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初めて食べたシリーズ:おいしい夏野菜「カボッキー」! [おいしいもの♪ 料理・食材・食文化]

高知「山下農園」からの定期便は夏野菜がいっぱいです♪ なす、ピーマン、トマト、中玉トマト、きゅうり、モロッコいんげん、紫玉ねぎ(赤玉ねぎ、レッドオニオンとも)等々。
その中に「カボッキー」という野菜が入っていました。私は使うのも食べるのも初めてなので、ネットで調べつつ、山下一穂さんにも聞いてみました。

一穂さんがカボッキーを初めて食べたのは、芸能人が経営している大阪の焼肉屋さんだったそうで、焼くだけで充分においしいから農園でも作ってみることにしたんだとか。
「韓流(はんりゅう)ズッキーニ」とも言うそうです。

果皮は白瓜のように薄い緑色なんですが、頭の部分(ヘタ=生り口=なりくち)はカッパの頭のような形なので、やっぱりズッキーニのほうが似ていますね~。
白瓜もキュウリも、ゴーヤ、ヘチマ、スイカ、メロン、ズッキーニもカボッキーも、み~んなウリ科の仲間ですが、カッパ頭チームはカボチャ属だそうです。カボッキーは蔓(つる)性で、ズッキーニは蔓なし。

わかりやすい写真と説明の載っているサイトを見つけました~♪

●「旬の食材百科」(FoodsLink)
・カボッキーの形
http://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/kabocky1.htm
・カボッキーの説明
http://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/kabocky.htm

●「野菜ナビ」(管理人:「さき」さん)
・ズッキーニ
http://www.yasainavi.com/zukan/zucchini.htm

種を販売している会社によって呼び名が違うようです。
「カボッキー」(松永種苗)、「マッチャン」(サカタのタネ)、「リッチーナ」(タキイ種苗)

「松永種苗」の種の袋には「韓流つるありズッキーニ!?」というキャッチコピーまで付いています。
でも、やっぱり「カボッキー」のほうが可愛い名前で普及しそうですねぇ。「マッチャン」だと私の兄貴分をはじめ、
ゴールデン街の常連に何人もいる呼び名だし(笑)。

調理の際はズッキーニと同じく皮付きのままでOK。クセのないあっさりした味なので、どんな料理にも使いやすいでしょう。厚めに切ってソテーするだけでもいいし、炒めもの、煮もの、揚げもの(天ぷら、フライなど)、汁もの(スープ、味噌汁)、漬けもの、なんでも~。ズッキーニと同様、ほかの夏野菜と一緒に煮込んで「ラタトゥイユ」にも!

ネットで調べたら、生食している人もいました。ズッキーニよりも果肉が軟らかい感じなので、ナマでもおいしそう♪
包丁を入れるときも抵抗なく切れます。熟すにつれ、やや硬めのアボカドのような果肉感(?)とでも言いましょうか。

連日せっせと野菜を食べているところですが、これまでと同じ料理を作っても、野菜の比率と種類が確実に増えました。そうして炭水化物を徐々に減らして野菜多めの食事へとシフトしたいのですが~、素麺の季節だしね~、冷やし中華も好きだし~(汗)。

とにかく私としては、山下さんちの野菜が無農薬&化学肥料なし&有機栽培なのに、苦手な虫は全く見当たらないのが非常にウレシイのでございます~(感涙)。


[無農薬有機栽培の高知「山下農園」の野菜やお米を購入するには?]

●確かなロケーションで育む有機野菜 山下農園
http://harehore.net/
●「エコスタイルショッピング」(運営:Thread スレッド)
http://zibasun.com/shop/item_list?category_id=224642
●「新宿タカシマヤ」地下1階 食料品売り場(グルメスクエア)
生鮮食品と「紀ノ国屋」の間にある「髙島屋ファーム」で販売中♪
(フロアガイド)
https://www.takashimaya.co.jp/shinjuku/floor/fb1.html

無農薬野菜づくりの新鉄則―No.1農業塾の塾長が教える!家庭菜園で有機栽培する最新ノウハウ42

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超かんたん無農薬有機農業

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  • 発売日: 2010/09/01
  • メディア: 単行本



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浅草橋の中国料理「馥香(フーシャン)」のおせち料理を撮影してきました♪ [おいしいもの♪ 料理・食材・食文化]

浅草橋は古くから問屋街として知られた地域で、駅前には雛(ひな)人形・五月人形・羽子板・破魔弓などを扱う人形問屋が十数軒も集まっています。
また、周辺には花火屋さんや造花屋さん、包装用品・雑貨などの大型店「シモジマ」、手芸小物やビーズなどアクセサリーパーツのお店も点在。問屋街ですから昔はその道のプロだけが顧客でしたが、今では一般の私たちでも、少量でも購入できるお店が多くなりました。
隅田川に近い柳橋界隈は、江戸中期から200年にわたり、花街として隆盛を誇ったという歴史もあります。

浅草橋と聞くと浅草の近所かと勘違いする人もいますが、2km以上も離れていますから、ブラブラ歩くと30分近くは掛かるでしょうか。最寄り駅はJR総武線と都営大江戸線の「浅草橋」駅です。
その駅前を走る「江戸通り」を蔵前・浅草方面へと向かった右手に、オシャレな中国料理レストランが登場したのは10年前のこと。
青々とした竹の植え込みの先のドアを開けると、半地下に広がる空間には大きな円形テーブルが中央にしつらえてあります。2階分の高さの吹き抜けなので開放感もたっぷり。

この店「馥香(フーシャン)」のシェフ・高木秋廣(たかき・あきひろ)さんは、「礼華(らいか)」の新山重治(にいやま・しげじ)シェフの先輩です。シゲさんからご紹介いただいたことで、「馥香」のWebサイトや印刷物の制作にも携わるようになりました。

料理撮影は写真家・山家 学(やまや・がく)さん。ダイレクトメールなど印刷物のデザイン担当は、とみちゃんこと富田麻衣子さん。ディレクション・コピーライティング・進行管理・雑用係の私も含め、『新宿ゴールデン街 おつまみレシピ』(ぴあ刊)の制作スタッフと同じなんですよ~♪

店内での撮影の様子を私の携帯で撮ってみました。右端の白いコック服が高木シェフ。実践女子大でも料理を教えているそうですが、とても気さくな方なので、女子大生にも人気でしょうね~!
「馥香」おせち撮影.JPG













今回は、おせち料理に加え、オンラインショップに追加する、お総菜4品も撮りました。撮影後に試食もしましたが、おいしいし、お値打ち! 後日、サイトで公開できる状態になったら、またお知らせいたします~。

「馥香」ではシェフの奥さまの高木マダムと次男のヒロキちゃんも、フロアサービス担当スタッフの一員。小柄で可愛いマダムからは想像できないビッグサイズのヒロキちゃんは、いつも明るく朗らかなムードメーカーです(写真の後ろに小さく写って遠近法を演出しているのは、とみちゃん。笑)。
「馥香」ヒロキちゃんマネージャー.JPG














今や「馥香」のマネージャーとして、お店を取り仕切っていますから、食事にいらしたときには気軽に「ヒロキちゃ~ん!」と声を掛けてくださいまし~♪(笑)。

●「馥香(フーシャン)」
http://www.fuxiang.jp/
このサイトも写真は学さん、コピーはワタクシメであります~。高木シェフのレシピは2000以上もあるそうですが、その中から、ご家庭でも作りやすいようアレンジしたレシピも掲載。ぜひ作ってみてくださいな~!

●「馥香」オンラインショップ
http://shop.fuxiang.jp/
お総菜は厳しい衛生管理のセントラルキッチンで手作りしたもの。ご贈答にもオススメ!

●「馥香」ブログ
http://blog.livedoor.jp/fuxiang/
ランチメニューが確認できます。

●中華料理専門ウェブマガジン『80C(ハオチー)』
(中華・高橋/古樹軒 80C編集室)
「第2回 中華好き人口を増やす会」という特集に掲載。写真の中央が高木シェフです。
http://80c.jp/lovers/20121011-100.html
シェフの中国料理に対する想いや調理の技術的なこと、台湾での厳しい修業時代など、いろんな話が盛りだくさん! 料理や食べることが大好きな方なら、読み応えがあると思いますよ~。

[本日のオマケ]

最近、安易に「老舗(しにせ・ろうほ)」という言葉が使われていますが、元々、何代にもわたって同じ商いを続けている店を指します。浅草橋の人形問屋の中には本当に老舗と名乗れるお店もあり、それらのお店のWebサイトには人形にまつわる歴史や蘊蓄(うんちく)なども紹介されていて、なかなか興味深く面白いのです。

♪顔がいのちの~「吉徳(よしとく)」…創業:正徳元年(1711年)
http://www.yoshitoku.co.jp/
♪にんぎょ~の「久月(きゅうげつ)」…創業:天保6年(1835年)
http://www.kyugetsu.com/
「人形師 原孝州(はら・こうしゅう)」…創業:明治44年(1911年)
http://www.hara-koushu.com/
「まるぎん」…創業:昭和8年(1933年)
http://www.marugin.com/

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日本料理「菊うら」の板前心コースをごちそうになりました~♪♪♪ [おいしいもの♪ 料理・食材・食文化]

2002(平成14)年に開業した「板前心(いたまえごころ) 菊うら」と
2008(平成20)年、その2階でオープンした「達(たつ) 菊うら」は、
今や和食の名店と呼ばれる存在となりました。

私は同店のWebサイトや印刷物の制作に関わっており、
オーナー夫妻の達さん&女将みきちゃんとは
プライベートでも仲良くしてもらっています[黒ハート]

