧も大きいと思いますが、
このチャンスを活かして頑張ってほしいものです。
アロンソは第2戦のマレーシアGPに向けて
トレーニングを再開したとか。
とにかく今季はこれ以上の
ケガや事故がありませんように~!(祈)。

「マクラーレン・ホンダ」のドライバー、メカニック、
エンジニア、ピットクルー、物流・調理・医療・広報、
その他たくさんのスタッフの皆さま、頑張って~!!!!!


[入場無料♪ 今月のF1関連イベント]

開幕戦の記念イベント
●「ホンダ」青山本社1F Hondaウエルカムプラザ青山
http://www.honda.co.jp/welcome-plaza/event/2015/20150315/

3月10日(火)~3月16日(月)
・F1歴代マシン特別展示
「ホンダ RA272」「マクラーレン・ホンダ MP4/5」「ホンダ RA108」

3月14日(土)~3月16日(月)
・2015年参戦マシン「マクラーレン・ホンダ MP4-30」展示
※マシンはすべて展示用車両。

3月15日(日)
・「F1開幕戦」パブリック・ビューイング
オーストラリアGP決勝を館内のモニターでライブ放映!!
受付開始9:00(※正面入口の付近で入場整理券を配布/1人1枚限定・先着200名まで/入場料は無料)
館内入場12:00~(※整理券を持って整列)
事前解説13:00~(モータースポーツ実況アナウンサー 辻野ヒロシさん)
レーススタート14:00~(予定)


「マクラーレン・ホンダ」関連イベント
3月15日(日)まで
●「The F1展 ~華麗なるフォーミュラ・ワンの世界~」

西武池袋本店 別館2F西武ギャラリー
https://www.sogo-seibu.jp/ikebukuro/kakutensublist/?article_seq=124658&ref=ttop
・伝説の名車「マクラーレン・ホンダ」1988年マシン「MP4/4」展示(※展示用車両)
・「ホンダ」F1参戦ヒストリー
・2015「マクラーレン・ホンダ」の最新写真

西武渋谷店A館7F催事場・B館1F特設会場
https://www.sogo-seibu.jp/shibuya/kakutensublist/?article_seq=124674
・「マクラーレン・ホンダ」2015年マシン「MP4-30」展示(※展示用車両/展示は3月13日まで)
・光と音のF1アート
・「マクラーレン・ホンダ」の伝説的記録

nice!(0)  コメント(0) 

「新日鐵釜石ラグビー部」V7時代のメンバーのリスト作成中!! [ボクシング・F1・ラグビー]

V7時代の「新日鐵釜石ラグビー部」のメンバーは、地元の岩手県出身者をはじめ、北海道や他の東北地方の高校を出た叩き上げの選手たちに、森 重隆や松尾雄治といった大学ラグビーで活躍したスター選手らが加わったチーム編成でした。

創部から「釜石シーウェイブス」へと移行するまでの41年間の全戦績は656勝242敗17引き分け。勝率は7割を超えたという圧倒的な強さを誇り、数々の伝説的なプレイは長年のファンの記憶に残っています。歴代部員は220人を超えるそうで、日本代表となった選手もたくさんいました。

しかしながら、私程度のファンだと名前を覚えている選手も森と松尾だけ…(汗)。8回の日本一を獲得した選手には、どんな人たちがいたのだろう、そう思ってネットで調べてみたのですが、まとまったデータは見つけられませんでした(泣)。公的に、あるいは個人で保存されていたデータがあったとしても、4年前の大震災で失われたのかもしれません。わかった範囲でも勤務中に救急搬送されて亡くなった方、あの大震災に命を奪われた方もいました(涙)。

仕方がないので自分で勝手にリスト作りを始めました。ラグビー専門誌のバックナンバー等を当たれば早いと思いますが、そこまでの時間も気力も体力もないので、とりあえず現時点で調べた限りの情報ですが、7連覇の時期に出場した選手を以下に書き出しました。あちこちに不明の部分があるのと、間違っている箇所も多々あるだろうと思われます…。

何らかの正確な出典等をご存じの方は、この記事の下のコメント欄に修正点と出典とを書いていただければ随時、訂正してまいります。もしくは当時、出場した全選手の正確なデータなどが「このサイトに載っているよ~!」というお知らせがあれば、ぜひぜひ。どうか、ご協力をお願い申し上げます~!!

【V7時代の出場メンバー(一部?)】

●ポジション 氏名(読みがな/生年月日、出身地。出身校/V7の出場歴/日本代表キャップ=C)
※「?」や「○○」の部分は調べ切れなかった部分。
※ポジションの左右については表記せず(出場の時々によってポジションの違う選手もいるため)。

[プロップ]
●PR 洞口孝治(ほらぐち・こうじ/1953年11月3日、岩手県生まれ。岩手県立釜石工業高等学校=現・岩手県立釜石商工高等学校/V 1.2.3.4.5.6.7/C 24
※日本IBMの監督に在任中の1999年6月27日、勤務中に倒れて急性心不全で逝去。享年45。

●PR 石山次郎(いしやま・じろう/1957年○月○日、秋田県生まれ。秋田県立能代工業高等学校/V 1.2.3.4.5.6.7/C 19)

●HO 和田 透(わだ・とおる/1950年1月29日、北海道生まれ。北海道函館北高等学校/V 1.2.3.4/C 8)

●HO 多田信行(ただ・のぶゆき?/1960年○月○日、岩手県生まれ。岩手県立黒沢尻工業高等学校/V 5.6.7)

[ロック]
●LO 瀬川 清(せがわ・きよし/1953年○月○日、岩手県生まれ。岩手県立釜石工業高等学校=現・岩手県立釜石商工高等学校/V 2.3.4.5.6.7/C 3)

●LO・FL・No.8 千田美智仁(ちだ・みちひと/1958年12月10日、岩手県北上市生まれ。岩手県立黒沢尻工業高等学校/V 1.2.3.4.5.6.7/C 26)

●LO 菊池 保(きくち・たもつ?/1961年○月○日、岩手県生まれ。○○県立○○高等学校?/V 7)

[フランカー]
●FL 佐野正文(さの・まさふみ/1948年○月○日、秋田県男鹿市生まれ。秋田県立秋田工業高等学校/V 1.2)
※旧姓は「細川」で、WTBの細川直文は双子の弟。2011年3月11日、東日本大震災で妻や母と津波に巻き込まれて逝去。享年63。

●FL 高橋博行(たかはし・ひろゆき/1956年○月○日、秋田県生まれ。国立高等専門学校機構 秋田工業高等専門学校/V 2.3.4.5.6.7)

●FL 宮本政志(みやもと・まさし?せいじ?/○年○月○日、○○県生まれ。岩手県立宮古商業高等学校/V 1.2.4)

●FL 氏家靖男(うじいえ・やすお?/1956年1月21日生まれ。岩手県立黒沢尻工業高等学校/V 4.5.6.7)

●FL 泉 秀仁(いずみ・ひでひと?/1964年○月○日、秋田県生まれ。秋田県立秋田工業高等学校/V 5.6)

[ナンバーエイト]
●No.8・LO・FL 小林一郎(こばやし・いちろう?/1950年○月○日、○○県生まれ。岩手県立釜石北高等学校=現・岩手県立釜石高等学校/V 1.2.3/C 18)

●No.8・FL・LO 畠山 剛(はたけやま?はたやま?・つよし?たけし?ごう?/1950年○月○日、秋田県出まれ。秋田県立秋田西高等学校/V?/C 9)

[スクラムハーフ]
●SH 坂下功正(さかした・こうせい/1958?1959?年3月6日、岩手県宮古市生まれ。岩手県立宮古工業高等学校/V 2.3.4.5.6.7)

●SH 南村明美(みなみむら・あきよし?あきみ?あけみ?/1948年○月○日、北海道生まれ。北海道北見北斗高等学校/V?/C 1)

[スタンドオフ]
●SO 松尾雄治(まつお・ゆうじ/1954年1月20日、東京都渋谷区生まれ。成城学園高等学校→私立目黒高等学校=現・目黒学院高等学校→明治大学/V 1.2.3.4.5.6.7/C 24)

[ウィング]
●WTB 細川直文(ほそかわ・なおふみ?/1948年○月○日、秋田県男鹿市生まれ。秋田県立秋田工業高等学校/V 1.2.3)
※FLの故・佐野正文は双子の兄。

●WTB・CTB 村口和夫(むらぐち・かずお?/1949年○月○日、大阪府生まれ。大阪府立生野高等学校 → 同志社大学/V?/C 2)

●WTB 永岡 章(ながおか・あきら?/○年○月○日、宮城県生まれ。宮城県仙台第三高等学校 → 慶應大学/V 3.4.5.6.7)

●WTB 川崎 拓(かわさき・たく?ひらく?ひろし?/○年○月○日、○○県生まれ。岩手県立釜石北高等学校=現・岩手県立釜石高等学校/V 4)

●WTB 佐藤 勉(さとう・つとむ?/○年○月○日、○○県生まれ。青森県立青森工業高等学校/V 4.5.6)

●WTB 金子敦行(かねこ・あつゆき?のぶゆき?/○年○月○日、○○県生まれ。大分県立大分舞鶴高等学校 → 筑波大学/V 5.6.7)

[センター]
●CTB 森 重隆(もり・しげたか/1951年11月6日、福岡県福岡市生まれ。福岡県立福岡高校 → 明治大学/V 1.2.3.4/C 27)

●CTB 金野年明(こんの・としあき?/○年○月○日、○○県生まれ。岩手県立一関工業高等学校/V 2.3.4.5.6.7)

●CTB・SO 小林日出夫(こばやし・ひでお/1961年4月29日、東京都文京区生まれ。私立目黒高等学校=現・目黒学院高等学校→明治大学/V?/C 7
※結婚時に改姓して角(すみ)日出夫に。

[フルバック]
●FB 谷藤尚之(たにふじ・なおゆき?/1951年○月○日、○○県生まれ。北海道函館西高等学校/V 1.2.3.4.5.6.7/C 14)


[本日のオマケ]
長年のファンの方のV7戦士チャリティマッチのレポート。試合中や往年の名プレイヤーたちの写真がたくさん♪
みんな素敵なオジサマになったのね~[黒ハート]
●「新日鐵釜石OB vs 神戸製鋼OB」(2012年9月23日)
(ブログ「縁あって、ラグビーファン!」運営:縁さん)
http://jandw-rugby.at.webry.info/201209/article_4.html

[このサイトの関連記事]
●釜石で2019年のラグビーワールドカップ日本大会の開催決定! バンザ~イ!!(2015年3月2日)
https://chie-relish.blog.so-net.ne.jp/2015-03-02
●大漁旗はためく“北の鉄人”「新日鐵釜石ラグビー部」の軌跡を語り伝えよう!(2015年3月3日)
https://chie-relish.blog.so-net.ne.jp/2015-03-03

nice!(1)  コメント(12) 

大漁旗はためく“北の鉄人”「新日鐵釜石ラグビー部」の軌跡を語り伝えよう! [ボクシング・F1・ラグビー]

