SSブログ
映画・テレビ・ラジオ・漫画 ブログトップ
前の30件 | -

日本未公開の映画『幸せになるための5秒間』の原題は「転落死までの長い道のり」? [映画・テレビ・ラジオ・漫画]

A-Long-Way-Down-Poster.jpg
ロンドンの大晦日の夜。飛び降り自殺の場として知られる高層ビルの屋上に、人生に絶望した4人が偶然、顔を合わせる羽目に…。

邦題は『幸せになるための5秒間』という能天気なイメージですが、原題は『A Long Way Down』。内容からすると皮肉も交えて「転落死までの長い道のり」といった感じかもなぁと思いました。作品のジャンル自体はコメディです。
人それぞれ抱えるものは重いのだけれども、クスリと笑える軽みもふんだんにちりばめてあり、英国流のジョークを好む私のようなタイプの人なら面白く観られるんじゃないでしょうか。

[キャスト]
25歳に見えた未成年と関係して仕事も妻子も失い、服役したTV番組の元司会者 マーティン:ピアース・ブロスナン(1953~)
障碍のある息子の介護に疲れ切った母親 モーリン:トニ・コレット(1972~)
姉が失踪し、父親ともうまくいかず、男にもフラれて自暴自棄となった美大生 ジェス:イモージェン・プーツ(1989~)
脳腫瘍で余命わずかという元バンドマン JJ:アーロン・ポール(1979~)
ジェスの父親で政治家 クリス:サム・ニール(1947~)
マーティンの同僚だったTV司会者 ペニー:ロザムンド・パイク(1979~)
[スタッフ]
監督:パスカル・ショメイユ
脚本:ジャック・ソーン
撮影:ベン・デイヴィス
音楽:ダリオ・マリアネッリ

●予告編
「A Long Way Down - Official Trailer」
https://www.youtube.com/watch?v=AmUlMGnRnNg

現在、「GYAO!」では無料で配信中!
●『幸せになるための5秒間(原題:A Long Way Down)』(2014/制作:イギリス、ドイツ)
https://gyao.yahoo.co.jp/p/00837/v09979/
配信終了日:2019年1月1日

※この日付は1月1日の23時59分59秒までに再生を始めれば、最後まで視聴できるようです。
でも、終了の日付の隣の欄に「配信予定日:2019年1月6日 これから配信」と書いてあるので、6日からしばらくは観られるのかもしれません。

ところで、この映画を紹介するサイトには「自殺の名所と言われる高層ビル“トッパーズ・ハウス”」という説明文が多いんですけど、実際の画面には「FLEET TOWER」という看板が現れ、字幕でも“フリート・タワー”と表記されます。
「トッパーズ・ハウス」とは建物全体の名称で、そこのタワー部分が「フリート・タワー」なのか? ネット検索してみましたが、両方ともロンドンに実在する建物の名称ではなさそうです。ロケ場所のビルが似たような名前なのかも?
もしくは、この映画の配給会社の宣伝材料に書いてあった内容をチェックせず引き写しただけ、とも考えられますねぇ。

※ポスター画像:Fair use
File:A-Long-Way-Down-Poster.jpg
From Wikipedia, the free encyclopedia

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

東京MXの年末年始の特番は映画がいっぱい! [映画・テレビ・ラジオ・漫画]

映画『グランド・ホテル』.jpg
「東京MXテレビ」(地上波/デジタル9ch)の年末年始の特番では、アカデミー賞作品など多彩な映画がラインアップされています♪♪
https://s.mxtv.jp/special18_19/?category=movie

2018年
●12月30(日)
MX1 19:00~20:45
『大統領の料理人』
MX1 26:35~28:20
『メメント』

●12月31(月)
MX2 9:00~10:45
『ブロードウェイ・メロディ』第2回アカデミー賞
MX1 13:00~14:45
『食べて、祈って、恋をして』

2019年
●1月1日(火)
MX1 1:00~2:40
『チャーリーズ・エンジェル』
MX1 8:00~9:54
『オカンの嫁入り』
MX1 11:00~13:00
『めめめのくらげ』

MX1 14:30~16:00
『セトウツミ』(2016年/日本)
https://s.mxtv.jp/special18_19/detail.php?id=1005114
漫画が原作で、関西の男子高校生・瀬戸と内海が放課後に河原でダラダラしゃべるだけ。この作品がテレビ東京で放映されたとき(2017年)のキャストは高杉真宙(たかすぎ・まひろ/1996~/福岡県出身)と葉山奨之(はやま・しょうの/1995~/大阪府出身)で、2人の掛け合いがなかなか面白くてハマりました。

ドラマ25 セトウツミ DVD-BOX

ドラマ25 セトウツミ DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ブロードメディア・スタジオ
  • メディア: DVD


映画版は池松壮亮(いけまつ・そうすけ/1990~/福岡県出身)と菅田将暉(すだ・まさき/1993~/大阪府出身)。
こういう作品は無理な関西アクセントで話す俳優を起用したら10秒で観るのをやめますね~。

セトウツミ [レンタル落ち]

セトウツミ [レンタル落ち]

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2016/12/02
  • メディア: DVD


MX1 18:15~20:20
『ダイアナ(Diana)』(2013年/イギリス)
https://s.mxtv.jp/special18_19/detail.php?id=1005115
[キャスト]
元イギリス皇太子妃 ダイアナ:ナオミ・ワッツ
パキスタン系イギリス人の外科医でダイアナの交際相手 ハスナット・カーン:ナヴィーン・アンドリュース
ダイアナ妃の元執事 ポール・バレル:ダグラス・ホッジ
ハスナットが心臓手術をした患者の妻 ウーナ・トッフォロ:ジェラルディン・ジェームズ
エジプトの億万長者の息子でダイアナとパリで事故死した相手 ドディ・アルファイド:キャス・アンヴァー
[スタッフ]
監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル

ダイアナ [DVD]

ダイアナ [DVD]

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD


公開時、本国イギリスでは酷評が目立ったとか。身近で生々しい存在だからでしょうねぇ。私は映画の予告編やダイアナ役を演じた女優の記事を読むと、かえって観る気になりました~。
●映画『ダイアナ』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=-vioxYLyqkE
●『ダイアナ』ナオミ・ワッツ 単独インタビュー
https://www.cinematoday.jp/interview/A0003872

MX2 9:00~11:25
『イヴの総て(すべて)』(原題:All About Eve/1950年/アメリカ)第23回アカデミー賞
https://s.mxtv.jp/special18_19/detail.php?id=1005120
[キャスト]
大女優 マーゴ・チャニング:ベティ・デイヴィス
女優志望でマーゴの付き人 イヴ・ハリントン:アン・バクスター
マーゴの親友の劇作家 ロイド・リチャーズ:ヒュー・マーロウ
ロイドの妻 カレン・リチャーズ:セレステ・ホルム
マーゴの付き人 バーディ:セルマ・リッター
批評家 アディスン・ドゥイット:ジョージ・サンダース
マーゴの恋人 ビル・サンプソン:ゲイリー・メリル
新進女優 カズウェル:マリリン・モンロー
プロデューサー マックス・フェビアン:グレゴリー・ラトフ
[スタッフ]
監督・脚本:ジョセフ・L・マンキーウィッツ
撮影:ミルトン・クラスナー
編集:バーバラ・マクリーン
音楽:アルフレッド・ニューマン
衣裳デザイン:イーディス・ヘッド

イヴの総て [DVD]

イヴの総て [DVD]

  • 出版社/メーカー: ファーストトレーディング
  • メディア: DVD


MX2 12:00~13:45
『風と共に去りぬ(前編)』第12回アカデミー賞
MX2 15:00~17:00
『風と共に去りぬ(後編)』

●1月2日(水)
MX1 2:00~3:43
『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』

MX2 9:00~11:15
『西部戦線異状なし』第3回アカデミー賞
MX2 12:00~13:45
『カサブランカ』第16回アカデミー賞

MX2 18:00~20:15
『レベッカ』第13回アカデミー賞
https://s.mxtv.jp/special18_19/detail.php?id=1005126
[キャスト]
ホッパー夫人の付き人(レディズ・コンパニオン)からマキシムの後妻となった“私” マリアン:ジョーン・フォンテイン
英国の地方マンダレイを統治する貴族 マキシム・ド・ウィンター:ローレンス・オリヴィエ
マリアンの雇い主:イーディス・ヴァン・ホッパー夫人:フローレンス・ベイツ
マンダレイの家政婦長 ダンヴァース夫人:ジュディス・アンダーソン
マンダレイの財産管理を務めるマキシムの友人 フランク・クローリー:レジナルド・デニー
マキシムの姉 ベアトリス・レイシー:グラディス・クーパー
ベアトリスの夫 ジャイルズ・レイシー少佐:ナイジェル・ブルース
レベッカの従兄のカーディーラー ジャック・ファヴェル:ジョージ・サンダース
州警察のジュリアン大佐:C・オーブリー・スミス
レベッカの主治医 ロンドンのベイカー医師:レオ・G・キャロル
マキシムの亡くなった前妻 レベッカ
[スタッフ]
監督:アルフレッド・ヒッチコック
製作:デヴィッド・O・セルズニック
原作:ダフニ・デュ・モーリエ(ヒッチコックの映画『鳥』の原作も)
脚色:ロバート・E・シャーウッド、ジョーン・ハリソン
撮影:ジョージ・バーンズ
音楽:フランツ・ワックスマン

レベッカ [DVD]

レベッカ [DVD]

  • 出版社/メーカー: ファーストトレーディング
  • メディア: DVD


●1月3日(木)
MX2 9:00~10:55
『グランド・ホテル(Grand Hotel)』(1932年/アメリカ)第5回アカデミー賞
https://s.mxtv.jp/special18_19/detail.php?id=1005127
ベルリンの超一流ホテルを舞台に、さまざまな人生が交錯する一日半の物語。
[キャスト]
人気が落ち目で気力を失っているバレリーナ グルシンスカヤ:グレタ・ガルボ
借金苦の自称“男爵” フォン・ガイゲルン:ジョン・バリモア(ドリュー・バリモアの祖父)
事業の危機に陥っている大企業の婿社長 プライジング:ウォーレス・ビアリー
プライジングの秘書(速記者) フレムヒェン:ジョーン・クロフォード
プライシング社の経理係をクビとなり、余命もわずかで自暴自棄で贅沢を楽しみに来た老人 クリンゲライン:ライオネル・バリモア(ジョン・バリモアの兄)
オッテルンシュラーク医師:ルイス・ストーン
給仕長センフ:ジーン・ハーショルト
ポーター:レオ・ホワイト
[スタッフ]
監督:エドマンド・グールディング
製作:アーヴィング・G・タルバーグ
原作:ヴィッキー・バウム
脚本:ウィリアム・A・ドレイク
撮影:ウィリアム・H・ダニエルズ

グランド・ホテル [DVD]

グランド・ホテル [DVD]

  • 出版社/メーカー: ファーストトレーディング
  • メディア: DVD


MX2 12:00~14:00
『巴里のアメリカ人』第24回アカデミー賞
MX2 15:00~17:15
『戦艦バウンティ号の叛乱』第8回アカデミー賞

MX2 18:00~20:40
『ハムレット(Hamlet)』(1948年/イギリス)第21回アカデミー賞
https://s.mxtv.jp/special18_19/detail.php?id=1005130
13世紀頃のデンマークが舞台。オフィーリア水死の場面以外はエルシノア城のセット撮影。
[キャスト]
デンマークの王子 ハムレット/先王ハムレットの亡霊(声):ローレンス・オリヴィエ
ハムレットの恋人・ポローニアスの娘 オフィーリア:ジーン・シモンズ
ハムレットの叔父(前王の弟)で現在のデンマーク王 クローディアス:ベイジル・シドニー
ハムレットの母(前王妃)でクローディアスと再婚した現王妃 ガートルード:アイリーン・ハーリー
侍従長(宰相) ポローニアス:フェリックス・エイルマー
ハムレットの親友 ホレーショ:ノーマン・ウーランド
ポローニアスの息子・オフィーリアの兄 レイアティーズ:テレンス・モーガン
ハムレットとレアティーズの剣術試合で審判を務める廷臣 オズリック:ピーター・カッシング
疲れた歩哨 フランシスコ:ジョン・ローリー
歩哨 ベルナルド:エスモンド・ナイト
歩哨 マーセラス:アンソニー・クエイル
船長:ニオール・マッギニス
墓掘り:スタンリー・ホロウェイ
神父:ラッセル・ソーンダイク
(クレジットなし):クリストファー・リー
[スタッフ]
原作:ウィリアム・シェイクスピア
監督・脚本・製作:ローレンス・オリヴィエ
撮影:デズモンド・ディキンソン
編集:ヘルガ・クランストン
音楽:ウィリアム・ウォルトン
美術:ロジャー・ファーズ、カーメン・ディロン
衣装:エリザベス・ヘニングス

ハムレット [DVD]

ハムレット [DVD]

  • 出版社/メーカー: ファーストトレーディング
  • メディア: DVD


●1月4日(金)
MX1 1:55~3:40
『ソナチネ』

※『グランド・ホテル』の宣伝物の画像はパブリックドメイン/File:Grand Hotel lobby card.jpg/出典:ウィキメディア・コモンズ (Wikimedia Commons)
nice!(0)  コメント(0) 

私の観るべき晩夏のドキュメンタリー番組リスト [映画・テレビ・ラジオ・漫画]

8月13日(日)

24時55分~25時25分=14日(月)0:55~1:25
日テレ/制作:山口放送
NNNドキュメント'17「弾除け神社 ~奉納写真 2万枚の思い~」
http://www.ntv.co.jp/document/


8月14日(月)

20時00分~20時43分
NHK総合1
●NHKスペシャル「樺太地上戦 終戦後7日間の悲劇」
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170814

20時00分~20時30分
NHK Eテレ
●ハートネットTV アンコール シリーズ戦後71年「わたしが見た“ろう者の戦争”」
http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/program/?id=201608032000

22時25分~22時50分
NHK Eテレ
●100分de名著 大岡昇平“野火” 第2回「兵士たちの戦場経済」
http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/68_nobi/index.html
★第2回 再放送:8月16日(水)5時30分~5時55分、8月17日(木)25時45分~26時10分


8月15日(火)

19時30分~20時43分
NHK総合
●NHKスペシャル「戦慄の記録 インパール」
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170815

19時56分~20時54分(※最大15分延長)
日テレ
●WBC世界バンタム級タイトルマッチ 山中慎介 ボクシング世界戦 The REAL26 日本記録V13への挑戦
http://www.ntv.co.jp/wpboxing/
WBC世界バンタム級チャンピオン 山中慎介(滋賀県 甲賀郡 甲西町=現・湖南市=出身/34歳/帝拳ジム)
29戦27勝(19KO)2分 無敗
http://www.teiken.com/profile/yamanaka.html
http://www.yamanaka-shinsuke.com/
VS.
同級1位 ルイス・ネリ(22歳/メキシコ)
23戦23勝(17KO) 無敗
ゲスト解説:具志堅用高(元WBA世界ライトフライ級チャンピオン 13度防衛)
解説:飯田覚士(元WBA世界スーパーフライ級チャンピオン)、セレス小林(元WBA世界スーパーフライ級チャンピオン)

20時00分~20時30分
NHK Eテレ
●ハートネットTV アンコール「沖縄人(ウチナー)を撮る写真家 石川真生」
http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/program/index.html?id=201706202000

24時10分~25時00分(=8月16日0:10~1:00)
NHK総合
●NHKスペシャル「本土空襲 全記録」(※再放送)
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170812


8月16日(水)

20時00分~20時30分
NHK Eテレ
●ハートネットTV「フィルターの先に ~写真家・石川竜一~」
http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/program/index.html?id=201708162000

24時00分~25時00分(=8月17日0:00~1:00)
NHK Eテレ
●ETV特集「原爆と沈黙 ~長崎浦上の受難~」(※再放送)
http://www4.nhk.or.jp/etv21c/x/2017-08-12/31/3035/2259590/

25時00分~25時50分(=8月17日1:00~1:50)
NHK総合
●NHKスペシャル「731部隊の真実 ~エリート医学者と人体実験~」(※再放送)
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170813


8月17日(木)

20時00分~20時30分
NHK Eテレ
●ハートネットTV「山の、上で ~ある重度知的障害者施設の日々~」
http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/program/index.html?id=201708172000

25時25分~26時10分(=8月18日1:25~2:10)
NHK総合
●NHKスペシャル「樺太地上戦 終戦後7日間の悲劇」(※再放送)
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170814


8月18日(金)

19時30分~20時43分
NHK総合
●ファミリーヒストリー「オノ・ヨーコ&ショーン・レノン」
http://www4.nhk.or.jp/famihis/x/2017-08-18/21/10031/1804134/


8月19日(土)

23時00分~0時00分
NHK Eテレ
●ETV特集「描き続けた“くらし” 戦争中の庶民の記録」
http://www4.nhk.or.jp/etv21c/x/2017-08-19/31/9594/2259595/


8月20日(日)

4時30分~5時00分
テレビ朝日/制作:長崎文化放送
●テレメンタリー2017「第六次空襲 ~あの瞬間(とき)消えた町で~」
http://www.tv-asahi.co.jp/telementary/

21時00分~21時59分
NHK総合
●NHKスペシャル「戦後ゼロ年 東京ブラックホール 1945-1946」
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170820


8月21日(月)

22時25分~22時50分
NHK Eテレ
●100分de名著 大岡昇平“野火” 第3回「人間を最後に支えるもの」
http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/68_nobi/index.htmlNHK Eテレ
★第3回 再放送:8月23日(水)5時30分~5時55分、8月24日(木)1時45分~2時10分


8月27日(日)

21時00分~21時49分
NHK総合
●NHKスペシャル「シリーズ ディープ・オーシャン 超深海 地球最深(フルデプス)への挑戦」
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170827


8月28日(日)

21時00分~21時49分
NHK総合
●NHKスペシャル「シリーズ ディープ・オーシャン 潜入! 深海大峡谷 光る生物たちの王国」
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20160828

22時25分~22時50分
NHK Eテレ
●100分de名著 大岡昇平“野火” 第4回「異端者が見た神」
http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/68_nobi/index.htmlNHK Eテレ
ゲスト:塚本晋也(映画監督・俳優)
★第4回 再放送:8月30日(水)5時30分~5時55分、8月31日(金)1時45分~2時10分


9月2日(土)

21時00分~21時59分
NHK総合
●NHKスペシャル「シリーズ MEGA CRISIS 巨大危機Ⅱ ~脅威と闘う者たち~ 
第1集 都市直下地震 高層ビルが危ない!?(仮)」
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170902


9月10日(日)

21時00分~21時49分
NHK総合
●NHKスペシャル「スクープドキュメント 沖縄と核」
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170910


9月24日(日)

21時00分~21時49分
NHK総合
●NHKスペシャル
「シリーズ古代遺跡透視 エジプト・大ピラミッド 驚異の透視結果(仮)」
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170924


nice!(0)  コメント(0) 

NHK大河の原作は漫画『雪花の虎』じゃないのか~! [映画・テレビ・ラジオ・漫画]

このところNHKでは大河ドラマの宣伝ばかり目につきましたが、戦国時代の女性城主の話らしいので、てっきり原作は東村アキコの漫画『雪花の虎(ゆきばなのとら)』だと思い込んでいました。

それは上杉謙信(幼名:虎千代)が実は女だった……という奇想天外な物語なんですけど、大河ドラマのクレジットには「原作・脚本」として別の女性の名前が挙がっていたので、脚本家は別だろうけど原作は「東村アキコ」とすべきでは!?と、ファンとしては驚き憤慨してネットで確認したんですよね。そうしたら、ドラマのほうは別の主人公の話だということが初めてわかったという次第……。

私は戦国時代がキライなので今回も大河ドラマは観ないのですが、東村アキコの漫画のほうは歴史に詳しくない人でも楽しく読める工夫がちりばめてあります。漫画家の手書きの部分を読むのが好きな人なら、なおさら面白い♪ ただし、歴史オタクには物足りないかもしれませんが。

戦国時代の殺し合いの象徴である甲冑(かっちゅう)、つまり兜(かぶと)や鎧(よろい)といった武具が、私は特に不気味で恐ろしく感じます。博物館などで美術的な価値が高いとされる甲冑でも直視したくないんですよね~。

これは、子どもの頃に見た映画の『八つ墓村』(1977年版)の影響です。ショーケンこと萩原健一が主人公で、鍾乳洞の中を追いかける小川眞由美も凄味がありましたが、何といっても尼子一族の落ち武者役の夏八木 勲の表情が今も忘れられない(と言うか、思い出したくないよ~。涙)。
田中邦衛や稲葉義男といったベテラン勢も落ち武者仲間でした。ほかの出演者も今、振り返ると豪華キャストでしたね~。
横溝正史の原作も読みましたが、映画のほうが1万倍は怖かったよ~(泣)。私はその映画を観てから2日間というもの、恐怖感を抱えて全く眠れなかったのです。

だから、いまだにドラマや映画など戦国時代の実写物は甲冑が画面に映るだけでもゾッとするのですが、漫画なら大丈夫。東村アキコはギャグも面白い上、画力のある人なので読み応えも充分!

『雪花の虎』連載中の漫画誌の創刊号は無料で読めるキャンペーン中♪
●『ヒバナ』2015年4/10号(小学館)
https://www.ebookjapan.jp/ebj/307805/volume1/
(※電子書籍サイト「eBookJapan」http://www.ebookjapan.jp/

雪花の虎 1 (ビッグコミックス) (ビッグコミックススペシャル)

雪花の虎 1 (ビッグコミックス) (ビッグコミックススペシャル)

  • 作者: 東村 アキコ
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2015/09/11
  • メディア: コミック



雪花の虎 2 (ビッグコミックススペシャル)

雪花の虎 2 (ビッグコミックススペシャル)

  • 作者: 東村 アキコ
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2016/02/12
  • メディア: コミック



雪花の虎 3 (ビッグコミックススペシャル)

雪花の虎 3 (ビッグコミックススペシャル)

  • 作者: 東村 アキコ
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2016/09/12
  • メディア: コミック



雪花の虎 4 (ビッグコミックススペシャル)

雪花の虎 4 (ビッグコミックススペシャル)

  • 作者: 東村 アキコ
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2017/01/12
  • メディア: コミック



nice!(1)  コメント(0) 

三日酔いの三が日は東京MXでTV映画三昧! [映画・テレビ・ラジオ・漫画]

ちえアイコン.jpg「東京MXテレビ」は首都圏のローカル放送局ですが、「エムキャス」というアプリを入れれば全国どこでもスマホで視聴できるそうですよ~。パソコンでもWebサイトで視聴可能だとか。
http://mcas.jp/app/
TVショッピング番組がやたらに多く、私は映画と韓流ドラマと都知事の会見ぐらいしか観ませんけど、たま~に「おおっ!!(泣)」と感動する映画に出合えたり、名作の素晴らしさを再認識したりすることも…。


●1月1日(日)

1:00~3:10/東京MX2
『ローマの休日』(1953年)
http://s.mxtv.jp/special16_17/detail.php?id=695952

ローマの休日 [DVD]

ローマの休日 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ARC
  • メディア: DVD


14:30~16:45/東京MX1
『オーケストラ!』(2009年)
http://s.mxtv.jp/special16_17/detail.php?id=695919

オーケストラ! スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]

オーケストラ! スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD


16:00~17:55/東京MX2
『第三の男』(1949年)
http://s.mxtv.jp/special16_17/detail.php?id=695956

ミュージック・マエストロ・シリーズ 永遠のチター奏者、アントン・カラス~第三の男

ミュージック・マエストロ・シリーズ 永遠のチター奏者、アントン・カラス~第三の男

  • アーティスト: アントン・カラス
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2010/05/05
  • メディア: CD


22:00~23:30/東京MX2
『ビートルズ シークレット・ストーリー』
http://s.mxtv.jp/special16_17/detail.php?id=695938

つまんなかった~(涙)。

●1月2日(月)

7:50~10:00/東京MX2
『若草物語』(1949年)
http://s.mxtv.jp/special16_17/detail.php?id=695940

若草物語 [DVD] FRT-062

若草物語 [DVD] FRT-062

  • 出版社/メーカー: ファーストトレーディング
  • メディア: DVD


11:00~13:00/東京MX2
『巴里のアメリカ人』(1951年)
http://s.mxtv.jp/special16_17/detail.php?id=695942

巴里のアメリカ人 [DVD] FRT-080

巴里のアメリカ人 [DVD] FRT-080

  • 出版社/メーカー: ファーストトレーディング
  • メディア: DVD


14:00~16:00/東京MX2
『シャレード』(1963年)
http://s.mxtv.jp/special16_17/detail.php?id=695944

シャレード [DVD]

シャレード [DVD]

  • 出版社/メーカー: ビデオメーカー
  • メディア: DVD


19:00~21:20/東京MX1
『スティーブ・ジョブズ』(2015年)
http://s.mxtv.jp/special16_17/detail.php?id=695929

吹き替えだったので、早々にNHKの歌舞伎生中継へ切り替え。

●1月3日(火)

7:43~8:30/NHK・Eテレ
『きかんしゃトーマス』(TVアニメシリーズ)
「トーマスのはじめて物語」
http://www9.nhk.or.jp/anime/thomas/



9:30~11:50/東京MX1
『南極料理人』(2009年)
http://s.mxtv.jp/special16_17/detail.php?id=695931

13:00~14:00/東京MX2
『MR.ビーン』(TVシリーズ)
#13「おやすみ ミスター ビーン」
#14「ミスター ビーン ロンドンの理髪師に」

14:00~16:00/東京MX2
『チップス先生さようなら』(1939年)
http://s.mxtv.jp/special16_17/detail.php?id=695945

チップス先生さようなら [DVD]

チップス先生さようなら [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD


19:00~20:55/東京MX1
『六月燈の三姉妹』(2013年)
http://s.mxtv.jp/special16_17/detail.php?id=695947

六月燈の三姉妹  [DVD]

六月燈の三姉妹  [DVD]

  • 出版社/メーカー: オデッサ・エンタテインメント
  • メディア: DVD



nice!(1)  コメント(0) 

永遠に「終戦の日」であってほしい本日、私の観たいTV番組リスト。 [映画・テレビ・ラジオ・漫画]

世界平和.png例年通り、お盆休みは在宅仕事と飲んだくれている間に終わってしまいました~(汗)。リオ五輪の中継のせいで、今週は朝の韓国ドラマ『火の女神ジョンイ』の放映がないようです…(涙)。日本では「終戦の日」ですが、戦争関連の番組も少ないですね…。
※以下の説明文はテレビ番組表から転載。

11:00~11:30/TOKYO MX1
●韓国ドラマ『白夜姫』第27話「犬はかすがい?」
兄夫婦と同居するペク・ヤ。ヤの兄ヨンジュンは、他界したと聞かされていた母ウナと偶然、再会する。ヤに会って欲しいと懇願するヨンジュンを冷たく突き放すウナ。母の言葉にショックを受けたヨンジュンは、その直後に車にはねられ帰らぬ人となってしまう。事故当時の状況を聞いたヤは、現場に母の影があったことを知り、ヤは母への復讐を決意、ジリジリとウナに近づき始める…。
[今回のあらすじ]
犬の夢を見たソンジは、ムオムも犬を飼いたがっていると知り妄想をふくらませる。一方、ウナはさらに条件のいい花嫁候補を見つけ、スザンナを断る口実を考え始める。
[出演]
パク・ハナ、カン・ウンタク、キム・ミンス、イ・ボヒ、ソン・ウォングン ほか

11:50~12:05/NHK総合1・東京
●全国戦没者追悼式
終戦から71年を迎えるこの日、東京・千代田区の日本武道館では、戦争で亡くなったおよそ310万人の方々の霊を慰めるため「全国戦没者追悼式」が行われる。追悼式には、天皇・皇后両陛下が出席し、お言葉を述べられる。また、安倍総理大臣の他、全国47都道府県の遺族など数千人が参列する。式典の模様を生中継し、戦没者を悼む思いを伝える。
[アナウンサー]
堀越将伸(ほりこし・まさのぶ)