この日は兄貴分のOさんと打ち上げと称し、1階の「菊うら」へ。
予約時にはカウンター席が埋まっていたのですが、
何とかテーブル席が取れました。
「菊うら」半個室.JPG















Oさんが遅れることになったので
私は先に飲み始めましょう。
飲み物のメニューに
「90ml」という食前酒にぴったりの量が!
秋田の代表的な銘柄「新政(あらまさ)純米」の
低アルコールで甘口タイプだとか。
充分な旨みもありますが
スイスイ入ってコワイので、
1杯だけにしておきました(笑)。
新政 純米 低アルコール.JPG
隣のテーブルとの間には
パーティション(間仕切り)が
入っているから、半個室状態。
一人でチビチビ飲んでいると
周りから
にぎやかな声が聞こえてきます。
ああ、こういう時間が
いいんだなぁ……。
友達の店が繁盛している様子は
うれしいこと、この上なく。


●お通し
鰻の白焼きのうざく
(みょうが、きゅうり)。
お通し:白焼きのうざく.JPG













この半年ほど「鰻が食べた~い!」と
切望しながら機会がなかったので、
しみじみと味わいました。
お酢の加減が絶妙。夏が来たなぁ。

ここでOさん登場。
気風の良い美人女将の
みきちゃんが手に持っているのはOさんの帽子。
「菊うら」女将みきちゃん.JPG












●前菜の盛り合わせ
(写真の左上から時計回りに)
・酒盗のクリームチーズ和え(「菊うら」の定番)
・たこの燻製(自家製)
・きぬかつぎ
・白バイの煮付け
・ムギイカ煮(スルメイカの若くて小さいタイプだそう)
前菜.JPG









バイは私の生まれ育った富山では非常に馴染み深い貝。
バイとハタハタは、それぞれの旬になると
お鍋いっぱいに煮付けられ、
しょっちゅう食卓に上っていました。
私は子どもの頃に最も多く食べた貝は
アサリ、シジミ、ハマグリ、サザエ、ホタテ、カキ、アワビなどではなく
バイでしたねぇ。

このバイという名はエゾバイ科の巻き貝を意味し、
ツブ貝とも仲間のようです。
バイは漢字で書くと
「貝」または「蛽(※文字化けの場合:虫偏に貝)」。
ややこしいのですが、よく見聞する「バイ貝」というのは
厳密には重ね言葉なんですね~。

バイは種類によって貝殻の模様も、さまざまですが、
茶色の地に斑点のあるものを「黒バイ」、
ベージュの無地のものを
「白バイ」「越中(えっちゅう)バイ」
「加賀バイ」などと言うそうです。
(白バイって警察の…というツッコミはナシです。笑)。

私の実家では「刺し身バイ」と呼んでいたのが
「大越中(おおえっちゅう)バイ(アオバイとも)」。
これは「白バイ」等より深海に棲む大型のバイで、
子どもの頃に見たのは全長15~20cmが普通でした。
コリコリして磯の香り・甘み・旨みのある、おいしい貝です。
都内のデパ地下やスーパーでは
大きな殻ごとの姿で見掛けたことがありません。
築地市場にならあるんでしょうけど、
首都圏では一般に「大越中バイ」は知らない人のほうが多いかも?

巻き貝は、おいしい内臓が
貝殻のぐるぐる渦巻きの底のほうに入っていますよね~。
あれがなかなか取れなくて、
たいていは残念なことに終わるんですけど(このときも同様。泣)、
「菊うら」のお客様には殻を割ってまで食べた方がいたそうですよ!!
お皿に粉々になった殻が残されていることがあるとか。
殻を噛み砕いているのかもしれません(驚)。
まぁ気持ちはわかりますけどねぇ、
接待とかデートのときはガマンしたほうがよろしいですわよ~(笑)。

「きぬかつぎ」とは里いもの品種の名ではなく、
里いもの小いもを皮ごと蒸すか茹でるかした料理の名です。
食べやすく、また、座りを良くするために、
小いもの下の部分を少し切り落として加熱するのですが、
皮の付いた姿が、平安時代に高貴な身分の女性が外出する際、
頭から衣(きぬ)をかぶって顔を隠した様子にたとえて
「衣被(きぬかづき・きぬかずき)」、
転じて「衣(きぬ)かつぎ」と呼ぶようになったと言われています。

「きぬかつぎ」に用いられるのは
「石川早生(わせ)」という品種が多いのですが、
てっきり石川県産かと思っていたら、
大阪府の南河内郡石川村(現・河南町)が原産地だそうです。
現在、「石川芋」は全国で栽培されており、
早い所では5月から沖縄産、7月に九州産(宮崎県など)が出回り、
8月頃に静岡産などがお目見え。

「きぬかつぎ」の季語は秋です。
昔々、句会に参加しているときに詠んだ私の句。

きぬかつぎ つるりと剥(む)かれ 風邪ひくな     ちえ


●今日の一本
「EVOLUTION(エボリューション)」
白ワイン:エボリューション.JPGエボリューションのエチケット.JPG










アメリカはオレゴン州の造り手による白ワイン。
9つのブドウ品種をブレンドして醸造されたそうです。
(ミュラートゥルガウ、リースリング、セミヨン、ピノグリ、ゲヴェルツトラミネール、
ミュスカ、シャルドネ、ピノブラン、シルヴァーナ)

「EVOLUTION」の意味は「進化」(Oさんが電子辞書で調べた)。
「菊うら」のお料理をジャマせず、口当たりの良い飲み口のワインでした。


●椀物
鱧(はも)に梅
梅素麺(梅を練り込んだそうめんを煮麺=にゅうめん=仕立てに)
白うり
椀物:はも&梅そうめん.JPG













日本料理では旬が同じ時季で相性の好いものを
「出合いもの」と呼び習わしますが、
鱧なら夏は梅、秋は松茸。

Oさんは「ほんとにうまい」と、うなって感心しきり。
「菊うら」の料理は何でもおいしいし、私も大好きなんですけど、
特に「だし」は年がら年中、10年以上、ずっと変わらぬ素晴らしさ。

最近、「だし」のことを「だしじる」って言う人が多くなったでしょ~。
あれがイヤだわ~。なんだか言葉の音が汚いじゃない?
だいたい「だし」って漢字で書くと「出汁」なんだから、
「だしじる」だと「出汁汁」になっちゃうでしょ~!

と、みきちゃん相手に愚痴を言っていたのですが、
「だしじる」は「出し汁」と書いて慣用読みとして
掲載している辞書も増えてきた模様。
また少数派になっていくのね、私……(泣)。


●お造り
・縞海老(シマエビ/モロトゲアカエビ)
・本マグロ(中トロ、下には赤身)
・石垣鯛(イシガキダイ/イシダイの仲間。
皮の模様はシマシマではなくヒョウ柄のよう)
・石垣貝(正式な名前は蝦夷石陰貝/エゾイシカゲガイ/
トリガイの仲間の二枚貝で、市場では「いしかげがい」が
「いしがきがい」と、なまったまま通用するようになり、
石垣という漢字まで当てられて定着したとか)
・アジ(軽く締めたもの)
・ウニ
・アオリイカ(漢字表記は「障泥烏賊」だそうです)
お造り.JPG

















私は“石垣貝”を初めて食べたのですが、
やわらかく甘みがあって、おいしいおいしい♪
お茶碗いっぱい食べたい!!
でも、1切れでとどめておくのが良いのですよね…(涙)。


●揚げ物
鮎の春巻き 蓼酢(たでず)ソース
(骨せんべい、レンコン、ししとう、ミニトマト)
春巻きの上には鮎の肝、緑のソースが、たで酢。
カリッ、サクッ、ハフハフ、ホワホワ……。
私は川魚に思い入れがないのですが、
鮎の塩焼きより断然こっちのほうが好きですね~!
揚げ物.JPG

















●煮物
ヤングコーン、ズワイガニ、青菜のあんかけ、
旨みたっぷりの味わいに
ポロネギ素揚げのトッピングが、とても香ばしく~♪
煮物.JPG















以降、酔ったので撮るのを忘れたのですが、
食事は穴子ご飯(木の芽のみじん切り入り)、お味噌汁、漬物
(※私は汁物以外は持ち帰りにしてもらいました)、
デザートはOさんが杏仁豆腐、
私が梅シャーベット(青梅漬けのトッピング)。

これでコース1人前5,500円(税別)なり~。
お通しも含めての料金設定で、デザートまで8品ですから、
食材の質や料理人の腕の高さ、サービススタッフの良さを考えると、
本当に本当に良心的で、お値打ちなんですよ~!(感涙)。


「板前心 菊うら」の味を担うのは料理長ナベちゃんです。
料理はもちろん話も上手で、しかも歌って踊れるし、
まさにマルチプレイヤー♪
この店でナベちゃんの温かい笑顔で迎えられると
心底ホッとするんですよね~。
同じような常連客の方々も多いことでしょう。
ナベちゃん料理長.JPG














「菊うら」は西新宿で開業以来、10年以上にわたって
連日ほぼ満席状態が続いているという大人気ぶり!
予約は1週間ほど前に入れないと席は確保できませんよ~。
まだ機会のない方は、ランチタイムにいらしては?

1・2階の両店とも9月の開業なので、
毎年9月には周年記念の特別コースも召し上がれます
(通常のコースとは別料金)。

●「板前心 菊うら」「達 菊うら」
http://www.kikuura.com/

それぞれのFacebookページに
ランチメニューのお知らせや前菜の写真などがアップされます。

●みきちゃんブログ「おかみの時折」
http://kikuura.jugem.jp/
(最近の内容は、ほぼFacebookページと連動)

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「山下農園」の定期便で野菜生活、始めます!&東京フォーラムで「新・農業人フェア」開催。 [おいしいもの♪ 料理・食材・食文化]

ここ何度か「山下農園」の野菜を食べるうちに、
本当においしい野菜は満足度が高いから、
さほど肉類や炭水化物を摂らなくても
平気になるかな~と思うようになりました。

これが誰かに「体に良いから食べなよ!」と勧められたのだとしたら、
ひねくれ者の私は急に食欲が失せてしまうのですが、
自分で食べて「おいしい♪」と思うものなら、
毎日、食べられるのは、この上もない幸せ!