日本ラグビーの歴史に燦然と輝く「新日鐵釜石ラグビー部」。企業に属する社会人のチームですから、ラグビー部の足跡も日本の鉄鋼業界の変遷と共に在りました。
釜石には鉄鉱石を産出する「釜石鉱山」があり、盛岡藩の侍医の家に生まれた大島高任(おおしま・たかとう)が、幕末に現在の釜石市内に洋式高炉を建設したことから近代製鉄の扉が開かれたそうです。

この大島さん、非常に有能な技術者だったようで、さまざまな分野に携わっては成功を収めてきたとか。NHKの大河ドラマ向きだと思うんですけどね~。今からリサーチを開始して脚本を仕上げて2019年のラグビーW杯に放映のタイミングを合わせれば、釜石がさらに盛り上がるかも~!!
岩手県で生まれた文筆業の方々、挑戦してはいかがでしょ? 膨大な文献を当たらねばならないとは思いますが…(汗)。「新日鐵釜石ラグビー部」のドラマなら、すでに企画されていそうですねぇ(笑)。

【釜石製鐵所と鉄鋼業界の歴史】

1874(明治7)年 明治政府の命により官営の「釜石製鐵所」の建設が始まる。
1880(明治13)年 「官営釜石製鉄所」創業開始。「釜石鉄道」開通(日本で3番目の鉄道)。
1883(明治16)年 「官営釜石製鐵所」が閉鎖に。
★政府としては大量生産を狙ったのですが、充分な生産量は上がらなかったため、民間に払い下げることにしたようです。
1887(明治20)年 工部省から打診された実業家・田中長兵衛らが2年越しの試行錯誤の末、製鉄に成功し、「釜石鉱山田中製鉄所」創立。

1934年(昭和9年) 釜石港が開かれる。大正時代の社名「釜石鉱山(株)」から「日本製鐵(株)」の設立により「日鐵釜石製鐵所」に。
★第二次世界大戦中(1939~1945年)は鉄鋼生産が中止され、ほぼ壊滅状態に。戦後5年目には生産量が戦前の水準に戻ったそうです。
1950(昭和25)年 財閥解体により「日本製鐵(株)」は「富士製鐵(株)」と「八幡製鐵(株)」に分割。釜石のほうは「富士製鐵(株)釜石製鐵所」という名称に。
1959(昭和34)年 企業倶楽部(同好会)として「富士鐡釜石ラグビー部」結成。
★1950年代の後半から’60年代は高度経済成長期で、日本の鉄鋼業が最も発展しました。
1970(昭和45)年 「富士製鐵(株)」と「八幡製鐵(株)」が合併し、社名が「新日本製鐵(株)」に。
★1973(昭和48)年の第1次オイルショック(石油危機)以降、国内需要の減少などにより長らく「鉄冷え」の時代へ。
1985(昭和60)年 「釜石製鐵所」の第二高炉が休止となる。
1986(昭和61)年 「釜石製鐵所」創業100周年。
1989(平成元)年 「釜石製鐵所」第一高炉の休止。

2001(平成13)年 「新日鐵釜石ラグビー部」が地域共生型のクラブチーム「釜石シーウェイブスRFC」に。
★’80年代後半からの円高不況、バブル崩壊、アジア通貨危機、リーマンショック等を経て、近年は新興国や自動車産業などの需要の増加により業界全体が堅調な回復傾向に。
2012(平成24)年 「新日本製鐵(株)」(業界1位)と「住友金属工業」(業界3位)の統合によって「新日鐡住金(株)」が誕生し、世界トップクラスの規模に。
2016(平成28)年 「釜石製鐵所」創業130周年。


【新日鐵釜石ラグビー部の日本選手権
(日本ラグビーフットボール選手権大会)V8記録】

1969(昭和44)年 第7回 日本体育大 29-13 富士製鐵釜石
1970(昭和45)年 第8回 早稲田大 30-16 新日本製鐵釜石

●1976(昭和51)年1月15日 第14回 優勝(初の日本一)/国立競技場
新日鐵釜石 27-12 早稲田大(前半14-3/後半13-9)

1977(昭和52)年 第15回 トヨタ自工 20-10明治大

●1978(昭和53)年1月15日 第16回 優勝(V1)/国立競技場
新日鐵釜石 24-0 日体大(前半9-0/後半15-0)
●1979(昭和54)年1月15日 第17回 優勝(V2)/国立競技場
新日鐵釜石 32-6 明治大(前半24-0/後半8-6)
●1980(昭和55)年1月15日 第18回 優勝(V3)/国立競技場
新日鐵釜石 10-3 同志社大(前半4-3/後半6-0)
●1981(昭和56)年1月15日 第19回 優勝(V4)/国立競技場
新日鐵釜石 30-14 明治大(前半15-7/後半15-7)
●1982(昭和57)年1月15日 第20回 優勝(V5)/国立競技場
新日鐵釜石 21-8 同志社大(前半9-4/後半12-4)
●1983(昭和58)年1月15日 第21回 優勝(V6)/国立競技場
新日鐵釜石 35-10 同志社大(前半22-4/後半13-6)
●1984(昭和59)年1月15日 第22回 優勝(V7)/国立競技場
新日鐵釜石 31-17 同志社大(前半12-13/後半19-4)


[参考サイトの一部]

●「もりおかの歴史 盛岡の先人たち 第15回:大島高任(おおしまたかとう)」(盛岡市)
http://www.city.morioka.iwate.jp/moriokagaido/rekishi/senjin/007463.html
●「東北文庫 岡田益男 東北鉱山の繁栄 ~釜石製鉄・大島高任~(「河北新報」昭和27年~30年連載)」
(「過去からの伝言 東北物語りWeb伝承館」)
http://touhoku.sakura.ne.jp/00x-50om-kaihatu-23.htm
●「大島家をめぐる人々」(「釜石市立鉄の歴史館」佐野 寛さん)
http://www.konnodenki.com/souken/ooshima/
●「釜石製鉄所 製鉄所案内 歴史・沿革」(新日鐡住金)
http://www.nssmc.com/works/kamaishi/about/history.html
●「『新日鉄技報』創刊100周年に際して(勝山憲夫)」(新日鐵住金)
http://www.nssmc.com/tech/report/nsc/pdf/391-03.pdf
●「日本鉄鋼連盟」
http://www.jisf.or.jp/
●「釜石市」
http://www.city.kamaishi.iwate.jp/
●「ラグビー 日本選手権 歴代優勝チーム」(「SANSPO.COM(サンスポ)」)
http://www.sanspo.com/rugby/jrc/history.html


[本日のオマケ]

●YouTube
「ノーサイドの笛は鳴った ~新日鉄釜石ラグビー部の一年」(明治ラグビーch 2さん)
https://www.youtube.com/watch?v=IPcaYM1_CqQ
https://www.youtube.com/watch?v=NLrLK36n-i4
https://www.youtube.com/watch?v=S7PMfnC5Uf8
https://www.youtube.com/watch?v=S3u_KQsR0CQ
1982年1月22日に放映されたNHKのドキュメンタリー番組で、V4を目指す「釜石」の1年間を追ったもの。
ナレーションは森本毅郎。動画は4分割されて10分ずつぐらい。
(YouTubeに登録した人のアレンジで1本目の最初と4本目の終わりはBeatlesの曲が流れます)。

選手たちのハードな練習風景、仕事の現場、海外遠征、森 重隆を中心とする選手たちへのインタビュー、移動中のにぎやかなバスの中、バカ騒ぎで楽しそうな合宿の場面などが観られます。
時折、季節ごとの釜石の緑の山や青い海の風景も映し出され、こんなにも長閑(のどか)できれいだったのか…と思うと、改めて被災地の重苦しい喪失感が少しわかるような気がしました(現地へ行っていないので「わかる」とは到底、言えない)。

30年以上前に制作された番組ですから、全体的に“昭和”の味付けの濃い構成なんですが(笑)、釜石のメンバーって本当にイイ仲間だったんだな~と、目頭が熱くなるほどでした。


[このサイトの関連記事]
●釜石で2019年のラグビーワールドカップ日本大会の開催決定! バンザ~イ!!(2015年3月2日)
https://chie-relish.blog.so-net.ne.jp/2015-03-02
●「新日鐵釜石ラグビー部」V7時代のメンバーのリスト作成中!! (2015年3月4日)
https://chie-relish.blog.so-net.ne.jp/2015-03-04

心身共に「釜石」を受け継ぎ、伝えていく、新世代の“北の鉄人”たちが、ここに!
●公式ホームページ「釜石シーウェイブスRFC」
http://www.kamaishi-seawaves.com/
・「釜石シーウェイブスRFCサポーター大募集!!」
http://www.kamaishi-seawaves.com/supporter/fanclub.html

電子書籍(Kindle版/193KB/33ページ/NHK出版/2012年)100円


釜石ラグビーの挑戦

釜石ラグビーの挑戦

  • 作者: 大友 信彦
  • 出版社/メーカー: 水曜社
  • 発売日: 2007/07/24
  • メディア: 単行本


負げねっすよ、釜石 鉄と魚とラグビーの街の復興ドキュメント

負げねっすよ、釜石 鉄と魚とラグビーの街の復興ドキュメント

  • 作者: 松瀬学
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2011/10/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



鉄人たちの雌伏―釜石ラグビーの新たな挑戦

鉄人たちの雌伏―釜石ラグビーの新たな挑戦

  • 作者: 永田 洋光
  • 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
  • 発売日: 2002/02
  • メディア: 単行本


nice!(0)  コメント(0) 

釜石で2019年のラグビーワールドカップ日本大会の開催決定! バンザ~イ!! [ボクシング・F1・ラグビー]

ラグビーの次回のワールドカップ(W杯)が2019年に日本で開催されます。その翌年に予定されている「東京オリンピック・パラリンピック」より先にラグビーW杯日本大会の開催は決まっていました。

しかし、会場誘致をめぐって15の自治体が立候補。日本の大会組織委員会は「全国への競技普及を」と12会場を希望し、ラグビーの国際統括団体「ワールドラグビー(WR)」は運営費の削減のため、10会場に絞り込むよう求めていました。

立候補地の中でも東日本大震災の被災地となった釜石市が、ラグビーW杯の開催を復興の象徴にしたいと強く希望。そして、3月2日にアイルランドのダブリンで開かれた「W杯リミテッド(RWCL)」の理事会で12の開催地が承認され、釜石も会場となることが決まったのです~~!!
ヽ(^。^)ノヽ(^。^)ノヽ(^。^)ノ