13:10~13:40/NHK Eテレ1東京
●ハートネットTV 緊急特集「障害者施設殺傷事件」(※再放送)
神奈川県相模原市の障害者施設で、19人が死亡する痛ましい事件が発生した。容疑者は障害のある人の命や尊厳を否定するような供述をしていると報じられ、全国の障害者や家族にも動揺が広がっている。番組ではホームページで急遽、カキコミ板を開設。障害のある人やその家族などから、今回の事件で感じた事、伝えたい事を募集。改めて、ひとりひとりの命の重さと尊厳を大切にする社会を実現するために、何が必要かを考える。
[キャスター]
山田賢治

13:55~14:00/NHK Eテレ1東京
●まる得マガジン「ペットボトル温灸(おんきゅう)術(5)『おなかの調子を整える』」
冷たいものを食べたり、飲んだりしておなかの中を冷やすと、消化機能が低下して、食欲不振や胃もたれ、下痢などの症状に見舞われる。疲れたおなかを温灸で復活させる。

14:00~14:30/TOKYO MX1
●韓国ドラマ『棘(とげ)のある花』第54話
服飾関連のアルバイトを掛け持ちしながら、母と弟と暮らしていたヨンス。ある日、ヨンスの幼馴染みのシニは、デザイン画を盗もうとヨンスの自宅に侵入したところ、ヨンスの母に見つかってしまう。2人は争い、運悪くヨンスの母にハサミが刺さり亡くなってしまう。シニの策略により、母親を殺害した殺人犯として濡れ衣を着せられてしまったヨンスは、全てを奪われてしまう!!
[今回のあらすじ]
ウンソンが心の病気かもしれないと思ったヨンスは、ジョンヒョンにウンソンと会わせてほしいと頼み込む。シニの部屋を掃除している時に、豪華なネックレスを見つけたヤンスンは、ネックレスを着けた自分の写真を撮ってしまう。ヤンスンがネックレスをしている写真を見つけたシニは、写真を消すようヤンスンに迫る。
[出演]
パク・シウン、ペ・グリン、イ・ジェファン、チン・テヒョン ほか

14:20~14:30/NHKEテレ1東京
●NHK高校講座 ビジネス基礎「企業倫理」
私たちの社会では多くの企業が自らの利益を目指しつつ、取引関係を通して互いに協力している。それがビジネスの世界。流通や金融などビジネスの世界をわかりやすく解説。
私たちが社会で生きるうえでは、きちんとした倫理観をもつことが大切だ。今回は社会の一員として活動する「企業」に求められる倫理観について考えよう! 学習の3つのポイントは…(1)企業活動と企業倫理 (2)利益の追求と企業不祥事 (3)コンプライアンスとコーポレートガバナンス

15:30~16:00/TOKYO MX1
●韓国ドラマ『頑張れチャンミ!』第105話「衝撃の告白」
父の急死、結婚相手の裏切り…それでもめげずに懸命に生きるヒロインが見つけた本当の愛とは――。逆境に負けず頑張る女の子のハートフルストーリー
[今回のあらすじ]
ジュニョクからチャンミの父親との関係を聞いたテジャは、チャンミには真実を知らせないほうがいいとアドバイスをする。しかしジュニョクは、このままではチャンミの顔も見られないと葛藤する。一方、保釈されたチェ教授はファン家にお礼をしに行くが、全く反省の色が見られないためファン会長に説教されてしまう。
[出演]
イ・ヨンア、コ・ジュウォン、チャン・ジュニョク、リュ・ジン、カン・ミンジュ、ユン・ジュヒ ほか

15:55~16:50/テレビ朝日
●ドラマ『臨場(りんじょう)』#2「赤い名刺」
検視官心得の一ノ瀬は、以前付き合っていたホステスのゆかりと偶然再会する。薬指に光るルビーの指輪を自慢するゆかり。まだ婚約とまではいかないが、結婚が近いらしい。しかも相手は一ノ瀬が知っている男だと言う。そんなゆかりから「私、とっても好きだったよ、イッちゃんのこと」と真顔で言われ、一ノ瀬は言葉を失ってしまう。だが、そのゆかりがアパートの自室から遺体で発見された。彼女の突然の死に、呆然となる一ノ瀬だが…
[出演]
内野聖陽、松下由樹、渡辺大、伊藤裕子、京野ことみ、金子さやか、橋爪 淳、伊武雅刀、高嶋政伸 ほか

☆ 何度目かの再放送ですが、このドラマには毎回、短い時間ながらも、東中野の昭和の街「ムーンロード」のピアノバー「マ・ヤン」の店内が登場するんですよ~♪ 内野聖陽さんの亡くなった奥さんの妹である伊藤裕子さんがママという設定。
店内の梁(はり)や柱、カウンター内の棚などは、「釿(ちょうな)」という大工道具を使って木材の表面を波打つように削る「名栗(なぐり)」という手法で造られたもの。テレビ画面では、そこまで細かく見えないと思いますが、レトロな雰囲気たっぷりの店内に注目してくださいね~!
[釿&名栗の参考サイト]
http://www.naguri.co.jp/about/
http://www.takenaka.co.jp/corp/archive/daiku/tools/chona/

17:25~17:50/NHK総合1・東京
●小さな旅「西海に祝福ありて ~長崎県 五島列島~」
大小140の島々が連なる長崎県の五島列島。江戸時代、禁教令が出る中で、キリスト教の信者が移り住み、苦難を乗り越えて信仰を守り続けた「祈りの島」です。五島列島には今もおよそ50の教会があり、人々の手によって大切に守られています。二番目の規模を誇る中通島には、キリスト教徒による漁船団「十字船団」があり、船室に飾られたマリア像に見守られながら、1か月に及ぶ漁に出ています。信仰が息づく島を訪ねる旅です。

18:00~18:30/TOKYO MX1
●TOKYO MX NEWS「終戦の日 未だ癒やされない戦争の傷痕」
終戦記念日 未だ癒やされぬ戦争の傷痕▽各地で戦没者追悼式
終戦から71年 「戦後補償」空襲被害を受けた人々への補償求める遺族たちは今
※番組内の一部

19:00~19:30/NHK総合1・東京
●NHKニュース7「戦後71年・終戦の日」
※番組内の一部
[キャスター]
武田真一

19:00~19:45/放送大学1
●歴史と人間 第2回「天武天皇と持統天皇 ~日本という国家の成立~」
[講師]
放送大学客員教授 五味文彦
☆ 私は『万葉集』が好きなので、この時代に最も興味があるんです。

20:00~20:50/NHK総合1・東京
●NHKスペシャル「ふたりの贖罪(しょくざい)~日本とアメリカ・憎しみを越えて~」
真珠湾攻撃総隊長とアメリカ陸軍の爆撃手、憎しみをぶつけあった二人は、戦後運命的な出会いを果たし、固い絆で結ばれた。憎しみの連鎖を断ち切ろうと格闘した二人の物語。
「トラトラトラ」を打電した真珠湾攻撃総隊長、淵田美津雄は、戦後キリスト教徒となり、かつての敵国アメリカに渡り、伝道の旅を続けた。アメリカ陸軍のジェイコブ・ディシェイザー。真珠湾への復しゅうに燃え、日本本土への初空襲を志願、名古屋に数百発の爆弾を投下した。彼もまた戦後宣教師となり自分が命を奪った名古屋を拠点に伝道を続けた。ふたりの物語は、憎しみの連鎖に覆われた今の世界に確かなメッセージを与えてくれる
[朗読]
磯部 勉(いそべ・つとむ)
☆ 磯辺さんは、この前、素晴らしいミュージカル公演を観て大感激した女優・阿知波悟美(あちわ・さとみ)さんと同じ事務所「エンパシィ」所属の俳優。写真を見れば見覚えのある方も多いと思います~。
http://www.empathyinc.net/isobe.html
[語り]
高橋美鈴

20:00~20:30
●ハートネットTV シリーズ戦後71年「忘れられない、雨~認知症と沖縄戦の記憶」
沖縄戦が激化した雨の季節、介護施設を訪ねると千羽鶴を折る認知症の人たちの姿がある。日常の出来事を忘れゆく一方、忘れられない戦場の記憶。“痛み”を伴う記憶は先鋭化して残り続けるという指摘もある。記憶の整理がつかず、伝えたくても伝えられない、最高齢の語り部・安里要江さん(95)の葛藤。かつて日本軍の基地があった津堅島の介護施設と学校の平和学習。戦後71年、沖縄で戦争の記憶を伝え継ぐ人たちをみつめる。

21:25~21:30/NHK Eテレ
●きょうの料理ビギナーズ「味つけ進化中! ゴーヤー」
夏野菜たっぷり!(5)ゴーヤー ゴーヤーチャンプルーもいいけれど、ゴーヤービギナーのために、ひと味違ったシンプルなレシピを紹介
▽ゴーヤーと豚しゃぶのキムチあえ♪ 軽くゆでたゴーヤーと、豚しゃぶ、市販の白菜キムチをあえて、調味料で味を調えるだけ!ビールのおつまみにもピッタリ!
▽ゴーヤーとちくわのカレー炒め♪ ちくわと油揚げを活用したシンプルな炒めもの。カレー粉の辛みとゴーヤーのほろ苦さが、食欲をそそる。
[料理監修]
河野雅子(料理研究家)
[語り]
佐久間レイ
http://www.81produce.co.jp/list.cgi?lady+2113618402000
☆「高木ハツ江(78歳)」という、おばあちゃんキャラクターが魅力の料理番組。声を演ずる佐久間レイさんは、ずっと若い美人で、イラストは伊神彰宏さんという方が描いたものだとか。私としては母・ハツ江の料理ができるのを待つだけの食いしん坊のグータラ娘「とし子」というキャラクターに自分を重ね合わせながら観ています…(笑)。

21:00~22:00/NHK総合1・東京
●ニュースウオッチ9「昭和史大家が語る終戦」
※番組内の一部

21:00~21:54/テレビ東京1
●世界ナゼそこに?日本人「愛する娘と離れ離れ? 25年前イスラエルに移住した日本人」
昔から激しい紛争が続き、多くの尊い命が失われてきた中東イスラエル。25年前、生後わずか8カ月の娘を連れ、この国に移住した50歳の日本人シングルマザー。今は、25歳になる娘と、息子2人の子供たちとの温かい家庭を守るために、ひたすら節約生活を送る彼女。娘とは10年以上離れ離れだったという…。一体、彼女の過去に何があったというのか!? そして、複雑な息子との事情が! その裏には感動の真実が!

22:00~22:54/テレビ東京1
●未来世紀ジパング「太平洋の島国と忘れ形見…戦後71年、日本の貢献」
太平洋戦争の終戦から71年を迎える8月15日。加熱する太平洋をめぐる各国の覇権争いと日本の貢献をテーマにお送りする。広く分布する太平洋の島嶼国をめぐり今、世界の大国間の覇権争いが激化。アメリカにEU、豪州、インド、韓国、台湾そして中国、ロシアまで。一方、日本は早くから貢献の数々を行ってきた。
そして大きな火種は、南シナ海の領有権をめぐるフィリピンと中国。「中国の主張を認めない」とする7月の常設仲裁裁判所の判決以降、変化はあったのか解説する。さらにフィリピンで番組が追い続けてきたのが、戦後も現地に取り残された「残留日本人」の問題。日本国籍回復を求める兄妹が初めて日本政府と面会。その結末は…。

23:00~0:20/TBS1
●NEWS23 「綾瀬はるか『戦争』を聞く…原爆孤児が生きた戦後」
※番組内の一部

1:05~1:20(16日)/NHK総合1
●時論公論「戦後71年 戦争と平和を考える」
71回目の終戦の日を迎えた今年。アメリカのオバマ大統領が広島を訪問、沖縄では米軍属の犯罪をきっかけに住民の怒りが爆発した。戦争と平和について改めて考える。
[出演]
NHK解説委員:早川信夫・西川龍一・高橋祐介

※イラスト:(C)みふねたかし(いらすとや)

nice!(0)  コメント(0) 

五輪に興味のない私が今週末に観たいテレビ番組リスト! [映画・テレビ・ラジオ・漫画]

リオ五輪が開幕しました。あれこれ心配が山積している大会ですが、ひとまず開会式ではテロ事件等の発生はなかったようで何よりでした。各国の選手らの帰国まで無事に滞りなく済みますように…。

私はアマスポーツにあまり興味がないので中継もほとんど観ないのですが、この夏は五輪特番のせいで戦争特集などが物凄く減っているようです。

今日(8月6日)はヒロシマの原爆忌ですが、私がチェックした範囲(地上波のみ)では、戦争に焦点をあてた番組は5つだけ、それもTBSとNHKのみ。明日もテレ朝とテレ東の戦争関連番組があるにせよ、年々こうしたドキュメンタリーが減り続ける一方では、忌まわしい戦争の記憶が風化する恐れもあるな…と危惧します。

以下は私が今週末に観たい番組のリストで、説明文はテレビ番組表から転載したもの。週末は在宅仕事なので、その合間に観たいのですが、時間帯が重なる番組も多いからどうしよ~? でも、録画はしたくないし。

CMの間にザッピングするのは私のクセですが(誰かと一緒に観るときは嫌がられるからガマンしますよ~)、今週末はPCに向かって仕事をしながらテレビ画面もチラチラ観て、CM中に各局もあちこちチェックするという、ムダに忙しく過ごすことになりそうです…(汗)。


8月6日(土)

15:15~16:00 放送大学1
●日本古代中世史 第1回「古代中世史を考える」
放送大学客員教授 五味文彦

15:30~17:00 TBS
●終戦71年スペシャル「オバマ大統領の折り鶴」
歴史的な広島訪問で、自作の折り鶴を贈ったオバマ大統領。その裏に12歳で亡くなった被爆少女の物語があった。日米関係者への取材と再現ドラマで明かされる秘話の嵐。
原爆症になりながら、祈りを込めて折り鶴を作りつづけた12歳の少女。のちに平和の象徴となる「折り鶴」の原点となった物語を再現ドラマで。出演・須田邦裕 朝倉あき 原涼子
オバマ大統領は、なぜ、どうやって折り鶴を作ったのか。それを探求していった番組は、ある被爆少女の作った「折り鶴」が、アメリカでは学校教育に使われているなど、平和の象徴となっている事実にたどり着く。

16:00~16:45 放送大学1
●日本古代中世史 第2回「列島の原始から倭国へ」
東京大学大学院教授 佐藤 信

17:00~17:30 TBS
●バース・デイ【追悼・九重親方】
先月31日、61歳という若さでこの世を去った元大横綱・千代の富士(現・九重親方)。数々の偉業を成し遂げてきた九重親方の功績と軌跡をたどる。
現役時代、人は彼を「小さな大横綱」と呼んだ。初入幕を果たした時は、幕内で唯一100キロ未満という小兵の力士。しかし、自分より体の大きな相手を次々となぎ倒すその姿にファンは熱狂した。相撲ファンのみならず、女性や子どもにも絶大な人気を博した千代の富士。それは彼のニックネームから「ウルフフィーバー」と呼ばれ社会現象とさえ言える加熱ぶりだった。そしてそこから彼の数々の伝説が生まれた。
優勝回数31。通算勝利数1045回。各界初の国民栄誉賞。大相撲の枠を超え、国民的ヒーローとなった九重親方の功績と軌跡をたどる。

17:30~18:00 NHK総合
●NEXT 未来のために「オバマと会った被爆者」
アメリカのオバマ大統領と歴史的対面を果たした被爆者・坪井直さん(91)。その時、原爆の使用は「人類の間違ったことのひとつ」と訴えていたことがわかった。原爆でひん死の重傷を負い、その後も重度の貧血や、がんに苦しんできた坪井さん。アメリカに憎しみを抱いていたこともあった。しかし今回、坪井さんは、大統領に謝罪は求めないと語り、対話のチャンスを探ってきた。大統領との握手に込められた思いを、密着取材から探る。

17:30~18:50 TBS
●報道特集「沖縄・高江で起きていること・8月6日に走った救援列車」
【沖縄・高江で起きていること】沖縄県北部にある東村高江で住民の抗議活動が続いている。米軍北部訓練場の一部返還に伴い、ヘリパッドが新たに建設されようとしているためだ。問題の背景に迫る。
【8月6日に走った救援列車】71年前の8月6日、原爆投下で壊滅状態にある広島から郊外に向けて救援列車が走り、多くの人々を救っていた。知られざる記録と証言、さらに救護活動をした人たちの悲劇も伝える。

21:00~21:55 NHK総合
●NHKスペシャル「決断なき原爆投下 ~米大統領 71年目の真実~」
1945年8月、人類の上に投下された原子爆弾。広島と長崎では、その年だけで21万人以上の命が奪われた。アメリカで原爆投下は、当時のトルーマン大統領が「多くの命を救うために」決断したとされる。しかし、軍や政権の極秘資料から、実は明確な決断はなかった可能性が浮かび上がってきた。投下の意思決定は、誰がどのように行ったのか。今回、私たちは原爆開発の指揮官の肉声などを徹底検証、原爆投下71年目の真相に迫る。

23:00~0:00 NHK Eテレ
●ETV特集「54枚の写真 ~長崎・被爆者を訪ねて~」
去年、アメリカ国立公文書館で、長崎の被爆者を写した54枚の写真が発見された。ある女性は、泣いているような表情で、まっすぐカメラを見据えていた。ケロイドをさらした少年の姿もあった。敗戦直後の1946年、47年、写真は何のために撮影されたのか。担当したABCC(原爆傷害調査委員会)は、その後、放射線影響研究所となり、放射線リスクの基準作成に携わっていた。54枚の写真をもとに被爆者たちの戦後を訪ねていく。


8月7日(日)

3:15~5:00 テレビ東京
●サタ☆シネ「ザ・ハリケーン」実在のボクサー“ハリケーン”の半生
デンゼル・ワシントンが実在のボクサーに扮しG・グローブ男優賞を受賞した人間ドラマ。無実の罪によって投獄されたハリケーンの波乱に満ちた半生を描く。
ボクサーとしての絶頂期に、いわれのない殺人罪で投獄されたルービン・“ハリケーン”・カーター。ある時、彼が獄中で執筆した自伝を読んだ少年レズラは、その背後に人種偏見がある事を知り、彼の釈放運動に立ち上がる。
【監督】ノーマン・ジュイソン
【製作年/製作国】1999年/アメリカ

4:30~5:00 テレビ朝日
●テレメンタリー2016「平和へのラストフライト ~緑十字機が運んだ“終戦"~」
1945年8月、静岡県磐田市の鮫島海岸に一機の飛行機が不時着した。真っ白な機体に緑の十字。「緑十字機」と呼ばれる飛行機は、長い間、歴史の表舞台に出てくることはなかった。だが、今から10年前に海岸でこの飛行機の機体の一部が見つかったことを知った磐田市の郷土史家・岡部英一さん(65)が調査に乗り出した。
すると、太平洋戦争を正式に終戦へと導くための「緑十字機」の重大な使命が明らかになっていく。当時の乗組員や不時着した地域の住人たちの証言をもとに、誰も知らない終戦秘話をひも解く。(←この「ひも解く」という言葉の使い方は誤用ですよ~)

12:00~12:45 放送大学1
●特別講義「自然災害では死なせない ~ある災害社会工学者の格闘~」
群馬大学大学院教授 片田 敏孝

13:45~14:30 放送大学3
●もう一度みたい名講義 ~放送大学アーカイブス~
「日本の近世('98)~近世とは~」
杉森哲也、高木昭作

15:15~16:00 放送大学1
●日本古代中世史 第3回「飛鳥の王権から律令国家へ」
東京大学大学院教授 佐藤 信

16:00~16:45 放送大学1
●日本古代中世史 第4回「律令国家の実像」
東京大学大学院教授 佐藤 信

17:30~17:50 NHK Eテレ
●きかんしゃトーマス
【たよりになるエドワード】ゴードンからいつも「頼りにならない」とからかわれているエドワード。ある日トーマスと一緒にゴードンをちょっぴりこらしめてやることに…。
【はやすぎよ おそすぎよ】アニーとクララベルはトーマスと仲よしの客車。でも、スピードを早くしすぎて文句をいうこともしばしば。そんなある日、ケイトリンがまちがってアニーとクララベルたちを引いて走り出してしまう!
【原作】ウィルバート・オードリー
☆私はいつも副音声(私の好きなイギリス英語♪)&字幕で観てま~す。

19:00~19:30 NHK Eテレ
●バリバラ 緊急企画「障害者殺傷事件を考える」
7月26日未明、神奈川県相模原市の障害者施設で入所者が次々に刺され、19人が死亡、26人が重軽傷を負う事件が起きた。容疑者は施設の元職員で、「障害者がいなくなればいい」といった趣旨の供述をしているという。バリバラでは緊急座談会を開催。事件の背景に何があるのか。再発を防ぐために何が必要か。視聴者のみなさんから寄せられたメールも紹介しながら、障害のある当事者、支援者とともに考える。

19:54~21:48 テレビ東京
●日曜ビッグ 戦争を考えるSP第8弾 池上彰の教科書に載っていない20世紀
戦後ニッポンの礎を築いた昭和天皇とマッカーサー司令官の知られざる秘話を池上彰が緊急取材!
終戦直後、日本中に衝撃を与えた昭和天皇とマッカーサー司令官の2ショット写真。知られざる撮影秘話が明らかに!
昭和天皇には退位の可能性があった…? マッカーサーの残したメモを池上が読み解く。

21:00~23:00 NHK Eテレ
●クラシック音楽館 N響コンサート 第1838回定期公演
1.東洋風の幻想曲「イスラメイ」(バラキレフ/リャプノーフ) 2.協奏的幻想曲(チャイコフスキー) 3.交響曲第3番「スコットランド」(メンデルスゾーン)
指揮はN響桂冠指揮者のウラディーミル・アシュケナージ。演奏至難なピアノ曲として知られる「イスラメイ」の管弦楽版に続き、ロシア音楽ファンにはおなじみの名ピアニスト、ルステム・ハイルディノフがチャイコフスキーの珍しい作品を披露する。後半はアシュケナージが敬愛するメンデルスゾーンの名曲。(2016年6月11日・NHKホール)
「コンサートプラス」はN響メンバーによる金管アンサンブルで、ラヴェル他を送る。

21:30~22:15 放送大学3
●特別講義「ウナギ 大回遊の謎を追う」
日本大学教授 塚本勝巳

22:15~23:00 放送大学3
●もう一度みたい名講義 特別講義編~放送大学アーカイブス~
「シャーマニズムの世界 ~憑依現象-神がかり-」
櫻井徳太郎

23:30~0:00 NHK Eテレ
●サイエンスZERO「宇宙最大の謎 ダークマター 驚きの新説に迫る」
宇宙最大の謎・ダークマター(暗黒物質)。目には見えないが、重力を持つ未知の物質だ。発見を目指し世界中で観測が行われているが、いまだに捉えられないため、その理論が疑問視されるようになってきた。そんな中、世界的な物理学者、ハーバード大学のリサ・ランドール博士が新説を発表し、世界を驚かせている。なんとダークマターが恐竜絶滅に関係したという!? 竹内薫が単独インタビューに成功。ダークマターの最新理論に迫る!


8月8日(月)

1:00~1:30 TBS
●報道の魂「平和ってなんですか? ~大学生が聞いたヒロシマとオキナワ~」
広島大学4年生の大城温子さんは、沖縄県浦添市の出身。被爆71年を迎えたこの夏、「若者が被爆証言を聞く会」を企画して、被爆者との対話を重ねている。2016年の5月。現職の米大統領としては初めて、オバマ大統領が広島を訪問した。平和公園で演説した大統領。ただ、大城さんは、その一節に「違和感」を持ったと話す。戦後の日米の和解や友情を強調した部分だった。
6月、沖縄慰霊の日を前に、帰省した大城さんは、初めて祖父の戦中、戦後の体験を聞いた。祖父が、家族にすら体験を話してこなかった理由…。それは、戦後の沖縄を生きた祖父が、「戦争に加担してしまった」という"心の傷"を負った体験からだった。さらに広島でも、被爆者との対話の中で、71年間癒えることのない"心の傷"を知っていく大城さん。
「歴史的」とされた大統領訪問の一方で、ヒロシマとオキナワの人々に残ったままの傷を知り、何を感じたのだろうか。

1:05~1:35 日テレ
●NNNドキュメント「ホルスタインと落下傘 ~秋田・戦後開拓70年 若者の選択~」
秋田県鹿角市の開拓地の酪農家で生まれ育った2人の青年。ひとりは酪農を継ぎ、ひとりは自衛隊の落下傘部隊へ。国の政策と関わりの深い仕事を選んだ2人の生き様を追う。
秋田県鹿角市田代平は戦後開拓された標高600メートルの酪農地帯。小林大峰さん(24)はこの地区で最も若い農業後継者。乳製品の輸入拡大やエサ高騰の影響で厳しい経営を強いられている。たったひとりの同級生の小川隼人さん(23)は、酪農の仕事を継がずに陸上自衛隊のパラシュート部隊に入った。折しもTPP交渉がまとまり安保法も成立、目指す道は違っても国の政策と関わりの深い仕事を選んだ2人の若者の生き様を追う。
【ナレーター】湯浅真由美
☆私はNHKのナレーションだと大御所の加賀美幸子さんの深みある穏やかな声のファンですが、民放系のドキュメンタリー番組では湯浅真由美さんのナレーションが素晴らしい!
http://home.a05.itscom.net/yuasa/

それにしても、TBSの「報道の魂」と日テレの「NNNドキュメント」は良質なドキュメンタリーを作り続けていますが、同時間帯の放映は避けられないんでしょうかねぇ。今年になって一時期は、うまく時間帯をずらしていたのですが、またほとんど同じ時間帯となってしまいました。視聴者が食い合うのはもったいないと思うのですが、大多数の人は録画して観られるからいいだろうという考えなのかな? 私は放映当日に両番組とも観たい~ッ!!

ネットで動画が観られる「GYAO!」のサイトでも、世界の戦争関連のドキュメンタリーが配信されています。内容の善し悪しは、まだどれも観ていないのでわかりませんが、無料で配信されている作品は以下をチェック!
●GYAO! ドキュメンタリー
http://gyao.yahoo.co.jp/list/pg/owarai/documentary/free?dlv=now&title=99&sort=update&rs=down&b=1

nice!(1)  コメント(0) 

韓流ドラマ『火の女神ジョンイ』 [映画・テレビ・ラジオ・漫画]

1-火の女神ジョンイ.jpgテレビ東京系での放映が22日からスタート。私は以前、「GYAO!」の無料配信の1話だけ観たんですけど、なかなか面白いと思いました。しかも、好きな時代劇だし~、陶工の話なのでモノづくりのシーンも多いみたい♪ 陶芸品が好きな人なら、朝鮮の陶土や釉薬(ゆうやく/うわぐすり)の話も興味深いですよね~。 1話目から器比べのシーンもありますよ。

(以下はネタバレあり。これからご覧になる方は読まないほうがいいですね~! ※「←」以下は後日に追記したもの)

物語の舞台は王室の陶磁器製作所「分院(プノン)」。主人公のユ・ジョンは、のちに女性では朝鮮初の宮廷陶工「沙器匠(サギジャン)」となる人で、日本へ渡って現在の佐賀県に窯を開き、有田焼(伊万里焼)が隆盛する端緒を開いた朝鮮人陶工の一人だそうです。敬意をこめて「百婆仙(ペクパソン/ひゃくばせん)」と呼ばれた女性がモデルだとか。

時代背景は16世紀後半、王様は朝鮮第14代王の宣祖(ソンジョ/1552~1608 在位1567~1608)で、1592年と1597年の豊臣秀吉の朝鮮侵略(日本では「文禄・慶長の役」、朝鮮では「壬辰・丁酉の倭乱」という)のときに、さまざまな分野の専門家が朝鮮から日本へ移住しました(本人の意志で渡来したとか、加藤清正や鍋島直茂などに連行されたとか諸説ありますが…)。

●百婆仙(ペクパソン ひゃくばせん/1561~1656)
朝鮮王朝の陶工。明宗16年生まれ。夫の深海宗伝と共に文禄・慶長の役で肥前武雄(佐賀県)城主の後藤家信に連れられて朝鮮から渡来。夫の死後は一族を率いて有田稗古場(ありた ひえこば)に移り、窯を開いた。明暦2年3月10日死去。享年96。
(参考:「デジタル版 日本人名大辞典+Plus」)

ドラマはユ・ジョンの出生の秘密、実母と養父の悲劇、実父への復讐、身分違いの恋、技術向上のための苛酷な精進などなど、韓流ドラマの王道を行く内容で~す。ワクワク♪

ところで、主人公の名前は「ジョン」なのに、なぜドラマのタイトルは「ジョンイ」なの?
韓国では名前の後ろに「〇〇ア」「〇〇イ」「〇〇ヤ」というふうに接尾語を付けて愛称で呼ぶため、その愛称をタイトルに採用したのだと思います。名前の最後の発音によって接尾語は異なり、また、フランス語のリエゾンのように発音するのですが、…よく知らないので半分は勘で書いてます。しゅみましぇ~ん(笑)。

[おもなキャスト]

●ムン・グニョン…ユ・ジョン(男装のときはテピョン)、分院(プノン)の工抄軍(←なんて読むんだろ? 見習いとか弟子のような意味?) ←字幕に「コンチェグン」とルビが振ってありました。
ヒロインの女優は子役の頃から国民に親しまれているそうです。コドモっぽい顔立ちで13~14歳ぐらいだと思い込んでいたので、ラブストーリーには違和感が…と思っていましたが、なんと1987年生まれの29歳ですって~!? このドラマは韓国で2013年7月~10月に放映されたのですが、それでも26歳!?