というわけで、
週1回の定期便として送ってくださいとお願いしたわけです。
IMG_0384.JPG
届いたのは
ナスにキュウリ、ピーマン、インゲン、紫玉ネギ、サラダ菜、
そして、長~い茎に葉っぱがたくさん付いたニンジンは、
「オレンジ・ハーモニー」という名前だそうです。
見た目の美しさや新鮮さはもとより、
丁寧な包装も大変だろうな~と頭が下がる思い。

ニンジンの葉は線香花火の火花のように繊細な美しさだなと思うのですが、
これまで、かき揚げと焼き菓子で食べたことしかなかったので、
かずほさんに「山下家では、どのように召し上がりますか?」と聞いてみました。

●さっと湯がいて、鰹節と醤油。
●トマトが獲れ始めたら、カツオのタタキに、つぶしたトマトをのせ、
にんじんの生の葉っぱをかける。

後者は山形県のイタリアン「アル・ケッチァーノ」の奥田シェフ直伝だそうです。
面白いレシピですね♪

私はとりあえず、キュウリとニンジンをカットして生のままで。
それと、ニンジンの茎と葉は3cm長さ程度に切って、湯がいてみました。
茎はかなり硬く、繊維も多い感じです。
けっこう長めに茹でて、あとから葉っぱも加えて火を入れました。
サバの黒酢煮があったので、それにトッピング。
IMG_0385.JPG
キュウリは青臭さやえぐみもなく、みずみずしく甘い。
ニンジンは昔ながらの味に近いような気がしますが、
子どもの頃はキライだったのに、大人になった今は、それがおいしい!
茎と葉はクセがあるので好みは分かれると思いますが、
翌日、ナスとピーマンの味噌炒めに
ニンジンの湯がいた茎と葉も加えたら、よく合いました。

一穂さんが試行錯誤しながら、たどり着いたのが
オリジナルの「超自然農法」。
農薬・化学肥料・除草剤は全く使わない有機野菜で、
産地直送ですから、ニンジンの皮も洗うだけ。
安心して皮ごと食べられるのが、うれしいですね~。

今週の土曜に、一穂さんが塾長を務める
「有機のがっこう 土佐自然塾」が
「新・農業人フェア2014」というイベントに出展するそうです。
このフェアがきっかけで入塾したという人も多いイベント。
一穂さんも高知から出張し、「生徒募集ブース」にいるそうですよ~♪

日時:2014年7月5日(土)10:30~16:30(受付終了16:00)
会場:東京国際フォーラム 展示ホール(1)
入場料:無料(入退出も自由)
http://shin-nougyoujin.hatalike.jp/

首都圏にお住まいの方々で、農業に興味のある方は、
気軽に出掛けてみてはいかがでしょうか?

以下に、一穂さんのFacebookのコメントを転載します。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
ぼくの辞書には、くっそー、頭にきた!と言うのはあるけれど、
くっそー、口惜し―!と言う言葉は無い。
なんだか悲しい、という気持ちは分かるけど、
とても切ない、と言う気持ちは分からない。
同様に、努力とか苦労という言葉もない。
しかし、ぼくちゃん、張りきっちゃう、というのはある。
張り切ったけれど、しまいにはずっこけた、なんてこともよくある。
「結構イイ線いくのだけどな~、でもツメがあまいんだよな~」と。
なんだかよく分からんけれど、ややこしい自分の性格に、
近頃やっとウマが合ってきた。
では、そのノリで「新・農業人フェア」in東京(東京国際フォーラム)。
就農相談から人生相談、なんなら恋愛相談まで、なんでも受け付けちゃう。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

だそうです。
面白そうな人だな~と思ったら、お顔を見に行ってください(笑)。
私は用事があるので行けないんですけど~。

●有機のがっこう「土佐自然塾」
http://www.tosa-yuki.com/

このサイトでは、お手軽な値段の「お試しセット」も買えますよ~♪
http://www.tosa-yuki.jp/

自然塾のFacebookページ
https://www.facebook.com/yuukinogakko.Organicfarming

一穂さんのFacebookページ。
広大な畑や料理上手な愛妻みどりさんの手料理の写真も♪
https://www.facebook.com/kazuho.yamashita
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「千章(ちあき)」のシンコのサイズ比較&「ととけん(日本さかな検定)」に挑戦!? [おいしいもの♪ 料理・食材・食文化]

 「千章のシンコを食べてみたい」という友達がいたので、
3名で予約を取ったのですが、当日の夕方になって
その友達の奥さんが体調不良によりダウンという連絡が……。

どうしようもなく、大急ぎで十数人に声を掛けまくってみたものの、
直前では誰もが空いているはずもなく、
どなたも「行きたいけど、ごめんね!」と気遣ってくれました。
急に連絡をした皆さま、失礼いたしました~。
また機会を設けますので、その折には早めにお誘いいたしますです~。

「千章」はなんせ7席しかないので、
私までキャンセルするわけにもいかず……、というわけで、
一人でまたシンコのおまかせコースを食べに出掛けました。

前の週と同じような内容かな~と思っていたのですが、
期せずして「生ミンククジラの刺し身」が出てきました~!
これまでクジラ刺しって特においしいと思ったこともなかったのですが、
あまりにも上品な味に驚きました。
もちろん調査捕鯨によるものですが、
特別な「千章」ルートがあるそうですよ(笑)。
「千章」ナマのミンククジラ!.JPG


さて、今が旬の「シンコ(新子)」の話を……。
これは「コハダ(小鰭)」の幼魚のことで、
コハダより大きくなると「コノシロ」と呼ばれるようになります。
成長によって名前の替わる出世魚。
地方によって呼び名も違うようで、関西では「ツナシ」と言われ、
古くは『万葉集』にも登場するそうです。

コノシロはニシン科の魚で、背中が青黒く、
おなかはギラギラしている感じで、目が何となくコワイ……。
成魚は全長15~17cm以上で、大きなものは25cmにもなるとか。
ニシンはスーッとスマートな形ですが、
コノシロは楕円形の笹の葉のような形とでも言いましょうか???
(興味のある方は、ネット検索で写真を探してくださいね~)。

成魚はお鮨には用いず、
お刺身、塩焼き、味噌焼き、唐揚げなどで食べるそうですが、
私は食べたことがありません。
私の好物の「バッテラ」は大阪発祥で
シメサバを使った箱寿司のことですが、
元々はコノシロを使ったそうですよ~(明治時代の中頃)。

武家社会だった江戸では
「コノシロを食う」=「この城を食う」
「コノシロを焼く」=「この城を焼く」
などと解釈し、縁起の悪い食べ物として嫌われたそうです。
コノシロさんも、とんだとばっちりを食ったものですねぇ……。

ほかに、よく聞くのは、
死んだ子の身代わりだとか(子の代=コノシロ)、
加熱すると死人を焼いた臭いがするだとか、
もうサンザンな言われようです。

それでも、関東ではお正月などの祝いの膳のために
「コハダの粟(あわ)漬け」を作ったり買ったりする家庭も多いようです。
こちらは、出世魚だから縁起が良いということらしく(……勝手だなぁ。笑)。
黄色い粒々の粟と赤とうがらしを加えた酢漬けですね。
都内ではスーパー等でも見掛けます。

コハダは江戸前の鮨ネタとして欠かせないメンバーであり、
光り物の好きな人なら、お鮨屋さんで必ず注文するでしょう。

東京周辺では、幼魚から成魚を順に
「シンコ」「コハダ」「ナカズミ」「コノシロ」と呼ぶそうです。
私は「ナカズミ」という言葉を初めて知りました。

成魚の旬は晩秋~春先で、産卵期が春~初夏だから、
生まれた幼魚のシンコは旬が初夏となるわけですね。

一般的には以下のようなサイズだとか。
……とは言え、いろんなWebサイトをチェックしたので、
「絶対に、これが正しい!」というものでもありません。

●シンコ:4~5cmのもの(6~7cmまでという説も)。握り鮨1貫につき2枚(2尾)付けまで。4cmぐらいは5枚(5尾)付け、6cm前後は2枚付けという意見も。
●コハダ:7~10cmのもの(12cmまで、15cmまでという説も)。10cmから1貫に丸付け(1尾)、14cmから1貫に片身(半身=1/2尾)付け。
●ナカズミ:13cm前後(15~16cmという説も)。1貫に片身(半身)付け。

まぁ、お鮨屋さんによって、
「うちの店のシンコとコハダは、これぐらいの大きさ」
という確固たる考えがあるでしょうね。
何枚(何尾)を使って、どのように握ってみせるか、
というデザイン性や美意識も大切でしょうし。

だから、「このシンコは7cmあるからコハダでしょ!」
なんて言うのは、
知ったかぶり客の代表として認定されてしまいます(笑)。

シンコもコハダも、お鮨として我々の口に入るまでには
非常に大変な手間が必要です。

まず、細かいウロコを丹念に引いてから頭を落とし、
尾も落とし(※「千章」のシンコは尾が付いたまま)、
内臓を出して水洗いし、
おなかを開いて中骨をすき取り、腹骨も丁寧に取ります。