【決定した自治体と会場】
・札幌市:「札幌ドーム」
・岩手県&釜石市:東日本大震災の被災跡地に「釜石鵜住居復興スタジアム(仮称)」建設予定
・埼玉県&熊谷市:「熊谷ラグビー場」
・東京都:’19年に完成予定の「新国立競技場」で開幕戦&決勝戦(※ラグビーW杯の開幕試合が同競技場のこけら落としとなる)
・神奈川県&横浜市:「日産スタジアム(横浜国際総合競技場)」
・静岡県:「静岡スタジアム/エコパスタジアム(静岡県小笠山総合運動公園スタジアム)」
・愛知県&豊田市:「豊田スタジアム」
・大阪府&東大阪市:“西の聖地”「花園ラグビー場」
・神戸市:「ノエビアスタジアム神戸(御崎公園球技場)」
・福岡市:「レベルファイブスタジアム(東平尾公園博多の森球技場)」
・熊本県&熊本市:「うまかな・よかなスタジアム(熊本県民総合運動公園陸上競技場)」
・大分県:「大分銀行ドーム(大分スポーツ公園総合競技場)」

【選出されなかった自治体】
・仙台市 ←共に復興を目指す地域として仙台も入れてくれれば良かったのに~!! 「宮城県ラグビーフットボール協会」は落選しても釜石市への支援を訴えています。これぞ素晴らしいノーサイド精神。泣けてくる~。
http://www.miyagi-rugby.jp/2015dat/RWC2019_gratitude_20150302.pdf

・京都市 ←大学ラグビーの名門「同志社大学」を筆頭に「京産大」「立命館大」の地元で、「伏見工業高校」等も強い。「京都府ラグビーフットボール協会」のサイトに特別なコメントは見当たりませんが、サイトのデザインを一新しませんか? お手伝いしますよ~!(笑)。
http://www.kyoto-rugby.com/

※2019年1月5日に再チェックしたら、よくあるフォーマットのデザインに変更されていました。ヨカッタ、ヨカッタ♪

・長崎県 ←「長崎県ラグビーフットボール協会」も頑張って2万633名の署名を集めたそうです。とても謙虚なコメントが載っています~(涙)。
http://www.nagasaki-rugby.jp/?p=4270

【今後のW杯スケジュール】
2016年
春以降:チームキャンプ地選定のプロセス発表
後半:組み合わせ抽籤(ちゅうせん)会
2019年
9月~10月:本大会(開幕戦と決勝戦も含めて40試合以上)

釜石はラグビーファンなら誰もが知っている、“北の鉄人”「新日鐵釜石(しんにってつ かまいし)ラグビー部」の本拠地でした。同チームは日本選手権の1976年の初優勝と’78~’84年の7連覇とで8回もの日本一を成し遂げました。

私がテレビで初めて観たラグビーの試合が「釜石」とどこかのチームだった、と確信できるのは、競技場が物凄い数の大漁旗で埋め尽くされていたからです。色とりどりの大漁旗は「釜石」の応援団のシンボルでした。「鉄」の旧字体「鐵」が書けるようになったのも「新日鐵釜石」のおかげです~(笑)。新聞等では新字で表記されますが、やっぱり旧字がいい!!

私が「国立競技場」や「秩父宮ラグビー場」などでラグビー観戦をするようになったのは’80年代後半になってからなので、「釜石」のV7時代はナマで観られませんでした(涙)。それでも、やはり特別な存在のチームだったので、姉貴分の綾ネェの実家があった大槌町へ遊びに行ったとき、電車を釜石駅で乗り換えたのですが、一人ホームに立って、あたりを見渡しながら「おお~、ここが鉄人の釜石か~!」と感慨深く思いました。

釜石市は1984(昭和59)年に富山県の朝日町と友好親善都市として結ばれています。どんな縁がきっかけかは知りませんが、富山出身の私としては単純にうれしい♪(笑)。綾ねぇのお父さまも遠洋漁業の船に乗って富山へいらしたことがあると聞きました。両方とも海の幸に恵まれた湾がありますから、太平洋と日本海が陸ではなく船で繋がるというイメージは面白いですね。

しかし、その海が残酷な牙を剥くときもあります。釜石をはじめ三陸の人々は、東日本大震災だけでなく、昔からさまざまな苦難を乗り越えてきました。

1896年(明治29年) 三陸沿岸に大津波が来襲、死者6,687人。
1933年(昭和 8年) 三陸大津波が来襲、死者183人・行方不明者224人。
1945年(昭和20年) 太平洋戦争で2度の艦砲射撃を受け、死者700余人・重軽傷者327人・全焼家屋2,930戸・全壊家屋180戸。
1960年(昭和35年) チリ地震による津波が来襲、被害総額6億3千万円。
1968年(昭和43年) 十勝沖地震で6億円に及ぶ被害。
2011年(平成23年) 東日本大震災発生。
・「東北地方太平洋沖地震(東日本大震災) 写真で見る被災地 岩手県釜石市」
(運営:応用理学・地質 技術士 蒲田文雄さん)
http://www5d.biglobe.ne.jp/~kabataf/higasinihonn_daisinnsai/iwate_kamaisi_syasin.htm

釜石市では震災によって多数の運動施設や公園が被災し、仮設住宅用地として転用されたので、津波の被害を受けた「鵜住居(うのすまい)地区」(鵜住居小学校・釜石東中学校の跡地)に、W杯の会場に適した新スタジアムの建設を計画。

震災から4年となる今もまだ仮設住宅で暮らさざるを得ない人々が市内には4600人ほどもいるそうです。スタジアムは復興予算で建設するわけではないとのことですが、何よりも住居を建てるのが先決と主張する人たちもいます。スタジアム建設のために必要な費用は約12億円だとか。これはスポーツ振興の助成金や全国からの寄付などで手当てしたいと釜石市では考えているようです。

2016年には「釜石製鐡所」が創業130周年を迎えます。“鉄とラグビーの町”と呼ばれ、愛されてきた釜石でのW杯。「新日鐵釜石ラグビー部」の精神と伝統を受け継ぐクラブチーム「釜石シーウェイブス」も、トップリーグ復帰を目指して練習に励んでいます。
さらなる復興を加速させる牽引力として、個性を大事にした新たなまちづくりの象徴として、釜石には日本で一番「ラグビー」が必要だと思うのです。

3月7日(土)の午前中に放送予定!
●「目撃!日本列島 『“釜石”は負げねぇ』」
11:30~11:54/NHK総合(※一部の地域を除く)
http://www4.nhk.or.jp/mokugeki/x/2015-03-07/21/17842/
大震災から4年、被災地・釜石をラグビーの力で再起させようと、厳しい現実ながらも、ラグビーW杯誘致を好機として町の復興に挑む男たちの奮闘を描いたレポート。


[参考サイト]
●NHK解説委員室 解説アーカイブス
「くらし☆解説 『ラグビーW杯を我が町で!?』」(西川龍一 解説委員/2015年01月09日)
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/206949.html

●Twitter「ラグビーワールドカップ[トレードマーク] 日本語版公式アカウント」
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDH02H3O_S5A300C1EA2000/

[釜石の関連サイト]

●「釜石市」
http://www.city.kamaishi.iwate.jp/
「岩手県・釜石市がラグビーワールドカップ2019の開催都市に選定されました」
http://27.90.196.136/fukko_joho/aratana_torikumi/detail/1191406_2350.html
「義援金・釜石ふるさと寄付金の受付について」
http://27.90.196.136/shisei_joho/keikaku_torikumi/kifukin/detail/1191526_2562.html
……自治体のサイトなのに内容がスカスカのページが多いのは、元のデータが災害で消失してしまったのと、今なお、そこまで手が回らないということかもしれません。復興しつつあるように見えるのは近くにいないからなんだ、と思い知らされた感じがします……。

お気持ちのある皆さま、どうぞよろしくお願いいたします~!
●「釜石市スポーツ振興基金」
釜石市 教育委員会 スポーツ推進課
TEL:0193-22-8836
FAX:0193-22-3633
スポーツ推進課への問い合わせメール
http://27.90.196.136/otoiawase/form/1190407_2686.html
……クリック一つで寄付のできるシステムにできないのでしょうか~??? これも、市の予算も手も足りないせいかな……(涙)。

●「釜石市復興ライブカメラ」
(釜石市 危機管理監 防災危機管理課 防災係)
http://kamaishi.fukkou-live-camera.com/

観光情報はここで♪
●「かまナビ」(釜石観光物産協会)
http://kamaishi-kankou.sakura.ne.jp/

おいしそうなもの、いろいろ♪♪
●「三陸釜石元気市場」(釜石振興開発)
http://hamayuri.net/


[このサイトの関連記事]
●大漁旗はためく“北の鉄人”「新日鐵釜石ラグビー部」の軌跡を語り伝えよう!(2015年3月3日)
https://chie-relish.blog.so-net.ne.jp/2015-03-03
●「新日鐵釜石ラグビー部」V7時代のメンバーのリスト作成中!! (2015年3月4日)
https://chie-relish.blog.so-net.ne.jp/2015-03-04

nice!(0)  コメント(0) 

“浪速のロッキー”赤井英和が、大和田正春にKO負けを喫した30年前の今日。 [ボクシング・F1・ラグビー]

赤井英和は高校・大学の頃からボクシングで好成績を残しました。アマチュアボクシングの名門「近畿大学」の強豪で、日本がボイコットして幻となった「モスクワ五輪」の有力候補でもあったとか。

1980年にジュニアウェルター級(現在のスーパーライト級)でプロデビュー以来、12連続KO勝ちの日本タイ記録を達成。’83年にWBC世界王者ブルース・カリー(アメリカ)に挑戦するも7回TKO負け。’85年の大和田正春戦でも7回KO負けで引退。最後の試合が、30年前の2月5日のことでした。

生涯戦績:アマ 56戦44勝(22KO)12敗
       プロ 21戦19勝(16KO) 2敗

プロ入りしてからの12連続KOは、相手の選手や試合の内容を確認していないので何とも言えませんけど、現代にたとえれば村田諒太のような存在だったのかな?