●イ・サンユン…宣祖(ソンジョ)の次男イ・ホン=朝鮮第15代王となる光海君(クァンヘグン)
『エンジェルアイズ』ヒロインの恋人で救急外科医のパク・ドンジュ…この作品があまり好きじゃないので、この俳優にも興味が湧かず。 ←『ジョンイ』を観始めたら、爽やかな好青年で好感が持てますね~。

●キム・ボム…ユ・ジョンの幼馴染みで、光海君(クァンヘグン)の異母弟・信城君(シンソングン)の護衛のキム・テド
甘い顔立ちのイケメン系ですが、私の苦手な長髪での登場(涙)。 ←でも、やっぱり涼しげな目でカッコいいわ~♪(笑)。

●パク・コニョン…分院(プノン)の辺首(ピョンス)のイ・ユクト
ミュージカルでデビューした俳優だとか。
※辺首(ピョンス)は郎庁(ナンチョン)の下の地位? ←そのようです。

●ソ・ヒョンジン…ユ・ジョンとキム・テドの幼馴染みのシム・ファリョン
アイドルグループ出身の美人♪ イ・ユクトを誘惑する役柄。
『馬医』朝鮮第16代王・仁祖(インジョ)側室の昭容(ソヨン)チョ氏

●イ・グァンス…臨海君(イメグン)、光海君(クァンヘグン)の実兄
『トンイ』掌楽院の楽師のヨンダル(トンイを妹のように可愛がる兄貴分)

[名優の皆さん]
●チョン・グァンリョル…分院(プノン)の郎庁(ナンチョン=王室の陶磁器製作所の所長)のイ・ガンチョン/イ・ユクトの父でユ・ジョンの実父
今回は悪役ですが、この人なら単純なワルで終わるはずがないから楽しみ~♪
『ホジュン ~宮廷医官への道~』ホ・ジュン(医員)…幼少の頃から虐げられ、困苦を乗り越えて名医となる姿に涙した人も多かったことでしょう。
『製パン王キム・タック』タックの父でコソン食品の会長…傲慢男だけれども、抱えている多くの葛藤を巧みに表現。パン作りの場面も面白かったですね~。

●イ・ジョンウォン…ユ・ジョンの養父で沙器匠のユ・ウルダム
●チェ・ジナ…ユ・ジョンの母で沙器匠ウルダムの弟子ヨノク

●ソン・オクスク…商団のソン行首(ヘンス)
行首(ヘンス)は商団内の大番頭のようなポジション?
冷酷無比な女統領でも慈愛に満ちた母親でも、すれっからしのオバサンでも自在に演じ分ける大女優。今回は商団を仕切るリーダー役のようです。
『根の深い木』最高学府の成均館(ソンギュンガン)のために働く奴婢の村・泮村(パンチョン)の行首のトダム
『いばらの鳥』美容サロンの経営者でヨンジョの母
『パンチ ~余命6ヶ月の奇跡』検事ジョンファンの母

●チョン・ボソク…朝鮮第14代王で光海君の父の宣祖(ソンジョ)
二枚目なんですが、短気で自己中の当主とか裏切り者とか情けない小心者などが、なぜか似合ってしまう人。韓流ドラマ通の友達に「チョン・ボソクってハンサムだよね~♪」と言ったら「あんな鼻男がいいの!?」と笑われました。ヒドイ~!!
『商道(サンド)』商団の湾商(マンサン)を裏切り、松商(ソンサン)の大行首(テヘンス)となったチョン・チス
『人魚姫』ヒロインに好意を持っている会計士でスア(コ・ドゥシム)の息子
『武神』チェ氏2代目当主チェ・ウ(チェ・イ)

●アン・ソクファン…倭国の将軍の豊臣秀吉
時代劇・現代劇を問わず、あちこちの作品にたくさん出てるので、韓流ドラマファンなら皆さん知っている俳優でしょう。宮廷の重臣でもコメディ系のアジョシ(オジサン)でも何でもOK!
『根の深い木』右議政のイ・シンジョク
『棘<トゲ>のある花』警察官から警備員となったシニの父…『チャングム』のカン・ドックの妻(イム・ボラ)との掛け合いが楽しい。
『輝くか、狂うか』豪族の長でワン・ゴン殺害主謀者の一人…最初の数話で殺されちゃいました。

[名子役の皆さん] ←第6話まで登場。素晴らしい名演!
●チン・ジヒ…主人公ユ・ジョンの少女時代 ←深みのある声も魅力的で、微妙な表現をわずかな抑揚で巧みに伝える。泣くときの演技も感服しました。
『太陽を抱く月』ミナ王女の少女時代
●ノ・ヨンハク …光海君の少年時代 ←現代劇では不良青年も演じますが、気品を失わない人。
『棘<トゲ>のある花』主人公ヨンスの弟
●パク・コンテ…ユ・ジョンの幼馴染みキム・テドの少年時代 ←正義感あふれる賢そうな少年がハマり役。
『メイクイーン』チャンヒの少年時代

[参考サイト]

●韓流プレミア『火の女神ジョンイ』(テレビ東京)
http://www.tv-tokyo.co.jp/hinomegami/
●『火の女神ジョンイ』(フジテレビジョン/ポニーキャニオン)
http://www.hinomegami-j.net/
●ジョンイの豆知識(女性チャンネル LaLaTV)
http://www.lala.tv/hinomegami-j/knowledge.html
●火の女神ジョンイ キャスト&登場人物EX(画像付き)
http://kdrama.fc2web.com/gtitle/408601177.html
●韓国ドラマ『火の女神ジョンイ』(BSフジ)
http://www.bsfuji.tv/hinomegami-j/

●深海商店  深海宗伝と百婆仙
http://www.enogu-fukaumi.co.jp/souden/
(佐賀県 西松浦郡 有田町)

素泊まりもできる部屋を併設。
●百婆仙伝説  ギャラリー・ペクパソン
日韓友好の館 ~百婆仙(ひゃくばせん)~
http://www.baekpasun.com/
(佐賀県 西松浦郡 有田町)

村田喜代子さんの以下の作品が「百婆仙」に関連するものだそうです。
●『龍秘御天歌(りゅうひ ぎょてんか)』(文藝春秋/1998年)
http://www.umakato.jp/archive/bookreview/vol07.html
●『百年佳約(ひゃくねん かやく)』(講談社/2004年)
http://www.umakato.jp/archive/bookreview/vol36.html
(以上、「うまか陶」やきものが登場する物語/福博印刷株式会社 うまか陶編集室)

「百年佳約」はハングルで「백년가약」と書き、「ペク ニョン カ ヤク」と読むそうです。意味は「結婚して生涯を共に生きようという約束」だとか。

龍秘御天歌

龍秘御天歌

  • 作者: 村田 喜代子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1998/05
  • メディア: 単行本


龍秘御天歌 (文春文庫)

龍秘御天歌 (文春文庫)

  • 作者: 村田 喜代子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2004/10
  • メディア: 文庫


百年佳約

百年佳約

  • 作者: 村田 喜代子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004/07
  • メディア: 単行本


nice!(0)  コメント(0) 

韓流ドラマ『輝くか、狂うか』 [映画・テレビ・ラジオ・漫画]

1-輝くか狂うか.jpg最初に凄いタイトルだなぁ…と思いましたが、韓国語の原題が「빛나거나 미치거나(発音はネットに「ピンナゴナ ミッチゴナ」と書いている人がいますが、ハングルの読める方、合っていますか?)」で、直訳すると『輝いたり狂ったり』だそうです。「거나(コナ? ゴナ?)」が「~したり~したり」という言葉なのかな?
(※ハングルが文字化けして見える機種もあるかもしれません。スミマセ~ン)

それはともかく~、このドラマの舞台は高麗(コリョ)時代(918年~1392年)。日本は平安時代の中期で、関東で平 将門(たいらのまさかど)の乱、瀬戸内海で藤原純友(ふじわらのすみとも)の乱が起こった頃のこと。

高麗を建国したのは王建(ワン・ゴン/太祖)という人で、936年に朝鮮半島を統一し、450年以上にわたる王朝の礎を築きました。子どもは25人の男子と9人の女子がいたとか(驚)。兄弟が多いのは王位継承の紛争のタネですよねぇ。というわけで、このドラマもそういう話なんです。

王建の長男である恵宗(912~945)が第2代の高麗王(在位943~945)となったのですが、実権は建国時に功績のあった王建の従弟である重臣が握っていました。そして、恵宗が即位後2年で突然、病死してしまったため、暗殺説も根強く残っています。

(以下はネタバレ満載なので、これからご覧になる方は読まないほうがいいですよ~)。

ドラマでは恵宗ではなく王建の暗殺を前提に、恵宗の異母弟で第3代高麗王となった定宗(チョンジョン)、その弟で第4代高麗王となる光宗(即位するまでワン・ソ)、恵宗・定宗・光宗の異母弟で王位を狙う王旭(ワン・ウク)、彼らと敵対する重臣との闘いを軸に、主人公のワン・ソと渤海国の生き残りの王女シンユルとの運命の出会いと愛を描く……。

最初は、渤海(ぼっかい)という国が存在したのは698年~926年で、最後の王女とワン・ソが出会うのは年代設定が合わないよね、まぁエンターテインメントですからね~と思ったのですが、ワンソは925年生まれなので、シンユルが渤海の消滅した926年生まれという設定なら何の矛盾もないんですね。

とにかく、「ロマンス時代劇」やら「ロマンス史劇」やらと謳(うた)っているだけに、ラブシーンが多めです~。そんな場面に全くときめかず、鬱陶しくさえ思う自分が哀しい(笑)。それに、昔は中国も日本もそうですが、ドラマの中でも近親婚だらけで重婚もあるから話がややこしい!

主役の2人に惹かれないので、脇の名優たちの演技に注目していたのですが、脚本のせいでしょうか、なんだかダラダラした進行で飽きてしまいました~。それに私は男性のヘアスタイルでロングストレートは見たくないんですけど、このドラマの主要な登場人物の男は、みんな揃って長髪なんですよ! それもあってか観たり観なかったりするようになりました。

韓流ドラマは時代劇のほうが衣装も素敵だから好きなんですけどね、入り込めない作品もあるんですねぇ。当たり前か~。主役を演じたチャン・ヒョクのファンなら気に入る作品かも。

ところで、私は字幕派ですが、朝鮮王朝のドラマだと「王様」と訳してあるところ、このドラマでは「皇帝」でした。調べてみると、高麗では中国に対して「王」と名乗り、国内向けには「皇帝」と称したとか。セリフでは同じ「チョナー」と呼んでいましたが、字幕の翻訳者はちゃんと歴史に基づいて訳したんだなと感心しましたデス。

[おもなキャスト]

●(俳優の名前)チャン・ヒョク…(役柄)ワン・ソ、即位して第4代高麗王の光宗(925~975/在位949~975)
史実とされていること:太祖の第4子、第3夫人の息子、皇后は異母妹、側室は姪(恵宗の娘)
チャン・ヒョクはヒゲのない顔ならイケメンだと思いますが、ロンゲ+ヒゲだと、むさくるしい。それと彼の笑い声が苦手です。吹き替えで観るとわからないと思いますが、あの独特の笑い声が気に入るか嫌いになるかで作品の好みまで左右されますね。
(私が観た作品と役名)
『チュノ ~推奴~』イ・テギル…チラッと観ただけ。ワイルドな感じの人だという印象。
『根の深い木』カン・チェユン(トルボク)…作品は感動しましたが、彼の粗野な感じは最後まで好きになれませんでした。

●リュ・スンス…第3代皇帝の定宗(チョンジョン/在位945~949)、ワン・ソの兄
優柔不断で実行力のない皇帝を演じたのですが、情けない小心者ゆえの苦悩と葛藤を繊細な表現で巧みに伝える俳優だと思いました。この人は20年以上もパニック障害を抱えてきたそうですが、昨年、11歳年下の一般女性と結婚したとか。良かったね~♪
『根の深い木』チャン・ソンス(集賢殿の校理)
『パンチ ~余命6ヶ月の奇跡』ヤン・サンホ(セジン自動車の元研究員)…ちょこっと出て殺される役でしたが、非常に印象的でした。

●イム・ジュファン…王旭(ワン・ウク/911?~969)
史実:太祖の第5子、第4夫人の息子で、恵宗・定宗・光宗の異母弟。
今回のイケメン大賞! ロングヘアじゃないほうが、もっと良いと思うなぁ。

●オ・ヨンソ…シンユル(男装のときはケボン)、渤海最後の王女、青海商団の副首領
『トンイ』肅宗(スクチョン)の継室の王后キム氏…可もなし不可もなしで平凡でした。
『キム・マンドク』東門問屋の使用人イウン…主人公をイジメるイジワル女の役をイキイキと演じていました。そういう役のほうが合う感じ。

●イ・ハニ…ワン・ソ(のちの光宗)の王妃、母親違いのワン・ソと政略結婚
史実:太祖の第4夫人の娘。
『不屈の嫁』ヘジャの長女のキム・ヨンジョン…人工的な顔立ちの人だなぁと思ったのですが、今回のドラマの役柄のように冷ややかで表情の乏しい策略家を演ずるには合うのかも。

●イ・ドクファ…太祖の従弟で高麗建国の功臣ワン・シンニョム。
この人のガラガラした悪役声が好きなんですよ~! このドラマでは重厚な悪役を1人で頑張っていましたが、ラストは演出と脚本の手抜きとしか思えません。イ・ドクファさんが可哀想(涙)。
『ハンミョンフェ(韓 明澮)』ハン・ミョンフェ…アクの強い天才策士役でピッタリなんですが、いかんせん全104話は長すぎる~(汗)。
『メイクイーン』イナの父、天地造船会長のチャン・ドヒョン…凄味ある悪役ぶりを存分に発揮。唯一、頭の上がらない妻の役が『チャングムの誓い』のハン尚宮さま(ヤン・ミギョン)。

[ほかに印象に残った人]
●キム・レハ…高麗の隠密組織の長(つねにワン・ソの護衛をしてくれる人)
●ホ・ジョンミン…迷惑ばかりかけてアテにならないシンユルの兄
●キム・ソニョン…シンユルの育ての母で青海商団の行首

●キム・ボプレ…シンユルに横恋慕する後漢の郭(クァク)将軍
なんだか声が魅力的な人だわ~と思って調べてみたら、韓国ではミュージカル俳優として有名な人のようです。代表作は『三銃士』など。

「キム・ボプレ」で検索しても簡単に見つからないんですよ。韓国のミュージカルの動画が出てきたので、ハングルで書いてある出演者らしき名前から、たぶんこれだろうと「김법래」を選んで、ハングル表記で検索してみました。

すると、『風と共に去りぬ』だと思われるスタジオ録音とミュージカルの場面が~♪
ドラマの中では「年寄りのくせに若い娘を側室に欲しいだと~!」なんて嫌われる役でしたが、ミュージカルの舞台ではカッコいいですね。

●뮤지컬"바람과 함께 사라지다[MV]사랑했어_김법래, 바다
https://www.youtube.com/watch?v=kJ26ktVqvKw
(アップロード:clipserviceさん)

タイトルを読んでみよう!
ミュジゴル パラムゴァ ハムキョ? サラチダ? MV サランヘヨ? キムボプレ、パダ

実にテキトーなんですが(汗)、
ミュージカル『風と共に去りぬ』より「愛してる」 キム・ボプレ、パダ
ということかな~? 女優がパダさんという名前のようです。
韓国語で「風」と検索したら「바람(パラム)」と出てきましたよ~♪ あとは在日の友達に教えてもらおうっと。

[参考サイト]

●韓流プレミア『輝くか、狂うか』(テレビ東京)
http://www.tv-tokyo.co.jp/kagayakukakuruuka/

●『輝くか、狂うか』(KNTV)
http://www.kntv.co.jp/prog/detail/?p=29792

●輝くか、狂うか キャスト&登場人物EX(画像付き)
http://kdrama.fc2web.com/gtitle/416500864.html

「GYAO!」で初回だけ無料で観られますよ~♪
●『輝くか、狂うか』話数限定 第1話 呪われた皇子
http://gyao.yahoo.co.jp/p/00697/v12405/

nice!(0)  コメント(0) 

映画『飯舘村の母ちゃんたち』、7日からポレポレで上映スタート! [映画・テレビ・ラジオ・漫画]

映画『飯舘村の母ちゃんたち』.jpg

私の姉貴分・綾ねぇのお友達で、ジャーナリストの古居みずえさんが監督・撮影したドキュメンタリー映画が、5月7日(土)から「ポレポレ東中野」で上映されます。

東日本大震災と福島第一原発の事故によって全村避難という深刻な状況に陥った、福島県の浜通りの「飯舘村(いいたてむら)」。
古居さんは震災2か月後の2011年5月から現地で取材を始め、生まれ育った故郷を追われて仮設住宅で暮らす70代の女性、菅野榮子(かんの・えいこ)さんと菅野芳子(かんの・よしこ)さんの暮らしぶりを丹念に追い続けてきました。

それぞれ3人の子を育て上げた榮子さんと芳子さんは、孫も6人と9人。長年の労働から解放され、孫たちの成長を楽しむ穏やかな老後を送るはずが、震災と原発事故で一変し、仮設住宅で独り暮らし。お二人は隣同士で助け合っているそうです。

自給自足が信条の榮子さんは、芳子さんと一緒に畑を耕して食べるものを作り、飯舘村に伝わる「さすのみそ(佐須の味噌)」「凍み餅(しみもち)」「凍み豆腐(しみどうふ)」等の食文化を絶やさぬようにと、全国を回って作り方を広めてもいます。

自ら「ばば漫才」と称しながら、お互いを元気づけたり、冗談を言っては笑い合ったり。つらいことをたくさん背負いながら、悲しみをいっぱい抱え込みながらも、生きていくには前を向いて足を進めねばならない。「笑ってねぇど、やってらんねぇ」、本当にそうですよねぇ……。

●『飯舘村の母ちゃんたち  土とともに』公式サイト
http://www.iitate-mother.com/
・登場人物&スタッフ
http://www.iitate-mother.com/%E7%99%BB%E5%A0%B4%E4%BA%BA%E7%89%A9-%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%95/
・予告編
http://www.iitate-mother.com/%E4%BA%88%E5%91%8A%E7%B7%A8/
・Facebookページ
http://www.iitate-mother.com/%E7%99%BB%E5%A0%B4%E4%BA%BA%E7%89%A9-%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%95/

予告編を観ると、こちらも自然と笑顔になる微笑ましいシーンが多い印象です。ただし、私は全国どこの地方の方言でも聴き取りは、けっこう得意だと思っていたのですが、榮子さん&芳子さんのおしゃべりは早口だと理解できないところがありそうです…(汗)。字幕付きだったら良かったかも~。
でも、きっとニュアンスでわかるだろうと思うし、聴き取りたいと耳を澄ますのも大切なこと。飯舘村の言葉を知るのも楽しみにして観に行きましょう!

東京は中野区のミニシアター「ポレポレ東中野」を皮切りに、横浜、名古屋、大阪と上映予定だそうです。ぜひぜひ、足をお運びくださいませ~!! 周りの方々へのクチコミやFBでのシェアも、どうぞよろしくお願い申し上げます!


●ポレポレ東中野
(東京都 中野区 東中野4-4-1 ポレポレ坐ビル 地階)
http://www.mmjp.or.jp/pole2/
※全席自由席、各回入替制、整理番号順に入場(当日の開館時間=初回の20分前から、すべての回のチケット販売=整理券を配布)

[上映スケジュール&トークイベント]
5月7日(土)・8日(日)10:20/12:30
☆ 各日の上映後に舞台挨拶:菅野榮子(出演者)、古居みずえ(監督)
※両日とも10:20の回のみ、終了後に古居監督と榮子さんを囲むお茶会を1Fカフェで開催。上映後に希望者を受け付けるとのこと、定員あり。
☆ 1Fカフェのテラスで凍み餅(しみもち)の試食販売(数に限りあり)
凍み餅(焼きたて半切れ)100円、凍み餅(包装済み3個入り)450円
※各回先着20名(チケット半券の整理番号20番まで)に凍み餅の試食を提供。

5月9日(月)~13日(金)10:20/12:30
5月14日(土)~6月3日(金)14:40

[トークイベント]
5月14日(土)14:40の回上映後
柳澤秀夫(NHKあさイチキャスター)×古居みずえ監督
5月22日(日)14:40の回上映後
鎌仲ひとみ(映画監督)×古居みずえ監督
5月28日(土)14:40の回上映後
白石草(OurPlanet TV)×古居みずえ監督
5月29日(日)14:40の回上映後
木内みどり(女優)×古居みずえ監督

6月4日(土)から
●神奈川「横浜シネマリン」http://cinemarine.co.jp/
[スケジュール]
6月4日(土)・5日(日)10:30
各日の上映後に舞台挨拶:古居みずえ監督
※5日(日)は音声ガイド付き上映
~6月10日(金)10:30
6月11日(土)~17日(金)18:35
6月18日(土)~24日(金)12:50

7月公開
●愛知「名古屋シネマテーク」http://cineaste.jp/

公開予定
●大阪「第七藝術劇場」http://www.nanagei.com/


[このブログ内の古居みずえさん関連記事]
●福島とパレスチナの現状を伝える古居みずえさんの映画とトーク。30日(土)に横浜で。
http://chie-relish.blog.so-net.ne.jp/2015-05-24

●パレスチナの現状を伝え続ける古居みずえさんは、今、ガザ地区に。
http://chie-relish.blog.so-net.ne.jp/2014-07-29

nice!(0)  コメント(0) 

白血病の若い女性の生き方を描く米国ドラマが「gyao!」で配信中。 [映画・テレビ・ラジオ・漫画]

『マイ・ライフ』.jpg「血液のがん」と言われる白血病は、血液の成分の未熟な細胞が成熟するまでの間に、がん化し、骨髄やリンパ腺などで無制限かつ異常に増殖するという病気です。
ただし、細胞の成熟度によって「急性」と「慢性」の区別があり、細胞の種類により「骨髄性」と「リンパ性」に大別され、さらに細かい分類があるので、白血病と診断されても病状や治療法が全く違う場合もあるそうです。
治療の基本は固形がんではないので外科手術は選択肢になく、化学療法、つまり抗がん剤ですが、白血病のタイプによって薬剤の組み合わせを替えたり骨髄移植を行ったりします。

がんのすべてに言えることですが、白血病も昔は“不治の病”の代表のような扱いで、よくTVドラマの題材となっていましたよね。でも、近年では「寛解(かんかい)」という状態となって日常に復帰し、元気に働き続ける人も増えています。

先月から「gyao!」で無料配信しているアメリカのTVドラマに、白血病に罹患した24歳の女性を主人公にした作品があります。新聞記者としてのキャリアをスタートさせ、ステップアップが目前なのに白血病との診断。

なぜこの若さで? 大きな仕事のチャンスなのに、なんで今? どうして私だけが?…彼女は何度も自問自答したことでしょう。20~30代でがんなど大病に襲われた人は同様だと思います。私も当初はそうでしたねぇ。
そして、家族は? 恋人は? 友達は? 主治医は?

深刻な話ではあるのですが、闘病を前面に押し出す“お涙頂戴モノ”ではなく、過剰にポジティブな患者をアピールするでもなく、本人の仕事や恋愛にまつわる問題、親族間のトラブル、友人・家族の思いやりと葛藤なども絡めながら、一人の女性が自分の生や命と向き合い、本当に大切なことを追い求める姿を描いた作品。……だと思います。まだ全話を観ていないし~。

エピソードの中には「この一家のモラルって…!?」と呆れたり、いかにもアメリカ~ン♪という類型的に描かれた部分には共感できなかったりするところもありましたが、もし自分が病人になったら2人の男性のうち、どちらに惹かれるかな?と不純な目で眺めるのもアリだと思いますよ(笑)。

●『マイ・ライフ ~私をステキに生きた方法~』
http://gyao.yahoo.co.jp/p/11102/v00003/
現在、「シーズン1」の第21話まで配信中なんですが、観られるのは5月7日(の23:59まで)。興味の湧いた方、お時間のある方はチェックしてみてください。

[追記(2016.5.8)]
上記のリンクは配信終了で切れています。「シーズン2」がスタートしました。6月18日まで!
http://gyao.yahoo.co.jp/p/11102/v00004/

[追記(2016.7.10)]
「シーズン1」が一挙放映中ですよ~。7月24日(日)まで!
http://gyao.yahoo.co.jp/p/11102/v00003/


原題は『Chasing Life』。「chase(チェイス)」には追いかける、追求するという意味があり、「life(ライフ)」は人生、生きがい、命などの意ですね。原題で検索するとアメリカでは「シーズン3」まで放送されているようです。
今後も「gyao!」で配信してくれるかどうかは不明ですが、私としてはキャスティングも良いと思いますし、気の利いたセリフもあり、話もテンポよく進むので、つい一度に何話分も観てしまうことに…(汗)。

特に、主人公の祖母役の女優に惹かれます。どの人も巧くて好演なんですが、私は友達のベス役の若手女優に注目。お母さん役の性格設定は、けっこう苦手なタイプ…。
また、舞台がマサチューセッツ州のボストンなので、ボストン湾(たぶん)を背景にした場面がとても美しく印象的。音楽の選曲も好みの感じが多くて、サントラがあれば手に入れたいほど♪

[キャストの覚え書き]
●主人公のエイプリル:イタリア・リッチ(Italia Ricci/1986~/カナダ出身)
●妹のブレナ:ヘイリー・ラム(Haley Ramm/1992~/アメリカ)
●未亡人の母・サラ:メアリー・ペイジ・ケラー(Mary Page Keller/1961~/アメリカ)
●祖母(サラの母)エマ:レベッカ・スカル(Rebecca Schull/1929~/アメリカ)
●親友・ベス:アイシャ・ディー(Aisha Dee/1993~/オーストラリア)
●叔父で医師のジョージ:スティーブン・ウェバー(Steven Weber/1961~/アメリカ)
●元カレのドミニク:リチャード・ブランカティサーノ(Richard Brancatisano/1983~/オーストラリア)
●脳腫瘍の“がん友”レオ:スコット・マイケル・フォスター (Scott Michael Foster/1985~/アメリカ)

nice!(0)  コメント(0) 

昭和の日はG街の「じゅん散歩」と、ラジオで昇太&志の輔「レコード道楽」を! [映画・テレビ・ラジオ・漫画]

順憲さんラジオ落語(2016.4.29).jpg

この前、あるオジサマと「じゅん散歩」の話になったのですが、その方が言うには、「オレさ、高田純次って、うるさくて嫌いだったんだよ。でもさ、『じゅん散歩』観てると、すげぇ周りに気を配ってんだよな。ありゃいいヤツだよ~!」と。

私は「ちい散歩」のちいちい(地井武男さん)が亡くなったとき、追悼特集を泣きながら観ましたが、その後はつまんないから全く観なくなったので、「じゅん散歩」がスタートしたときはホッとしましたね~♪
純ちゃんは元々、イッセー尾形さんや「東京乾電池」の芝居仲間と鍛え合った役者だそうですから、近年は刑事もののドラマでシリアスな役柄も難なくこなしていますよね。でも、「じゅん散歩」は高田純次というキャラクターの真骨頂かも!