そして、塩を振って一定の時間、置き、
流水で塩を流してから酢洗いし、水気を取って酢で締めます。
一定の時間が経ったら酢の水気を切って、
皮の光具合が鈍くならないよう、皮目と皮目を合わせて保存。
(※上記の手順は一例です)

これだけ書いただけで、ひゃ~、私には絶対にできない!
と確信しましたが、
塩と酢の加減は日によって調節も必要です。

ずいぶん前に三輪そうめんの取材へ行ったことがあるのですが、
高齢のご夫婦だけで手作りしている家のご主人は、
「毎日の天気や気温によって塩の量を加減しないと」
と話していました。

コハダなどに塩を振る際も、
暑い時季なら塩が溶けて浸透するのも早いし、
冬季なら、それがゆっくりとなる。
だから、マニュアル通りには作れないんですね。
これこそ鮨職人の技の粋(すい)。

「千章」の大将が使うシンコは、さばくと小っちゃいの何のっって。
例年、この時季の大将は目の下にクマを作り、
時には、ひげを剃る時間も気力・体力もなくすそうで、
無精ひげのままの時期もありました。
私は本音を言うと、特にシンコやコハダに
思い入れのあるわけではないのですが(笑)、
大将の努力に敬意を払い、
シンコの時季にも足を運ぶようになりました。

先週、アップした写真では実際の大きさが伝わらないなぁと思ったので、
今回は比較できるものと一緒に撮ってみました。

まずは、私の煙草
「アメリカンスピリッツ ウルトラライトメンソール」(無添加)とともに。
「千章」のシンコの握りを煙草の箱と比較.JPG

ちょっと暗いですよね。じゃあ、私の左手の小指と一緒に。
あとから測ったら、私の小指は第1関節から先端まで2.5cmでした。
「千章」のシンコ:私の左手の小指と比較.JPG

大将が「こっちのほうが、わかりやすいよ」と
500円玉を貸してくださいました。
「千章」のシンコ:500円玉と比較.JPG

……こんなふうに私が撮るんじゃなくって~、
早いとこ本の企画を通して、学さんに撮影してもらわなきゃ!

「千章」の料理写真&レシピ集(?)を出してもいいよ!!
という出版社の方がいらしたら、ぜひとも、ご連絡をくださいませ~。


[本日のオマケ]
魚類に関する知識を問う検定のサイトを見つけました~。

模擬問題があったのでチャレンジしてみたら、
少しは知っているつもりだったのですが、
見事に鼻をへし折られました。
検定なんか受けないから、いいも~ん!(笑)。

皆さまも挑戦してみませんか?

●「日本さかな検定“ととけん”」模擬問題
http://www.totoken.com/exercise/index.html

・私の成績
3級…5問中、全問正解♪
2級…5問中、2問だけ正解(涙)。
1級…5問中、2問だけ正解(泣)。

この模擬問題のページに誤記を2つ見つけてしまい、
事務局へ、お知らせのメールを送りました。職業病です……。


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中国料理「礼華(らいか)」のおせち料理2015年バージョンを撮影しました! [おいしいもの♪ 料理・食材・食文化]

年々、おせち料理の予約時期が早まっています。
Webサイトの更新も早めねばいけないのですが、
基本的には百貨店のカタログの発行時期に合わせるので、
多くの料理店が梅雨どきから夏本番前までに
おせち料理の撮影をするようになりました。

何より大変なのは、おせち料理に使う食材の調達です。
今の時季だと出回っていないものでも
手を尽くして入手するわけですが、
食材の目利きであるシェフが信頼している
仕入れ業者さんたちの努力のたまものでもありますね。

それでも、実際に完成品を配送する頃には
何らかの事情で必要な食材が手に入らなくなる場合もあるので、
例年、その旨も注意書きに記しています。

私がWebサイトや印刷物の制作に関わっている
中国料理店「礼華(らいか)」は
新宿御苑前に開業して10周年を迎え、
今では外苑前(南青山三丁目)にも
立派な店舗「礼華 青鸞居
(らいか せいらんきょ)」を構えています。

同店のおせち料理の撮影は
青山のお店で14時からスタートしました。
「礼華 青鸞居」外観.JPG












ティーバーの窓際に
陶製のパンダがちょこんと座った可愛いボトルが置いてありました。
マダムのメグちゃんが中国で見つけてきたそうです。
陶器のパンダ入りの中国酒らしい?.JPG

















写真家は山家 学(やまや・がく)さん。
「礼華」のWebサイトはもとより
リーフレットの写真も担当してもらっています。
百貨店向けの撮影の場合は
細かい決まりが多いので大変なんですよ~(汗)。
お重の並べ方や傾斜の角度などもチェックしつつ……。
百貨店用おせちの撮影.JPG


















オーナー夫妻のシゲさん(新山重治シェフ)
&マダム・メグちゃんには
通常の忙しい業務の合間を縫って
ちょくちょく確認していただきながら撮影を進めます。
新山シェフ&マダム・メグちゃん夫妻.JPG

















「礼華」のWebサイトに掲載するイメージ写真を撮影中。
おせちのイメージカットの撮影.JPG













今回のバック紙は学さんの提案で真っ赤を採用したので
とても華やかな画面となりました!
中国では、お正月(春節)になると
慶事の象徴として赤い紙を貼るなど赤色を多用しますね。

メグちゃんも自分のSNS用にスマホで撮影。
メグちゃんがスマホで撮影.JPG

















●「礼華」「礼華 青鸞居」Webサイト
新宿店には居心地の好いテラスもあります♪
青山店では多人数のパーティ等もOKです。
http://www.rai-ka.com/

●「礼華」Facebookページ
https://www.facebook.com/china.raika
●「礼華 青鸞居」Facebookページ
https://www.facebook.com/raika.aoyama
(※各店のタイムラインの写真は学さん撮影、
投稿写真は各店のスタッフが撮影したものです)

●山家 学Webサイト「unphoto(アンフォト)」
http://www.unphoto.info/air/

●「unphoto(アンフォト)」のユカちゃん(平松唯加子)も
腕のいい写真家ですよ~♪
http://www.unphoto.info/yukako/food/index.php

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約2㎝のシンコの握りと極上の刺し身・珍味の数々――“奇天烈な店”「千章」の6月篇。 [おいしいもの♪ 料理・食材・食文化]

ケンちゃん&ユッキー夫妻に誘ってもらったので、
大将&女将さんに、ご無沙汰の挨拶がてら
本の発刊の報告も兼ねて「千章(ちあき)」へ行ってきました。

この2月に、長年の常連で大将と親しかった作家の方が
がんで亡くなったこともあり、
同世代の大将は、どことなく意気消沈したままの様子でした。

その方の想い出話をしながらも、大将の手は休まず、
さまざまな珍味が、どんどん出てきました。
時季が時季だけに、もしかしたらシンコが……と思っていたら、
ちゃんと最後のほうに横長の見事な器にのって出てきました~。感激!!

撮影とブログ掲載の許可をいただいたので、
2014年6月20日(金)の「千章」コレクション(!?)を並べましょう。
今回は一品一品の内容も確認せず、夢中で食べて楽しく飲んできました(笑)。

来月は、いよいよサンマの季節に突入!
昨年から「千章」へ行こうと約束していながらも
まだ実現していない方々、ぜひとも、ご一緒に!!

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初夏なんですが、この時季に、おせち料理の撮影をするんですよ~。 [おいしいもの♪ 料理・食材・食文化]

Webサイトや印刷物の制作に関わると共に、
公私にわたってお世話になっている中国料理店2店から
2015(平成27)年おせち料理の撮影の依頼をいただきました~。

「もう、おせち!?」と驚く方も多いかもしれませんが、
デパートの通信販売など、年々、予約受付の開始日が早まっているためです。
そして、広告する媒体は何であれ、物づくりには時間も掛かります。

私が昔、広告制作会社にいたときも、9月の残暑厳しい時季に
クリスマスケーキの撮影に立ち会いましたし、
そのケーキが売られる頃にはバレンタインデイ向けの
チョコレート・ギフトの撮影現場にいました。
広告屋には季節感なんてものはないんですね~。

まぁ広告屋みんなが同じ感覚ではありませんけれども、当時の私は
クリスマスの日にケーキを目の前にしても
「またか~」という気持ちになりましたし、
バレンタインデイなんて前年に終わった気分ですから、
誰かにチョコを渡すなんてことも、すっかり忘れてしまうわけです(笑)。

今回のおせちは6月と7月に撮影をすることとなりました。
写真家は『新宿ゴールデン街 おつまみレシピ』(ぴあ刊)でも、お馴染み♪
山家 学(やまや・がく)さん。

2店とも2004(平成16)年のオープンで、めでたくも今年が10周年です!

3月6日に1店目の新宿店を誕生させたのが、
新山重治(にいやま・しげじ)シェフ&マダム・メグちゃん。

●中国料理「礼華(らいか)」(新宿御苑前)
「礼華 青鸞居(せいらんきょ)」(外苑前)
http://www.rai-ka.com/

前回のおせちは同店の通販サイトで見られます。
ほかにも、おいしいものがたくさんありますよ~!
●「礼華 お取り寄せ厨房」
http://rai-ka.com/shop/

この12月1日に10周年を迎えるのが、
「礼華」の新山シェフの先輩である
高木秋廣(たかき・あきひろ)シェフのお店です。

●中国料理「馥香(フーシャン)」(浅草橋)
http://www.fuxiang.jp/

オリジナルレシピを一部、公開していますので、
お料理好きな方は、ぜひトライしてみてくださいね!