私は大和田正春の半生を追ったノンフィクション作家・山本 茂さん(元『ボクシング・マガジン』編集長)の著書である『夢・敗れし者たちの』(徳間書店/1986)を読んで、大和田がアメリカ黒人の父を知らずに育ち、高校時代はバレーボール部の有能な選手だったのに、ボクシングで世界チャンピオンになれればアメリカにいる父が名乗り出てくれるかもしれない、日本の祖母と母に大きい家が買ってあげられるかもしれない、そう考えて、人を殴ったこともない気弱な青年がプロボクサーになったのだと知りました。

そして、大和田に興味をもち、後追いですが赤井との試合もビデオで観ました。すっかり大和田のファンとなった私は、東京・大塚にある「角海老宝石ボクシングジム」まで練習風景を見に行くようになったのです。
ボクサーとしての赤井には惹かれませんでした。俳優・タレントとして徐々にうまくなっていく姿を観ては、「この人って芸能界のほうが向いてんじゃないの?」と失礼なことを口にしていましたが、今もそう思いますね~。

大和田との試合を振り返って赤井は次のようなコメントを残しています。
「練習もろくにせんとリングに上がりましたから、あれでは高校生にも負けてましたわ」

当時の大和田は“咬(か)ませ犬”と揶揄(やゆ)されましたが、のちには日本ミドル級チャンピオンとなり、5度の防衛を重ねたハードパンチャーなんですよ!
生涯戦績は28戦16勝(14KO)11敗1分。
ワンパンチを食らってパタッと倒れてしまうこともありましたが、身体能力は高いし、センスも良いし、強打も大きな魅力でした。ジャブを打つときの独特の構え方もカッコいい。

だからねぇ、そういう相手が決まっていたのに練習を熱心にすることもなく試合に臨んだ、という姿勢自体が失礼じゃありませんか?
最初の世界戦で負けても人気は衰えず、世界前哨戦ということで周りも大いに盛り上がっていた赤井には驕(おご)りがあったのかもしれないし、周りも持ち上げすぎたんじゃないでしょうかねぇ。
赤井のそばには名トレーナーのエディ・タウンゼントさんもいたのに、練習しない赤井を叱らなかったのかな……。

でも、ボクシングファンの中に今なお根強い赤井ファンがいるのは、何らかの大きな魅力と吸引力があったということでしょう。実際はどうか知りませんが、大らかで温かな人柄かなと思わせるイメージがありますよね。

赤井さんは現在、母校の近大ボクシング部の総監督も務め、後輩の指導に当たっているそうです。
同部は’09年に部員が強盗事件という不祥事を起こしたせいで、何の関係もない他の部員も連帯責任を取らされ、廃部に追い込まれました。部員らは学内の清掃活動などを続け、OB会も努力を重ねた結果、ボクシング部は’12年に復活できたのです。

[追記]
2月8日に「日本ボクシング連盟(旧・日本アマチュアボクシング連盟)」の総会が開かれ、赤井さんをはじめ6名の理事が新たに選任されたそうです。後進育成のためにリーダーシップを発揮してほしいですね!

さて、赤井・大和田と言えば忘れられないのが、映画『どついたるねん』(1989年)です。公開当時は原宿の明治通り沿いにあった空き地に期間限定のテント小屋が設けられ、そこで上映されました。

監督:阪本順治
出演:赤井英和、大和武士、原田芳雄、麿 赤児、相楽晴子
特別出演:大和田正春

大和武士(やまと・たけし)も元ボクサーで、生涯戦績19戦10勝(5KO)7敗2分。大和田が防衛戦でKO勝利しました。数年前に大和は暴力沙汰と覚醒剤で逮捕されました。最低……。

この映画はリング渦(か)で再起不能と言われたボクサーが、負けん気と根性で再び4回戦からプロに挑戦する姿を描くという、赤井の実話を下地にしたようなストーリーです。赤井も大和田も大和も演技がヘタなんですけど~(汗)、それがかえってリアリティを生む効果に繋がっていました。
プロの個性的な俳優らに支えられ、良い作品に仕上がっていますよ。ボクシング好きで、まだご覧になっていない方はレンタルでも、ぜひぜひ~!!

[本日のオマケ]

’83年7月7日のWBC世界ジュニアウェルター級タイトルマッチ(近畿大学記念会館)
●「赤井英和VSブルース・カリー 1/2」(登録:maruru1102さん)
https://www.youtube.com/watch?v=biW8X8Uo3eI
4R~7Rのみ。6Rの赤井のファイトが素晴らしい!! 解説は元OBF東洋スーパーバンタム級チャンピオンの牧 昭男(まき・あきお)さんと元WBC世界ライト級チャンピオンのガッツ石松先生♪

’85年2月5日のウェルター級10回戦(大阪府立体育会館)
●「赤井英和VS大和田正春」(登録:maruru1102さん)
https://www.youtube.com/watch?v=t5jdPF_iph8
プロの撮影とは思えない映像で非常に見づらいのですが、エディさんがセコンドから赤井へ指示を飛ばす声が、やたらと大きく聞こえるので、ジム関係者が撮ったのかも?
2R 1分20秒の時点でエディさんが「赤井、負けるねぇ、この試合やったら」とつぶやく。
3R 映像ナシ(←大和田の手応えのあるパンチが当たったのは、この回だったらしい)。
4R 赤井がコーナーへ仰向けに倒れ込む。
5R 映像は飛ばされ、6Rも短くカットされ、
7R 2:48で試合終了。そこまで赤井がもったのが不思議なほど。

●「赤井英和VS大和田正春 ドキュメント」(登録:maruru1102さん)
https://www.youtube.com/watch?v=UbLhCKAkD24
大和田正春へのインタビューやナレーション(森本レオ風?)も入っています。試合を検証するような医療系バラエティ番組かな?
赤井は手術中に800㏄もの輸血を受け、1週間後に意識が完全に回復したとか。命が繋がって本当に良かったですね(感涙)。

’84年に山本 茂さんが新聞や週刊誌にノンフィクションを連載したときに挿絵を担当した、田中誠一さんという方が制作したフォトムービーだそうです。でも、私のような大和田ファンじゃないと飽きちゃうかも(笑)。
大和田の練習風景とか、川口のメッキ工場で働いている場面とか、いいカットがたくさんあるんですけどね~。
●「ドキュメント【ボクシング】 ロッキーを倒した男 復活!大和田正春」(登録:Seiichi Tanakaさん)
https://www.youtube.com/watch?v=vxiSvW3Wk9Q

浪速のロッキーのどついたるねん―挫折した男の復活宣言

浪速のロッキーのどついたるねん―挫折した男の復活宣言

  • 作者: 赤井 英和
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1987/09
  • メディア: 単行本


映画『どついたるねん』(DVD)

どついたるねん [レンタル落ち]

どついたるねん [レンタル落ち]

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2002/05/24
  • メディア: DVD


『夢・敗れし者たちの』山本 茂・著(徳間書店)

夢・敗れし者たちの

夢・敗れし者たちの

  • 作者: 山本 茂
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 1986/05
  • メディア: 単行本


nice!(0)  コメント(0) 

赤井英和(55歳)と大阪の商店街のオッチャン(67歳)がボクシング対決!? [ボクシング・F1・ラグビー]

年明け早々のニュースに
「浪速のロッキー赤井英和、30年ぶりにリングへ」
といった見出しがあり、一瞬、ギョッとしたのですが、
赤井英和(あかい・ひでかず)がレギュラー出演しているという
関西ローカルのテレビ番組の企画でした。

かつての赤井は“浪速(なにわ)のロッキー”という
ニックネームで親しまれていた、人気の高いボクサーでした。
しかし、’85年の世界再挑戦の前哨戦で
下馬評では“咬(か)ませ犬”と見られていた
大和田正春(おおわだ・まさはる)にKO負け。
脳挫傷による脳内出血(急性硬膜下血腫)で緊急入院、
開頭手術を受ける事態となりました。
社会復帰後は俳優・タレントに転身し、
現在の活躍ぶりはご存じの方も多いでしょう。

今回のバラエティ試合の相手は
大阪の天神橋筋商店街にある
古着店の店主・西口 正さん(67歳・男性)で、
この方は学生時代にボクシング部に所属していたとか。
そうは言っても古稀が目前というトシで
約40年ぶりにリングに上がるだなんて、
スパーリングでも相当、危険じゃないの!?
ジョージ・フォアマンでさえ10年ぶりに復帰したあとは
48歳で引退したんですからね~。
(……比較するレベルじゃありませんでしたね、スミマセン)。


その番組は首都圏では視聴できませんけど、
YouTubeにアップされていました。
●「浪速のロッキー赤井英和30年ぶりリングへ!」
(登録:Fujio Uemotoさん)
https://www.youtube.com/watch?v=U91Hipq_1Fs
赤コーナー:赤井
青コーナー:西口さん、セコンドに井岡弘樹
レフェリー:トミーズ雅

赤井は2度目の世界戦のために用意しながら
試合会場で袖を通すことが叶わなかったという、
左胸に日の丸入りの紫色のガウンを着て入場。
(30年も保管してあったのでしょうか?
それともテレビ局が演出用に作ったのかな~)。

両者ともヘッドギアと大きいグローブをつけ、
1ラウンド2分×2回のスパーリング。
心なしかリングが狭く見えるんですけど?
それはともかく、観ていると30秒でも長い長い(笑)。

まぁ余興という感じなんですけどね、
赤井の体が例のCMのように引き締まっていないのは
収録がダイエット前だったということでしょうか。

それにしてもねぇ、
いくらバラエティ番組の仕事だからって、
なんで赤井が素人同然の相手に
かったるいボクシングをせなアカンのや~!!(怒)。

関西圏の人なら笑い飛ばすのかもしれませんが、
私はちょっと情けなく悲しくなりました。
たいていのバラエティ番組って
具志堅さんなど元世界チャンピオンに対しても
すこぶる失礼な感じですもんね。
アタマに来るから私はお笑い系の番組って観ないんですよ~。


ところで、テレビCMを大量に流している
トレーニングジムの広告に赤井が登場し、
引き締まった体を披露していますが、
身長177cmの赤井が2か月間で
体重77.1kg→70.1㎏(7kg減)
ウエスト100cm→84.5cm(15.5cm減)
という触れ込み。

あれを観たら「自分も!」と思う人も多いかもしれませんが、
60日間で7000gも体重を落とすということは、
1日で約117g分の筋肉・脂肪・水分などを減らすわけです。
豚肉でも100gって意外と多いんですよ~。

CMの赤井のような減量は、
元ボクサーで苛酷な減量を体験したことのある人だからこそ
実現できるのではないでしょうか。
周りのお医者さんにも聞いてみましたが、
一般の人がダイエットをするのなら
1か月にマイナス1kg程度を目安にしたほうが良いそうです。
無理な減量をすると健康を損ねますからね~。


[本日のオマケ]

赤井英和 公式ホームページ
●「ワシが赤井英和や!!」
http://www.akaihidekazu.com/
タイトル下に「PROFILE」「OFFICE」「赤井店長」
というボタンがありますが、
「OFFICE」は所属事務所のサイトへ飛ぶだけ、
「赤井店長」は赤井さんがCM出演している
居酒屋チェーンのサイトへのリンク。
……というわけで、つまんないコンテンツです~(涙)。
赤井さん、ブログでも書いてくれればいいのに!
私がゴーストライターしましょうか~?(笑)。

nice!(0)  コメント(0) 

年末のお楽しみ♪ 井上・リナレス・八重樫・村田のボクシングTV観戦記。 [ボクシング・F1・ラグビー]

「ボクシングフェス2014 SUPER BOXEO」
と題された番組は、いきなり
若い男性グループの歌から始まりましたが、
なんでしょうねぇ、あれは?
歌詞も曲調も声も苦手。
私はリモコンの「消音」ボタンを押しました。
フジテレビらしい演出かぁ……。


●ミドル級10回戦(10R)
村田諒太vs.ジェシー・ニックロウ(アメリカ)

ネット情報によると
ニックロウは村田の1歳下で、
世界ランク262位、アメリカ国内60位。
これまでの戦績は31戦24勝(8KO)4敗3分。

村田は基本的にポイントを取るボクシングですが、
前回よりはバリエーションが広がった印象。
ニックロウはガードが堅い上、
左右にスイッチするタイプ。

6Rに村田はバッティングのせいで
左目付近2か所をカットして出血。

8Rにニックロウが両手を広げて
「打ってこい」というジェスチャーで挑発。
おーい、疲れたのか~?(笑)。

10Rに村田がちょろっとだけ
ラッシュを見せてオシマイ。
結果はボクシングファンなら
誰もが予想した通り、3-0のフルマーク判定。

全体的には面白みに欠ける試合でしたが、
両者とも終始しつこく手を出していたのは
良かったんじゃないでしょうか。

それにしても、アナウンサーもゲストたちも
村田を褒めちぎり過ぎで
気持ち悪いほどでしたが~(笑)、
少しずつプロっぽく成長しつつある村田を
ナマ温かく見守っているという感じなんでしょうかねぇ。
私は、まだアマの試合にしか見えなかったけど……。
(KO勝ちしなくちゃ、という意味ではありませんよ)。

実況アナは
「あと一歩のところまで追い詰め…」
なんて言っていましたが、シロートですか!?
そういうウソっぽいコメントは
村田に対しても失礼だと思います!