たぶん純ちゃんは“気遣いの人”と褒められると、照れから称賛を無視して別の方向へ暴走するとか、すごい瞬発力で逆手に取って巧みなギャグを放つとか、そんな反応をしそうな気がします。天然だか計算だか、わからないあたりを行きつ戻りつする芸という感じ?
ともあれ、年齢を重ねて白髪となって、元はデザイナ―らしくファッションのコーディネートもおしゃれだし、とても素敵なダンディさん♪

その「じゅん散歩」で「新宿ゴールデン街」が紹介されるそうですよ~! 29日(金)の昭和の日、朝の9時55分から、ぜひご覧くださいませ~。ゴールデン街組合の理事長で俳優のトバさんこと外波山文明(とばやま・ぶんめい)さんのお店「クラクラ」も登場するそうです!

●「じゅん散歩」(テレビ朝日)9:55~10:30
http://www.tv-asahi.co.jp/junsanpo/

純ちゃんのブログ…2014年の5本のみで更新ナシ(笑)。
●高田純次の“一応社長です”
http://ameblo.jp/takeoneoffice/


さて、もう一人のジュンちゃんの宣伝です~。飲み友達の放送作家・大倉順憲さんが構成したラジオ番組が、29日の午後3時過ぎから放送されます。落語家・春風亭昇太さんの番組に立川志の輔さん(この方は富山県出身で私も同じく♪)がゲスト出演するそうです。懐かしい音楽と楽しいおしゃべりが、た~っぷり聴けそうですね!! 落語ファンでなくても、ぜひぜひ♪

4月29日(金・祝) 昭和の日の特番♪
NHKラジオ第一 15:05~16:55(午後3時5分~午後4時55分)
●「春風亭昇太のレコード道楽」 ~志の輔、秘蔵の名盤とともに参上!~

[順憲さんのメッセージ]
お小遣いを握りしめ、初めて買ったドーナツ盤。
少し背伸びして大人気分で聴いたLP。
イントロを耳にした瞬間、青春がよみがえる、あの一曲。
春風亭昇太×立川志の輔、オーディオマニアの二人が、
秘蔵のレコードをかけまくり、思い出を語りまくります!
構成やっとります。休日の昼下がり、よろしければご傾聴願います!

[プロフィール]
大倉順憲(おおくら・じゅんけん)
ロックミュージカル劇団「Mr. SLIM COMPANY(ミスタースリムカンパニー)」を経て、妄想作家・演出・脚本・構成・俳優・執筆・落語会企画。下北沢の居酒屋での落語会も主催。植木職人の腕前もアリ。
・ブログ:大倉順憲の日記
http://www.webdice.jp/diary/3649/
・Facebook:(大倉 順憲名義)
https://www.facebook.com/junken.ookura
・Twitter:大倉順憲(ハッスル中)@junkenokura555
https://twitter.com/junkenokura555

[NHKラジオ第1の全国の周波数]
http://www.nhk.or.jp/r1/amradio/
……周波数って各地でこんなに違うんですねぇ。知らなかった~。

[インターネットで聴取するには?]
●らじる らじる NHKネットラジオ - NHKオンライン
http://www3.nhk.or.jp/netradio/
左上の「R1(ラジオ第1)」の部分にマウスを置く→「聞く」という文字をクリック→ポップアップ(小さなウィンドウ)のプレイヤーが出る→右向きの「▲」をクリック→音声が流れる
・スマートフォンとタブレット用のアプリ
http://www3.nhk.or.jp/netradio/app.html?area=tokyo
※「ラジコ(http://radiko.jp/)」は民放だけでNHKは聴けません。

[再放送の予定]
2016年5月23日(月)0:00~2:00の50分間
NHKラジオ第1「ラジオ深夜便」の中で再放送
http://www.nhk.or.jp/shinyabin/
……放送日が近づいたら番組表でご確認を~!

※昇太さん&志の輔さんの写真は順憲さん提供。

nice!(0)  コメント(0) 

気になるCM:「きよら」の卵の「寝冷えネコ きよニャ」 [映画・テレビ・ラジオ・漫画]

ケチャップライスで作られたネコがスクランブルエッグの布団を掛けてもらうなんて、うひゃ~、カワイイ!!
と目を奪われて、思わず見入ってしまいました。

「きよら」という名が耳に残ったのでネットで調べてみると、商品は「きよら グルメ仕立て」というブランド卵。広告主は「株式会社アキタ」という広島県は福山市に本社のある鶏卵メーカーで、創業は昭和2年、設立が昭和41年とのこと。
地元では「アキタの卵」として知られているようです。西日本では有名なメーカーなんでしょうか。このCMで一気に全国区の知名度となりそうですね。

ライスネコばかり注目していたので、女優の小雪も出ていたとは全く気づきませんでした。
非常に完成度の高いライスネコを作り上げたのは、フードスタイリストかフードコーディネーターか?

制作スタッフのリストに「美術:拓殖万知」というクレジットを見つけたのですが、ほかに料理監修や料理研究家といった肩書の人が見当たらないので、この方が作ったのかなぁ???

名前は「つげ・まち」さんと読むのだと思います。フリーランスじゃなくて「アロハコースター」という会社に所属している人のようです。

私は広告屋でも紙媒体しか興味がなかったので、ムービーの現場や役割分担については知らないのですが、映画美術などを担う方々には、いわゆる「消えもの」と呼ばれる料理も作る人もいるとか。

でも、完璧なまでのスクランブルエッグは誰が? 卵メーカーだけに卵を知り尽くしたクライアント側の社員が調理を担当したということもありうる? それともCG?(だとしたら、つまら~ん)。

寝冷えネコの切なくなるような声は「新津ちせ」というクレジットがあります。タラちゃんの声優のような大人かと思ったら、「劇団ひまわり」所属の可愛い子役でした♪
http://www.himawari.net/media/4401.html

子どもにお弁当を持たせている保護者の方々は、今後「きよニャ作って~!」と、せがまれそうですね。そのうち「きよニャ卵料理コンテスト」なんてのが開催されるかも~(笑)。きよニャのキャラクターグッズも製作中かな?

●「おふとん篇」「ねびえ篇」&「NG集」(株式会社アキタ)
http://www.akitatamago.co.jp/kiyora-new/cm.html

●「福山市」公式サイト
http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/

どこであっても私が最も興味あるのは「食」なんですが~、
・うずみ(福山うずみごはん)…おかずが埋まってる~!?
http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/foods/17250.html
・保命酒(ほうめいしゅ)…黒船のペリーも味わったという薬味酒。
http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/foods/17253.html
・くわい(慈姑)…生産量が全国の約5割と、日本一だそうですよ。私は大好物なんですけど、お正月ぐらいしか縁がないなぁ。
http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/foods/17263.html

●「ノスタルジック&モダンな街 福山――観光情報サイト」(福山観光コンベンション協会)
http://www.fukuyama-kanko.com/

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:テレビ

映画『パパ、遺伝子組み換えってなぁに』と『ひろしま』の上映会。 [映画・テレビ・ラジオ・漫画]

私が利用している生協「パルシステム東京」のチラシに
観たいと思っていた映画の鑑賞会の案内があったので、
都内でご覧になれる皆さまにもお知らせしま~す。
食べ物に関わる内容の1本は組合員しか参加できませんが
(今から加入&応募しても間に合いますけど~)、
戦争と原爆がテーマの1本は
組合員じゃなくても応募が可能ですよ。
定員制なので、お申し込みはお早めに~!
(でも、応募者多数の場合は抽選となるようです…)。


組合員(同居家族を含む)限定の上映会
●『パパ、遺伝子組み換えってなぁに』
※申し込み〆切:10月19日(月)15:00

日時:10月28日(水)【1】10:00~【2】14:00~
会場:牛込箪笥区民ホール
(新宿区 箪笥町15)
http://www.shinjuku.hall-info.jp/pc/pdf/ushigometansu_map.pdf
参加費:200円
定員:各回200名(※申し込み多数の場合は抽選。結果は全員に連絡)
保育(1歳半~未就学児):各回10名まで
・申込方法
http://www.palsystem-tokyo.coop/event/archive/020373.php

3人の子の父親であるアメリカ人の
ジェレミー・セイファート監督が、
子どもたちの食の安全について考え始めたことがきっかけで
世界のあちらこちらを巡り、
「遺伝子組み換え作物(GMO)」に関する取材を敢行。
GMO種子の世界シェア90%の「モンサント社」へ、
北極圏にある「シードバンク(種子銀行)」の巨大な貯蔵庫へ、
モンサントのGMとうもろこしをラットに与え続けて
がんなどさまざまな病気を引き起こすと専門誌に発表した
フランスのセラリーニ教授のもとへも。
(※この教授の論文は後年、掲載誌が撤回)。
アメリカでは「遺伝子組み換え作物」と表示する義務がないので
そういう食品があるということ自体、知らない人も多いそうです。
日本では2015年4月に劇場公開された
GMOの実態を追うロードムービー風のドキュメンタリー。

・公式サイト
http://www.uplink.co.jp/gmo/


・組合員でなくても応募できる上映会
●『ひろしま』
※申し込み〆切:10月16日(金)12:00まで

日時:10月31日(土)
【1】午前の部10:00~12:00(開場9:30)
【2】午後の部14:00~16:00(開場13:30)
会場:立川市女性総合センターアイム 1F ホール
(立川市 曙町2-36-2)
http://www.city.tachikawa.lg.jp/danjo/shogaigakushu/sogoceter/imhall/access.html
参加費:無料(当選はがき持参)
定員:各回196名(※申し込み多数の場合は抽選。結果は全員に連絡)
・申込方法
http://www.palsystem-tokyo.coop/event/archive/020411.php

広島大学の教授が編纂した文集
『原爆の子 ~広島の少年少女のうったえ』をもとに
被爆から8年後に広島で製作された映画。
広島県教職員組合と広島市の中学・高校生、
教職員、一般市民など約8万8500人がエキストラとして参加。
「第5回ベルリン国際映画祭」では
長編映画賞を受賞したにもかかわらず、
あまりにもリアルな描写と
反米と受け取られかねない(?)という2~3のセリフに対し、
配給会社へGHQの圧力が掛かったせいで
半世紀近くも、ほぼお蔵入りのようになっていた作品です。

私は去年の8月15日に千葉県の市川市で行われた
上映会へ出かけようと思っていたのですが、
行けず仕舞いだったので、
今回は立川ですが、絶対に観たい!と思いました。
(でも、応募多数の場合は抽選漏れになるかも~。泣)。

原案:長田 新(おさだ・あらた)
脚色:八木保太郎
監督:関川秀雄
助監督:熊井 啓
協力:広島市、日本労働組合総評議会(総評)、
広島県労働組合会議(広島県労会議)、原爆の子友の会、
原爆被害者の会、広島電鉄、藤田組(現・フジタ)など
[主な出演者]
山田五十鈴、岡田英次、加藤 嘉、
月丘夢路(広島市出身。ノーギャラで出演)
河原崎しづ江、岸 旗江、利根はる恵、
神田 隆、薄田研二、花沢徳衛、
信 欣三、松山英太郎、河原崎建三
下條正巳、梅津 栄ほか

●映画「ひろしま」予告編
(JVSAokuさんのチャンネル)
https://www.youtube.com/watch?v=y28tMyJjlns

[このブログ内の関連記事]
●原爆の現実を伝える人々や作品群
――「ヒロシマ」を描いた映画リストと上映会。
(2014年8月6日付)
http://chie-relish.blog.so-net.ne.jp/2014-08-06

●「補=ひろしま――原爆をかんがえる―(平和教材試案)」
(広島県平和教育教材編集委員会・広島県原爆被爆教師の会 編/
労働旬報社)
http://www.junposha.com/library/pdf/60125_10.pdf

●「パルシステム東京」
http://www.palsystem-tokyo.coop/
・商品の注文サイト
(会員専用ですが、レシピ等は見られます)
http://www.pal-system.co.jp/

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

この週末に観たいテレビ番組 ( ..)φメモメモ ♪ [映画・テレビ・ラジオ・漫画]

7月10日(金)22:00~23:00/NHK Eテレ
※再放送:7月13日(月)5:00~6:00
●にっぽんの芸能
「琉球の至宝 組踊を楽しむ 組踊“手水の縁”」
・出演:宮城能鳳(組踊立方=くみおどり たちかた/人間国宝)、新垣 悟、玉城盛義、嘉手苅林一、石川直也、呉屋 智、上間克美、山内昌也、仲村渠達也、安里ヒロ子、大湾清之、又吉真也、比嘉 聡ほか。
・司会:古谷敏郎アナウンサー、南野陽子
http://www.nhk.or.jp/koten/arts/
【番組の内容】
「ユネスコ無形文化遺産」に登録された沖縄の伝統芸能「組踊(くみおどり)」。琉球時代の首里王府が中国からの使者をもてなすために作らせたもので、琉球音楽をもとに能や歌舞伎の要素を取り入れた宮廷芸能。
忠孝・忠義のテーマの多い組踊には珍しく封建的な時代の男女の恋を描いた『手水の縁(てみずのえん)』(平敷屋朝敏=へしきや・ちょうびん・作)を放送。
この作品は名護市に伝わる伝説「許田の手水(きょだのテミジ)」をもとに創作されたといわれるもの。沖縄の古い言い伝えでは、両手で汲んだ手水を相手に差し出すことは“身も心も捧げる”という愛情表現だとか。自由な恋愛が許されない時代、愛する人のためなら死をもためらわない一途な二人の恋の行方は……。
【あらすじ】
波平大主の一人息子の山戸は、花見の帰り道に波平玉川で髪を洗う美しい娘・玉津に一目惚れ。両手に川の水を汲んで飲ませてほしいと玉津に言い寄ります。玉津は断るものの、山戸の情熱にうたれて恋仲に。ある夜、山戸が玉津のもとへ忍び入ったところを門番に見つかってしまい、二人の仲は世間の噂となりました。家名に傷がつくことを恐れた玉津の父は、家来に娘の処刑を命ずるのでした。


7月11日(土)11:30~11:54/NHK総合
●目撃!日本列島
「知られざる本土決戦 ~九州“無差別空襲”の真実~」
・語り:萩原聖人
http://www4.nhk.or.jp/mokugeki/
【番組の内容】
戦後70年目の今年、米軍の九州への空襲を記録した貴重な映像が公開された。
昭和20年の太平洋戦争末期、米軍は日本を降伏に追い込むため、九州南部への上陸を狙っていた。その作戦を前に、宮崎や鹿児島を無差別に空襲。機銃掃射を浴びせられた多くの市民が犠牲となった。
大本営は米軍の上陸を事前に察知しており、市民を巻き込んで徹底抗戦するという一般住民の犠牲を前提とする計画を策定していたという事実が判明……。


7月12日(日)23:00~23:30/NHK Eテレ
●美の壺・セレクション「沖縄の民家」(※再放送)
・案内役:草刈正雄、語り:礒野佑子
http://www4.nhk.or.jp/tsubo/
【番組の内容】
南国の色彩豊かな自然にあふれる沖縄。多くの旅人をひきつけてやまない沖縄ならではの美が「民家のおりなす景観」。
赤い瓦屋根に珊瑚(さんご)の囲いという独特の景観をもつ沖縄の民家は、中国・日本の間で栄えた独自の歴史、台風や暑さなど亜熱帯の厳しい風土との闘いにより育まれたもの。
「赤瓦の屋根」「軒下」「囲い」を通して沖縄独自の美意識に迫る。


7月13日(月)/TOKYO MX2
0:00~0:30(※日曜の深夜)
●円谷劇場『ウルトラQ』第28話「あけてくれ!」
・初回はTBS系で1967年12月14日に放送。
・出演:佐原健二、桜井浩子、西條康彦ほか、ナレーター:石坂浩二。
http://s.mxtv.jp/ultra_q/
【番組の内容】
宇宙における地球と自然界のバランスが崩れたときに発生する数々の怪現象。星川航空のパイロット・万城目 淳と助手の戸川一平、そして毎日新報のカメラマン・江戸川由利子たちは、ユーモラスに、ときにシリアスに事件に立ち向かっていく。
【今回のあらすじ】
誰でも一度は考えたことがあるだろう「現実からの逃避」。もし、この世の嫌なことから逃げ出して理想郷へ行けるのなら……。会社員の沢村は、気づくと空を走る電車に乗っていた。そこにはSF作家の友野という男が……。

0:30~1:00
●円谷劇場『怪奇大作戦』#16「かまいたち」
・初回はTBS系で1968年12月29日に放送。
・出演:岸田 森、勝呂 誉、松山省二、原 保美、小林昭二、小橋玲子、池田駿介、加藤 修、若山真樹、藤城裕士ほか。
http://s.mxtv.jp/drama/kaikidaisakusen/
【番組の内容】
不可解事件を装った謎の科学犯罪に立ち向かう「科学捜査研究所・SRI」。燐粉で人間を溶解させる不気味な蛾、ナイフを振りかざして人を襲うフランス人形、硫黄と人間が融合した燐光人間など猟奇的で不気味な事件と、その背後に潜む人間の闇が科学捜査で暴かれる。
【今回のあらすじ】
背後に人の気配を感じる女性。轟音と共に一陣の風が彼女を襲うと体はバラバラに。その後、同じ現場で第2の殺人事件が起こる。助けを求められた警官たちが、わずかに目を離した隙の犯行だった。凶器は刃物ではなく「かまいたち」のような現象が起こしたのではないかと推測されるが……。
【かまいたち(鎌鼬)】
体を何かにぶつけても触れてもいないのに、鎌で切ったような切り傷が生ずる現象。厳寒時、小さな旋風の中心に生じた真空に人体が触れて起こると言われている。昔はイタチのような“魔獣”のしわざとされたので、「鎌」+「イタチ」という言葉に。「鎌風」とも言う。冬の季語。


7月13日(月)0:55~1:25(※日曜の深夜)/日テレ系
●NNNドキュメント’15
「生きることは、あきらめない。少年と余命告知」
・ナレーター:小山茉美
http://www.ntv.co.jp/document/
【番組の内容】
小児がんと闘う17歳の少年に「余命告知」が行われた。少年は治療よりも残された時間をどう過ごし、何かを残せないかと考え始める。
しかし、両親は治すことを目標に治療を続けてほしいと願い、少年と両親の葛藤は深く激しいものに。
自分の命と向き合う少年の姿を通し、子どもへの余命告知について考える。


7月13日(月)20:00~20:30/NHK Eテレ
●ハートネットTV ブレイクスルー File.35
「ユニークフェイスの戦い」
・司会:風間俊介
http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/2015-07/13.html
【番組の内容】
今年の夏に解散が決まったNPO法人「ユニークフェイス」。顔にアザなど“見た目の障害”のある人たちの自助組織だった。
“見た目”を重視する価値観に縛られている現代社会においてかつてのNPOメンバーたちは、どのように活動してきたのか、解散後はどのように個々の人生を生きるのか。


7月13日(月)23:30~24:00/TOKYO MX2
●「沖縄さんぽ♪ めぐりんけん」
・番組アッチャー(案内人):照屋林賢
【番組の内容】
「沖縄ならではのゆったりとした時間の流れとナチュラルな空気感」をテーマに、台本もロケスケジュールもアポも全くナシで、照屋さんが沖縄をリポート。
「何となくね(笑)」を合言葉に、りんけんさんが思うままに探訪。


7月14日(火)2:25~2:55(※月曜の深夜)/テレビ朝日系
●テレメンタリー2015
「私たち、長浜高校水族館部 小さな町のおさかな女子大海原へ」
・ナレーター:小倉久寛
http://www.tv-asahi.co.jp/telementary/
【番組の内容】
「なぜカクレクマノミはイソギンチャクに刺されないのか?」
その謎を解明し、世界から評価されたのは過疎の町の女子高生2人組。愛媛の小さな町の小さな高校には全国で唯一の「水族館部」があり、所属する2人は先輩たちから過去10年以上にわたる「カクレクマノミ」の研究を引き継いだ。
そして、高校生の科学のオリンピックと呼ばれる「インテル国際学生科学技術フェア」に日本代表として出場し、「動物科学部門」で4位入賞を果たした。

【愛媛県立長浜高等学校】
校内に水族館があり、主に水族館部員の生徒が魚の世話をしているそうです。
毎月の第3土曜には一般公開しており、見学も可能♪
・「長高水族館」
http://www.geocities.jp/nagakousuizokukan/index.htm
Facebookページ
https://www.facebook.com/nagako.aquarium

nice!(0)  コメント(0) 

韓流ドラマ『製パン王キム・タック』で早起き! 17日(水)からスタート。 [映画・テレビ・ラジオ・漫画]

6月17日(水)からテレビ東京系の韓流ドラマ枠で
『製パン王キム・タック』が始まるそうです。
以前、この時間帯には『トンイ』が放映され、
私としては非常に健康的な早起きが続いていたのですが、
その後の『大風水』を観るのはパスしたので
早起きモードは終わってしまいました。
(『チャングム』のミン・ジョンホが
『トンイ』ではデレデレの王様になっててガックリしたので
チ・ジニの出る『大風水』は観る気が失せたのです~。笑)。

私の場合、韓流ドラマは時代劇が好きなので、
現代ものの『キム・タック』は
2010年の大ヒット作とは聞くものの
観るのはどうしようかな~と思ったのですが、
韓流ドラマに詳しい友人・知人たちが
「あれは面白かったよ~!」と言うので、
とりあえず観てみようかな……と。
それに私はパン好きなので、
パン屋さんの話ともなれば興味が湧きますねぇ。
パン作りのシーンが多いと楽しそう♪

ストーリーは韓流ドラマお得意の内容らしく、
財閥系のお金持ちの家と母子家庭で育った異母兄弟、
夫婦・親子・嫁姑の確執に不倫や出生の秘密が絡み、
名匠の営むベーカリーと大手の製パン会社が……。
と、アレコレ諸々てんこ盛り♪(笑)。
1970年代を背景にしたそうで、それも惹かれますね~。

●韓流プレミア『製パン王キム・タック』(全30話)
平日8:15~9:21(テレビ東京)
脚本:カン・ウンギョン
演出:イ・ジョンソプ
http://www.tv-tokyo.co.jp/kimutaku/


出演者をチェックしてみても
若手の4人組は全く知らないのですが、
こういうときに便利なのが以下のサイト!
運営している方は不明なんですが、
いつもお世話になっております~!!

●「製パン王キム・タック キャスト&登場人物EX(画像付き)」
(韓国ドラマ登場人物)
http://kdrama.fc2web.com/gtitle/171267782.html

ベテランの俳優には演技力の高い個性的な人が多いので、
そういう人たちを観る楽しみはありますね~♪
私がこれまで観た韓流時代劇の中では
以下の方々が『キム・タック』にも出演しているようです。

☆ チョン・グァンリョル:『ホジュン ~宮廷医官への道~』のホ・ジュン
☆ チョン・ヘソン:『ホジュン ~宮廷医官への道~』のホ・ジュンの母
☆ イ・ハヌィ:『ホジュン ~伝説の心医~(亀巖=クアム=ホ・ジュン)』の恵民署(ヘミンソ/庶民向けの病院)の医官(ホ・ジュンを補佐してくれる良い人)
※現在までにホ・ジュンの生涯を描いた作品はドラマ4作と映画1作の5作品があるそうで、「宮廷医官への道」は4作目、「亀巖ホ・ジュン」が5作目だとか。

☆ チェ・ジャヘ:『宮廷女官チャングムの誓い』のチャンイ(つまみ食いする同期の女官)
☆ チョ・ジョンウン:『チャングムの誓い』少女時代のチャングム

☆ チョン・ミソン:『太陽を抱く月』の星宿庁(ソンスチョン)の国巫(クンム/一番エライ巫女)

☆ ユン・ガプス:『ホジュン ~宮廷医官への道~』の御医(王様の主治医)ヤン・イェスの使用人、『商道(サンド)』のサンオクが話し掛ける清国の人、『チャングムの誓い』の硫黄アヒル屋の主人、『トンイ』の南人派の重臣

以下の方々は記憶もおぼろげ……。
☆ チェ・イルファ:『根の深い木』の官僚、『トンイ』の捕盗庁(ポドチョン)の従事官ソ・ヨンギの父
☆ チョン・ソンファン:『根の深い木』の領議政(ヨンイジョン)、『キム・マンドク』の朝鮮全土を牛耳る行商の親方

……ワタクシ、この中では
イ・ハヌィ(이한위/李漢偉)さんのファンです~。
パン屋さんの職人役として登場するそうですよ。
でも、ヒゲを付けて韓服を着ているほうが好きだなぁ。


[本日のオマケ]

●「製パン王キム・タック」(KNTV)
https://www.kntv.co.jp/prog/detail/?p=25431

●「韓国ドラマ『製パン王キム・タック』 BSフジ」
(ポニーキャニオン)
http://www.bsfuji.tv/kimtak/index.html

●「製パン王 キム・タック」DVD公式サイト
(フジテレビジョン/ポニーキャニオン)
http://www.kimtak.com/

●韓国ドラマ『製パン王キム・タック』完全攻略ガイド
~世界一のパンを売るベーカリー
(Korean Time/楽天ShowTime)
http://www.showtime.jp/special/korea/guide/kimtak/

ロケ地の紹介あり♪
●「ドラマ 製パン王キム・タック」
(韓国観光公社)
http://japanese.visitkorea.or.kr/jpn/TE/TE_JA_7_5.jsp?cid=1152230

タックが働いていたパン屋さんの店舗は
元々ギャラリーだった建物を撮影用に改築したもので、
ドラマの終了後もカフェとして運営されているそうです。
●「パルボン・ベーカリー(清州)」
(韓国観光旅行ガイド ソウルナビ)
http://www.seoulnavi.com/food/3378/
※ただし、これは2011年の時点での記事ですね。
現在も継続しているかどうかまでは、わかりませんでした。

製パン王キム・タック DVD-BOX1 <ノーカット完全版>【DVD】

製パン王キム・タック DVD-BOX1 <ノーカット完全版>【DVD】

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2011/05/26
  • メディア: DVD


nice!(0)  コメント(0) 

楽しみのドラマが次々と終わり、『ダウントン・アビー4』は、いつからなの~!?(泣)。 [映画・テレビ・ラジオ・漫画]

5月の最終日が
『ダウントン・アビー3』(NHK総合)の最終回でした。
これは「シーズン3 第10回」にあたり、
タイトルは「幸せの絶頂で」。

ラストシーンがですねぇ、まさに幸福の頂点にあった人が
なんということなの~!!!!!(驚)。

ショックです、心配です、不安です、どうなるのでしょうか???

