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NHK大河の原作は漫画『雪花の虎』じゃないのか~! [映画・テレビ・ラジオ・漫画]

このところNHKでは大河ドラマの宣伝ばかり目につきましたが、戦国時代の女性城主の話らしいので、てっきり原作は東村アキコの漫画『雪花の虎(ゆきばなのとら)』だと思い込んでいました。

それは上杉謙信(幼名:虎千代)が実は女だった……という奇想天外な物語なんですけど、大河ドラマのクレジットには「原作・脚本」として別の女性の名前が挙がっていたので、脚本家は別だろうけど原作は「東村アキコ」とすべきでは!?と、ファンとしては驚き憤慨してネットで確認したんですよね。そうしたら、ドラマのほうは別の主人公の話だということが初めてわかったという次第……。

私は戦国時代がキライなので今回も大河ドラマは観ないのですが、東村アキコの漫画のほうは歴史に詳しくない人でも楽しく読める工夫がちりばめてあります。漫画家の手書きの部分を読むのが好きな人なら、なおさら面白い♪ ただし、歴史オタクには物足りないかもしれませんが。

戦国時代の殺し合いの象徴である甲冑(かっちゅう)、つまり兜(かぶと)や鎧(よろい)といった武具が、私は特に不気味で恐ろしく感じます。博物館などで美術的な価値が高いとされる甲冑でも直視したくないんですよね~。

これは、子どもの頃に見た映画の『八つ墓村』(1977年版)の影響です。ショーケンこと萩原健一が主人公で、鍾乳洞の中を追いかける小川眞由美も凄味がありましたが、何といっても尼子一族の落ち武者役の夏八木 勲の表情が今も忘れられない(と言うか、思い出したくないよ~。涙)。
田中邦衛や稲葉義男といったベテラン勢も落ち武者仲間でした。ほかの出演者も今、振り返ると豪華キャストでしたね~。
横溝正史の原作も読みましたが、映画のほうが1万倍は怖かったよ~(泣)。私はその映画を観てから2日間というもの、恐怖感を抱えて全く眠れなかったのです。

だから、いまだにドラマや映画など戦国時代の実写物は甲冑が画面に映るだけでもゾッとするのですが、漫画なら大丈夫。東村アキコはギャグも面白い上、画力のある人なので読み応えも充分!

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●『ヒバナ』2015年4/10号(小学館)
https://www.ebookjapan.jp/ebj/307805/volume1/
(※電子書籍サイト「eBookJapan」http://www.ebookjapan.jp/

雪花の虎 1 (ビッグコミックス) (ビッグコミックススペシャル)

雪花の虎 1 (ビッグコミックス) (ビッグコミックススペシャル)

  • 作者: 東村 アキコ
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2015/09/11
  • メディア: コミック



雪花の虎 2 (ビッグコミックススペシャル)

雪花の虎 2 (ビッグコミックススペシャル)

  • 作者: 東村 アキコ
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2016/02/12
  • メディア: コミック



雪花の虎 3 (ビッグコミックススペシャル)

雪花の虎 3 (ビッグコミックススペシャル)

  • 作者: 東村 アキコ
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2016/09/12
  • メディア: コミック



雪花の虎 4 (ビッグコミックススペシャル)

雪花の虎 4 (ビッグコミックススペシャル)

  • 作者: 東村 アキコ
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2017/01/12
  • メディア: コミック



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