同じミドル級だった竹原慎二は
プロとしての生涯戦績が
25戦24勝(18KO)1敗ですよ~!
竹原さんは膀胱がんと闘い、
この秋に社会復帰したそうです。
頑張れッ、“がん友”竹原!!

……スミマセン、つい興奮して
話が横へそれてしまいました(汗)。


●WBC世界ライトフライ級王座決定戦(12R)
ペドロ・ゲバラ(メキシコ)vs.八重樫 東

井上尚弥が返上して空位となった王座を争う試合。
八重樫はフライ級から体重を落とし、
3階級制覇に挑むのですが、やっぱり流血が心配です。
相手のゲバラ(25歳)は
メキシカンらしい美しく的確なスタイル。

1Rから八重樫の目の回りが、うっすらピンク色に染まる。
と思いきや、ゲバラが八重樫のパンチによって
右目の上をカットして出血。

解説の川島郭志(ひろし)は
冷静で説明もわかりやすいですね~。
現役の頃は
「玄人受けするクレバーなボクサー」
と評されていましたが、
賢人ぶりは解説席でも発揮されているようです。
川島の解説だけの副音声があれば、そっちを聴くのにな。

4Rまでの点数は
ジャッジ2名がゲバラの2ポイントリード、
1名はイーブン。

両者とも積極的に前へ出て
手数も多いのですが、
八重樫のほうが打たれている印象は否めません。

6Rにゲバラの連打が炸裂。
出血が止まっていないのに、ひるまず打ち続ける。
世界を狙うプライドとは、こういうことでしょう。

7Rの途中、突然、八重樫の体が沈む。
ゲバラが八重樫のボディにパンチを入れ、
八重樫が相手のボディに返した直後、自ら、くずおれた。

9月のロマゴン戦のときには
鼓膜が破れたとか。ひぃ~!(涙)。
その後、階級を下げたってことは
以前よりもキツイ減量を行ったわけですよね。
しかも3か月の間に。
八重樫は31歳ですよ(来年の2月には32歳)。

いくら根性の座った人だからって
条件が厳し過ぎたのでは?
減量がキツイと試合の途中でガス欠し、
ストンとダウンしてしまうボクサーをよく観ましたが、
同様のパターンに見えました。
でも、解説の川島が
「肋骨が折れたかも?」
と言っていたので、
ダウンの直接の原因はまだ不明ですが。

大橋会長!
今回は一般的な再起戦にとどめておいて、
来年の春あたりに世界戦を組む、
ということはできなかったのでしょうか?
こんな短期間で体を調えようだなんて、
選手生命を縮めるだけでは?
(まぁでも年齢が年齢だし、
マッチメイクには、
いろんな裏事情も絡みますしねぇ……ううっ)。


●WBC世界ライト級王座決定戦
ホルヘ・リナレス(帝拳)vs.ハビエル・プリエト(メキシコ)

同級1位のリナレスが2位との王座決定戦。
リナレスは目がいい、スピードもある、
パンチも的確、上体はしなやかで、
コンビネーションも巧い、パンチも重そう。
安心して観ていられるボクサーですね。
と思っていたところへ、
4Rに右ストレート1発で相手がダウ~ン!

フェザー、スーパーフェザーにライトも加わり、
三階級を制しました。おめでとう♪


●WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ(12R)
オマール・ナルバエス(アルゼンチン)vs.井上尚弥

井上はライトフライからスーパーフライへと
階級を2つ上げたので体重も2~3㎏増。
見るからに、たくましくなった21歳。
相手のナルバエスは超ベテランの39歳。
46戦43勝(23KO)1敗2分、
27回の防衛中だそうです。

見た目はオジサンと少年の闘い。

1R、井上が積極的にジャブを放ちながら前進。
冷静で非常によく相手を見ており、
自在に上下を打ち分け、
ガードの隙間にもパンチを打ち込む。

井上が素早いワンツーをボディに入れ、
いいね~!と思った直後に
ナルバエスがダウン。

おおーーーッ!?

速すぎて私の目では追えませんでしたが、
テンプルに井上の右フックが2発。
ナルバエスはプロになって
初めて経験したノックダウンだそうで、
ショックを引きずっている様子。
ダウンしたという現実が受け止められないまま、
冷静であらねばと
自分に言い聞かせているような感じ。
井上を警戒しつつ、焦りも見える。

その後、ナルバエスのテンプルをかすめるような
井上の左フックで再度のダウン。
(私には当たっていないように見えたのですが~)。

2R、ナルバエスが、またもやダウン。
両者の脚が交差したので
一瞬、足が引っ掛かってスリップダウン?
と思ったら、テンプルに左フックが入っていた。

そして、井上は左ジャブ2発と右フックを放ったあと、
左ボディで仕留めた。
大橋秀行が得意だったレバーブロー。
肝臓をえぐるように拳が突き刺さった。


いやぁ、エライもの観ちゃったよぉ~!(号泣)。

ナルバエスは座り込んでテンカウントを聴いた後、
立ち上がってコーナーへ戻りかけたのですが、
また、ひざを折っていたので、
相当、効いたんでしょうねぇ。


……それにしても、
香川照之、しゃべり過ぎ。ウルサイ(笑)。
KOシーンのリプレイのときは消音にしました。
映像だけを観るほうが
井上の凄味と迫力が伝わってきます。

勝利者インタビューで井上は、
最初のストレートで
右の拳が痛んだと言っていました。
全くそんなふうには見えませんでしたねぇ。

まぁ中には
「相手はロートルだしな、勝って当然だよ」
なんて言う人もいるんでしょうけど、
これほどの完勝だと
長期の防衛も望めそうな気がします。
井上が持ち前の謙虚な姿勢を失わなければ。

ワガママを言うとですね~、
ナルバエスの強さが全然わからなかったので、
もう1~2ラウンド、観てみたかったな~(笑)。

今夜、会場で観た人たちは
スッキリと清々しい気持ちで
帰途についたことでしょう。
井上兄弟、おめでとう♪♪


[その他の結果]
●OPBF東洋太平洋スーパーフライ級王座決定戦(12R)
松本 亮vs.ルサリー・サモール(タイ)
12回43秒KOで松本の勝ち!

●フライ級8回戦(8R)
ネストール・ナルバエス(アルゼンチン)vs.井上拓真(井上尚弥の弟)
判定3-0で井上の勝ち!
80-72×2
80-73

ネストール・ナルバエスは
オマール・ナルバエスの弟だそうです。
両試合とも井上ブラザーズの勝利でした。
井上ファミリーは明るい新年を迎え、
かたやナルバエス一家は……。
本当にボクシングの世界って厳しいなぁ。

nice!(0)  コメント(0) 

ボクシングファンの皆さま~! 年末恒例の注目試合です!! [ボクシング・F1・ラグビー]

私はTV観戦しますけど、現場へ行ける人、いいなぁ。

●12月21日(日)
「第61回 全日本新人王決定戦」
会場:“ボクシングの殿堂”後楽園ホール
TV放映:私の加入していないCS放送(涙)で14:00~20:00
http://www.ntv.co.jp/G/boxing/jpbarookiesarea/
全階級オール4回戦。マニア向けです(笑)。
でも、4回戦の頃から追っかけると本当に面白いんですよ~!
将来の世界チャンピオンが出場するかも♪


●12月30日(火)
「ボクシングフェス2014 SUPER BOXEO」
会場:東京体育館 14:45試合開始(14:00開場)
TV放映:フジテレビ系18:00~20:54(延長対応あり)

・WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ12R
オマール・ナルバエス(アルゼンチン)vs.井上尚弥
井上は9月に防衛したWBC世界ライトフライ級を返上し、
階級を上げての初挑戦!
☆井上尚弥のブログ
http://ameblo.jp/harry0202/

・WBC世界ライトフライ級王座決定戦12R
ペドロ・ゲバラ(メキシコ)vs.八重樫 東
☆八重樫 東 オフィシャルブログ
「あずまじゃなくて“あきら”です」
http://ameblo.jp/yaegashi-akira/

・ミドル級10回戦
村田諒太vs.ジェシー・ニックロウ(アメリカ)

・WBC世界ライト級王座決定戦
ホルヘ・リナレス(帝拳)vs.ハビエル・プリエト(メキシコ)

・OPBF東洋太平洋スーパーフライ級王座決定戦12R
松本 亮vs.ルサリー・サモール(タイ)

・フライ級8回戦
ネストール・ナルバエス(アルゼンチン)vs.井上拓真(井上尚弥の弟)


●12月31日(水)
「“THE BEST OF BEST” 大晦日 トリプル世界タイトルマッチ」
会場:大田区総合体育館 15:30試合開始(15:00開場)
TV放映:テレビ東京系21:30~23:30?
(※時間は未定です。当日までに必ず確認してくださ~い)

・WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ12R
内山高志(9度目の防衛戦)vs.イスラエル・ペレス(アルゼンチン)同級9位
☆内山高志 公式サイト
http://takashi-uchiyama.com/

・WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ12R
河野公平(3月獲得のタイトル初防衛戦)vs.ノルベルト・ヒメネス(ドミニカ)同級5位
☆河野公平 オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/kouhei-kouno/

・WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ12R
アルベルト・ロセルー(ペルー)vs.田口良一(世界初挑戦)
☆田口良一 ボログ  ←入力ミスじゃありませんよ~、こういうタイトル(笑)。
http://ameblo.jp/ryouiti-taguti/

・58.0kg契約6R
荒木貴裕vs.林崎智嘉志

・バンタム級6R
大和田 寿vs.嶋崎 俊

・ウェルター級4R
馬場一浩vs.麻生一稀


……第1試合から観られるTV番組とか
インターネット中継があればいいのにな~。無料視聴希望♪
選手へ確実にオカネが届くのなら有料視聴もOK!

nice!(0)  コメント(0) 

ボクシング観戦で「後楽園ホール」~G街「小鳥」~朝5時帰宅(汗)。 [ボクシング・F1・ラグビー]

ボクシング(2014.12.6).jpg

















新宿ゴールデン街「小鳥」で
格闘家の集まる下北沢のカフェ「犬拳堂(いぬけんどう)」の
オーナー夫妻と知り合ったことがきっかけで、
9月下旬の「ボクシングナイト! in 犬拳堂」に誘ってもらいました。