番組の終了時には「シーズン4」開始の予告はなくて、
次週からはスペインのドラマ『情熱のシーラ』だそうです。
うーむ、興味が湧かないよ~(涙)。
しばらくダウントンのメンバーに会えないのは寂しい……。

でも、『ダウントン・アビー』についてネットで調べると、
もっと先の話とか、まだ観たくない映像とかが
ワンサと出てくるので、うっかり検索もできませんね。


この前には『プラチナエイジ』も終わっちゃったしな~。
3組の夫婦と、その周りにいる人々も含め、
ほとんどの登場人物に愛おしさを覚えた作品。
もう一度、初めから観ると
また別の発見が多々ありそうなドラマでした。

でも、私には後半の一部がイマイチでしたね。
元ホストだった男のコがギターを弾きながら歌う場面が
何度も何度も出てきてウンザリ。
プロモーション代わりなんでしょうか?
ヘタではないけれども好きになれない声なので、
歌のシーンはリモコンの「消音」ボタンを押しました。

それと“純ちゃん”のボクシングジムでの場面。
まぁこれは私がボクシング好きだから、
つい見方も辛くなるんですけど、
ジムの会長役が魔裟斗で、その妹が矢沢 心。
現実にはご夫婦ですが、
それまでは演技の達者な出演者が多かった分、
いきなり素人の演芸会のような場面となってしまい、
なんなのこのキャスティングは!?と一気に興醒め。

でも、“純ちゃん”の動きはサマになっています。
以前はサスペンスドラマなどで
悪役や殺され役も多く、
二枚目なのに、どんな役でも引き受ける人だなぁと
感心していた春田純一さん。
ボクシングの経験もあるのかしらと調べてみると、
高校を中退して千葉真一主宰の
「ジャパンアクションクラブ(JAC)」の1期生となり、
スタントや殺陣(たて)も含めて
アクションものを得意としていたようです。
なるほど~!!
だから、サンドバッグを打つのもうまいんですね。
「つかこうへい劇団」に所属した時期もあるそうですよ。

このドラマのファンなら読むと楽しい!
おもな出演者のインタビュー記事が載っています。
●『プラチナエイジ』インタビュー
(東海テレビ/フジテレビ系)
http://tokai-tv.com/platinumage/interview/


ネットの「無料動画 GYAO!」で観ているのは
『大長今 -宮廷女官チャングムの誓い-』。
5回目の試聴ですが、
配信されると観ずにはいられないんですよ~!!
今やハン尚宮(サングン)役の
ヤン・ミギョンさんの声が聞こえた途端、
涙が出てくるようになりました。
まるで“パブロフの犬”のような私……(笑)。

やはり何度、観ようと素晴らしい作品です。
1話ごとに号泣して目が腫れてしまうので、
外へ出られなくなってしまうのが唯一の難点かも?(笑)。
よくぞあれほどレベルの高い演技者たちを揃えたものだと
改めてつくづく感服つかまつりました~。

チョン最高尚宮(チェゴ サングン)役で
すでに故人となったヨ・ウンゲさんのセリフも、
座右の銘にしたい言葉や人生訓がいっぱい。
また、ほとんど出ずっぱりで
後半の漢方の用語なども含めて膨大なセリフをものにした
チャングム役のイ・ヨンエさんには
ただただ「お見事!」と称賛しかありませんね~。


また、チェ尚宮役のキョン・ミリさんがいなければ、
この作品は最高峰とはなりえなかったと思います。
いわゆる敵(かたき)役ではありますが、
「悪」の深みというものを考えさせてくれました。

そのキョン・ミリさんの出ている現代ドラマで、
これまたすっかりハマってしまったのが
『限りない愛』という作品です。
https://www.kntv.co.jp/prog/detail/?p=25324

祖父母(80代)、3人の息子(50~60代)に
それぞれの妻(40~60代)と
子どもたち(20~30代)という三世代の家族の日常に、
人生のさまざまな出来事を織り込んだホームドラマ。

祖父役のイ・スンジェさん、
長男の妻役のキム・ヘスクさん、
長男夫婦の子ども(長男)役のハ・ソクジンさん、
以外の出演者は知らなかったのですが、
ベテラン勢は韓国の有名な俳優ばかりだそうで、
どんどん引き込まれていきました。
韓流ドラマによくあるドロドロ系ではなく、
このファミリーの親戚の一員のような気分で
一緒にハラハラしたり、泣き笑いしたりする感覚。

キョン・ミリさんは三男の妻を演じており、
愛嬌があるけど口が軽く、
夫に甘えてワガママを言っては振り回し、
自分は傷つきやすいという面倒なタイプの役柄。
とても可愛らしくて声のトーンも全く違うんですよ。
オシャレなボブカットの髪型に、スタイルも良く、
ラブリーなデザインの衣装が、とても似合っています。

チェ尚宮のときとは、どんなふうに違うの?
と興味のある方は、
ストーリーの途中でもよろしければ
以下のサイトの動画で観てくださいね♪
●『限りない愛』(無料動画 GYAO!)
http://gyao.yahoo.co.jp/p/00867/v01011/
明るいテーマソングのオープニング画面のほか、
ミリさんはレギュラーなので
何話を観ても、どこかに登場するはずですよ~。

限りない愛 DVD-BOX1

限りない愛 DVD-BOX1

  • 出版社/メーカー: ブロードウェイ
  • メディア: DVD


[追記(2015年6月10日)]
『ダウントン・アビー』(NHK総合)の「シーズン4」の放映は
なんとなんと~ッ、2016年1月スタートの予定だそうです。
http://www9.nhk.or.jp/kaigai/downton3/
まさか来年まで引っ張られようとは、思ってもみませんでしたよ。
あと6か月間も待つの~!? もうガックリ……(泣)。
全部のシーズンを観るまでは死にたくないから、
健康に気をつけようと思いました(笑)。

nice!(0)  コメント(0) 

還暦世代の3組の夫婦を描いた昼ドラ『プラチナエイジ』にハマっています~! [映画・テレビ・ラジオ・漫画]

在宅仕事の私は、お昼ご飯のときに
いわゆる“昼ドラ”を観ることが多いので、
専業主婦&主夫の人たちと
ドラマの話題が共通することもあります。

この3月末からハマっているのが東海テレビ制作の
『プラチナエイジ』というドラマ。
キーワードは“60代の青春”だとか。

初めて観たときに主題歌の
「♪100の願いがァ~~~」
という男性の声が流れた瞬間、
ほとんどの視聴者がわかったと思います。
あ、郷ひろみだ!と。
この方も今年、還暦を迎えるようです。

『100の願い』という主題歌は
郷ひろみ100作目のシングルでもあるとか。
なんだか聴いたことが~?という懐かしさを覚えるのですが、
私はなぜか「プラターズ(The Platters)」の名曲
『Only You(オンリー・ユー)』が浮かびました。
メロディは全く違うんですよ。
もしかしたらベースのコード進行が似ているのかなぁ。

ともかく、ドラマの視聴者層を狙ったという意図は伝わりますが、
作詞・作曲は誰なのかは検索してもわかりませんでした。
まだリリース前らしいので、
「ソニー・ミュージックレコーズ」が箝口令を敷いているのかな?
でも、こんな情報は簡単に漏れそうなものですけど。
もし作詞家・作曲家も還暦世代だったら、
番組づくりの徹底ぶりを称賛したいですね~(笑)。


ドラマのヒロインは
榊原郁恵・池上季実子・宮崎美子のトリプル主演で、
皆さん、実年齢より上の設定を演じています。
主演の方々にはテレビ局側も、ずいぶん気を使っているのでしょう。
ドラマの画面に流れる出演者名も、
3人の女優の名前の順番が毎回、入れ替わるんですよ。
テレビの番組表の表記も同様です。スゴイですねぇ……。

ドラマの舞台は神奈川県の海沿いの湘南、
登場するのは還暦世代の3組の夫婦です
(※カッコ内は演者の名前と実年齢)。

●伊佐山家(優等生タイプの夫婦)
・妻:専業主婦の香織(榊原郁恵/55歳)
・夫:都心にオフィスを構える弁護士の晃司(宅麻 伸/59歳)
夫の母(長内美那子/76歳)と古い家に同居、
長男(滝口幸広)・長女(馬渕英俚可)はそれぞれ家庭をもち、
夫婦は孫たちから「じいじ」「ばあば」と呼ばれている。
妻は台所のリフォームを任せることになった
年下の建築家(谷田 歩)に惹かれるようになり、
夫には若い頃の同棲相手の娘(ちすん)が接近し……。

●速水家(自由人の仲良し夫婦)
・妻:地元で輸入家具ショップを経営する智恵子(池上季実子/56歳)
・夫:ショップを手伝いつつ遊び歩いている純一(春田純一/60歳)
夫は再婚で前妻との間に娘(永池南津子)がおり、
現在の妻との間に子どもはいない。
「じゅんちゃん」「ちーちゃん」と呼び合う
仲睦まじいカップルだが、夫に認知症の症状が現れ、
明るく前向きな妻は夫を支えようと決心するが……。

●岩村家(典型的サラリーマン夫婦)
・妻:専業主婦の和子(宮崎美子/56歳)
・夫:食品会社の課長で定年を迎え、子会社に勤める吾郎(中本 賢/58歳)
夫は何事も計画通りでないと気が済まない性格で、
ずっと従ってきた妻は嫌気がさしている。
一人娘(西 慶子)は独立し、夫は定年後の暮らしを見据えて
湘南の戸建てに転居したことで他の2組と知り合う。
従順だったはずの妻は
ホストクラブの若い男(小林 豊)に入れ込むようになり……。


3組とも、それなりに安定した生活だったのに、
60歳を境に高齢者として扱われることに違和感を覚えたり、
パートナー以外の異性に惹かれたりといった、
さまざまな葛藤を抱えるようになるというストーリー。
話の運びがテンポ良く、展開もスリリング!
人生の多様な要素を孕(はら)んだ話でもあるので、
非常に見応えがあり、考えさせられることもたくさんあります。

夫婦役を演ずる6人のメンバーが
等身大の役柄をイキイキと楽しんでいるように見えて、
それにグイグイと引き込まれていく感覚ですね。
そして、全体の雰囲気を伊佐山家の姑役の大ベテラン
長内美那子(おさない・みなこ)さんが
ビシッと引き締めています。


制作サイドとしては
バブル期のトレンディドラマの
続編をイメージしたのかな~と思います。

『金曜日の妻たちへ』シリーズ(TBS系/1983年~)
『ふぞろいの林檎たち』シリーズ(TBS系/1983年~)
『男女7人夏物語』(TBS系/1986年)

当時は鎌田敏夫さん脚本のドラマが大当たりしていましたね。
今年、還暦の方々は1955(昭和30)年生まれですから、
上記のドラマのブームの頃は30歳前後。

そして本作品の中では、
宮崎良子さん演ずる平凡な妻の願望として
「骨まで溶けるようなテキーラみたいなキスをして」
というセリフが何度も出てきます。
ユーミンの楽曲『真夏の夜の夢』のフレーズですね。
ドラマ『誰にも言えない』(TBS系/1993年~)の
主題歌でもありました。
そのドラマの主演は賀来千香子&佐野史郎ですから、
画面の宅麻 伸さんの顔を観ながら
「元の奥さんの代表作の主題歌がセリフに~!?」
と勝手にフクザツな思いを抱いた人も多かったのでは?(笑)。

どなたですか~、『プラチナエイジ』の脚本は?

原作・脚本は清水有生(しみず・ゆうき)さん。
61歳で鎌倉市に住んでいるそうです。
ドラマの主人公たちの生活環境そのものなんですね。
しかも、清水さんは夫婦での共同執筆だとか。
男女の会話のセリフが、ごく自然に思えるのも
二人三脚での制作だからでしょうか。
とても相性のいいカップルなんでしょうね~。
私は物書き同士だと一緒に暮らせない~(汗)。

「プラチナ世代」という言葉は、このドラマで初めて知ったのですが、
作家・渡辺淳一のエッセイ『熟年革命』に登場し、広まったようです。
「シルバー」だの「シニア」だのと勝手に名付けられるよりも
「プラチナ」のほうが高級感や輝きが感じられるから
受け入れやすいかもしれませんね。
「ゴールド」よりも希少だから相場の値段も高いし~。


ところで、池上季実子さんのブログには
撮影のエピソードや出演者の写真がたくさん載っていて
ドラマのファンには、とても楽しい内容なんですが、
哀しく残念な話も書いてありました。

2月21日未明に季実子さんの大切な“お兄ちゃん”、
いとこの坂東三津五郎さんが亡くなりました。
季実子さんは告別式の日にも
『プラチナエイジ』のロケ撮影があり、
午前中に鎌倉で仕事をして、途中で告別式に出席するために都内へ。
直後に江ノ島まで戻って仕事を続けたそうです。
感情のコントロールが難しい時期だったでしょうに、
ドラマの画面では明るくハツラツとして魅力的。
プロ意識の高さが窺(うかが)えます。

2月の下旬には三津五郎さんに関する取材を受けたそうですが、
当初は5社共同でインタビューという話だったのに、
それぞれ単独でと頼まれたのだそうです。
季実子さんは
「こんな悲しいこと何度もしゃべれない!」
と嘆いています。
しかも、そのときの記者たちは誰一人として
「御愁傷様」も「お悔やみ申し上げます」の言葉もないまま
取材を始めたのだそうです。

私は芸能担当の記者の知人たちもいますが、
礼儀正しい人ばかりです。
だから、芸能記者は挨拶もロクにできないとは思いませんが、
季実子さんに取材した人たちは
人として最低限の礼儀もわきまえていない輩だったわけですね……。
取材対象が芸能人だろうと一般人だろうと
その時々の相手の立場を慮(おもんぱか)る気持ちがあれば、
自然に口をついて出てくる言葉があるはず。
他山の石として自戒しようとも思いました。


[本日のオマケ]

●『プラチナエイジ』(フジテレビ系/制作:東海テレビ)
・番組紹介サイト
http://tokai-tv.com/platinumage/
・フジテレビ広報部
http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2015/n/150330-n014.html
・ドラマのあらすじとダイジェスト映像のページ
「振返り動画」
http://tokai-tv.com/platinumage/previous/01.php

●池上季実子さんのブログ「KIMI[ハート]BLO」
http://ameblo.jp/ikegami-kimiko/

●春田純一さんのブログ「純ちゃん日記」
http://ameblo.jp/junichichannel/

●谷田 歩さんのツイッター
https://twitter.com/Tani3rd

●ちすんちゃんのブログ「Ti Soon」
http://blogs.yahoo.co.jp/chisun_blog

[このブログ内の関連記事]
●膵臓がん闘病を公表していた坂東三津五郎さんが、21日未明に逝去という訃報が…。
(2015年2月22日付)
http://chie-relish.blog.so-net.ne.jp/2015-02-22

(よろしければ応援クリックを♪)
ブログランキング・にほんブログ村へ

nice!(0)  コメント(0) 

超高精細の3次元映像で撮った映画『ヴァチカン美術館』。観に行く前の予習♪ [映画・テレビ・ラジオ・漫画]

世界中のカトリック教会と信者を取りまとめる
「ヴァチカン(Vatican)市国」は
イタリアのローマ市内にある世界最小の独立国で、
元首はローマ教皇です。
歴史が古いのかと思い込んでいたら、1929年の成立だとか。
当時は独裁者ムッソリーニの政権下、
イタリア王国と教皇庁との条約締結によって
それまでの教皇領が国家として承認されたそうです。

15世紀以来、代々の教皇は
「ヴァチカン宮殿」に居住したとのことですが、
現在の教皇であるフランシスコさんは
聖職者や観光客も泊まるホテル住まいを選択。
クルマも従来はリムジンだったのに、
フォードを使用しているとか。
いつもわかりやすく親しみやすい言葉で
「貧しい人たち・弱い人たちのことを真っ先に考えよう」
と呼びかける教皇は、小さい頃に
感染症に罹って肺の一部を切除した経験もあるそうです。


さて、「ヴァチカン宮殿」には
歴代の教皇のコレクションを収蔵した
「ヴァチカン美術館」があり、
年間500万人以上が訪れるそうです。
美術館と言っても、たくさんの建物の総称で、
「システィーナ礼拝堂」「サン・ピエトロ大聖堂」
「ラファエロのスタンツェ(ラファエロの間)」
「ピオ・クレメンティーノ美術館」「キアラモンティ美術館」
「ブラッチョ・ヌオーヴォ(新館)」「ピナコテーカ(絵画館)」
なども含むという大規模なもの。

その「ヴァチカン美術館」を
超高精細の3次元映像が撮れる「4K(Ultra HD)3Dカメラ」で
初めて撮影したというドキュメンタリー映画が上映中です。
天井画や壁画、彫刻などの傑作の数々が
立体的に捉えられた映像で、
迫力と臨場感あふれる仕上がりという触れ込み。

美術品は間近で現物をじっくり鑑賞したいな~と思いますが、
私なんてもう海外へ行くこともありませんしね、
たとえ気軽に行ける人でも、
「ヴァチカン美術館」全体を観て回ると
1週間ぐらい掛かると言われています。
絵や彫刻だけでなく建物すべてが芸術品。

3D映像で美術鑑賞というのも面白いかも♪

近頃の映画館では上映中もしゃべり続ける人や
ガサゴソと音を立てても気にせず、何かを食べる人とか、
途中から遠慮もなく堂々と入ってきて
周りの人たちの前を横切っても平然としている人など、
マナーのカケラすら身についていない不快なヤツらも多いので、
自宅でモニターを眺めているほうが
精神的にラクだわ~と、出不精になる一方なんですが、
今回のような映画こそ大きなスクリーンで観ないとね!


映画にはルネサンス期の巨匠から
近現代の著名な芸術家による
キリスト教をテーマにした作品群が登場するようです。
その一部を書いておきましょう。

・ジオット(ジョット/1266頃~1337)『ステファネスキの祭壇画』
・ダ=ヴィンチ(1452~1519)『聖ヒエロニムス』
・ミケランジェロ(1475~1564)
『最後の審判』『アダムの創造』『ピエタ』
・ラファエロ(1483~1520)
『アテネの学堂』『キリストの変容』『聖体の論議』
・カラヴァッジョ(1573~1610)『キリスト降架』
・ベルニーニ(1598~1680)『ブロンズの天蓋』
・ほかに、ボッティチェリ(1444頃~1510)、
ブラマンテ(1444~1514)、ペルジーノ(1445~1523)の作品も。
・彫刻『ラオコーン群像』『ベルヴェデーレのトルソ』
『プリマ・ポルタのアウグストゥス』
・ゴーギャン(1848~1903)、ゴッホ(1853~1890)、
シャガール(1887~1985)、マティス(1869~1954)、
ルオー(1871~1958)、ダリ(1904~1989)などの作品も。

ちなみに、今の教皇フランシスコさんは、
ロシアに生まれたユダヤ系の画家、シャガールの
『白い磔刑(たっけい)』という作品に惹かれるとか。
第二次世界大戦時に、
ナチスによるユダヤ人の強制連行を憂いて描いたもの。


映画の製作に携わったスタッフは
芸術に造詣が深いというイタリア人40名。
美術館のあちらこちらを延べ3千キロも歩き回り、
撮影には約4か月を要したそうです。

監修:アントニオ・パオルッチ教授(「ヴァチカン美術館」館長)
出演:アントニオ・パオルッチ、パオロ・カシラギ
監督:マルコ・ピアニジャーニ
脚本:ドナート・ダラヴァーレ
撮影:マッシミリアーノ・ガッティ
編集:ルチアーノ・ラロトンダ
製作総指揮:フランチェスコ・インヴェルニッツィ、エミリアーノ・マルトラーナ
S3D スーパーバイザー:ステファノ・レベチ
日本語版ナレーション:石丸謙二郎(『世界の車窓から』のナレーションでもおなじみの俳優ですね)

(よろしければ応援クリックを♪)
ブログランキング・にほんブログ村へ

[本日のオマケ]

公式サイト
●映画『ヴァチカン美術館 天国への入口』(2013年/イタリア)
http://www.vatican4k3d.com/
・予告編も観られます。全編は66分と映画としては短め。
・都内での上映は「シネスイッチ銀座」のみ、
4月17日(金)で終了とのこと。
・全国の上映劇場(すでに終わった所もありますが…)。
設備が3Dと2Dに分かれるようです。
http://www.vatican4k3d.com/theater.html

●「4K3D超高精細3次元映像技術」
(情報通信研究機構 総合企画部 広報室)
http://www.nict.go.jp/publication/NICT-News/1011/02.html

「ヴァチカン美術館」の見取り図が載っています。
このページでは「博物館」と訳されていますが同じ所。
●「イタリアの芸術」(阪急交通社)
http://www.hankyu-travel.com/guide/italy/art.php

教皇フランシスコさんのお住まいでもあるホテル。
ゴージャスな宮殿だと「カトリックってお金持ちね~」
なんてイジワルなことを思いがちですが、
ここは簡素で落ち着きのある空間のような……。
●「ドムス・サンクタエ・マルタエ
(Domus Sanctae Marthae/聖マルタの家)」
http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/feature/john_paul_ii/marthae.htm
(カトリック中央協議会)

「ヴァチカン(バチカン)」ならびに「日本カトリック司教団」は
以下のように力強いメッセージを発信しています。
これらは信仰心のない私でも大いに共感・賛同しますよ~!!
●「戦後70年 司教団メッセージ
平和を実現する人は幸い ~今こそ武力によらない平和を」
http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/doc/cbcj/150225_wwii70yr.htm
●「いますぐ原発の廃止を
~福島第1原発事故という悲劇的な災害を前にして~」
http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/doc/cbcj/111108.htm

ほかにも人権問題や弱者擁護に対する取り組みなど、
さまざまな活動をしていることを知りました。
・リンク集
http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/link/i

ヴァチカン市国の住民は、ほとんどが聖職者ですが、
皆さんの普段の食生活は~?
●「バチカンの料理」(「e-food.jp」/イーフード)
http://e-food.jp/map/nation/vatican.html

nice!(0)  コメント(0) 

東濃地方での渡り鳥と山の民との歴史を追った、ドキュメンタリー映画『鳥の道を越えて』。 [映画・テレビ・ラジオ・漫画]

東京では桜の開花便りや花見の案内が届くこの時季、
日本で冬を過ごした渡り鳥も繁殖地へ旅立つ頃でしょうか。

渡り鳥は「夏鳥」と「冬鳥」に分類され、
日本で越冬する冬鳥の代表が白鳥、雁(ガン)、鴨、ツグミなどで、
これから日本へ渡ってくる夏鳥が
ツバメやホトトギス、カッコウなどだそうです。

これらの鳥は40年以上前に
国際的な「渡り鳥条約」というものが締結されて以来、
禁猟・保護の対象となっていますが、
かつては人々の食用として
鳥猟(ちょうりょう)が一般的だった地方もありました。

その一つが岐阜県の南部の
「東濃(とうのう)地方」と呼ばれる地域。
愛知県寄りの美濃地方の東側で、
加茂郡の「東白川村(ひがし しらかわむら)」という所が
ドキュメンタリー映画の舞台です。

東白川村は今年2月末の時点で、人口が2,496名(865世帯)。
村の総面積8,711haのうち、
山林が8,013ha(約90%)も占めるようです。
村の人たちの家々がある土地の標高は270m~670mだとか。

名産は、お茶の「ひがし白川茶」や「東濃ひのき」など。
「東濃ひのき」は銘木とか
“日本三大檜(ひのき)”などとも呼ばれるようですが、
ほかにも何かの記事で目にした名称だな…と思い返してみると、
昨秋、「京都 南座」の舞台の改修で
板の張り替えに使われたのが「東濃ひのき」でした。

この東白川村で生まれた
監督の今井友樹さん(1979年生まれ)は、
おじいさんから昔は「鳥の道があった」と聞かされたことから、
かつては林業や炭焼き・狩猟などに従事してきた人々の暮らしや、
その山へ季節ごとに渡ってくる鳥と人々の繋がりを探求したことが、
映画作品として結実したようです。

●ドキュメンタリー映画『鳥の道を越えて』
(2014年/日本/93分)
http://www.torinomichi.com/
※上記サイトで予告編も観られます。
監督のおじいさんの笑顔と話し方が
温かくて素朴で惹かれる~!!


[3月・4月の上映会スケジュール]

監督のトークが予定されている会場もアリ。
料金は会場によって異なります。
詳しくは以下のページでチェックしてくださいね~。
http://www.torinomichi.com/%E4%B8%8A%E6%98%A0%E6%83%85%E5%A0%B1/

●3月27日(金)12:30~
・第2回 グリーンイメージ国際環境映像祭
東京都千代田区「日比谷図書文化館 コンベンションホール」

●3月28日(土)14:15~
・日本映像民俗学の会 第37回 岐阜大会
岐阜県揖斐郡揖斐川町「谷汲サンサンホール」

●3月29日(日)12:30~
・大倉山ドキュメンタリー映画祭
神奈川県横浜市「大倉山記念館」

●4月1日(水)~4月21日(火)
広島県広島市「横川シネマ」で劇場公開

●4月4日(土)~4月24日(金)
神奈川県横浜市「横浜シネマリン」で劇場公開

●4月19日(日)11:00~
・優れたドキュメンタリー映画を観る会
東京都世田谷区「下高井戸シネマ」

(よろしければ応援クリックを♪)
ブログランキング・にほんブログ村へ

[本日のオマケ]

今井監督が学んだという映像の研究所。
私と同じく民俗学や土着(どちゃく)の文化、
郷土芸能などに興味のある方々なら
観てみたいな~♪と思われるのでは?
という映画のリストも載っているサイトです。
自主上映の申し込みも可能。
●「民族文化映像研究所(民映研)」(東京都 中央区 日本橋馬喰町)
http://www31.ocn.ne.jp/~minneiken/
・映画作品一覧
http://www31.ocn.ne.jp/~minneiken/films.htm

上映情報を発信している
Facebookのコミュニティページ。
●「民映研など記録映画の自主上映情報」
https://www.facebook.com/kiroku.movie.info?ref=hl

美しい村の全域を公園化しようという構想があるとか。
●「自然いきいき 人のびのび 東白川村」(東白川村役場)
http://www.vill.higashishirakawa.gifu.jp/

●「清新ヒノキ舞台、香る南座 改修終え神事」
(2014年11月28日付/京都新聞)
www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20141128000065

ここも時折、研究会や上映会などを主催する団体のようです。
●「日本映像民俗学の会」(東京都 新宿区 内藤町)
http://www.jefs.org/
・ブログ
http://blog.livedoor.jp/ethnolo/


[追記(2015.3.24)]
富山県に住むSNS友達のOさんが、こんなコメントをくれました。

「カスミ網で色んな鳥をこっちでも捕ってたな。
今は見かけなくなりました。」

鳥猟の光景…Oさんはカスミ網で鳥を捕獲する現場を
実際に目にしたんですね~。
富山の山の民も東白川村の人々と同じように
渡り鳥と関わってきた歴史があるということ。
かつては全国あちこちの山村で
“鳥の道”が見られたんでしょうね。

nice!(0)  コメント(0) 

27日に韓流時代劇のテーマ曲コンサートが有楽町で開催♪ [映画・テレビ・ラジオ・漫画]

このところ朝8時過ぎに起きられるのは、
韓流時代劇『トンイ』(テレビ東京系)を観ているお蔭なんですが、
ドラマの中で流れる音楽に
聞き覚えのある曲調が…?と思って音楽担当者を調べてみたら、
『宮廷女官チャングムの誓い』の音楽も手掛けた人でした!