●「馥香オンラインショップ」
http://shop.fuxiang.jp/

私は上記2店のサイトの撮影ディレクションと
コピーライティング(文筆)を担当しておりま~す。
(ブログやインフォメーションなどは、
お店のスタッフの方々が書いているものです)。

おせち料理の予約の受付は9月上旬からの予定です。
近年では、おせちも和洋中とバラエティに富み、
ネット予約によって手軽に購入しやすくなりました。
特に中国料理おせちの場合は魚介類・肉類・野菜とバランス良く、
子どもから年配の方まで親しみやすいのも特長ですね。

値段を見ると高級だな~と思うのですが、
シングルの人なら、友達同士でワリカン購入して
お正月のパーティ用にするのも一案ですよ~。
また、故郷への新年の贈り物にする人もいます。

それぞれのサイトが更新され次第、またお知らせしますが、
2015年の幕開けは格別の中国料理おせちを囲んで♪
というのはいかがでしょうか~?
数に限りがありますので、ご予約はお早めにどうぞ!

……ああ、途中から宣伝文みたいになっちゃった(笑)。
気の早い話でスミマセンねぇ、
これから暑い夏の本番が来るというのに~(汗)。
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今さらながら、山菜の旬は初春だけじゃないと知りました~。「ヨシナ(ミズ)」「シオデ」「イタドリ」の話。 [おいしいもの♪ 料理・食材・食文化]

ここ数か月、SNS友達の投稿に山菜の写真が多くなりました。旬を先取りする日本料理「菊うら」(西新宿)のランチメニューには2月下旬からウドが登場し、「地熱風」(東中野)などの飲食店や友達の投稿写真にも「タラの芽」「ふきのとう」「コシアブラ」等々の山菜が載っていました。

私は山菜の調理ができないので外食するしかないため、「ああ、天ぷら、いいなぁ~(涙)」とパソコン画面を穴が開きそうなほど見つめるばかり。
まぁ自分で何とかしようと思えば、どうにか調理できるのかもしれませんが、「アク抜き」と聞いただけで面倒そう!と思って、やる気が萎えますね(笑)。それに、私はいいトシになるまで山菜が苦手だったんです。
“好き嫌いの女王”と呼ばれた子どもの頃は見向きもしなかったので、山菜が食卓に上っていた光景すら記憶にありません。

20代の後半は北関東~東北の秘湯めぐりをしたのですが、山あいの民宿などに泊まると夕食に出るのは地元の山菜と川魚の料理。当時の私は「食べるもの、な~い」と、ほざいては同行者を困らせていましたが、今、思えば天然の山菜と清流で獲れた魚だったんでしょうねぇ。ああ、もったいない(泣)。

自然の豊かな富山県に生まれたのに山菜採りの経験もないし、食わず嫌いだったし、という有り様なので、山菜の名前にも非常に疎(うと)いのですが、富山のSNS友達の間では「ヨシナ」という山菜が大人気です。初めて聞いた名前……。

調べてみると、学名「ウワバミソウ」のことで北海道から九州まで分布。地方では「ミズ」「ミズナ」、北陸では「ヨシナ」と呼ばれているとか。
「ミズ」といえば秋田で同じ名前の山菜を食べたことがあるのですが、それには茎の節々に球形のものが付いていました。おひたしがシャキシャキとみずみずしく、とてもおいしかったので、都内の秋田料理店のメニューにも見つけたときには小躍りしながら注文したのですが、改めて調べたら、私が食べたのは「ミズの実」、つまり、「ヨシナの実」のことでした。
富山でも採れる山菜なら、私の子ども時代にも祖父母や親たちが食べていたのかも。くーーッ、残念無念!

●天然山菜の産直「あきた森の宅配便」(秋田県鹿角郡)
http://akita-mori.com/

「ヨシナ」は初夏が旬。食用にするのは茎の部分で、北陸では塩昆布・しょうが・みょうがなどと和えるようです。
富山県魚津市に住む清水祐一さんという方が、「ヨシナ」についてブログに書いていらっしゃるのを見つけました。
元新聞記者だそうで文章も非常にわかりやすい。畑仕事のほか、さまざまな自然に関する記事が満載です。

●「UOZU通信」(清水祐一さん)
http://uozu-yama-kawa-umi.net/

SNSでは高知の「山下農園」の一穂さんも、私の知らない山菜を夕飯の食卓にのせている写真が…。そのコメントは、「ぼくが代かきしながら、山の畑で採ってきたシオデ。いつもなら主役のカツオの叩きが、今夜ばかりは脇役になるほどの存在感。」

一穂さん、「シオデ」とは、どんな山菜なんですか?

「シオデは山菜の女王(今、勝手に決めた)と言われるほど美味いで有名らしい。土佐でもあまり見かけなくて、
ぼくの山の畑周りで、この時期ほんの少し取れるぐらいです。別名、山のアスパラガス。アスパラがお子様向きなら、シオデは大人の味。」

食べてみたいですね~!
一穂さん&奥さまのみどりさん行きつけのお鮨屋の女将さんも、一穂さんの投稿に、こんなコメントを寄せていらっしゃいました。

「ビックリ、シオデでっか!! あの高級な、中々見つからない。アスパラのような。高級料亭でしか頂けない山菜。いいよね~ (・∀・)」

うーん、ますます食べてみたくなるではありませんか!!

調べてみると、「シオデ」は「牛尾菜」とも書くユリ科の山菜。つるを伸ばす姿が牛のしっぽに似ていることから、この漢字が当てられたとか。日本全国に分布しているそうですが、なかなか採れないそうです。ネット上を探し回っていたら、苗を販売している人を見つけました。これまた秋田県です~。

●「山菜シオデ(ひでこ)苗販売」(ひでこ屋/秋田県仙北市角館町)
http://hidekoya.com/

秋田では「シオデ」のことを「ひでこ」と呼ぶそうで、「ひでこ節」という民謡まであるそうです。
山菜の地方名はバラエティに富んでいるなぁ…。
そこで思い出したのが、以前、姉貴分のむつよさんの実家へオジャマしたときに、ごちそうになった「ゴンパチ」という山菜。
和歌山では「ゴンパチ」と呼ぶそうですが、一般名は「イタドリ」で、漢字では「虎杖」と書くようです。「タデ」の仲間で全国に自生しており、放っておくと2mほどにも伸びるとか。茎には赤紫色の節があり、中は空洞です。

山菜として食べるときは20~30cmに生長した茎の皮をはいでから茹でるのですが、むつよさんの親戚のおうちでは何人もの大人たちが競うように茎の皮をむいては、湯を沸かした大きな釜へ放るという手作業が、和気あいあいとにぎやかに行われていました。和歌山で初めて食べたイタドリの煮物、おいしかったな~♪

●「イタドリの茎と煮物」(高知市 市場課)
http://www.city.kochi.kochi.jp/soshiki/106/i-5-1n.html

いろんな山菜と木の実について学べるサイトです。
●「能登山菜」(石川県農林水産部生産流通課・公益財団法人いしかわ農業人材機構)
http://inz.jpn.org/notosansai/

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友達からの、おいしい頂きもの♪(福岡、長野、モン・サン=ミッシェル) [おいしいもの♪ 料理・食材・食文化]

Sちゃんが贈ってくれたのは、
「鯛茶漬けジュレ」
鯛茶漬けジュレ.JPG
タイの形をしているのは最中(もなか)で、
中にはフリーズドライの“かやく”が入っています。
“だし”を凝縮させたジュレはカツオと昆布、タイのうまみを利かせたとか
(化学調味料は不使用)。
食べるときは、お茶碗によそったご飯にジュレをのせ、
タイを前後2つに割るかバラバラに崩して、中のかやくをジュレにかけ、
最中をのせて、お茶かお湯を回しかければ出来上がり♪

作っているのは福岡市博多区の会社ですが、
明治18年に三重県四日市で鰹節の問屋として創業したのだとか。
だから、だしにもこだわりがあるんでしょうね。
見た目にも楽しく、気軽に作れるし、上品なうまみの広がる味わいです。

●林久右衛門商店
http://www.kyuemon.com/index.html

たしか、似たような商品があったな~と思い出したのは、
以前、富山のYちゃんから頂いた金沢の老舗の「宝の麩」。
こちらは焼き麩の中に、かやくと、おすましや加賀みそなどの粉末入り。
お湯を注ぐだけで、おいしい汁物が楽しめます。

●加賀麩 不室屋(ふむろや)
http://eshop.fumuroya.co.jp/

そういえば最中と焼き麩って似たような食感…と思ったのですが、
原材料は最中が、もち米粉、お麩は小麦粉です。


Tちゃんからのおみやげは、
長野県岡谷市にある醸造会社が作っている
「青しそペースト」
酒粕サブレ&青しそペースト.JPG
原材料はオリーブオイル、青しそ(新潟県産)、玉ねぎ、チーズ、醸造酢、塩、ごま、ガーリック。
パスタと和えたりトーストに塗ったり、あれこれ楽しめます。
一般的なバジルペーストより、ややさっぱりした味でしょうか。
でも、この商品にはチーズやごまも入っているのでコクもあります。

青じそ(商品名は「青しそ」と濁音はありませんが~)を
せん切りやみじん切りにすると、10枚使っても、たいした量にはなりませんよね。
だから、ペーストにするには本当にたくさんの青じそが必要だと思います。贅沢!
香りもいいし、青じそ(大葉)の好きな人にはオススメ!