当日、「犬拳堂」にはIBF初代ミドル級王者の金城秀機さん、
第16代Jフライ級王者の早山 進(さやま・しん)さん、
「八王子中屋ボクシングジム」トレーナーの井上孝志さん、
「小鳥」の店主・洋介さんのほか、
現役では元WBOインターナショナル
Sバンタム級王者の石本康隆選手、
第56代日本&第44代OPBF東洋太平洋王者の
荒川仁人(あらかわ・にひと)選手などなど
ボクサー&ボクシング関係者と私のようなファンが集まりました。

荒川選手も石本選手も好青年そのものという印象。
これまでもプロボクサーの方々とは
現役も「元」も含めて何度か飲む機会はあったのですが、
その多くはシャイで気の優しい好人物ばかりでした。

12月6日には荒川・石本の両選手が試合に出るとのことで、
井上トレーナーにチケットを取っていただきました。
ここ数年、会っていなかったボクシング観戦仲間のMさんも合流。
彼は年中どこかへ試合を観に行っているようです。

私としては久々に出掛けた馴染みの「後楽園ホール」。
自由席を購入したので、2階で立ち見したのですが、
試合開始の少し前に着いたときには、もう2階は満杯。
最前列には並べなかったので、
TV局のカメラの後ろからリングを眺めました。

前日の飲み過ぎ&水分不足がたたったようで、
ホールに居る間、両足がつっていたんです……。
ストレッチしながら観ていたのですが、
一向に治らず、ずーーーっと
「いーたーいーよー(泣)」という状態。
Mさんは2階の西側に居たので、
私は一人で4時間半、足がつったまま立ちっ放しでした。ひ~(涙)。

[八王子中屋ボクシングジムの選手の試合結果]
メインイベント:62㎏契約10回戦
荒川仁人 選手
95-96、94-97×2
0-3で判定負け

セミファイナル:OPBF&日本ミドル級タイトルマッチ12回戦
淵上 誠 選手
12R 1分49秒 TKO負け

第3試合:73㎏契約4回戦
米重貴博 選手
39-37×2、40-36
3-0で判定勝ち

第1試合:スーパーフェザー級4回戦
杉本 了 選手
37-39×3
0-3で判定負け

4人の試合の詳細(画像&コメントあり)
http://8box.blog.shinobi.jp/Entry/2297/

[石本康隆 選手(帝拳)の試合結果]
日本スーパーバンタム級王座決定戦10回戦
94-96×2、95-96
0-3で判定負け

私は初めて試合を観る選手ばかりでしたが、
判定に疑問は感じませんでした。
シロート目に過ぎませんけど
内容からすると採点は、まぁこんなもんだろうなぁ……と。
でも、会ったことのある選手&トレーナーが目の前で負けるのは
やっぱり哀しいことですねぇ。
セコンドに付いていた井上トレーナーが
選手にハッパを掛ける声は2階にまで響いていたし。
……非常に残念ですが、頑張っているのは
どこのジムの選手も、みんな同じはずですから(涙)。


試合後に報告を兼ねて「小鳥」へ飲みに行ったら、
またまたボクシング&高橋ナオトのファン仲間が増えました~♪
洋介さんの高校の後輩の方々もいて、
「今、日本に世界チャンピオンは、いるんですか?」
と聞かれ、
「いるよ~!!」
「何人ぐらい?」
「たくさん! えーっと、今、何人だっけ?」
なんて話になったので、改めて確認してみました~。

11月までは6人だったのですが、
2階級制覇に挑むために王座返上を発表した選手がいます。
それでも5人もいるんですよ~♪

[2014年12月6日現在の世界王者]
☆スーパーフェザー級(58.97kg)
WBA:内山高志(うちやま・たかし/ワタナベボクシングジム)
22戦21勝(17KO)無敗1分
http://www.watanabegym.com/boxer/takashi-uchiyama

WBC:三浦隆司(みうら・たかし/帝拳ボクシングジム)
32戦28勝(21KO)2敗2分
http://www.teiken.com/profile/t_miura.html

☆バンタム級(53.52kg)
WBA:山中慎介(やまなか・しんすけ/帝拳ボクシングジム)
24戦22勝(16KO)無敗2分
http://www.teiken.com/profile/yamanaka.html

WBO:亀田和毅(かめだ・ともき)
31戦31勝(19KO)無敗
※JBC(日本ボクシングコミッション)管轄下の
日本のジム所属の世界王者とは見なされていません。

☆スーパーフライ級(52.16kg)
WBA:河野公平(こうの・こうへい/ワタナベボクシングジム)
38戦30勝(13KO)8敗
http://www.watanabegym.com/boxer/kohei-kono

先月、WBC世界ライトフライ級王座を返上し、
スーパーフライ級に転向したばかりで
年末にWBO世界挑戦を控えています。
井上尚弥(いのうえ・なおや/大橋ボクシングジム)
7戦7勝(6KO)無敗
http://www.ohashi-gym.com/?boxers_category=wbo


「小鳥」へ行った時間が遅かったこともあるのですが、
遅い時間から、どんどんお客さんが増え続け、
私はいろんな人としゃべり続けて酔っ払い、
帰りは酔い覚ましに区役所通りから職安通りまで歩いてから
タクシーを拾いました。寒かった~(泣)。
うちに着いて時計を見たら朝の5時。
「小鳥」を3時に出たつもりだったのに、そんなに長居したのか。
誠に申し訳ないです~。


[本日のオマケ]
●「八王子中屋ボクシングジム」(東京都八王子市)
http://www.8nakaya.co.jp/
「見学・1日体験」のページに井上トレーナーが登場しています♪
井上さんはプロとして20戦のキャリアがあるそうです。
http://8nakaya.co.jp/kengaku/

●「マーシャルアーツ・カフェ&アジアンカリー 犬拳堂」
こぢんまりとしたスペースで居心地の好いお店です。
自慢料理は特製カレー♪
(最寄り駅は小田急線「下北沢」駅)
http://ameblo.jp/inukendou/#
東京都世田谷区北沢2-8-12 2F/TEL.03-3485-8698

nice!(0)  コメント(0) 

「F1日本グランプリ」1987年、中嶋 悟6位入賞を鈴鹿で観た記憶。 [ボクシング・F1・ラグビー]

10月5日(日)、F1グランプリ第15戦の決勝レースが
三重県の「鈴鹿サーキット」で開催されました。
真夜中、久しぶりにTV観戦したのですが、
台風の近づく悪天候のもと、水しぶきを上げるF1マシン。
こんな大雨で前が見えるのかな~?と心配していたら、
ジュール・ビアンキ選手がアクシデントにより重傷を負いました。
同じ日に元F1ドライバーのアンドレア・デ・チェザリスが、
バイク事故で亡くなったという訃報も飛び込んできました。

チェザリスと同時期に
F1という国際舞台に上っていたのが
中嶋 悟(なかじま・さとる)で、
フル参戦ドライバーとなったのは34歳のとき。
1987年~'89年は「ロータス」に所属し、
長い付き合いのホンダエンジンでのデビューでした。
しかも初戦のブラジルGPで7位完走!
'90年~'91年は移籍して「ティレル」へ。

私は'87年の日本GPの際、
当時、付き合っていた人と鈴鹿まで出かけました。
その頃は東京駅から23時過ぎに発車する
東海道本線・大垣行きの普通列車があり、
窮屈な座席でロクに眠れないまま
朝早く名古屋に着いて、在来線へ乗り換え。
最寄り駅からサーキットまで歩いたのですが、遠かったな~。
宿泊先も決まっていなかったのですが、
飛び込みで聞いてみた駅前のビジネスホテルに
運よくキャンセルがあって泊まれたのです。


私が応援していたのは、
“キャメルイエロー”の中嶋 悟と
“フェラーリレッド”のゲルハルト・ベルガー。

ネルソン・ピケやアイルトン・セナ(故人)も好きでしたし、
「スーパーマリオ」みたいな風貌の
ナイジェル・マンセルもチャーミングでした。

アラン・プロスト“教授”
ミケーレ・アルボレート
ティエリー・ブーツェン
ステファン・ヨハンソン
リカルド・パトレーゼ
ステファノ・モデナ
ジャン・アレジ
ルネ・アルヌー
ロベルト・モレノ
ジョナサン・パーマー
アレッサンドロ・ナニーニ
テオ・ファビ
等々……中嶋と競った人たちの懐かしい名前。

初めてナマで耳にした
F1マシンのエグゾーストノート(排気音)は、
フリー走行で「レイトンハウス(マーチ)」の
イワン・カペリが飛び出したとき。
カンクォーーーーゥンーーーーォォオオオオン
やや甲高く響き渡る美しい音に、
背筋がゾクゾクッとしました。感動。


決勝の日は少しでも観やすい場所を求めて、
コースに沿う道を歩きながらレースを眺めました。
起伏があるのでサーキット全体が一望できるような場所はなく、
歩き回るのも大変なのですが、
どこかのコーナー付近にいたとき、
誰かを追い抜いて順位を上げた
中嶋のキャメルイエローの車体が不意に現れ、
私も含めて観客たちが「うぉ~ッ!!!」と歓声を上げました。

['87年の日本GPの結果]
1位 ベルガ―(フェラーリ) ポール・トゥ・ウイン♪
2位 セナ(ロータス・ホンダ)
3位 ヨハンソン(マクラーレン・TAG)
4位 アルボレート(フェラーリ)
5位 ブーツェン(ベネトン・フォード)
6位 中嶋 悟(ロータス・ホンダ)

中嶋は予選11位からスタートし、
見事6位入賞でポイント獲得!!
駅まで帰る道のりも延々と徒歩の行列が続き、
すご~く疲れたのですが、
私はニコニコ顔でした。本当にうれしかったなぁ。

後年、ある人とF1の話になって
「同じ日に同じ場所にいたんだね~。
僕は招待だったからメインスタンドの招待席で観たけどね!」
と自慢されたのですが~、うらやむ気持ちは全く湧かず、
苦労して観に行ったことで、
かえって印象深く良い想い出になったな~と思います♪


この中嶋の参戦を機に
日本でも、しばらくF1ブームが続きました。
大判のモータースポーツ誌
『Racing on(レーシング・オン)』等の愛読者も増加。
フジテレビの中継のテーマ曲は
インストゥメンタルのバンド「THE SQUARE(ザ・スクェア)」の
『TRUTH(トゥルース)』で大ヒット。永遠の名曲ですね♪

実況は古舘伊知郎が担当し、ユニークな表現を連発したおかげで、
モータースポーツに関心のなかった層にもファンを増やしましたが、
私は苦手でしたねぇ、あのノリは……。