その音楽家はイム・セヒョン(林世賢)さんという女性で、
私が観たことのあるドラマでは
『ホジュン 宮廷医官への道(許浚=ホジュン)』(1999年)
『宮廷女官チャングムの誓い』(2003年)
『トンイ』(2010年)
といった作品の音楽を担当したそうです。
『チャングム』のエンディングテーマ曲で大人気となった
『懐夫歌(オナラ)』も作曲したのだとか。

これらはすべてイ・ビョンフン監督の作品で、
韓流時代劇ファンの方々なら、ほかにも同監督の
『商道(サンド)』(2001年)
『薯童謡(ソドンヨ)』(2005年)
『イ・サン』(2007年)
等をご覧になったかもしれませんね(私はまだ観ていない~)。
これらもイム・セヒョンさんが音楽担当だそうです。


イ・ビョンフン監督の作品が好きで
音楽もいいよね~♪と思っているファンのために、
作品の映像を観ながら
テーマ曲がフルオーケストラで聴けるという
イベントが開催されますよ~。

●「『チャングム&イ・サン&トンイの世界』ドラマ・シンフォニー」
日時:3月27日(金)昼公演14時~、夜公演19時~
会場:東京国際フォーラム ホールA
(東京都千代田区丸の内3-5-1)
https://www.t-i-forum.co.jp/user/facilities/a/

[出演]
ゲスト(予定):イ・ビョンフン監督、イム・セヒョン音楽監督
キム・ユジョン(『トンイ』で主人公の子ども時代を演じた女優)ほか
ゲスト歌手:城 南海(きずき・みなみ/『トンイ』挿入歌「チョネジア」日本語カバー)
指揮・編曲:藤野浩一
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
合唱:NHK東京児童合唱団
司会:宮本隆治アナウンサー

チケットは残席が少なくなっているようです。
・プラチナ席(1F中央寄り)12,800円 ←昼・夜とも完売!
・S席9,800円(1F左右と後列、2F前列) ←残りは夜公演のみ。
・A席8,800円(2F中ほどの列) ←昼公演が売り切れそう。
・B席7,800円(2F後列) ←残りは夜公演のみ。

国際フォーラムのホールAは5012席もあるそうですが、
けっこう売れ行きがいいんですね~。
最も高いプラチナ席は早い時期に完売となっていました。


私はヒネクレ者なので、
韓国の指揮者とオーケストラ、歌手に
古楽器奏者や舞踊家なども出演するなら
興味が湧くかもしれませんけど~、
日本のオケが韓流時代劇の曲を演奏して、
日本語でカバーした歌というのは
特に聴きたいと思いませんし、チケット代も高いしなぁ……。

などと足を引っ張るようなことを書いておりますが~(汗)、
ご興味のあるかたは、以下のサイトで詳しい情報を!

ドラマ作品の紹介・コンサート概要・
出演者メッセージ・チケット情報など。
“チャングム”イ・ヨンエさんからのメッセージ文もアリ。
●「チャングム&イ・サン&トンイの世界」ドラマ・シンフォニー
http://www.ch-ginga.jp/ds/
アクセスすると宣伝用の動画が表示され、
ちょっぴりドラマの場面が流れて曲も聴けますが、
日本語ナレーションの男声が私の苦手な感じ…。

オリジナルサウンドトラックの紹介。
●「チャングム&イ・サン&トンイの世界 CD特設ページ」
(ポニーキャニオン)
http://a.ponycanyon.co.jp/dramasymphony/

(よろしければ応援クリックを♪)
ブログランキング・にほんブログ村へ


大長今 - 宮廷女官 チャングムの誓い ( テジャングム ) OST(韓国盤)

大長今 - 宮廷女官 チャングムの誓い ( テジャングム ) OST(韓国盤)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: BMG Korea
  • 発売日: 2004/02/04
  • メディア: CD


チャングムの誓い オリジナル・サウンドトラック

チャングムの誓い オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: イム・セヒョン,イ・シウ,ペク・ボヒョン,Alessandro Safina,キム・ソヒョン,キム・ジヒョン,キム・スルキ
  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2005/02/02
  • メディア: CD


イ・サン 韓国ドラマOST (MBC)(韓国盤)

イ・サン 韓国ドラマOST (MBC)(韓国盤)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Pony Canyon (KR)
  • 発売日: 2008/06/02
  • メディア: CD


「イ・サン」オリジナル・サウンドトラック

「イ・サン」オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: The 1st,チェ・テワン,“K” Strring,キム・ソンジュン
  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2009/08/19
  • メディア: CD


トンイ OST (MBC TVドラマ)(スペシャルエディション)(韓国盤)

トンイ OST (MBC TVドラマ)(スペシャルエディション)(韓国盤)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Pony Canyon (KR)
  • 発売日: 2014/05/02
  • メディア: CD


トンイ オリジナル・サウンドトラック

トンイ オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2013/08/21
  • メディア: CD


nice!(0)  コメント(1) 

「GYAO!」で無料公開中のドラマ&映画から、観たい番組メモメモ ( ..)φ [映画・テレビ・ラジオ・漫画]

ドラマ『美しき罠 ~残花繚乱』(TBS)の
若村麻由美さんの“暴れん坊ぶり”がステキで面白く、
ハマっていたのですが、終わっちゃいました~(涙)。
昔の東海テレビ系のバブリー版という感じでしたな。

毎週、観ているドラマを見逃したとき、
最近なら再放送も待たずに
各局のサイトで“見逃し配信”が観られますし、
「無料動画 GYAO!」等もあるから便利ですよねぇ。

最初や途中にコマーシャルが入るのは鬱陶しいのですが、
なんせ無料ですからね。民放のテレビと同じです。
私はコマーシャルが流れている30秒とか1分の間は
ミュート(消音)にして、
そのページ内のほかの情報を眺めることにしています。
音が出ないと、けっこうガマンできるものです。
通常のテレビでもコマーシャルのときは音を消しますね~。
広告屋としてはあるまじき行為なんですが、
私は広告分野なら紙媒体が専門で、
Webも音の出ないコンテンツ制作専門だし~(笑)。


[「GYAO!」で3月・4月に配信終了の番組からピックアップ]

第1話と2話の配信は3月23日まで
●ドラマ『キムチ ~不朽の名作』(全20話)
http://gyao.yahoo.co.jp/p/00012/v12336/
韓国伝統料理をテーマに、祖母・母・娘3世代の
複雑な縁と確執など家族の絆や愛と葛藤を描くドラマ、だそうです。
出演:パク・ソニョン、ハン・ジェソク、イ・ハニほか

主人公の祖母で宗家22代目の嫁の役がコ・ドゥシムさん。
ドラマ『キム・マンドク』の主人公の師匠役や
『亀巖(クアム)ホ・ジュン』で主人公ジュンの母を演じた女優ですが、
私は2作品の主人公が(と言うより俳優が)
どうしても好きになれなかったのに、
コ・ドゥシムさんと脇のベテラン俳優たちが良かったので、
シリーズの最後まで観られたのでした。
普段、韓流の現代ドラマには関心もないのですが、
コ・ドゥシムさんが出ている作品なら♪
何より料理をテーマにした内容らしいので興味津々!!
2012年に「テレビ東京」で放映したようで、
以下のサイトにキャストや登場人物の相関図などの情報アリ。
http://www.tv-tokyo.co.jp/kimuchi/index.html


3月31日まで
●映画『愛は降る星のかなたに』(1956年/日本)
http://gyao.yahoo.co.jp/p/00805/v10184/
戦時下の「ゾルゲ事件」を最初に映画化したという「日活」の作品。
太平洋戦争の勃発直後(昭和16年10月)、元・近衛内閣嘱託の
評論家・尾崎秀美(おざき・ほつみ)こと坂崎秀美は、
ソ連のスパイ・ゾルゲを首謀者とする諜報活動の容疑で逮捕。
獄中の秀実が妻・栄子(実名は英子)や
娘・知叡(実名は楊子)と交わした手紙は、
秀美が4年後に43歳で死刑となったのちに
書簡集『愛情はふる星のごとく』として出版され、ベストセラーに。

「GYAO!」の解説には
「祖国愛」「夫婦愛」などの言葉が躍っていますが、
元々、妻の英子は秀実の兄の妻(つまり義姉)だったそうで、
不倫の末、結婚に至ったのだとか(略奪婚なのかな~?)
ほかにも秘書くに子にチョッカイを出したり、
アメリカ人ジャーナリストのアグネス・スメドレーとも
愛人関係にあったりなど、
秀実の下半身は自由な活動を行っていたようですね~(苦笑)。

出演:森 雅之(小説家・有島武郎の長男)、
山根寿子(やまね・ひさこ)、
浅丘ルリ子(当時15~16歳? ムチャクチャ可愛い頃では?)、
香月美奈子(かづき? こうづき? ネットには両方の記載アリ)、
小薗蓉子(こぞの・ようこ)、
金子信雄(悪役が多かったけど料理上手でも有名でした)、
二本柳 寛(にほんやなぎ・ひろし)ほか
監督:斎藤武市


4月2日まで
●映画『ディア・ドクター』(2009年/日本)
http://gyao.yahoo.co.jp/p/01039/v00002/
僻地(へきち)医療や高齢化などの問題に
深く切り込んだ人間ドラマ、だとか。
「命の恩人か、ただの嘘つきか。」というキャッチフレーズからして
医師免許のない人物が…という内容でしょうか。
私は医療問題に関心はあるのですが、ドキュメンタリーとは違うしね。
でも、余 貴美子さまのファンなので観てみます~♪
出演:笑福亭鶴瓶、瑛太、余 貴美子、井川 遥、香川照之、
八千草薫ほか
原作・脚本・監督:西川美和


4月6日まで
●映画『最高のパートナー』(2008年/韓国)
http://gyao.yahoo.co.jp/p/00697/v12183/
8年ぶりに再会した刑事の父子が、警察内部の巨悪に立ち向かう
ハードボイルド・アクションだそうです。
父は人情深く後輩からの人望も厚い風俗事件担当の
万年班長ミンホ(アン・ソンギ)、
息子は警察大学を主席で卒業し“警察犬”の異名を持つ
冷徹なエリート警部補ヨンジュン(チョ・ハンソン)。
ありがちな設定なんですが~、
韓国映画の刑事ものは好きだから観るかも♪


4月10日まで
●映画『ヴァン・ゴッホ』(1991年/フランス)
http://gyao.yahoo.co.jp/p/00569/v08480/
“炎の画家”ゴッホの最期の67日間を描く。
芸術活動、精神世界、彼を取り巻く女たちとの関係も深く掘り下げ、
人間ゴッホに迫った秀作、だそうですよ。
1890年5月に精神病院を退院し、
パリ近郊に住み始めたゴッホ(ジャック・デュトロン)。
ガッシェ医師(ジェラール・セティ)の庇護のもと、
医師の娘マルグリット(アレクサンドラ・ロンドン)をモデルに
画作に打ち込むようになったが…。
ゴッホと言えば献身的な弟のテオを思い出しますが、
テオ役はベルナール・ル・コクテオという俳優のようです。
監督:モーリス・ピアラ(映画製作に携わる以前は画家だったとか)


4月13日まで
●映画『達磨よ、遊ぼう!』(2001年/韓国)
http://gyao.yahoo.co.jp/p/00697/v09198/
都会から逃亡したヤクザのファミリーが
命からがら逃げ込んだ先は、山奥の修行寺!
僧侶はヤクザらに対し、修行僧たちへ礼を尽くし、
宿泊分の雑用をするなら1週間だけ滞在を許可すると伝えるが……。
出演:パク・シニャン、チョン・ジニョン、イ・ウォンジョン、
イ・ムンシク、リュ・スンス、パク・サンミョン、キム・スロほか

私は何年か前に、同シリーズの
『達磨よ、ソウルに行こう!』(2004年)を観ました。
何も期待していなかったのですが、笑い過ぎて涙が出た~!
「コメディ大好き!」と、力の入った人よりも、
「ちょっと時間が空いたから軽めのものを観てみるか~」
という人のほうが向いているかも。

2作の僧のチョンミョン役には、
このところ私が毎朝、お姿を見るのを楽しみにしている
『トンイ』(テレビ東京系)の王様の親衛隊長ソ・ヨンギこと
チョン・ジニョン(鄭進永)さんが出ています~[黒ハート]


5月5日まで
●映画『アメイジング・グレイス』(2006年/イギリス)
http://gyao.yahoo.co.jp/p/00837/v09718/
18世紀の英国。大学在学中の21歳で立候補し、国会議員となった
ウィリアム・ウィルバーフォース(ヨアン・グリフィス)。
当時の国家の主な収入源だった奴隷貿易に心を痛め、
英国最年少(24歳)で首相となった友人の
ウィリアム・ピット(ベネディクト・カンバーバッチ)と共に
奴隷貿易の廃止を訴える決心をする。
ウィルバーフォースの背中を押したのは、
妻となる18歳下のバーバラ・スプーナー(ロモーラ・ガライ)と、
賛美歌「アメイジング・グレイス(Amazing Grace)」を作詞した
牧師のジョン・ニュートン(アルバート・フィニー)。
ジョンには奴隷船の船長だった過去があった。
監督:マイケル・アプテッド

世界で愛唱されている「アメイジング・グレイス」の曲は
アイルランドやスコットランドの民謡がミックスされたもの、
という説もあれば、アメリカの南部で生まれたと伝わるなど、
定まってはいないようです。

私が初めて聴いたのは、かつて友人がプレゼントしてくれた
ゴスペル界の女王マヘリア・ジャクソンのライブ盤でした。
そのため、ずっと黒人霊歌だと思い込んでいたのですが、
つい先日にも東中野「マ・ヤン」のピアニスト・松井朋子さんが
「黒人霊歌だと思い込んでる人は多いらしいけど、
そうじゃないんだよ~」と教えてくれました。
映画のほうは、どんなシーンで歌われるのでしょうか。

(よろしければ応援クリックを♪)
ブログランキング・にほんブログ村へ

[本日のオマケ]

マヘリアの歌唱を聴いたことのない方々に、
「アメイジング・グレイス」を。
伴奏はパイプオルガンのみ。
●「Mahalia Jackson Amazing Grace」
(登録:Soul& GospeL101さん)
https://www.youtube.com/watch?v=AfoFCf5QU78

ほかにも、たくさんアップされていますね~。

レイ・チャールズのバージョンも発見!
バックはイージーリスニングのような演奏ですが、
歌声はやっぱり渋くてカッコいい♪
●「Amazing Grace with Ray Charles」
(登録:Pausimagesさん)
https://www.youtube.com/watch?v=r6HSkP9oGRA

「The Kelly Family(ケリーファミリー)」という
アイルランド系アメリカ人の音楽一家だそうです。
途中でメンバーの子どもが泣きながら歌い続けるし、
一瞬、外国の新興宗教グループかと思いましたよ(笑)。
でも、ハーモニーは素晴らしい♪
●「The Kelly Family - Amazing Grace (paddy crying)」
(登録:XxChrissy90xXさん)
https://www.youtube.com/watch?v=IoL5-TUat5o

nice!(0)  コメント(0) 

3月15日の日曜に私の観たいテレビ番組メモ! [映画・テレビ・ラジオ・漫画]

F1のオーストラリアGPの決勝もあるんですけど、
ほかにも気になる番組がいっぱい!
今週の日曜は(も?)引きこもってテレビに張り付きます~。
同じ時間帯に観たい番組がぶつかるのは、どちらを選ぼう?
うちには録画機器がないので~、迷うところですね~。
(@_@;)


13:50~15:00「NHKアーカイブス」(NHK総合)
●「オウム真理教 地下鉄サリン事件から20年」
http://www.nhk.or.jp/archives/nhk-archives/
教団幹部の多くは高学歴で犯罪には縁のなかった若者たちだった。
何が彼らを犯罪へと向かわせたのか。
再放送するのは、NHKスペシャル
「オウム 獄中からの手紙 ~死刑判決を受けた被告たち~」
(初回放送:2004年2月22日放送)。
ゲスト:櫻井義秀(北海道大学大学院 文学研究科教授)
キャスター:桜井洋子
(※放送日時の違う地域)
・群馬県、岐阜県、香川県、愛媛県、福岡県、大分県、熊本県
3月18日(水)2:15~3:25(17日=火曜の深夜)に放送予定。
・福島県、滋賀県、京都府、兵庫県
3月18日(水)2:20~3:30(17日=火曜の深夜)に放送予定。
※放送予定は急遽、変更となる場合アリ。

14:00~14:55「ザ・ノンフィクション」(フジテレビ)
●「麻原法廷漫画 20年前 地下鉄サリン事件はこうして起きた」
http://www.fujitv.co.jp/thenonfx/
地下鉄サリン事件発生から3月で20年。
事件直後から一連のオウム裁判を傍聴取材してきた
ジャーナリストの青沼陽一郎さんが製作した
『麻原法廷漫画 地下鉄サリン事件から10年』を再編集し、
同事件の全貌をアニメによって再現。
また、事件の被害者のその後や、時代の経過と共に見えてきた
オウム事件の正体についての解説も。

15:00~16:30(NHK Eテレ)
●「坂東三津五郎さんをしのんで」
http://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2015-03-15&ch=31&eid=26776&f=etc
2月下旬に膵臓がんで亡くなった
歌舞伎俳優・坂東三津五郎さんの芸と人柄、功績を
舞台映像や関係者のインタビューを交えて振り返る。
演目:『新皿屋舗月雨暈(しんさらやしき つきの あまがさ)
 魚屋宗五郎』
ゲスト:尾上松緑、尾上菊之助、演劇評論家(←どなた~?)
・尾上菊五郎さんが弔辞を読んだ際、
若手の育成に尽力した三津五郎さんを讃えると共に、
「(三津五郎さんは)お城が好きで、『姫路城や彦根城が好きだ』と
言っていましたけど、ホステス嬢もキャバクラ嬢も好きでした」と、
「城(じょう)」と「嬢(じょう)」を掛けて
「どうか向こうのネオン街で、いい店を探しておいてください」
というふうにユーモラスに表現なさったそうです。粋な弔辞ですね~。

17:00~18:40「F1グランプリ2015」(BSフジ)
●「第1戦 オーストラリアGP 決勝」
http://www.bsfuji.tv/top/pub/f1.html
※スタート予定:現地時間16:00~(日本時間14:00~)
・F1専門サイト「ESPN F1」(運営:ESPN F1)
http://ja.espnf1.com/
・「スポーツナビ F1」(運営:Yahoo!JAPAN)
http://sports.yahoo.co.jp/f1/
うちはBSがないので~、録画を頼んだところですが、
リアルタイムで観たいよ~(号泣)。
上記「ESPN F1」の「セッション情報」のページでは
文字情報が30秒ごとに更新されます!

[追記(2015.3.15.7:30)]
http://www.hahasport.com/c-10.html
http://www.sportcategory.com/c-10.html
(※表記は英語のみ、本日14時から試聴できそうです~。
万一、リンク先で不具合が起きても自己責任で!!
関係のない箇所をうっかりクリックしないよう気をつけて)。

[追記(2015.3.15.14:20)]
14時にスタートしました~!
以下のサイトで映像のみが観られます(音声は出ない~。泣)。
時々、広告が表示されますが、
左上の赤い文字のカウントダウンが終わったら
右上の「×」記号をクリックすれば広告の表示は消えますよ。
http://www.sportcategory.com/c-10.html
以下のサイトのコメント情報と一緒に観れば、
レース展開が把握しやすいでしょう。
PCの画面上でページを2分割して観るのがオススメ!
http://ja.espnf1.com/australia/motorsport/race/188259.html?template=live

18:00~18:30「猫のしっぽ カエルの手」(NHK Eテレ)
●「春を待つ」
http://www.nhk.or.jp/venetia/
英会話スクールの経営と共にハーブ研究を続けるベニシアさんは、
イギリスの貴族社会から飛び出して海外を巡り、
京都の自然豊かな大原が安住の地に。
山岳写真家のご主人と暮らす古民家と庭には
手作りの温かさがあふれています。
今回は朝市で地元の冬野菜と農家の手作り味噌を買い、
農家の奥さんに習いながら初めての味噌と甘酒作りにも挑戦。
出演:ベニシア・スタンリー・スミス
・ドキュメンタリー映画『ベニシアさんの四季の庭』(2013年/日本)
http://venetia.jp/

18:30~19:00「サザエさん」(フジテレビ)
●さ~て、今週のサザエさんは「タラちゃんママの日」
「わが家のバイキング」「一日だけのエプロン」の3本でぇ~す♪

19:30~19:45「ろうを生きる 難聴を生きる」(NHK Eテレ)
●「夢はチャンピオン」(前編/※再放送)
http://www.nhk.or.jp/heart-net/rounan/backnumber/2014/10/1026.html
キックボクサーの郷州 力(ごうしゅう・りき)さん(28歳)は、
デビュー4年目で14戦13勝という好成績。
小学生のときに耳が不自由なことからイジメに遭ったけれども、
自身の障碍(しょうがい)と正面から向き合うようになり、
スポーツに打ち込んだことがきっかけで
キックボクシングのチャンピオンを目指すように。
練習に励む姿と夢を追う若きキックボクサーの挑戦を描く。
・ブログ「耳の聞こえないキックボクサー 郷州 力」
http://ameblo.jp/masanobu-goshu/#

20:00~20:45「日曜美術館」(NHK Eテレ)
●「祈りのまなざし イコン画家・山下りんと東北」(※再放送)
http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2015/0308/index.html
「イコン」とは聖書の物語や聖人をテーマとして、
教会に飾られるために描かれる宗教画のことだが、
山下りん(1857~1939)の「イコン」は
100年以上にわたり、東北の信者らの心の支えとなってきたという。
優しいまなざしが独特の魅力をたたえる絵。
その境地に達するまでには、明治13年からロシアへ留学し、
葛藤を繰り返した苦難の日々があった。
出演:姜尚中(聖学院大学学長・政治学者)
司会:井浦 新、伊東敏恵
・「山下りんと白凛居(はくりんきょ)」(笠間観光協会)
http://www010.upp.so-net.ne.jp/yamashita-rin/
・「美の巨人たち 一枚の絵 山下りん『ウラジーミルの聖母』」
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/data/051224/

21:00~23:00「クラシック音楽館」(NHK総合)
●「N響コンサート 第1799回 定期公演」
2015年1月10日、NHKホールでの公演。
曲目:「ピアノ協奏曲 第3番 ハ長調 作品26」(プロコフィエフ)
「組曲 ペレアスとメリザンド 作品80」(フォーレ)
「交響曲 第5番 ハ短調 作品67」(ベートーベン)
出演:指揮=ジャナンドレア・ノセダ、
ピアノ=アレクサンダー・ガヴリリュク、管弦楽=NHK交響楽団、

23:00~23:52「ダウントン・アビー3 華麗なる英国貴族の館」(NHK総合)
●シーズン3 第2話「晩餐会(ばんさんかい)」
http://www9.nhk.or.jp/kaigai/downton3/
先週から伯爵夫人コーラの母がアメリカから来て、お屋敷に滞在。
母のマーサ役はアカデミー賞女優の
シャーリー・マクレーン(80歳)でビックリ!
先代の伯爵夫人バイオレット役の
マギー・スミスと同じ年なんですね~。
イギリス女性とアメリカ女性の丁々発止のやり取りが
ややオーバー気味に描かれ、面白くてたまりませ~ん♪♪
英語が嫌いでなければ、吹き替えじゃなくて
本来の音声で観るほうが100万倍、楽しめると思います~!!
シーズン3第2話の今回は、伯爵家の長女メアリーが
実家の経済危機を救おうとして父方の祖母バイオレットと手を組み、
大金持ちの母方の祖母マーサから
援助を引き出すための作戦を練るそうですよ。

23:55~24:00(0:00)「あの日 わたしは
~証言記録 東日本大震災~」(NHK総合)
●「岩手県滝沢市 佐藤澄子さん」
http://www9.nhk.or.jp/311shogen/link/
佐藤澄子さんはボランティア団体の代表で、
被災した山田町へ駆けつけ、
支援の届かない在宅避難の人々に物資を配って回ったときの話を。

24:45~25:10(0:45~1:10)
「スーパープレゼンテーション」(NHK Eテレ)
●「絵本作家が贈る 最高の物語」
http://www.nhk.or.jp/superpresentation/backnumber/150311.html
アメリカで注目の絵本作家、マック・バーネットが語る創作の原点。
人の心をつかむ物語を書く秘訣とは?
絵本に登場するクジラと読者の少年との心温まる実話も。
※この番組は英語学習者が、よく視聴していて、
公式サイトには英語のスクリプト全文も載っています。

25:20~25:50(1:20~1:50)「NNNドキュメント」(日テレ)
●「息子の就活取材します! 報道記者の父と自閉症児」
(制作:中京テレビ)
http://www.ntv.co.jp/document/
子育ては妻に任せきりで仕事に没頭していた報道記者が、
重い知的障碍のある自閉症の息子の就労活動に奔走することに。
福祉施設での作業は「労働」と見なされないため、
朝から夕方まで作業しても月平均で1万数千円の収入のみ。
父親は障碍者が働くことの難しさを知り、
果たして息子は自立できるのかと思い悩む。
自閉症の息子と向き合った8か月の間に見えてきたものは…。

25:29~25:59(1:29~1:59)「報道の魂」(TBS)
●「“これから亘理町に向かいます” ~私が見た被災地4年目~」
http://www.tbs.co.jp/houtama/
大震災から4年。
被災者は、どんな思いでこの4年間を過ごしてきたのか。
「町を守るための復興計画」と「一人の被災者の思い」との
隔たりを追う。

25:47~26:17(1:47~2:17)「音楽都市散歩」(NHK総合)
●「パリ」
クラシックの作曲家にゆかりの深い
ヨーロッパの都市の名所、旧跡、風景をたどる。
ロケ地:オペラ座、凱旋門、バンドーム広場、ロマン派美術館、
マドレーヌ寺院、モンマルトルの丘、サクレ・クール寺院など
曲目:「英雄ポロネーズ」「別れの曲」ショパン、「鬼火」リスト、
「白鳥」サン・サーンス、「子守歌」フォーレ、
「あなたがほしい」サティ、「夜想曲 第1曲」プーランク


……ひろはまちえ~ッ、テレビばっか観てないで仕事しろ~ッ!!

ひゃ~!!! \(゜ロ\)(/ロ゜)/

nice!(0)  コメント(0) 

イギリスの迷信? 花婿が結婚式の直前までに花嫁のドレス姿を見るのは縁起が悪い!? [映画・テレビ・ラジオ・漫画]

NHKの地上波では3月8日(日)の夜から、英国ドラマ『ダウントン・アビー』のシーズン3が始まりました!

第1話「挙式前夜」では、アメリカ人である伯爵夫人コーラの母のマーサ役でシャーリー・マクレーンが登場したのでビックリ! 伯爵の母のバイオレットを演ずるマギー・スミスとの丁々発止のやり取りは、ヒヤヒヤするほどスリリングで、上品にチクッと皮肉を効かせるのがステキ~!!(笑)。
現在、この2大女優は御年80だとか。年を取ることがカッコよく見える方々だな~と感心します。

さて、ストーリーは伯爵家の長女メアリーと紆余曲折の末、結ばれたマシューとの結婚式。メアリーの装うウェディングドレスがシンプルで本当に美しいのです。ドラマの結婚式当時の設定が1920年なので、デザイン史で言えばバウハウスやアール・デコの少し手前ぐらいでしょうか。
ココ・シャネルのファッションデザインが一世風靡したのは、この10年以上あとのことですし、英国の保守的な貴族社会では、まだまだオーソドックスなファッションが主流だった頃と思われます。

メアリーのウェディングドレスは、肌の露出している部分が顔と首の一部と手元だけ。ドレスの身頃は二重仕立てで、目を凝らすと繊細なレースやパール、クリスタルなどがあしらわれているようです。袖は一重の長袖で、腕の色がうっすら透ける程度の品の良さ。ベルトラインがアンダーウエストで、スレンダーな体形のメアリーにぴったり。控えめな光沢感の乳白色は、質の高いシルクならでは。

頭には月桂樹の葉をモチーフにしたような優美なティアラ。ジュエリーとしては価値が高そうですが、ピカピカ&ゴテゴテしておらず、凛々しくさえ感じられます。
長いヴェールは裾だけに緻密な装飾を施したプレーンなもの。手には色とりどりの華美なブーケではなく清楚な白いカラーの花を数本のみ。

非常に完成度の高いファッションで、“ノーブル(高貴)”という言葉の本質を体現するような装いだと感服しました。

現代はわかりませんが、昔のヨーロッパでは「ドレスに模様があってはならない」と言われていたようです。特に「鳥と蔓草(つるくさ)の模様は避けるべき」と伝えられてきたとか。理由は不明ですが、何かの縁起かつぎでしょうね。

最近の女性のウェディングドレスはデコルテ(胸から上の部分)を露(あら)わにしたデザインが多い傾向のようですが、スリムな体形の女性ならメアリーのようなクラシカルなドレスを選ぶのも一興。
レンタルなどでは少ないデザインかもしれませんが、誰にでも着こなせるものじゃないから非常に印象的ですよね。ただし、優雅な身のこなしじゃないと貧相に見えるだけですが~。

私? 私はファッション史を調べたり、きれいな女優が装うドレスを眺めたりするのは好きなんですけど、ドレスだろうと着物だろうと自分が婚礼衣装というものを着ることには全く興味ナシ。結婚式も民俗学的な儀礼という意味では面白いのですが、自分が挙式したいと思ったこともナシ。
というわけで~、間違って2度も結婚したことはありますが~、この先も婚礼衣装を身につけることはありませんね~(笑)。

ところで、ドラマの中で何度か語られたセリフに、「結婚式の前に花婿と会うのは縁起が悪い」というものがありました。

教会で結婚式を行う国々では、夫となる男性に対し、式が始まる前まで妻となる女性の「花嫁衣装の姿は決して見てはいけない」と言われていたそうで、花婿は挙式の当日、教会の祭壇の前に立ち、父親に伴われた花嫁を迎える瞬間になって、ようやく妻となる人のウェディングドレス姿が見られるのだとか。

この縁起かつぎの理由として以下のような考え方があるそうです。

●花嫁のウェディングドレス姿を想像しながら待つことで、実際に着飾った彼女が目の前に現れたときに感激が最高潮に達し、生涯のハレの日の儀式が感動的なものとなるから。

●原始的な儀礼の名残として、婚約した女性が結婚式を経て一人前になるまでは、誰もその女性を見てはいけないという風習があったから。と言うのも、結婚式は古いしきたりから新たなしきたりへと移行する機会で、その時期は混乱や危険が伴うため(悪魔に魅入られるとか?)、一時的に花嫁を隔離(避難?)するという解釈だそうです。

●花嫁となる者は不浄と見なされ、他の人々を汚すことがないよう式の直前まで隔離されるという話も。
日本でも古来、そういう土着的な考え方が一般的な時代もあり、生理のある女はケガレのある者という……。完全な女性蔑視ですよ。きーーーっ!!(怒)。生理があるからこそ男性も生まれるのにねぇ。母なる存在に対する畏(おそ)れからの発想ではないかと思いますが、最初に言い出したヤツ(!?)は古代人なのかなぁ。そのへんの話は民俗学のジャンルで調べると興味深い話がたっぷり出てきます~。

ともあれ、最近では衣装合わせにカレシも同伴してドレス姿を見てもらう女性たちも多いようですが、ヨーロッパでは、このジンクスは健在なのかな~???