●みそ日和(ナチュラルビーンズ/金元醸造)
http://www.kanemoto.co.jp/

オンラインショップでは「会員様限定商品」ですが、
会員登録は無料のようです。
限定商品には「バジルペースト」「ドライトマトのオリーブオイル漬」
「ハーブソルト」もあります

「酒粕サブレ」はTちゃんの地元である長野県諏訪市の蔵元と
食品会社との共同開発から生まれたお菓子だそうです。

この蔵元は1756(宝暦6)年の創業。
ほのかに酒粕の香りがする、サクサクした食感の上質サブレ。
少しずつ大事に食べようと思っていたのに~、
あっと言う間になくなりました。
ネットで調べてみると、バニラアイスとも相性が良いという情報が…。
シマッタ! 少し残しておくんだった(泣)。←自分で買えばいいでしょ~(笑)。

●酒ぬのや本金酒蔵
http://honkin.net/

「日本酒ショコラ」という商品もあるそうです。
お菓子を販売している店のリストもアリ。
●蔵元の女将さんのブログ
http://ameblo.jp/hon-tsuma/entry-11464635557.html

ネット販売しているショップもいくつかあったのですが、
いずれもパッとしないサイトだったので紹介できませぬ…。


Mちゃんからは
「ラ・メール・プラール(La mere Poulard)」のグランガレット。
グランガレット.JPG
フランスの世界文化遺産「モン・サン=ミッシェル」の参道に
19世紀後半からあるレストラン&ホテルに伝わるお菓子。
ガレットの中央の模様は、モン・サン=ミッシェルをかたどったそうです。

日本では同シリーズの赤いパッケージの
ガレット、バレット、サブレを見かけますが、
青いパッケージは初めて見ました~♪
グランガレット(外箱).JPG
ガレットは本来、「薄い円形のもの」という意味だそうですから、
お菓子の種類によって大きさも異なります。
近年ではブルターニュ地方の郷土料理
「そば粉のガレット」も親しまれるようになりましたが、
昔は「そば粉のクレープ」と言っていましたね~。
近頃は原材料が、そば粉ならガレット、小麦粉はクレープと使い分けられています。

このグランガレットは楕円形で厚みがあり、
サクサクと言うよりザクザクした粗い食感。
だけど、硬いわけではなくホロホロッと崩れる感じで、
食べるときには、お皿やティッシュで受けないとボロボロこぼれる~(笑)。
バターの豊かな香りと風味に、かすかな塩気がアクセント。

原材料は小麦粉、地元のノルマンディー産バター、砂糖、
放し飼いの鶏の卵、ゲランドの塩など。香料には天然バニラを使っているとか。
(保存料などは不使用)

創業者のマダム・プラールは、
700ものレシピを編み出したと言われる料理人でもあり、
ガレットのパッケージにも肖像画が。
マダムのプラールさん.JPG

マダム・プラールの遺したモン・サン=ミッシェルのレストランでは、
卵を泡立てて、たっぷりの空気を含ませて焼き上げる
“ふわふわオムレツ”が有名で、私も旅番組などで観ましたが、
知らないうちに東京と横浜に出店していました~。
(3年ほど前からあるらしいので、行ったことのある方も多いかな?)

都内のほうは有楽町の「東京フォーラム」の中にあり、
運営会社は婚礼衣装の会社のようです。
http://www.la-mere-poulard.jp/

横浜のみなとみらい地区にある店はサントリー系列の会社が運営。
http://www.dynac-japan.com/shop/la_mere_poulard/

なぜ運営会社が違うのか、味の比較は?等々、余計な疑問も湧きますが~、
価格帯からするとレストランとカフェの間ぐらいのポジションでしょうか。
卵が大好きな私としては、一度はそのオムレツを食べてみたいので、
そのうちランチタイムにでも(起きられたら)、リサーチしてきます~!
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ソラマメおつまみ&ホエイジャムの試作……オススメできないものが出来上がり…。 [おいしいもの♪ 料理・食材・食文化]

先日、「山下農園」のソラマメを電子レンジでスチーム加熱したのですが、
焼きソラマメも作らなくちゃね~!ということで
サヤごとグリルで焼きました。
でも、高音になるとガスコンロがピーピー鳴って火が消えてしまいます。
うちのコンロだけでしょうか?
最新のタイプなら調節できるのかなぁ……。

ともあれ、グリルで焼いたほうが薄皮も食べやすく仕上がりました。
時間は掛かるから面倒ですが、ひと手間かけると
やはり味わいも変わるんですねぇ。焼きナスなども同様ですよね。

ついでに、薄皮をせん切り(私のは千じゃなくて百切り)にして
フライパンで炒(い)ってみました。
塩を少々加えて豆をつぶしたものと和えてみると、
……うーん、まずくはないけど食感がイマイチ。
ソラマメ薄皮ずんだ和え.JPG

水切りヨーグルト(無糖)を加えて和えると
マッシュ系のサラダ風になりましたが、
やっぱり薄皮の食感が気になります。(写真はピンボケ~)。
たとえてみれば、白和えに硬い魚の皮が混ざっている感じ?
ソラマメずんだ&水切りヨーグルト.JPG

薄皮を素揚げにしてパリパリにすると
また違った食感になるやもしれませんが、
そこまで頑張る必要もないということがわかりました(泣)。

水切りヨーグルトの水分「ホエイ(乳清)」のジャムも作ってみたのですが、
200mlほどのホエイをごく弱火で煮詰め続けて、
ようやく、ややねっとりした感じになったのが、なんと45分後なんですよ~!
火に掛けていることすら忘れて、あやうく焦げつかせるところでした(汗)。
ホエイジャム.JPG
写真の小皿の直径は12cm。完成した分は、これっぽっち。
トーストにつけてみたのですが、糖分は何も加えていないので
とろりとして酸味のとがったヨーグルト風味(そのままやんか~)。
これをさらに煮て固めると本来の「リコッタチーズ」になるそうですが、
どれだけ大量のホエイが必要なんでしょうか~!?
だから、市販の「リコッタ」の多くはミルクや生クリームを足して作るんですね。

時間と労力の割には、成果が実に空しいものだとわかったので、
今後は感謝しながら市販品を買うことに致しましょう。

あ~あ、脱力した~(涙)。……ま、こんな日もあるさ~。
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高知から「山下農園」のソラマメ御一行様が到着なさいました~[黒ハート] [おいしいもの♪ 料理・食材・食文化]

独自の有機農法を実践している一穂さん。
Facebookには山下家のお夕飯の写真が、よくアップされるのですが、
先日は獲れたてソラマメのパスタの写真(料理は愛妻みどりさん)で、
「おいしそう! いいなぁ」と、私は指をくわえて眺めていました。

その食いしん坊の念が高知まで届いたのか!?
たくさんのソラマメ様が「山下農園」から、ご到着~!!
ヽ(^。^)ノヽ(^。^)ノヽ(^。^)ノ
「山下農園」ソラマメ01.JPG

これまで私がスーパー等で買ったことのあるソラマメと比べて、
●サヤが大きめでハリがあり、形も整っている。
●サヤの内側(ソラマメのベッドにたとえられるフカフカの部分)の水分が多めで、よりしっとりした感じ。
●マメの粒が太っていて、大きさも揃っている。
●マメの色がきれいな薄緑色で、いわゆる“お歯黒”がない。
「山下農園」ソラマメ02.JPG

「山下農園」ソラマメ03.JPG
マメの“お歯黒”というのは「生り口(なりくち/実をつける部分)」のことですが、
これがあるのは熟度が進んでいるからだそうです。
つまり、「山下農園」のソラマメに黒い部分が全くないのは、
獲れたてで新鮮だという証拠なんですね~。
(もちろん“お歯黒”のあるソラマメがNGという意味ではありませんよ~)。

無農薬有機栽培の野菜の楽しみの一つは、
安心して生食できること!
というわけで、ソラマメもサヤから出したものを
皮付きのまま食べてみました。
硬いものだとばかり思い込んでいたのですが、
みずみずしいサクサク感とでも言いましょうか、そんな食感です。
これに、おいしい塩を添えるだけで充分、お酒のおつまみに……、
と思ったところで、
「あれ? 豆類ってナマで食べても大丈夫なんだっけ?」
という疑問が湧いたので、ネットで調べてみました。

ほとんどが「豆類は生だと毒性があるので加熱を」と書いてあります。
でも、中には「新鮮なソラマメは生で食べるのが一番」というコメントも。

信用できそうな「日本豆類協会」のサイトを見つけたので、
そのQ&Aのページを見てみましょう。

Q 豆を生あるいは生に近い状態で食べても大丈夫ですか?

(おお、ピッタリの質問が!)

A 一般に、植物の種子には、外敵から身を守るための手段として、何らかの有害物質を含んでいるものが多いとされています。豆類もこの例外ではなく、種類により物質の種類や量に違いがあるものの、酵素活性阻害物質や生理的刺激物質など人間の健康に影響を与える種々の物質を含んでいるものが多いことが知られています。

(あらら、じゃあ生食はダメってこと?)

 しかし、これらの物質は、加熱により変性・不活化されるため、加工処理や調理が適切に行われている限り、健康への影響を心配する必要はありません。

(ふむふむ、加熱さえすれば大丈夫なのね)

 豆を生のまま、あるいは加熱が不十分で生に近い状態で食べた場合は、胃や腸の障害等を引き起こす可能性があります。

あちゃ~!!! どーする!?(冷汗)。

胃がん経験者の私がソラマメをナマで食べて死んじゃった、
ってことになったら、
「どんだけ食い意地が張ってんのやら!」
と、死んでからも笑われそうですよね。しくしく……。

まぁナマで食べたのは大きめの1粒と小さめの1粒だから、
たいした影響はないでしょうし、
生食したのを忘れちゃえばいいんです!(笑)。
良い子の皆さんは私のマネをしないで、
必ず加熱して召し上がってくださいね~。

というわけで、お昼ご飯にはソラマメのスパゲティを作りました。
先に薄皮付きのままレンジでスチーム加熱してみると、ほんのり甘くホクホク♪
スパゲティはハムで塩気を加え、味付けはシンプルなペペロンチーノ風に
(オリーブオイル、にんにく、赤とうがらし、塩、粗挽き黒こしょう)。
ソラマメのスパゲティ01.JPG
ソラマメのスパゲティ02.JPG
私はソラマメの薄皮を食べたことがありませんでしたが、
最近、周りでは皮ごと食べる人が増えています。
有機栽培のソラマメだと、なんとなく捨てるのがもったいない気がしたので
皮ごと使ってみました。
ナマで食べるよりも皮と中身の食感の違いがハッキリします。
皮ごと使うかどうかは好みですね~。
私は中身だけのほうがいいかなぁ。
皮だけ使う調理法はないかな?