副音声でいいから、実況・解説ナシで順位等は文字情報だけ、
視聴者はひたすらエンジン音を聴きながら画面を見つめる、
そんな放映スタイルがあればいいのになぁ。

ネットで昔の自動車レースの放送を観ると、
アナウンサーは淡々と語っています。
近年のスポーツ番組は全般的に
語りが演出過剰な感じがして辟易しますね、私は。

近頃はF1中継も、すっかり深夜の時間帯に押しやられました。
ボクシングやドキュメンタリー番組と同じで、
私の好むテレビ番組というと
たいてい眠い時間帯にしか放映されないのです~(涙)。


ところで、クルマのレースを私が初めて観た場所は
茨城県の「筑波サーキット」だったんですよ。
相方と彼の友人たちが
スポーツ走行やマツダ「RX7」の
レースなどに参加していたからです。
最初に観た“箱レース”(4輪=箱もの)はホンダの「シビック」。
レース場のエンジン音というものは
耳をつんざくほど、うるさいのかなと思って身構えていたら、
シューッシューッと気の抜けるような音で
コースを周回していました。

その後、たぶん'87年の夏だと思いますが、
「富士スピードウェイ」(静岡県駿東郡)で
「全日本F3000」を観戦。
フォーミュラカーを目の当たりにして、
「迫力と音が全然ちがう!」と感じたのです。
相方のおかげでパドックにも入れてもらい、
選手たちの写真も撮りました。
望遠レンズを付けた一眼レフを借りて
疾走するFカーの流し撮りも練習しましたが、
私の写真は横線がたくさん写っているだけ(涙)。

当時、好きだったレーサーは
松本恵二、関谷正徳、和田孝夫。
ベテラン勢は高橋国光、星野一義、
長谷見昌弘といった方々も活躍。
この頃にはモーターショーにも、よく行きましたね~。

私の永遠のアイドルは中嶋のほか、
ニキ・ラウダやジル・ヴィルヌーヴ(故人)で、
彼らが現役だった頃にも観たかったなぁと思います。


さて、歳月は流れ流れて今、活躍しているドライバーは
私の熱中していた頃の子ども世代となりました。
ピケの息子がネルソン・ピケJr.で、
マンセルの2人の息子たちや
プロストの息子もレーサーです。
ケケ・ロズベルグの息子ニコは現役のF1ドライバー。
セナの甥(姉の子)のブルーノもF1のシートに座っていました。

中嶋の2人の息子もレーシングドライバーとなりました。
長男が一貴(かずき/’85年生まれ)、
次男が大祐(だいすけ/’89年生まれ)。

中嶋父子は元「GARO」の大野真澄さんと同じく
愛知県岡崎市の出身。
私の大好きな岡崎市の“アート広報大臣”という肩書のキャラクター
「オカザえもん」も中嶋ファミリーを応援していて、
時折、サーキットにも出没するようです。
今年の8月1日には「岡崎グランプリ」が開催され、
中嶋兄弟がレーシングカーで市内の公道を走ったそうですよ。
行きたかったな~。岡崎市民の皆さま、うらやましい!


[中嶋 悟 F1での生涯成績]
・出走80回(決勝での出走74回)
・予選 最高6位が2回(’88年のメキシコGPと日本GP)
・決勝 最高4位が2回(’87年のイギリスGPと’89年のオーストラリアGP)
・ファステストラップ1回(’89年オーストラリアGP)
・総獲得ポイント16点

大雨の中の決勝で4位となり、
ファステストラップ(1周の最速タイム)も叩き出した’89年とは、
中嶋が36歳のときですよ~。素晴らしい!!!!

F1は個人の心身の能力だけで勝負がつくことはなく、
どこのコンストラクター(チーム)に所属できるか、
シャーシやエンジン、タイヤなどは、どのメーカーが供給するのか、
監督や同僚ドライバーは誰で、メカニックの顔ぶれは?
個人スポンサーは?
……というふうに、非常に複雑な要素がアレコレ絡んできます。

その上、中嶋はアジア人だけに
欧米人スタッフの信頼を得て、受け入れられるまでには
屈辱的な思いをした出来事も多々あったとか。
日本から世界への扉を初めて開いた人の労苦は計り知れませんが、
厳しい試練の道のりを愚痴ることもなく、
声高に怒りを訴えるわけでもなく、
どこか飄々とした中嶋 悟。
実にカッコいいじゃありませんか~!


[本日のオマケ]

●記事「中嶋 悟、F1グランプリにチーム・ロータスからデビュー」
(ナカジマレーシング/中嶋企画)
http://www.nakajimaracing.co.jp/05history/05history_frame.html
※見出し右端の「GO!」をクリック→写真右下の「NEXT」を
クリックすると記事ページが現れます。

中嶋がF1で活躍した軌跡をダイジェストで。
●動画「Satoru Nakajima tribute」(投稿:NANAonpuさん)
http://www.youtube.com/watch?v=I9F_M7-WR1o

ニキ・ラウダ、ジェイムス・ハント、マリオ・アンドレッティ……。
このときのF1の会場は富士でした。
●動画「1976年 F1 日本GP」(投稿:9789FD3さん)
http://www.youtube.com/watch?v=p0QT_xP1fEk

これほど危険なピットアウトは初めて見ました。
大事故にならなくて本当に良かった……(冷汗)。
●動画「1982富士GC第4戦 星野と中嶋のハプニング」
(投稿:mycubさん)
http://www.youtube.com/watch?v=beNLACWR2Y4

“雨のナカジマ”面目躍如のF2レース。
この頃のマシンはJPSブラック。渋~い[ハート]
●動画「1982 JAPAN F-2 Champion Nakajima Satoru」
(投稿:mycubさん)
http://www.youtube.com/watch?v=lo6KYopr6eY

松本恵二サマのテレビCM。
当時はもちろん、今、観ても渋くてステキ~!!
煙草「CABIN MILD(キャビン・マイルド)」は
彼のおかげで大きくイメージアップしたと思いますよ~。
●動画「1986 CABIN MILD松本恵二GC 60sec. MORIZONO ver.」
(投稿:GC8C47DSUBARUさん)
http://www.youtube.com/watch?v=aEQxv3xLhA0

1986年創刊のモータースポーツ情報誌。
●『Racing on(レーシング・オン)』(三栄書房/サンズ)
http://as-web.jp/racingon/about.php

公式サイトです。
●「ナカジマレーシング」(中嶋企画)
http://www.nakajimaracing.co.jp/
●「中嶋レーシング」Facebookページ
http://www.facebook.com/nakajimaracing

タイムラインの写真は「岡崎グランプリ」での一枚。
レーシングスーツ着用の中嶋兄弟&オカさま[黒ハート]
●「オカザえもん」Facebookページ
https://www.facebook.com/okazaemon?fref=pb&hc_location=profile_browser

nice!(0)  コメント(0) 

ボクシングTV観戦「八重樫 東・井上尚弥・村田諒太」の勝手な感想記。 [ボクシング・F1・ラグビー]

私がボクシング観戦に熱中していたのは1985~1995年あたりなので、口を開けば古い話ばかりなり~(汗)。
最近の選手については、とんと情報も知識もありませんし、試合会場にも足を運ばなくなりました。
大晦日の世界戦だけは、ここ2年ほどゴールデン街「ブラン」のテレビで観戦させてもらったのですが、普段はテレビ放映もチェックせず、見逃すことも多かったのです。

ところが、ゴールデン街「小鳥」のマスター・佐藤洋介さんは元プロボクサーなので、お店へ行くたびにボクシングの話ができるようになりました。私の好きだった大和田正春、高橋ナオト、飯泉健二というボクサーの名を挙げても、洋介さんなら、よ~く知っているから、うれしくなっちゃうわけですよ~♪

で、あるとき洋介さんに、「えっ!? 井上、知らないの? 井上尚弥だよ、観てないの? あれはスゲーよ!」と聞かされたので、ネットで試合の動画を探し、なるほど~!と納得。
そんなわけで9月5日(金)の「代々木第二体育館」での試合も行きたかったな~と思いつつ、テレビ観戦となりました。

まずは、WBC世界ミドル級12位の村田諒太(28歳/帝拳ジム)のノンタイトル10回戦。
ロンドン五輪のミドル級ゴールドメダリストとして大きな話題となりましたが、私はアマチュアと女子のボクシングには全く興味がないので、オリンピックのときも観たかどうかも覚えていない始末。

昔からプロボクシングの世界はアマとは全然ちがうと言われてきましたし、実際、オリンピックの金メダル選手でプロに転向したのは桜井孝雄さんという名前しか知らないのですが~(古すぎる話ね)。

さて、村田選手はプロ転向から4戦4勝(4KO)で迎えた5戦目だそうです。それまでの4戦は観ていないし、私は運動音痴で見巧者でもないのでワケのわからん感想を書き連ねるだけですが、スピードはさして感じられませんでした。
相手をよく見ていて、上下の打ち分けは巧いのかなぁと思いましたが、左フックを放つときに右が下がるクセが気になりました。ベルトのギリギリの左ボディが打てるのは魅力?(たまにアンダーだけど)。

相手のメキシコ・ミドル級王者のアドリアン・ルナ(24歳/20戦17勝11KO 2敗1分)は、柔軟性があって、しなやかな動き。リズムよく左右バランス良く打ってくる器用なタイプ? でも、パンチは村田のほうがグッと重い感じはしました。

でもでも、WBCの世界ランキングは21位なんですって~? メキシカンは昔から選手の層が厚いので、基本的には巧くて当たり前のようなボクサーが多いわけですが、ランキングからすればずいぶん格下ですから、試合内容が問われるところですね。

4Rでルナがスリップ、村田はワンツーで攻めて攻勢に転ずるかと思ったら~、
7Rからルナが調子づいてきた感じ?
8Rは、いい打ち合いで、ルナは思った以上にタフな印象。
9Rの村田はワンツーの連打で良かったのに、途中で休んじゃう(笑)。スタミナがあると言われていたそうですが、
そういうタイプには見えませんねぇ。
10Rは、お互いによく打ち合いました~!という感じでしょうか。うーむ。

ジャッジの採点は98:92、99:91、100:90ということで3-0で村田の判定勝ち。しかも大差なんですが、ここまで差がつく内容でしたかねぇ??? だから私は「10ポイント・マスト・システム」に反対します!

一番ガッカリしたのは、「6ラウンドが終わった後は、まだ4ラウンドもあるのかと心が折れそうになった」という村田のコメント。近年では流行語のようになってしまいましたが、「心が折れる」って軽々しく使いすぎ! そんなにポキポキ折れるだなんてエンピツかい!?

もちろん「プロ5戦連続KO」という周りからの期待とプレッシャーも重荷だったとは思いますが、解説の西岡利晃の言う通り、「単調」で試合自体が面白くもなく、今後も村田の試合を観たいとは思えませんでした。

帝拳ジムの私の尊敬する浜田剛史さまは、今回の試合をどう評価なさったんでしょうかね~?
同じミドルの竹原慎二のジムに託したほうが良かったんじゃないの?というのは私のシロート考えか?

ま、私の世代以上は世界のミドルの黄金期(レナード、ハーンズ、ハグラー、デュラン)を観ているので、あの方々と比べてはいけないとは、わかっているんですけど~、どうしてもねぇ……。

ところで、西岡って「WBC名誉王者」という肩書なんですね。現役の頃の試合は何回か観に行きましたが、今、そういう立場だということすら知らなかった私は浦島太郎子?