……メアリーの婚礼衣装の写真は基本的に転載できないはずなので、私はここに貼り付けません。見たいな~と思う方々は、「ダウントン・アビー メアリーのウェディングドレス」というキーワードで検索してみてくださいな。

[参考文献]
●「英米客化の背景『英米人の迷信・俗信』考(8) Ⅲ 恋と結婚 ― その3 花嫁衣装・花嫁花婿の心得・結婚式・花嫁の涙・結婚指輪」(『倉敷芸術科学大学紀要』/1999年9月30日/藤高邦宏さん)

nice!(0)  コメント(0) 

「GYAO!」で無料配信中の韓流ドラマから、現代もので面白い作品を見~つけた! [映画・テレビ・ラジオ・漫画]

韓流ドラマは基本的に時代劇しか観ないのですが、
無料動画「GYAO!」で配信中のドラマをチェックしていたら、
現代サスペンスの犯罪捜査ドラマを見つけました~。

刑事ものでは名優ソン・ガンホ主演の
映画『殺人の追憶』が忘れられませんが、
元々、国内外を問わず、サスペンス作品は大好きなので
ちょいと観てみたらハマってしまいました!

●『10-TEN(テン)』
http://gyao.yahoo.co.jp/p/00486/v12229/

検挙率10%未満の事件だけを捜査する
「特殊事件専門担当班」の活躍ぶりを描いたもので、
チームのメンバーは以下の4人。
☆元刑事で心理学(警察教育院)教授の
ヨ・ジフン(チュ・サンウク)
☆「警察庁被害者支援センター」の女性警官
ナム・イェリ(チョ・アン)
☆ヨ教授の元教え子で新人刑事の
パク・ミンホ(チェ・ウシク)
☆「毒蛇(ドクサ)」と呼ばれるベテラン刑事の
ペク・ドシク(キム・サンホ)。

渋いイケメン系のチュ・サンウクという俳優が
リーダーで主人公のようなポジションですが、
ちょっとカッコつけ過ぎと言うか、役を作り過ぎかな~?

パッチリした大きな目が印象的な若手の女優チョ・アンは、
天然風でいて鋭い分析力の持ち主かつ地道な努力家という役柄。
プロファイラー(犯罪心理分析官)として
成長していく姿を演ずるようです。

ヨ教授に振り回される新人役のチェ・ウシクは
テレビの時代劇シリーズ『根の深い木』で
秘密結社「密本(ミルボン)」の3代目首長
チョン・ギジュン(カリオン)の青年時代を演じたとか。
ドラマは観たのに彼のことは覚えていませんが、
このドラマは朝鮮王朝第4代国王・世宗(セジョン)が
韓国の文字「ハングル」を創るプロジェクトを率い、
反対勢力との闘いと共に、ほかにも複雑な事情が絡むという
エンターテインメント要素たっぷりの面白い作品でした。
成人のチョン・ギジュンを演じたユン・ジェムンという役者は
とても巧い人なので、その青年時代を演ずるプレッシャーは
相当なものだったろうと思いますが、
『10-TEN』では飄々とした雰囲気がイイ感じ。

そして、一度、見たら確実に記憶に残る風貌がキム・サンホ。
頭の両側にポワポワとカールした髪が残る小太り体形の男性。
叩き上げの刑事らしい厳しさ、粗野な言動もあるのですが、
時折、挟み込まれるコミカルなセリフや愛嬌のある笑顔が魅力。
まさか1970年生まれとは……(驚)。
http://www.hf.rim.or.jp/~t-sanjin/kimsanho_p.html

『10-TEN』は1話が47分前後で、
第1話の配信は5月2日までですが、
第2話は3月7日で終了。
3月8日から第3話が配信予定です。
ただし、全般的に、
おぞましい感じの死体が何度も映し出されるなど
グロテスクな場面も多いので、
そういうのが苦手な人にはオススメできませ~ん。

●「TEN キャスト&登場人物」(韓国ドラマ登場人物)
http://kdrama.fc2web.com/gtitle/310827883.html

TEN インターナショナルバージョン DVD-BOX

TEN インターナショナルバージョン DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2012/10/18
  • メディア: DVD


キム・サンホは
映画『ユア・マイ・サンシャイン』(韓国/2005年)
にも出演したようです。
http://www.hf.rim.or.jp/~t-sanjin/pakjinpyo_unmei.html
(「輝国山人の韓国映画」)

保健所の医師キム・ギョンベ役だそうですが、私は覚えていません。
と言うか、観た記憶を消し去りたい映画なんですよ~。
この作品は茶房のホステスで売春もしている女(チョン・ドヨン)に
純情を捧げた36歳の冴えない独身男(ファン・ジョンミン)の
実話に基づく純愛物語とのことですが、
私はファン・ジョンミンの役柄が、どうにもこうにも気持ち悪くて
映画を観ている間、何度も
吐き気がしそうだと思ったほど大嫌いでした。
でも、そのとき一緒に観た元カレは感激して号泣していたので、
その姿すら気色悪く思ってしまいました。
観る人によって受け止め方が違うのは当たり前のことなんですが、
私としては「ここまで極端に映画の観方が違う人とは
別れるのも当然だなぁ」と思った次第です~(笑)。

チョン・ドヨンの出演映画では
ソン・ガンホと共演した
『シークレット・サンシャイン』(韓国/2007年)
のほうが良かったなと私は思います。
惚れた女を見守り続ける不器用な男、
振り回されて情けない所も多々あるけれども、
ソン・ガンホの役柄と演技のほうが共感できるような…。
もう一度、観たいとまでは思いませんけどね~。
http://www.cinemart.co.jp/sunshine/


「GYAO!」の無料配信中から、もう1本。
こちらは“食”がテーマの気楽な作品です♪

●『空腹の女』(全6話)
http://gyao.yahoo.co.jp/p/10680/v00004/

30代シングル女性の日常を描いたもので、
会社や自宅でのシーンがほとんど。
毎回、簡単な料理を作って食べる場面が出てきます。
最後には料理番組のように
レシピと調理の説明もあります。

たいていの料理が
添加物の多そうな調味料を使って
適当に作れそうなものばかり(笑)。
でも、「こういう調味料の組み合わせをするの~!?」
「手抜きレシピかと思ったら、いちいち揚げてる!」なんて
私としてはビックリの場面も多く、面白いんですよ~♪

ヒロインは体重を気にしている30代半ばの
旅行会社の主任ジェヨン(パク・ヒボン)。
この女優は10年以上前、「M.I.L.K(ミルク)」という
アイドルグループのメンバーだったとか。
美人なんですが、コメディの才能も充分。

共演者は、なぜか芸名と役名が一緒で、
いわゆる“フツー”に見える人たち。
そういうキャスティングだからこそ
等身大のリアリティも感じられます。

ジェヨンの元カレで売れないお笑い芸人役の
パク・ヒョックォンという人も
前述した時代劇『根の深い木』に出ていたそうで、
若い学士らの養成機関「集賢殿(チッピョンジョン)」で
学士を統括する「大提学(テジェハク)」を務める
チョン・インジ役だったとか。
全然ちがう~!!!
『空腹の女』では、だらしなくて頼りない男を演じています。

韓流の時代劇の男性はヒゲを付けることが多いので、
現代のドラマで観ると別人としか思えない人もたくさんいますねぇ。
名前も顏も覚えにくい~(泣)。私が健忘症だからか~(涙)。

『空腹の女』は1話が10分前後で、
6話のみだからサクサクっと観られます。
3月5日で配信終了。

●「空腹の女 キャスト&登場人物」(韓国ドラマ登場人物)
http://kdrama.fc2web.com/gtitle/402679423.html


[本日のオマケ]

●テレビ時代劇シリーズ
『根の深い木 ―世宗大王の誓い―』(2011年)

スリリングな展開でヒジョーに見応えあり!
世宗(セジョン/イ・ド)役のハン・ソッキュと
チョン・ギジュン(カリオン)役のユン・ジェムンとの
ハイレベルな演技の競演の見ものです。
私は世宗の護衛武官・内禁衛将を演じた
ムヒュル(チョ・ジヌン)も好きでした~[黒ハート]
ストーリーの中心に絡む若手の出演者たちも頑張っていますが、
何といっても脇を固めたベテラン勢の方々の演技が素晴らしい。

根の深い木‐世宗大王の誓い‐ (ノーカット完全版) 第一章 【DVD】

根の深い木‐世宗大王の誓い‐ (ノーカット完全版) 第一章 【DVD】

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2012/09/18
  • メディア: DVD


●映画『殺人の追憶』(韓国/2003年)

ソン・ガンホの代表作の一つで、
実際に起きた連続猟奇殺人事件をモチーフとしたサスペンス。
あまりにもやり切れない話で、
ズシリと重く陰鬱な気分となりますが、
単純なハッピーエンドやファンタジー系には興味がない
私のような志向の人にはオススメ。
監督はポン・ジュノ、
音楽は映画音楽も数多く手掛けている
岩代太郎(いわしろ・たろう)。

殺人の追憶 [DVD]

殺人の追憶 [DVD]

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • メディア: DVD


nice!(0)  コメント(0) 

5月は縁起が悪い!? 『ダウントン・アビー』で知ったヨーロッパのジンクス。 [映画・テレビ・ラジオ・漫画]

英国の時代劇ドラマ『ダウントン・アビー』のシーズン2。
第7話「奇跡」・第8話「突然の悲劇」では、
第一次世界大戦が終結し、
ようやくダウントンのお屋敷も平穏な日々を取り戻した、
と思いきや~、次々と問題が勃発!!

(★以下、ネタバレてんこ盛り!
これから観る方は読まないほうがいいかもしれませんよ~)。

●伯爵の従者ベイツさんの妻ヴェラが服毒自殺
(夫が殺したと疑わせるために命を懸けた陰謀。ひぃ~、コワイよ~。泣)。
●三女のシビルは元運転手のブランソンとダブリンへ移住して結婚すると宣言
(世間知らずの純情なお嬢様の典型ですが、まっすぐで気持ちがいいほど。ブランソンはアイルランド人で共和国の独立を支持。イギリス人の保守派の伯爵とは相いれないわけです)。
●伯爵ロバートがシングルマザーのメイドと浮気未遂
(相手のジェーンは聡明な美人で上品な色気もあり、館の当主として全責任を抱え込む孤独なロバートが癒やしを求めるのもわかる。でもでも、良心の象徴のようなロバートくんが~!! ショックぅ。涙)。
●伯爵家の相続人のマシューは戦場で負傷し、下半身不随と診断されながら奇跡的に回復
(イケメン役は都合よく治癒するんですよねぇ)。
●マシューの婚約者ラビニアが、スペイン風邪に罹って結婚式が延期となった直後に急死
(けなげにマシューに尽くす献身的な女性。彼とメアリーが相思相愛という事実を突き付けられ、失意のままマシューの幸福を願いつつ息を引き取る。ひど過ぎるよ~。号泣。彼女の命を奪った「スペイン風邪」とはインフルエンザのことで、1918~19年に世界的に大流行しました。俗称とは異なり、アメリカから発生したそうです)。
●伯爵夫人のコーラもスペイン風邪で重症に
(鼻血を出したり吐いたりとレディらしからぬ場面の女優魂、すごいなぁ)。
●侍女のオブライエンが伯爵夫人を寝ずに看病し続ける
(意地悪リーダーが心を入れ替えた? 夫人の流産の原因が自分にあることを心から悔いている様子。繊細な演技が素晴らしい)。
●メイド長のアンナとベイツさんが婚姻届を提出
(おめでとう♪ 心から祝福しますけど、2人のベッドシーンはねぇ…。ベイツさんのプヨプヨの体は見たくなかったわ~。笑)。


ところで、第7話の中だと思いますが、
次女イーディスがラビニアに
「結婚式はいつ?」と尋ねる場面で、
先代の伯爵夫人バイオレットが口を挟み
「5月は縁起が悪いから6月がいいわ」
と主張するのですが、
なぜ5月は縁起が悪いのでしょう???

キリスト教で何かの忌避?
英国の昔ながらの風習?
貴族のしきたり?

日本では欧米にならって
「6月の花嫁は幸せになれる」という
「ジューン・ブライド(June bride)」の言い伝えを信じたり、
商業的に利用したりする人たちがいますし、
迷信のたぐいは信じない私でも、
ブライダル関連の広告コピーを書くときには
引用したりしましたけどね~。
でも、「5月の花嫁は縁起が悪い」なんて
聞いたことがありませんでした。

ドラマの中では
バイオレットの意見がすんなり通るので、
英国では一般的に言われていることなんでしょう。
そのため、セリフでは理由がわかりませんでしたから、
ネット上をウロウロして調べてみましたよ~。


英語で6月を表す「June(ジューン)」という単語は
ローマ神話の女神「Juno(ユノー)」が語源です。
ユノーはギリシャ神話だと
主神ゼウスの妻である女神ヘラに相当します。
古来、女性・家庭・子どもの守護神として
崇(あが)められてきました。

神話では1年の各月を神々が守護しますが、
ユノーの守っている月が6月で、
6月1日にはユノーを祀(まつ)る祭礼も行うことにちなみ、
結婚式を6月に挙げると、婚姻と出産を司(つかさど)る
女神ユノーの加護を受けて一生幸せになれる、
という伝説が生まれたようです。

そして、5月を守護するのが豊穣・繁栄の女神「Maia(マイア)」。
ギリシャ神話では「Pleiades(プレイアデス)」のことで、
5月を表す英単語「May(メイ)」の語源です。

イギリスにおける5月のイメージとは
新緑や花々の美しい生命力あふれる季節だとか。
日本も「目には青葉…」の時季でしょうか。
「May」には「春」「青春」「若い盛り」という意味もあります。

しかし、それと同時に5月は
女神マイアに豊穣祈願の生け贄(いけにえ)を捧げる月でもあり、
また、古代ローマでは死者を悼(いた)む
「レムリア祭(死霊祭・亡霊祭)」も5月に行われたので、
縁起の悪い月と言われるようになったとのこと。


この「レムリア祭」とは祖先を祀る儀式ではなく、
子孫がおらず、帰る所のない哀れな亡霊が対象で
(↑アタシのことかと思ったワ。笑)、
こうした亡霊は飢餓に苦しみ、この世に戻って人々の食糧を奪い、
生活を苦しめるという言い伝えから供養するのだとか。
(うんうん、霊魂を信じない私でも
食べるものがないと化けて出るかも~と思いますね。笑)。

「レムリア祭」のときは各家庭の代表者が家の周りを歩きながら
黒い豆を肩越し(自分の背後)にまきつつ
「悪霊よ、出て行け!」と唱えたとか。
節分の豆まきと同じですね~♪ 鬼は~外、福は~内!


もう一つの説があります。
ヨーロッパでは3~5月が農繁期なので、
昔は、その時期の結婚が禁止されていたそうです。
それでも忙しいさなかに
一緒になろうとするカップルを阻止するために、
「女神マイアは繁忙期の5月に結婚して浮かれている人々を嫌う」
という言い伝えが広がって(わざと広めて?)、
「5月の花嫁は縁起が悪い」という
ジンクスに繋がったのではないかと思われます。
必然的に、農作業の一段落する6月に結婚するカップルが多くなり、
周りからも大いに祝福されたそうですよ。

日本の6月は梅雨に入る頃なので、
そういう時季に挙式・披露宴などを催すと
雨の中、出席する招待客が面倒がるケースもあるようですが、
ヨーロッパの6月は1年の間で最も雨が少なく、
お天気の日が多い月だから歓迎されるという事情もあるとか。
とはいえ、ヨーロッパと言っても広いですからね。
ロシアとかは違うんじゃないの~?
と思ってチラッと調べてみたら、
ジンクスは英国と同様でした。へぇ~!
日本だと5月にはゴールデンウィークがありますから、
そういうときに結婚式を挙げたり
披露パーティを催したりする人たちも多いでしょう。

お国柄や気候風土、宗教、産業などによって実情はさまざま。
細かいことは考えない私なぞは、
おめでたいことなら5月でも6月でも
好きなときにすればいいじゃないの~♪と思うのですが、
全世界、人間のいる所には
何らかのいろんなジンクスがあるんでしょうね。

ところで、「ジンクス(jinx)」という言葉には、
本来なら縁起の悪い物や人、不運・不吉、不幸をもたらすもの
ケチをつける、疫病神といった
イヤ~な意味ばかりあるんですけど、
日本では良い意味にも使う人が増えているようです。
「幸運を授けてくれるジンクス」
「良いジンクスと悪いジンクスを教えて!」
「ジンクスとは縁起かつぎのことです」
「ピンク色は恋愛運が上がるジンクス」
といった表現を目にするたび、
誤用だと思っている私としては
片方の眉が吊り上がったり
眉間に深いシワが寄ったりするんですけど(苦笑)。


それはともかく~、
『ダウントン・アビー』シーズン3は
3月8日(日)からスタートだそうです!!
http://www9.nhk.or.jp/kaigai/downton3/index.html


♪♪♪ NHK総合 スペシャル番組 ♪♪♪

●2月15日(日)23:00~
『ダウントン・アビー 華麗なる舞台裏』
名場面のおさらい、撮影の舞台裏、
キャストの素顔、歴史トリビアなどを紹介。

・再放送
●2月17日(火)2:15~(=16日・月曜の深夜)
『ダウントン・アビー 華麗なる舞台裏』

・2つの番組をまとめて再放送
●2月22日(日)(=21日・土曜の深夜)
1:35~ 『ダウントン・アビー 華麗なる舞台裏』
2:25~ 『「ダウントン・アビー」の舞台 ハイクレア城の秘密』
ロケ地として人気の観光スポットとなった
美しい「ハイクレア城」の維持に努める
本物の“英国貴族”夫妻の暮らしぶりを紹介。

「NHK海外ドラマ ホームページ ダウントン・アビー2」
http://www9.nhk.or.jp/kaigai/downton2/
※放送予定は変更となる場合があります。
ご覧になる前に番組表をチェックしてくださいね~。

nice!(0)  コメント(0) 

『ダウントン・アビー』ベイツさんの極悪妻ヴェラは、素敵なシンガーソングライター♪ [映画・テレビ・ラジオ・漫画]

20世紀初頭を舞台にした英国ドラマ『ダウントン・アビー』。
たくさんの登場人物の中でも私が最も惹かれるのは、
伯爵の従者のベイツさんです。

「良心」を象徴するような人柄なんですが
(時々、一人で何でも抱え込もうとするから
ハラハラと言うか、イライラしますけどね。笑)、
彼とは対極にあるのが極悪妻のヴェラ。

2人は別居して疎遠となっているにもかかわらず、
妻は頑として離婚に応じないどころか、
伯爵家の長女メアリーのスキャンダルを新聞に売ると
夫を脅迫して窮地に追い込もうとするんですよ~!(怒)。

過去にはヴェラが盗みの罪を犯したのに、
ベイツさんは妻の身代わりとなって
刑務所に入っていたこともあるそうです。


こんな2人は、いったいどこで出会ったのでしょうか?

日本語のサイトでは調べ切れなかったのですが、
アメリカの公共放送に関連する「WGBH教育財団」のサイトに
『ダウントン・アビー』の紹介ページがありました。
このドラマはアメリカでも大人気なんだそうです。

さて、ベイツさんとヴェラの馴れ初めは……
「childhood sweetheart from the Emerald Isle」
と書いてあります。
「the Emerald Isle」とは「エメラルド島」のことで、
美しい緑に恵まれたアイルランドの愛称だとか。
「childhood sweetheart」とは「幼馴染みの恋人」、
少年少女の初恋から結婚へ至ったのでしょうか。
ひゃ~、なんか意外!

ヴェラは冷酷で無慈悲、淡々と非情なことをやってのけます。
美人だから、その分、凄味も増しますね。
そして、夫を絶対に幸福には近づけまいという
執念に取りつかれているような……(冷汗)。
彼女の言動がエスカレートすればするほど
夫の心は離れていく、なんてレベルはとうに超えていて、
もはや嫌悪の対象と化したようです。


なぜそうまでして、一人の人間に執着するのでしょうか。

ヴェラの性格を考えると、
●情緒不安定で衝動的な行動に出やすい。
●対人関係が常に不安定。
●常軌を逸するほど相手に激しい怒りを抱く。
●相手を脅したり自殺未遂を図ったりなど
相手を引き付けようとする行動が自己破壊的になりがち。
●他者に見捨てられるのが不安で、それを恐れるあまり
自分から人間関係を壊してしまう。
●元々は相手に依存するタイプだったが、
周りが支えきれなくなると激情的な反応を示す。

今のところヴェラは自殺未遂などしていませんし、
脚本家の創造したキャラクターなんですけどね、
なんとな~く人格障害の一種である
「境界性パーソナリティ障害」かも?と思いました。
上記の項目は「境界性パーソナリティ障害」の人の
性格傾向と言われている一例です。


『ダウントン・アビー』には何人か憎まれ役がいるのですが、
ヴェラの強烈な性格は突出していますねぇ。
ベイツさん&メイド長のアンナの幸せを願う私、だけでなく、
各国で視聴しているダウントニアンの多くが
「ホント~ッに、ヤな女だッ!!」
と怒りの目をテレビ画面へ向けているんじゃないでしょうか。

私もヴェラが出てくるたびにムカムカしていたのですが、
観る者に徹底的に嫌われる役作りができる、というのは
やはり実力の高い俳優だからこそ。

そんなふうに思うようになったのは、
’80年代後半に映画『ウォーカー(Walker)』を
観に行ったのが、きっかけです。
19世紀半ばにニカラグアの大統領となった
アメリカ人将校の実話をもとに描いた作品で、
独裁者として君臨したウォーカーを演じたのが
エド・ハリスでした。
このとき初めてエド・ハリスという俳優を知ったのですが、
映画を観てから家へ着くまでの間、
私は“冷たい狂気”とでもいうようなウォーカーに対する
嫌悪感と怒り、やりきれなさのかたまりとなっていました。
で、憎むのにも疲れたときに、
これだけイヤな気持ちにさせる演技って本当に凄いなぁと
感心したんですよね。

まぁ私の場合は、狂気を孕(はら)む役のうまい人が
魅力的に見えるので~、欧米系の男優だと
デニス・ホッパー
アンソニー・ホプキンス
ヘルムート・バーガー
クリストファー・ウォーケン
ルトガー・ハウアー
ウィレム・デフォー
といった人たちのファンです♪
ジャック・ニコルソンやロバート・デ・ニーロも大好きですが、
あまりにもメジャーすぎるから別格かなぁ。


ところで、ヴェラ役の女優は、どんな人なんでしょう?

ネット上に散らばっている細かな情報をかき集めてみたら、
意外なことがわかりました~!

名前はマリア・ドイル・ケネディ(Maria Doyle Kennedy)。
1964年9月25日に誕生。
出身地はアイルランドのダブリンの北東で
アイリッシュ海に面したクロンターフ。
学生時代の’80年代半ばからバンドを組み、
’90年代初めには女優デビューも。
’88年に結婚したミュージシャンの夫
キーラン・ケネディとの間に4人の息子がいます。

テレビドラマのシリーズ『THE TUDORS(チューダーズ/
邦題:ヘンリー8世 背徳の王冠)』(’07~’10)では
ヘンリー8世の最初の王妃を演じています。
http://www.tudors.jp/caststaff.html

映画やテレビドラマでキャリアを積むと共に、
シンガーソングライターとしても活躍中。

へぇ~!? あのヴェラがねぇ?
ということで、マリアさまの歌を聴いてみたところ……。

落ち着きのある穏やかな声で、
やや気怠い感じやセクシー&ハスキーっぽい発声もあり、
全般的にカッコいい!!
私は大好きなテイストの歌声です。
曲調もバラエティに富んでいますが、
おそらく’60~’70年代のフォーク&ロックや
ジャズ、民族音楽なども好きな人なら
気に入るかもしれません。
マリアの公式サイトでアルバムが試聴できるので、
このところずっと聴いています。
私は一日中、聴いていても全く飽きないヴォーカリスト。

悪役の女優が、こんな素敵なシンガーソングライターだなんて!
音楽との出合いは、こういう偶然もあるから面白いですね♪


[本日のオマケ]

マリアの歌声と響き合う
アコースティックギターの音色も印象的で、
映像感覚も独創的なミュージックビデオ。
●「Maria Doyle Kennedy  Stars Above」
https://www.youtube.com/watch?v=tl8-FHb80LE
●「Maria Doyle Kennedy  Mother」
https://www.youtube.com/watch?v=mvVEA-J7-bQ
●「Maria Doyle Kennedy Feat Damien Rice  SING」
https://www.youtube.com/watch?v=Hsr4oWKFQqw

3つ目の動画に登場する
クラシカルなロングドレスの女性たちのダンスは
昔ながらのアイリッシュダンスのアレンジでしょうかねぇ?
調べてみましたがダンスの種類が多すぎて、わかりませんでした~。

マリアと夫キーランとの、なごやかなライブ映像。
●「Maria Doyle Kennedy & Kieran Kennedy - 05.
Bury Me Under the Weeping Willow - Olomouc 2011」
(登録:Veronika Zýkováさん)
https://www.youtube.com/watch?v=_L18QJYTPpQ

公式サイトはロゴやイラストも’70年代風かな?
サイト全体は洗練されたデザインじゃない代わりに
温かみが感じられます。
●「MARIA DOYLE KENNEDY」
http://mariadk.com/
・アルバムの多くの曲が試聴できるページ♪
http://mariadk.com/audio.html
ちょこっとずつだけじゃなくて、たっぷり聴けます。
歌詞のページもあるし、こんなオトクなサイトだと
CDが売れなくなるんじゃないの?と心配しますよ(笑)。
映像もたくさんアップされていますが、
そちらは中途半端なものばかりのような~。

「アマゾン」で探してみると輸入盤しかないんですね~。
その中からイラスト&ロゴに惹かれるアルバムを紹介。
●『Sing』1,875円(税込)

Sing

Sing

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Ais
  • 発売日: 2012/09/10
  • メディア: CD


中古しか手に入らないアルバムもありますが、
ダウンロード購入もできますね。1曲150円。
http://urx2.nu/gtNM
(※短縮URL)

マリアさ~ん、日本へライブツアーに来てくださ~い!!