とネット検索してみると、
薄皮だけを素揚げしておつまみに、といったレシピがありました。
なるほど~、きんぴらみたいに炒めてもいいかな。
それとも、皮はこんがりと焼いて、
豆自体はすりつぶして“ずんだ”にして、和えるのはどうでしょう?

ともあれ、ソラマメの旬もすぐに終わっちゃいます。
おいしいうちに、たくさん味わいたいですね!

※「Q&A」出典:「日本豆類協会」(公益財団法人)
http://www.mame.or.jp/

●「山下農園」の野菜が注文できるサイト
「G-Callショッピング」http://p.tl/K-TB
「エコスタイル ショッピング」http://p.tl/cufZ

●一穂さんのFacebookページ
https://www.facebook.com/kazuho.yamashita
(ソラマメ畑の写真も見られます!)

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メグちゃんと「加賀鮨」~「K」「Suzy-Q」~「ブラン」ヨッシーさん、お誕生日カラオケ♪ [おいしいもの♪ 料理・食材・食文化]

中国料理「礼華(らいか)」のマダム・メグちゃんと
久々に「加賀鮨」へ出かけました。
「加賀鮨」三代目の良朝(よしとも)さんはオーストリア通でもあり、
オーストリアを拠点とした国際的アーティストの石彫家
中島 修さん(なかじま・おさむ/1937-2013)に
可愛がられていたそうで、
年に2回、日本からネタを持参し、彼の地でお鮨を握ったのだとか。

店内には黒御影石を使った中島さんの作品が飾ってありました。
和琴のように横長で、波打つようなデザイン。120㎏もあるそうです。
「お鮨を盛りつけたら映えるよね~。それで撮影しましょうよ~!」と、
銘品を前に勝手なことを言っていたのは私です(笑)。

●中島 修さんの’09年の個展から
(ギャラリーTOM/※短縮URL)
http://urx.nu/8C7R

お刺身(カツオ、マグロ、ヒラメ?)の盛り合わせ、
イサキ(だったかな?)の蒸し物、毛ガニ味噌(甲羅酒も)、
握り(マグロの赤身・ヅケ・トロ、アジ、
ウニ、穴子)などをいただいたら、
もうおなかがいっぱいに……クヤシイ(涙)。
メグちゃんや良朝さんとオシャベリしながら、
おいしいおいしい♪と喜んで夢中になっていたため、
撮影OKをもらったのに写真を撮るのも忘れました。
まぁそんなもんですよね~(笑)。

良朝さん:オーストリアのカッティンググラス.JPG良朝さんコレクションの
オーストリアのグラス。
日本酒を注いでくれたのを
俯瞰で撮りました。
薄手かつ掌(たなごころ)に
納まりの良いフィット感。
グラスの底の繊細なカットが
実に美しい作品です。


いい気分でゴールデン街へ。
メグちゃんが「K」のユキちゃんと「Suzy-Q」のなおちゃんに
会いたいとのことだったので、
閉店時間の早いほうから回ることに。
「K」には「Suzy-Q」の常連でもある男性2人が来て、
話のついでに私のがん本も買ってくださいました~(感謝!)

しかーし、もう一人、赴任先の大阪から来たという体格のいい男が、
ものすごく大きな声で割り込んできては
勝手なことをしゃべるので閉口しました。
みんなで初めは適当に、いなしていたのですが、
どうしようもない酒乱系だとわかったので、
無視していたら、さらにうるさくなり……。
しかも、メグちゃんと私が「Suzy-Q」へ移動しようとすると、
付いてこようとするんですよ~!(汗)。

「もう、うちへ帰るから~」と振り切って
メグちゃんと辺りを一周して、まねき通りへ戻ってきたら、
また、その男とバッタリ!
わめきながら付いてくるし、果てには
「ババァ、オレも連れてけよ!」と怒鳴るので、
“ホトケのちえ”も、さすがにブチ切れました。
「しつこいって言ってんでしょーがッ! あっち行きなさいよッ!!」

でも、メグちゃんに止められたので、
その男がフラフラ~と路地へ入った瞬間に
ダッシュで「Suzy-Q」へ飛び込みました。
素敵な着物姿のなおちゃんがビックリして「どうしたの!?」と。
事情を話すと「大丈夫! 私が入れないから!」とキッパリ。
ああ頼もしい。
なおちゃん着物姿.JPG

常連のヨッシーさんが飲んでいて、
その後、タグチさんも来店。
メグちゃんが「加賀鮨」で
持たせてもらった豪華な太巻を
みんなでいただき、
ゆるゆる~ダラダラ~と
楽しく飲みました。
「加賀鮨」太巻.JPG



タグチさんは
先日、SNSデビュー。
とてもうれしそうで
私の携帯を使って
写真を連写しました
(でも、ほとんどが
暗くてボケてた~。笑)。
よしたかさん.JPG
ヨッシーさん&メグちゃん.JPG
なおちゃん02.JPG
メグちゃん&よしかたさん.JPG
メグちゃん&ちえ01.JPG
メグちゃん&ちえ02.JPG
































メグちゃんが3時頃に帰り、
私は「ブラン」のヨッシーさんが、お誕生日と聞いていたので
寄ってみたら、常連さん1人だけ。
カウントダウンをするという時間からは、ずいぶん経っていたので
一段落したところだったようです。

その後、ヨッシーさんの昔の恋愛話や身の上話となり、
なぜかカラオケで歌おうということになって、
朝6時から区役所通りの「パセラ」へ移動。

同店から、お誕生日祝いとして
トーストケーキが運ばれてきました~。
「ブラン」ヨッシーさん:お誕生日カラオケ.JPG
ヨッシーさんは、それを食べるためにと
糖尿病の薬を飲んでいましたが、
そういう服薬の仕方でホントにいいのか~!?




お誕生日カラオケのテーマは
“グレープから独立後の
さだまさしの初期作品”というシバリ。

確かに当時の作品は本当に美しい詞が多くて、
私も中学・高校時代には好んで聴いたものですが、
それ以来、まったく興味をなくしていました。

ヨッシーさんの選曲は
「シングルカットもされていませんよね?」
というマニアックなものが多かったのですが、
それでも全部、私も知っていて歌えましたから、
やっぱり10代の記憶力って違うんだなぁ……と痛感。

ヨッシーさんは松山千春も歌い上げて、
それがまた、高音がソックリ!
若い頃は地声のまま2オクターブ半が出たそうで、
高校時代には四声の合唱グループも結成していたとか。
乗馬の障害馬術では国体出場の経験もあるし、
登山もゴルフなども極め、
お酒にも詳しいし、食通で料理上手、さらに歌までも~♪♪
と、スーパーマルチな68歳なのでした。
カラオケ解散は8時、出勤途中の会社員の方々とすれ違い……(汗)。

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[新宿のおいしい料理店♪]

●中国料理「礼華(らいか)」(新宿御苑前・外苑前)
http://www.rai-ka.com/
※上記のサイトは私も制作に関わっております~。

●鮨割烹・茶懐石「加賀」(新宿6丁目)
http://www.kagazushi.com/

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「水切りヨーグルト」&「ホエイ(乳清)」の実験、継続中♪ [おいしいもの♪ 料理・食材・食文化]

水切りヨーグルトを使って炊飯器ケーキを作ってみました。
ケーキミックスがなかったので、
小麦粉+卵+砂糖(私はキビ糖を使用)に
水分を切ったヨーグルトを加え、
水気の足りない分は豆乳を加えて調整。

ホットケーキを焼く前のとろみ程度に混ぜたら、
炊飯器釜に流し入れ、ご飯を炊くのと同様にスイッチオン!
ベーキングパウダーもないので
あまり膨らまないかもね~と思ったのですが、
底の部分はきれいな焼き色で、表面は一見レアチーズケーキ風。

焼き立ては少し硬めのスフレのような食感です。意外…。
ヨーグルトの軽い酸味はありますが、とてもサッパリした味わい。
甘みを控えたので、ケーキとは呼べない中途半端なものが完成しました~(笑)。
ソーセージや野菜を添えて夜食にしたり、
シロップをかけて、おやつにしたり。

冷めたものをトースターでさらに焼いてみると、
中が市販の安い卵焼きのような食感に(汗)。
うーん、改善の余地はものすごくありますが、
まぁ食べられないものを作ったわけじゃないから、ヨシとしましょ~(笑)。

それにしても、水切りヨーグルトを作るたびに
ホエイ(乳清)を捨てるのがもったいないな~と思うので、
何か活用法がないか調べてみました。

私のように胃腸に影響のない人で、
筋肉をつけたい人は運動のあとに飲むといいとか。
低カロリー&高たんぱくの栄養ドリンクです。
煮込み料理などの際、水の代わりに使う人も多い様子。