ゲストの俳優・香川照之が相変わらず熱くまくし立てていましたが(笑)、私が『ボクシング・マガジン』を定期購読していた頃は、この人が海外試合の連載をしていました。完全に天晴れなボクシングおたくですよね~。俳優の才能は誰もが認めるところですが、歌舞伎よりもボクシング評論のほうが向いているかも?

さてさて、私の目当ての試合はWBC世界ライトフライ級王者・井上尚弥(21歳/6戦6勝5KO/大橋ボクシングジム)。日本史上最速6戦目の世界タイトル獲得で盛り上がった彼の初防衛戦です。

初防衛はプレッシャーが尋常ではないと思うのですが、非常に冷静で落ち着きがあるように見える、という以上に余裕すら感じさせました。
よく研がれた鋭利な刃物のよう。脇も締めてガードも堅い。腰を回転させ、きっちり体重を乗せてパンチを打つ。左右の打ち分けも巧く、コンビネーションも見事。上半身はしなやかに動き、ステップワークも華麗!
全体的に素晴らしいレベルで、実に美しいボクシングです。私は感心するあまり、ずっと「うーむ」と、うなりながら観ました。

挑戦者は同級13位のサマートレック・ゴーキャットジム(21戦17勝5KO4敗/タイ)。
ミニマムから階級を上げた選手だとか。となると、井上もまた試合内容が問われるわけですが、1Rの初っ端から私は思わず「速いッ!」と、ひとり言を発しました。井上は非常に“眼がいい”。というのは動体視力が抜群ということと、よく相手を観察しているんですね。

解説の川島郭志(現役時代は好きなボクサーで世界戦は全部、観に行った)が同じようなことを話していたので、
私の見方も、そんなにはズレていないのかな?と勝手にうれしくなりました~♪

4R 井上の右フックが入って相手がダウン。
5R以降は井上が、どう詰めていくのかに注目。手数でも圧倒しています。
6R 井上の左ボディが入って、また相手がダウン。でも、よく立ち上がりました。しのぎました。エライよ、ゴ―キャットジムくん!
7R すでに追い詰められた獲物が弱っていくのを眺めている気分。
8R 井上の右ガードが下がりぎみになるのが気になったのですが、
9R・10R 両方のガードを低めにして、かつてのトーマス・ハーンズのようなクロンクスタイル???
あれは駆け引きのつもりなのか牽制なのか、ちょっと休憩したかったのか、私にはわかりませんけど、辰吉とか亀田の挑発っぽいポーズは身につけてほしくありませんねぇ。

でも、ムダな動きはないまま、11Rには相手のクリンチが増えて、とうとうレフェリーストップ。1分08秒TKO。

井上は“テクニックの宝庫”だと思いました。また、試合後には「本当に情けない試合をして申し訳ない」という謙虚なコメント。それにも好感が持てました。「情けない」なんて内容ではないし、減量は厳しいようですが、安心して観られた試合でした。
でも、プロとして自分のやるべきことを理解しているわけですね。次は階級を上げるのか? デビュー戦から追っかければ良かった~(泣)。

「大橋ジム」の会長・大橋秀行さんは、しっかりと良い選手を育てていますね~。今ではすっかり太ってしまいましたが、元WBC・WBA世界ミニマム級(当時はストロー級)の名チャンピオンで、日本のジム選手の世界戦21連敗を止めた男!!

その頃はボクシングが好きだと言うと、周りの人たちから「ずっと世界でも勝ってないだろ~」とか「世界なんて獲れないじゃん」などと、からかわれ、ボクシングファンたちは、とてもミジメな思いをしていたんですよ(泣)。
大橋が連敗を止めてくれた日、後楽園ホールに居た私は観客みんなで万歳三唱したのを覚えています。日本のボクシングの殿堂である後楽園ホールで観客が一体となって喜び合った日。私は死ぬまで(もしくは認知症になるまで?)忘れないでしょう。

……と古いことばかり書いておりますが~、メインの試合はWBC世界フライ級王者・八重樫 東(やえがし・あきら/31歳/23戦19勝10KO 4敗/大橋ボクシングジム)。

4度目の防衛戦ですが、迎える挑戦者は同級1位でアマチュア時代に87戦全勝、プロ戦績は39戦全勝(33KO)の元世界2階級王者、ローマン・ゴンサレス(27歳/ニカラグア)。

彼が12歳のときに指導を受けたのが、ニカラグア初の世界王者、というだけでなく世界の伝説的ボクサーで、ボクシングファンなら誰でも知っているアレクシス・アルゲリョだったそうです。

ローマン・ゴンサレスは日本では“ロマゴン”と略され、オチャメな怪獣のようなニックネームなんですが、私の周りのボクシングファンは皆、ロマゴン相手に八重樫が何ラウンドまでもつのか? それ以前に今、世界でロマゴンに勝てる選手はいるのか?…と言い合っていました。

ロマゴンは少年の面影の残るような顔立ちですが、試合開始の直前にウォーミングアップしながら、どことな~く楽しそうな表情が不気味でした。

八重樫は顔面にパンチを食らうと眼の回りがボコボコに腫れやすい印象があるので(腫れやすいという体質的なものもあるのかな?)、まぶたが腫れると元々、大きくない眼がふさがって視界が狭くなるし、眼の上をカットして出血するのも心配だな~という不安がありました。

1R 互いに様子見、と言うより、互いに隙を見せないので攻めあぐねている様子。緊張感ビシビシ。
2R 軽く当てる感じでも的確なロマゴン。距離を詰めた途端、物凄い破壊力が炸裂。八重樫は防戦一方かと思いきや、打ち合う姿勢に。顔が腫れないか心配。
3R 八重樫は効果的なワンツーを連打するもロマゴンの左フックを受けてダウン。すかさず打ち返してゴングまでしのぐ。
4R ロマゴンが本気を出してきた感じ。八重樫は打ち合いに臨む。背水の陣か。パンチを出しても単発で、愚直なほど真正面に立って挑むように見える。軽いジャブでも何でも全部もらってしまい、顔が真っ赤に腫れてきた。
5R 足を止めての打ち合い。ロマゴンが少しだけ「こいつ、なかなかやるな」と思っているかな~という様子? ロマゴンは離れても腕がグーンと伸びるように見える。
6R ロマゴン、自由自在。さりげなく見えるパンチでもキレがあり、ズシリと重そう。八重樫はいったんロープを背負うも前へ出て打ち返す。もう精神性だけで維持している感じ。
7R ロマゴン、余裕綽々。八重樫がパンチを当てると大歓声が上がるけれども、相手にダメージなし。ポイントでは大差がついているのでKO勝ちを狙うしかない。八重樫のまぶたはピンクに染まり、細い眼がさらにふさがってきた。
8R (レフェリーがスリップして尻もち)。ロマゴンは好きなように打ち続ける。あれだけ自在に打てたら楽しいだろうな…。八重樫は立っているだけで褒められてもいいくらい。
9R 八重樫、左右の連打。すぐに倍返しされた。まだ反撃を試みるが、残り40秒でロマゴンの連打を浴び、耐え切れずコーナーへヨロヨロと後ずさりするようにダウン。レフェリーが止めた。2分24秒TKO。

打たれたら打ち返す、本当にタフな試合でした。防衛戦であれば、終始、足を使い、ヒット&アウェイという戦法でポイントを稼いで逃げ切ろうとするチャンピオンもいますよね。タイトルを守るには、それも一つの方法なのですが、ロマゴンには通用しないでしょうし、八重樫自身がそれを良しとしなかったわけです。
「逃げない」「あきらめない」そういうボクシング、つまりは彼の生き方を見せてくれました。

マスコミの何社かの記事には「防衛失敗」という見出しが躍っていましたが、単純に「失敗」じゃなくて、ほかの表現はないんでしょうか?(怒)。
八重樫は、これまでに
・日本ミニマム級
・OPBF東洋太平洋ミニマム級
・WBA世界ミニマム級
・WBC世界フライ級
それぞれの王座を獲得してきたチャンピオンなんですよ。

それにしても“激闘王”と、もてはやすのは、どうかな~? 限界を超えるほど気丈に打ち合うタイプのボクサーは、
引退後が心配です。それからの人生のほうがずっと長いのですから、現役時代の心身へのダメージは極力、残らぬよう配慮してほしいものです。
プロスポーツだからこそ観客の喜ぶ試合運びも大事ですが、レフェリーストップのタイミングは、そのあたりの加減が非常に難しいんですよね……。

ロマゴンには、そういう心配も必要なさそうです。どこがどうといった具体的なことは私なぞには語れないのですが、そんなに強そうには見えないのに、全体的にバランスが良く、隙もなく、汗をかいているはずなのに涼しげな表情のまま、相手を追い詰めていく。
試合の最初から最後までボクシングを楽しんでいるかのようでした。
私は井上尚弥を褒めちぎりましたが、そんなレベルは遥かに超えて異なる高みに立っているロマゴン。…怖い。

ともあれ、テレビだと観やすくていいんですけどねぇ、やっぱり現場、ナマで観るべきだなぁ。

[本日のオマケ]

●「日本歴代チャンピオンKOシーン 1968~1991」
http://www.youtube.com/watch?v=hJldv-bXxuQ
画質は悪いのですが、有名なボクサーが続々と出てきます。昔は15回戦だったし、レフェリーも止めるのが遅くてヒヤヒヤしますね。
※KOではない試合もあり、世界戦だけでなく日本タイトル戦も含む。

●「大橋ボクシングジム」
http://www.ohashi-gym.com/

●「帝拳ジム」
http://www.teiken.com/

●「日本プロボクシング協会(JPBA)」
http://jpba.gr.jp/
国内の歴代世界チャンピオンのリストも載っています♪ この協会の会長は長いことファイティング原田さんでしたが、現在は大橋秀行さん。

●「日本ボクシングコミッション(JBC)」
www.jbc.or.jp/
「試合役員(レフェリー、ジャッジ、タイムキーパー、進行係など)」を募集していますよ~! 未経験者でも研修が受けられるそうです。
でも、昔から試合役員の方々はボランティアだと聞きました。だから、会社経営者などが多いようです(最近はどうだか知りませんが)。いずれにせよ、ボクシングを愛するからこそ続けられるんですね。

私も昔は「ジャッジになれないかな~」と夢想したこともありましたが、元来、依怙贔屓(えこひいき)する性格なので審判なんて絶対に向いていませんね(笑)。タイムキーパーも考えましたが、選手のことを考えると0.1秒でも重要ですから、ずーっと時計とニラメッコで試合は観ていられませんよねぇ。後楽園ホールのリングサイドに居るのにストップウォッチを見ているだけだなんて拷問ですよ。だから、応募は断念しました~。
雑用係でいいから、JBCに雇ってもらえないかな[黒ハート]

nice!(0)  コメント(0) 
- | 次の30件 ボクシング・F1・ラグビー ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。