『ダウントン・アビー』の登場人物の役柄に関することや
出演者の紹介も載っています(※英語)。
●「MASTERPIECE  Downton Abbey Season 2 Character/Actor Guides」
(WGBH Educational Foundation)
http://www.pbs.org/wgbh/masterpiece/downtonabbey/season2_characters.html

●映画『ウォーカー(Walker)』(アメリカ/1987)
監督はアレックス・コックス。
’80年代当時は、この監督の作品にハマって、
『レポマン(Repo Man)』(1984)
『シド・アンド・ナンシー(Sid and Nancy)』(1986)
『ストレート・トゥ・ヘル(Straight to Hell)』(1987)
なども観ました。
『ウォーカー』もパンク精神とブラックユーモアに満ちています。
エド・ハリスの演技は一見の価値あり!
ウィリアム・ウォーカーの妻の役はマーリー・マトリン。
聴覚が不自由ながらも、デビュー作品の
『愛は静けさの中に(Children of a Lesser God)』(1986)で
アカデミー主演女優賞を獲得した人です。

ウォーカー [DVD]

ウォーカー [DVD]

  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
  • メディア: DVD

(よろしければ応援クリックを♪)
ブログランキング・にほんブログ村へ

nice!(0)  コメント(0) 

ジュサブロー人形劇『新八犬伝』、もう一度、全編が観たかった~!(涙)。 [映画・テレビ・ラジオ・漫画]

先日、歌舞伎の『南総里見八犬伝』を観に行ったとき(※1月13・14日付の記事参照)、うちから劇場に着くまで、ず~っとアタマの中で鳴っていたのが、「♪ じん、ぎ、れーちッ、ちゅーしんッ、こーてぃッ♪」という歌でした。

これはNHKの人形劇『新八犬伝』の主題歌の一節で、放映は1973年4月~’75年3月だったそうです。
月曜~金曜18:30~18:45の15分番組。1回分がそんなに短いとは感じませんでしたが、きっと中身が濃かったんでしょうねぇ。曲亭馬琴の原作が超大長編だけに、このテレビ作品も全464話だとか。

テーマソングのタイトルは『仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌』と、八犬士の象徴そのまんま~♪
あの番組を夢中で観た一定の世代以上の方々なら、一緒に口ずさんでくださると思います(笑)。
歌っていたのはナレーションも担当したキューちゃんこと坂本 九さんでした(当時30代前半)。

コーラスの一節には「♪ こーげん れーしょく すくなし、じんじんじんじん♪」とあって、そのお蔭で『論語』の「巧言令色 鮮(すく)なし仁」という言葉も覚えられたのです。
(※「鮮なし」とは「滅多にない」という意で「少なし」ではありません)。

このテーマソングが聴けて歌詞も掲載されているサイトがあります。
●『仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌』(歌ネット)
http://www.uta-net.com/movie/163779/

改めて聴いてみると、アレンジも面白くてカッコいい曲ですね~♪
温かみのある明るい声が魅力のキューちゃんは、’85年8月12日の御巣鷹山の日航機墜落事故に遭い、43歳という若さで亡くなってしまいました(涙)。
作詞は『新八犬伝』の脚本も手掛けた石山 透さん(享年58)、作曲は藤井凡大(ぼんだい)さん(享年63)。
コーラスは男声ボーカル・カルテットの「ロイヤルナイツ」だそうです。

ほかの歌詞サイトでも「袖振り合うも多少の縁」「巧言令色少なし仁」と表記されていますので、元の歌詞自体が間違っていたんでしょうね~。
正しくは「多少の縁」→「多生の縁」、「少なし仁」→「鮮なし仁」です。

「袖振り合うも多生の縁」は私の場合、「袖擦(す)り合うも…」と記憶していましたが、どちらも間違いではありません。最近は「触れ合う」「擦れ合う」も可としている辞書・事典もあるようです。
「多生」は本来、仏教用語で「他生」とは意味が異なるのですが、誤用のまま使っている人も多い様子。

特にネット上の辞書・ことわざ辞典などは一見、辞書のような体裁でも間違いが多いので要注意です~! 信用のできる出版社の運営サイトを参照しましょう。……私は歌詞の中の「玉」が正しいのか「珠」なのかも気になりますけどね(笑)。

●『夕やけの空』(歌ネット)
http://www.uta-net.com/movie/46441/
こちらも『新八犬伝の』テーマ曲だったそうですが、私はなんとなく記憶があるような?という感じ。でも、しみじみとした良い曲だと思います。

……などと書いている最中に、テレビからNHK「みんなのうた」が流れていたのですが、偶然、キューちゃんの歌声が聞こえてきてビックリ!!
画面は子ども向けの古いアニメーションで、調べてみると、1969年に発表された『あしたに賭ける数え歌』という曲でした。何度も再放送されてはいるようですが、私にとってはコワイと言うか、“ステキなタイミング~♪”なのか!? キューちゃんのベスト盤を買って、じっくり聴こうかなぁ……。

「アマゾン」で探してみると、たくさんあり過ぎる~! でも、『仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌』と『夕焼けの空』を収録したアルバム『シングルス』を発見しました!
2枚組で全36曲、新品は1万円以上しますが、中古なら2,000円前後なり~。

シングルス

シングルス

  • アーティスト: 菅沼定憲,永六輔,山田洋次,PAUL ANKA,LEE JULIEN POCKRISS,CLINT (JUN) BALLARD,ROY C BENNETT,青島幸男,浜口庫之助,石山透
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1998/03/28
  • メディア: CD


放映当時に『新八犬伝』を観ていて、あれは文楽(人形浄瑠璃)だと勘違いしたままの人もいるらしいのですが、人形師・辻村ジュサブローさん(現在は辻村寿三郎と表記)のデザインは、まさに芸術品ですよね~!

寿三郎さんは文楽の人形遣いになりたいと考えたこともあるそうです。
おどろおどろしい形相と声で「我こそは玉梓(たまずさ)が怨霊(おんりょう)~ッ!!」と登場する玉梓の姿は、小さな子なら引き付けを起こしそうな迫力でしたが、あの人形は寿三郎さん本人が遣っていたんですって。へぇ~!

●「辻村寿三郎 公式ホームページ」
http://www.jusaburo.net/
「ジュサブロー館」ではグッズや布地の販売のほか、人形教室も開催。日本橋の「人形町」にあるというのが、洒落っ気が効いていて、いいですねぇ。

寿三郎さんのご長男で、人形芝居のプロデュース等を手掛ける寿和さんのサイト。寿三郎人形の写真が見られます。
●「辻村寿和Collection『寿三郎』創作人形の世界」
http://ameblo.jp/jusaburo/

『八犬伝』は大変なブームとなった不朽の名作ですから、ぜひ全編を再放送してほしい!! 今なら録画機器を持っている人も多いので、放映の時間帯に関係なく視聴率も高くなると思うんです~!!

……と思って調べてみたところ、ヒジョーに残念なことに、録画が保存されているのは第1回、20回、464回(最終回)だけで、近年になって番組関係者が個人で録画した映像を発見し、NHKに提供したそうですが、それが
第86回(1~85回の総集編)だとか。

’70年代半ばではデジタル機器なんてものはなく、テレビの現場での録画に際しても貴重なビデオテープを上書きしながら繰り返し使ったため、映像自体が残っていないのだそうです(号泣)。

だから、当時、個人で録画して今も保存してある方はいませんか? と呼びかけている人がいますよ~。皆さま、ぜひ周りの方々にも聞いてみてくださいまし!
●「『新八犬伝』の映像を探しています!」
http://homepage2.nifty.com/starship/search.htm

上記のメッセージを発信している方はベテランの大ファンとでも言いましょうか、個人のサイトながら貴重な情報がたくさん! サイト創設が2000年7月とのことですから、素晴らしい蓄積がありますね~!!
●「新八犬伝をもう一度見ようよ!」(Carinaさん)
http://homepage2.nifty.com/starship/

ないとわかれば、なおさら観たくなるぅ~!!! 歌舞伎が「原作の刊行開始から200年」の節目企画だったので、NHKでも『刊行スタート200年記念! 新八犬伝祭り♪』というアーカイブ特集は、いかがでしょうか~?
ホントなら200周年は昨年だったのですが、まぁ1年ぐらい、いいじゃないの。BSじゃなくて、ぜひ地上波でお願い致します~!!

[本日のオマケ]

全体のあらすじに加え、番組制作時の裏話も♪
●「アカイさんノート」(NHKオンライン)
・新八犬伝(1)ストーリー編
http://www.nhk.or.jp/archives-blog/genre/anime/10641.html#main
・新八犬伝(2)舞台裏編
http://www.nhk.or.jp/archives-blog/genre/anime/10765.html#main

過去に3本の関連番組が放映されたようです。全部まとめて再放送してくださいな~!!
●「NHKアーカイブス」(NHKオンライン)
http://www.nhk.or.jp/archives/nhk-archives/past/2011/120219.html

馬琴の著作物は「読本(よみほん)」といって、今でいう小説(フィクション)のこと。『八犬伝』も史実から着想して伝奇物語に仕立てた創作なんですが、千葉県南房総市の「富山(とみさん/標高350m弱)」には里美家ゆかりの地ということからか、伏姫(ふせひめ)と八房(やつふさ)が暮らしたとされる洞窟の「伏姫籠穴(ふせひめ ろうけつ)」や八房を葬ったという「犬塚」などが実在するそうです(笑)。
※地名は「富山(とみやま)」、『八犬伝』では「富山(とやま)」と読み方が違います。ややこし~!

●「南総里見八犬伝の里」(南房総市役所)
http://www.mboso-etoko.jp/tomiyama/satomi/

●「さとみのふるさと」(館山市)
http://www.city.tateyama.chiba.jp/satomi/contents/contents.html
※サイトは制作途中のようで、「里見氏を調べよう・資料編」のページしか見られませ~ん。もしくはリンクが切れているのか???
・『南総里見八犬伝』のあらすじ・八犬士と八玉の説明
http://www.city.tateyama.chiba.jp/satomi/arasuji/arasuji.html

2003年に発売されたDVD。アマゾンで1万円以上しますが~、現在、映像作品で購入できるのは、これしかないようです。
●「NHK人形劇クロニクルシリーズ『新八犬伝』
辻村ジュサブローの世界」

NHK人形劇クロニクルシリーズVol.4 辻村ジュサブローの世界~新八犬伝~ [DVD]

NHK人形劇クロニクルシリーズVol.4 辻村ジュサブローの世界~新八犬伝~ [DVD]

  • 出版社/メーカー: アミューズ・ビデオ
  • メディア: DVD


本で読むなら「偕成社」から出ている児童向けの『南総里見八犬伝』(全4巻)に惹かれます~!
児童文学作家の浜たかやさん編・著で、作画は山本タカトさん。私の好きな月岡芳年(つきおか・よしとし)や高畠華宵(たかばたけ・かしょう)、伊藤彦造(いとう・ひこぞう)、吉田光彦(よしだ・みつひこ)等の系譜に連なるような画風なのです。
ふりがな付きらしいので、お子ちゃんたちにもぜひ!!

南総里見八犬伝 全4巻

南総里見八犬伝 全4巻

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 2002/03
  • メディア: 単行本


●山本タカト 公式サイト
http://yamamototakato.com

※『仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌』の作詞の著作権者である石山 透さんは「JASRAC 日本音楽著作権協会」に権利を委託していません。この記事の文中に転載した歌詞の一部は著作権法上の「引用」の範囲と解釈して掲載します。(曲と歌は「JASRAC」が管理)。

nice!(0)  コメント(1) 

英国ドラマ『ダウントン・アビー』で覚えた美しい歌『If You Were the Only Girl In the World』。 [映画・テレビ・ラジオ・漫画]

テレビの年末年始番組が早く終わらないかな~と待っていた英国ドラマ『ダウントン・アビー』(NHK総合)。ようやくシーズン2 第4話「不吉な知らせ」が観られました♪ お屋敷にベイツさんが戻ってきて、うれしい!(感涙)。

今回は思わずホロリとする場面が多かったのですが、同時に皮肉の応酬シーンも、これまで以上にパワーアップした感じ。こんなキツイことを面と向かって言われたら固まっちゃって言い返せないよ!と驚きましたが、イギリスの方々は鍛え方が違うんでしょうねぇ。エレガントなイヤミの返し方、ぜひ教わりとうございますわ~(笑)。

ストーリーの中ほどに、次女イーディスのピアノ伴奏で長女メアリーが歌う「クローリー・シスターズ」の演奏シーンがありました。
https://www.youtube.com/watch?v=SXFO11kC8Zk
(登録:WorshipDarkWaveさん)
※シーズン2 第4話をあとから観る予定のかたは今、ご覧にならないほうがいいと思いますよ~。

この曲がとても素敵だったのでネットで探し回り、いろんな情報を発掘しました♪

タイトルは『If You Were The Only Girl In The World』。
1916年に発表された曲で作詞はイギリス人のクリフォード・グレー(Clifford Grey/1887~1941)、作曲はアメリカ人のナット・エア(Nat D. Ayer/1887~1952)。
カナダの歌手ヘンリー・バー(Henry Burr/1882~1941)が歌い、のちに有名どころだとペリー・コモやディーン・マーティン、ドリス・デイといった人たちも含め、多くの歌い手がカバーしたようです。

ヘンリー・バーの歌声を当時の世相を伝える写真付きで。メアリーの歌とは印象がガラリと変わります。
●「World War One Music And Songs」
(登録:WW1Photosさん)
http://www.ww1photos.com/IfYouWereTheOnlyGirlInTheWorld.html


『ダウントン・アビー』は第一次世界大戦(1914~1918年)の頃のイギリスを描いているので、戦時下の真っただ中にヒットし、幅広い世代に愛されたこの曲が象徴的に使われたのでしょう。ドラマの中でも先代伯爵夫人のバイオレット以外は、その場にいる全員が合唱していましたね。

デヴィッド・ニーヴン主演の戦争映画『The Immortal Battalion(邦題:最後の突撃)』(1944年/イギリス)にも、この曲を兵隊たちが大合唱するシーンが……。慰問の場面と思われますが、当時は愛国心を醸成するために、よく歌われたのかも。戦時中に生まれた歌曲の哀しい一面です。
●「"If You Were the Only Girl In the World"」
(登録:DVanDeusenさん)
https://www.youtube.com/watch?v=wSPAPps5dEo


歌詞も載せておきますね~♪

『If You Were The Only Girl In The World』

Sometimes when I feel bad
and things look blue
I wish a girl I had... say one like you.
Someone within my heart to build a throne
Someone who'd never part, to call my own

If you were the only girl in the world,
And I were the only boy,
Nothing else would matter in the world today,
We would go on loving in the same old way.

A garden of Eden, just made for two,
With nothing to mar our joy.
I would say such wonderful things to you,
There would be such wonderful things to do,

If you were the only girl in the world,
And I were the only boy.

If you were the only girl in the world,
And I were the only boy,
Nothing else would matter in the world today,
We would go on loving in the same old way.

A garden of Eden, just made for two,
With nothing to mar our joy.
I would say such wonderful things to you,
There would be such wonderful things to do,

If you were the only girl in the world,
And I were the only boy.


耳に馴染みやすく覚えやすい素直な曲調に、詞も温かみが感じられ、韻の踏み方もきれいですね~。ネット上には日本語訳が見つからなかったので自分で訳そうかと思ったのですが、私では時間が掛かり過ぎるので~(汗)、
いつか物凄く時間が空いたら訳してみて追記することにしましょう(←永遠にないかも。笑)。英語の好きな方は訳詞に挑戦してみてくださいな。

検索サイトでタイトルを入力して検索すると、たくさんの音源が出てきますので、それらを聴きながら歌ってみてはいかがでしょ~♪ 現代では平和への想いをこめて合唱曲などにアレンジするのもいいなと思います。

ディーン・マーティンが歌っている動画も発見。甘くロマンティックな歌唱です。
●「Dean Martin - If You Were the Only Girl」
(登録:dino4everさん)
https://www.youtube.com/watch?v=SMmNoKaDOAk

オペラやミュージカルで活躍しているというイギリスの歌手アルフィー・ボー。こちらは朗々と歌い上げています。
●「Downton Abbey - Alfie Boe if you were the only girl in the world」
(登録:Elizaveta Mishakovaさん)
https://www.youtube.com/watch?v=R1ls4UaQ484

※『If You Were the Only Girl In the World』の作詞・作曲の著作権は消滅しています。
(「JASRAC 日本音楽著作権協会」のサイトで確認済み)。

(よろしければ応援クリックを♪)
ブログランキング・にほんブログ村へ

[本日のオマケ]

『ダウントン・アビー』は衣裳も楽しみ! 特にボルドー系の色が大好きな私は、メアリーがボルドーカラーのドレスをまとっていると、うっとりしつつ細部までチェックしちゃいますね~(笑)。

伯爵家の人々の装いやメイド服も含め、ドラマの衣裳の一部が展示されている「スパダイナ博物館」(カナダ・トロント)。ここは19世紀に建てられたマナーハウス(邸宅)だとか。展示室の様子が動画で観られます。
●「Dressing for Downton: Costumes from Downton Abbey at Spadina Museum」
(thecityoftorontoさん)
https://www.youtube.com/watch?v=bXa9pucv828

『Downton Abbey』を放映している本家本元の英国のテレビ局のサイト(※英語)。
●「ITV」
http://www.itv.com/
「Shows」という項目に「Downton Abbey」の文字とメアリーの顔写真が♪ でも、英国では話がずっと先へ進んでいるので、知らない登場人物の写真なども出てきます。楽しみに取っておいて、今は見ないほうがいいかもしれませ~ん。

●『Great British Rock 'n' Roll Vol.4』(輸入盤CD)
2枚組・全70曲中、ディスク2の30曲目めに『If You Were The Only Girl In The World』を収録。イギリスの「ジョニー・キッド&ザ・パイレーツ(Johnny Kidd & The Pirates)」という‘50年代後半~‘60年代後半に活躍したロックンロール・バンドがバラード風に演奏しています。私の愛するBeatlesの先輩世代ですね~。
(CDはアマゾンで1,794円。ダウンロード購入する場合は1曲100円…バラ売りのほうは非常に割高になるんですねぇ)。

Vol. 4-Great British Rock N Roll

Vol. 4-Great British Rock N Roll

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Imports
  • 発売日: 2010/02/02
  • メディア: CD


nice!(0)  コメント(4) 

漫画家・東村アキコ作品のファンなのですが、超有名な売れっ子だったんですね~。 [映画・テレビ・ラジオ・漫画]

以前、友達が出産したときに、別の友達が「この漫画、面白いよ~! プレゼントにいいよ♪」と薦めてくれたのが、東村アキコ(ひがしむら・あきこ)さんの『ママはテンパリスト』(集英社コミック)でした。

「育児エッセイ漫画」という触れ込みで、作者と愛息“ごっちゃん”の日常を描いたものですが、読んでみると、出産・育児の経験のない私でも、どひゃひゃ~!!と大笑い。並々ならぬギャグセンスの持ち主だと思いました。ママになった友人たちに贈ったら、あまり漫画を読まない人にも大ウケ♪

それまでは、しばらく漫画から離れていたのですが、東村作品がきっかけでネットをチェックするようになると、最近では実に多様なテーマの漫画が揃っているんだな~と驚きましたねぇ。

東村アキコさんには、たくさんの作品があり、ヒットしているシリーズ物はテレビドラマやアニメ、映画にもなっています。超売れっ子だったんですね、私が知らなかっただけか~(汗)。

基本路線はコメディですが、ヒネリ方や落としどころが独特で、一般的には些末と思われる部分にもこだわりがあり、特定の世代には、やたら懐かしいネタもちりばめてあるんですよ。
また、家族の赤裸々な実話など、よくぞここまで描くよね~!と感心するばかり。
キャラクターの描き分けも巧みですが、人物造形がしっかりしているんでしょうね。全般的にサービス精神たっぷりという印象ですが、緻密に計算されたもの、というより、自由な発想と自己表現を追求したら現在の形に昇華したという感じでしょうか。

……といった広浜千絵の論評は参考にしなくていいんです~。絵でも写真でも歌でも映画でも文章でも何でも、
自分が「好き」か「嫌い」かで判断すればいい。喜怒哀楽の感覚は人によって違うので、テレビのうるさいバラエティ番組や、いわゆる“お笑い系”の人たちのギャグにはクスリとも笑えないのが私。だから、「この漫画には全然ハマらないよ!」という人もいるのでしょうけど、私は物凄く好きなんです~。

『主に泣いてます』という絶世の美女として生まれた女性の不幸をとことん追究(?)した作品は、テレビドラマ化されたことがあるそうです。
ネットで配役を確認してみたら、キャスティングのミスとしか思えな~い。ヒドイ。原作の漫画を読んでないんじゃないの?

でも、東村アキコさんの作品は実写で制作するのは非常に難しいと思います。と言うか、漫画が原作で面白かったドラマなんて、ほとんどないと私は思うのですが……。
出演者が妙なハイテンション演技となりがちで、実にヘンなのです。ヒットした漫画を安易に利用してドラマ化しようとする発想自体が貧しい。テレビドラマはドラマ固有の文化とプライドがあったはずでは?

そんな中でも、東村作品が原作で現在、上映中だという映画『海月姫(くらげひめ)』は、それなりにキャラクターのイメージに合うキャスティングが実現したのかも?という配役。

オタク系の女子たちの物語ですが、主役のクラゲオタクの能年玲奈はともかく、アフロヘアの“鉄ヲタ”に池脇千鶴とは、よく引き受けたなぁ、勇気ある女優魂だわ~と思いましたが、元々コメディ系の作品にも出ているのかな?

映画と連動した展覧会が1月12日(月・祝)まで開催中だそうです。
●「男を必要としない展覧会!? 海月姫展」(パルコミュージアム)
http://www.parco-art.com/web/museum/exhibition.php?id=717

こういう展覧会には行きませんが~、漫画にオタク女子たちの住まいとして登場する「天水館」というレトロな西洋館風アパートが映画で再現されているのが素晴らしく、ロケ場所はどこだろうと調べてみたら、埼玉の川越(かわごえ)市にある国登録有形文化財のレストランでした。ここには行ってみたい♪

●「モダン亭 太陽軒」
http://www.kawagoe.com/taiyoken/
1922(大正11)年に西洋料理店「太陽軒」として創業。現在の建物は1929(昭和4)年築の木造漆喰塗り2階建ての洋館。和洋折衷の西洋会席料理が楽しめるそうです。「アルバム」というページには大正末期~戦前のセピア色の写真も。

ところで、東村さんの作品は「集英社」からも「講談社」からも刊行されているのですが、昔は1社独占で漫画家を縛り付けることも多かったので、今はそんな時代になっていたのか~とビックリしました。
それと、以前は吹き出しの中のセリフには句読点(「、」と「。」)を入れないのが決まり事だったと思っていたのですが、最近では句読点入りもあるんですね。「小学館」の漫画作品とか。私は句読点ナシに慣れているから、気になってしょうがない。

それよりも、広告・出版・Web制作に関わる人間たちにとって、これは由々しき問題では!と思ったことが
東村さんのブログに書いてありました。

漫画家や作品関連のニュースを配信する「コミックナタリー」(運営:「ナターシャ」)という媒体から、アルバイト経験に関するインタビューを依頼され、東村さんが協力したところ、謝礼として10万円が渡されたそうです。

取材時にはアルバイト情報の会社の担当者も同席したらしいのですが、インタビュー自体はライターが行ったとか。一般に、インタビューには謝礼が発生しないことが多いので、東村さんは「おかしいな」と思いつつ、長年の付き合いもある会社なので、そのまま受け取ったそうです。

その後、インタビューのときに撮影された自分の写真がTwitter等で拡散されてしまい、広告塔のように扱われていることに違和感を覚え、「コミックナタリー」に質(ただ)したところ、インタビュー企画は媒体側(=ナタリー側)から持ち掛けたもので、「ナタリー」はクライアントから50万円を受け取ったということがわかりました。

つまり、純粋な編集記事ではなくてタイアップ記事(記事広告)だったというわけです。
しかし、「ナタリー」は東村さんに対し、事前にも当日にも何一つ説明しておらず、東村さんも“広告”という言葉すら思い浮かばぬままインタビューを受けたという事情のようです。そのせいで齟齬(そご)が生じたのでしょう。

ちょっとヒヤッとして自分の仕事の進め方を振り返ってみると、取材を申し込む相手には打診する際に「媒体資料」として掲載する媒体の説明を書いたものを渡します(文書を送付するかメール添付で)。
そこには純広告やPRなのか、タイアップ記事か編集記事かといったことも書き添えますので、納得した上で引き受けてもらえます(もちろん、媒体の特性や目的などによっては断られることもありますが)。

私の友人・知人の編集者やライター、ディレクターなどは皆、同じように進めると思うんですけどね。

だから、今回の東村さんのようなケースは、「コミックナタリー」側が従来の付き合いに甘えてナアナアのまま話を進めた、という怠慢ではないかと思うのです。
「カネ払ったんだから、写真ぐらい出回ったっていいじゃん」という安易な感覚だったのか?

東村さんは謝礼を返したそうですが、仕事の業務の一環として何らかの依頼をすることがある人は心しておくべき話だと思いました。
それは相手が芸能人や文化人など有名な人だけでなく、我々のようなプロが取材として関わる以上は一般の方々が対象であっても同じことで、口頭での説明だけでなく文書のやり取りで了承を得るべきだと改めて思った次第です(まぁプロじゃなくても同じだと思いますけどね~)。

問題の記事は以下のサイトに載っています。
●「ナタリーにびっくり」(「少女漫画家? 東村アキコのブログ」2014-12-15)
http://ameblo.jp/higashimura/entry-11964825046.html

[本日のオマケ]

出産を控えたプレママや出産祝いの楽しいプレゼントにも♪
●試し読み『ママはテンパリスト』(集英社マンガネット)
http://www.s-manga.net/comics/cm_20081017_ch_azc_9784087821888_mamaha-tenparist-1k.html

書体をにじませたタイトルロゴのデザインも秀逸。
●試し読み『主に泣いてます』(ソクヨミ/デジタルカタパルト)
http://sokuyomi.jp/product/omoninaite_001/CO/1

「女性漫画家の『まんが道』を想定して描く自伝エッセイ漫画」だとか。学生時代、描くことに没頭したデザイナーや
イラストレーター、画家などアートに関わる方々なら、私の10倍はウケそう♪
●試し読み『かくかくしかじか』(集英社『Cocohana』サイト)
http://cocohana.shueisha.co.jp/viewer/higashimura/kakukaku01/index.html

●講談社『海月姫(くらげひめ)』公式サイト
http://kisscomic.com/kc/kurage/
●映画『海月姫(くらげひめ)』公式サイト
※出演者の紹介や予告編が観られます♪
http://www.kuragehi.me/

東村プロダクション公式サイト
●「想い出迷子 AKIKO HIGASHIMURA」
http://www.higashimurapro.com/

森繁拓真さんという漫画家は東村アキコさんの実弟だそうです。ほぼ実話のような漫画作品にも登場します。

弟が実姉の命令(?)に逆らえず描いたグルメエッセイ漫画。
●『いいなりゴハン』森繁拓真・著(集英社 ジャンプ改Web)
http://jumpx.jp/w/inari/

ママはテンパリスト 1

ママはテンパリスト 1

  • 作者: 東村 アキコ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2008/10
  • メディア: コミック


●電子書籍版はこちら↓
ママはテンパリスト 1 (クイーンズコミックスDIGITAL)

主に泣いてます(1) (モーニング KC)

主に泣いてます(1) (モーニング KC)

  • 作者: 東村 アキコ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/08/23
  • メディア: コミック


nice!(0)  コメント(0) 
前の30件 | - 映画・テレビ・ラジオ・漫画 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。