いろんな情報の中で気になったのが、
イタリアのフレッシュチーズ「リコッタ」が
ホエイを煮詰めて作ったものだということ。
全く知らずに食べていました~。

実際に作るとなると大量のホエイが必要なので、
市販品のほとんどはホエイを煮詰める際、
生クリームや牛乳を足しているそうです。

同様にホエイを煮詰めて作る
「ホエイジャム」というレシピも見つけました。
次回は、この実験♪

以前、カッテージチーズ作りにハマったこともありますが、
そのときもホエイは捨てていました。

カッテージチーズも簡単で、
牛乳を沸騰させない程度に加熱したところへ
レモン汁かお酢を加えるだけ。
サッと混ぜて、そのまま様子を見ていると
分離したモロモロの白い物体が浮き上がってきます。
それをザルとペーパータオルなどで、こせば完成。

ただし、牛乳の温度や加える酸の種類・量によって
食感や味わいが違ってきます。
温度が低めだと、まろやかな食感になるそうですが、
私は固まらなくて失敗したことがあるので、やや熱めにします。
レモン汁は爽やかな酸味、お酢は少しとがった酸味かな。
でも、私には大して違いはわかりませんね~。

一般的な目安は
・牛乳500ml
・レモン汁(または、お酢)大さじ2ぐらい
・加熱温度は60度ほど
というレシピが多いようです。

かなり前に、兄貴分の美食家・ごろうさんから
生クリームでバターを作る方法を教えてもらいました。
市販の生クリームの紙パックを開封しないで
そのままシャカシャカ振るだけ。
疲れるので最近は作っていませんが(笑)、
テレビでも観ながらシェイクし続けていると
中身がバターとバターミルクに分離します。

無塩なので、塩気の欲しい場合は
できあがったバターに塩を加えて練ってもいいし、
塩をパラパラと振ってもいいでしょう。
でき立てのクリーミーなバター、いいですね~!

牛乳が苦手な人には、豆乳ヨーグルトとか
トランス脂肪酸を減らした豆乳マーガリンという製品も出回っています。
試しに買ってみようかと思っていますが、
原材料がすべて国産かつ遺伝子組み換えのないものだと
けっこう高くなるでしょうねぇ……。

[本日のオマケ]
ネット検索中、おいしそうな乳製品とパンを発見!
購入したことがないので味は不明ですが~、とりあえずチェック。

家族経営の“海の見える牧場”。
息子さんのブログから物づくりの姿勢が窺われます。
手作りのチーズやパウンドケーキ、アイスクリーム……
北海道なのに送料も安い!
●「村上牧場」(北海道久遠郡せたな町)
http://reprera.cart.fc2.com/?ca=all

トルコにはヨーグルトを練り込んだパンもあるとのことで
検索していたら、トルコ人のオーナー&スタッフが
トルコ製の窯で焼くというパン屋さんがありました。
●「デギルメンベーカリー」(池袋)
『ことりっぷ』の記事(昭文社)
http://co-trip.jp/article/7787
『池袋経済新聞』の記事(YAKIMAYO)
http://ikebukuro.keizai.biz/headline/773/
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スナップエンドウのお裾分けとレシピ本の配達でG街を徘徊。 [おいしいもの♪ 料理・食材・食文化]

「山下農園」のスナップエンドウをお裾分けするのと
レシピ本を配達するためにG街へ。
本の掲載店の「K」を皮切りに、「洗濯船」へ10冊届けて、
G1通りの「ハングリー・ハンフリー」「パパズ・ドリーム」「しん亭」「小鳥」を回って、
「ブラン」にも10冊届けるついでに一休み。
ちょこっと飲んだところへ、偶然にも北関東の実家に転居したIさん登場。
「きゃ~! お久しぶりですぅ!!」と大騒ぎして再会を喜びました。

その後、五番街の「鳥立ち」「ぱいんつりー」「Grey」にも配り歩き、
「K」へ戻って飲んでから「Suzy-Q」へ移動。
なおちゃんにスナップエンドウを渡して
「ナマでも食べられるよ!」と伝えたら、
即座に洗って目の前の常連さんたちにも勧めながら自分もパクッと食べて、
「うん、甘くてみずみずしい。おいしいね!」
と喜んでくれました。

2丁目で飲んできたライター仲間のKちゃんと合流し、
Kちゃんの知り合いのコミック編集者の男性にレシピ本を押し売り(笑)。

前日の二日酔いも残っているというKちゃんを
無理やり付き合わせて、ご無沙汰していた「P」へ。
ママは1か月ほど前に転んで右腕を骨折したそうで
右手の指から下はギプスで覆われていました。痛々しい……(涙)。
指は動くけれども、栓抜きを使ったり
ペットボトルのキャップを開けたりするのも無理な様子。
それでも一日も休まず、お店に出ているそうです。すごいわ~(汗)。

カウンターの一方にはルポライターのUさんと陶芸家の奥さまTさん、
反対側には週刊誌の記者Tさんにノンフィクション作家のMさんなど。
初対面のMさんにもレシピ本を買っていただきました~。

私は途中で居眠りしてしまい、覚醒したときには
Kちゃんが「もう限界だから帰るね~」とのことで彼を見送りました。
記念にツーショットを撮影(笑)。放置プレイしてしまい、面目なかったです~。
覆面ライター(!?)K氏と.JPG

改めて飲み始めたところへ、新聞社のNちゃんが来店。
Nちゃんにもレシピ本と私のがん本を購入していただきました。
最近の私はG街で本の行商をしているみたい。たはは。

その後、あちこち徘徊してグルグルになったIさんも来たのですが、
注文した飲み物も口にせず、眠くてたまらない様子だったのと、
ママがそろそろお店を閉めたいような感じだったので、
Iさんを「ブラン」へ連れて行きました。

ヨッシーさんがIさんの始発の電車の時刻を調べてくれたので、
それまで飲みながら待つことに。
Iさんはカウンターに突っ伏して寝てしまいました。
久しぶりのG街だったので、馴染みの店のあちこちへ顔を出して
飲み過ぎた上に疲れたのでしょう。

始発の時間が近づいたので新宿駅へ向かったのですが、
なーんと駅に着いたらIさんの電車は行ってしまった直後……。
Iさんは「だいじょうぶ、だいじょうぶ~」と言いながら
ゆらゆらとホームを歩いていきましたが、無事に帰れたのかなぁ。

……うちへ帰る途中、
どうも掲載店の1軒を忘れている気がする~と考えていたのですが、
「あしあと」を飛ばしてしまったことに気づきました~。
もう自分の記憶に頼っちゃダメなのねぇ(泣)。
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うちの冷蔵庫の中は、一穂さんの野菜で緑一色に! [おいしいもの♪ 料理・食材・食文化]

高知の「山下農園」から
ピッカピカの有機野菜がどっさり届きました~♪
「山下農園」一穂さん.JPG
スナップエンドウ、キャベツ、レタス、小松菜、チンゲン菜、
葉付きの紫玉ねぎ、にんにくの芽、
山東菜? かぶ菜? 大根菜?……合ってるかなぁ(汗)。
「山下農園」キャベツ.JPG

「山下農園」玉ねぎ.JPG
「山下農園」レタス&キャベツ.JPG
キャベツとレタスの大きさにはビックリ!!

どの野菜もみんなきれいで、ほとんど土もついていません。
私の苦手な虫も全くいませんでした。
袋詰め一つ取っても、とても丁寧な仕事ぶりがうかがえます。

すぐにスナップエンドウをかじってみたのですが、
ものすごく、みずみずしい!
噛むほどに甘みもジワジワと広がります。
加熱すると弾力が出ますが、
ナマで食べると、よりシャキシャキした食感!

そのまま安心して口に入れられるって、本当にありがたいことです。
ほかの野菜もそれぞれナマで食べてみると、
個性がハッキリ感じられました。

スナップエンドウはサッと茹でたり蒸したりすれば甘みが増すし、
炒めても煮てもソテーにしても、もちろんおいしい。
しかも一つ一つが実に美しいプロポーションです!!
「山下農園」スナップエンドウ.JPG
近所のアヤネェにお裾分けしたら、
スナップエンドウは食べたことがなかったとか。
こんな感想メールをもらいました。

「早速スナップえんどうを頂きました。
生のままでシャキシャキと、瑞々しくて甘みがあって美味しい!
軽く火で炙って塩をかけると青臭さが抜けてこれはこれで、ようございました。
焼いてもシャキシャキ感はなくならなくて本当においしかったです。」

私とほとんど同じ感想ですね~(笑)。
ちょうど「山下農園」の主・一穂さんがSNSに
スナップエンドウの写真をアップしているので転載しますね。
一穂さんのスナップエンドウ.jpg

スナップエンドウの生り方.jpg
畑の写真を見ると、味の感動も深まります。
高知の「山下農園」の風景.jpg
こんな景色の中で育った野菜は、本当に健康なんだな~。
毎日こういう野菜を食べていると
心身の安定感も違うかもしれないなと思いました。

このところスナップエンドウだけで連日30㎏も収穫しているとか。
一穂さんは弟子たちにハッパをかけつつ、
日焼け止めクリームを塗りながら畑仕事に精を出し、
奥さまのみどりさんは袋詰めに追われているそうです。
皆さまの苦労に思いを馳せつつ、感謝していただきます。

ゴールデン街のレシピ本の協力店にも
スナップエンドウを少しずつ、お裾分けしてきます~♪
連休中は完全な引きこもりで、
もう自分の実験的な手料理にも飽き飽きしているしで(笑)。
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連休中に実験した夜食メニュー&トルコ料理レシピ。 [おいしいもの♪ 料理・食材・食文化]

●梅肉&豆乳ソースのスパゲティ
(梅肉をたたいたものを弱火で熱しながら豆乳でのばす。生クリームや牛乳より、ずっとサッパリ味。具は適当に合いそうなものをプラス)

●味噌味のお好み焼き
(単にソースが切れていたので味噌を使ってみただけ~。だし代わりに溶いて、あり合わせの具材と混ぜて焼く。私は水ではなく豆乳を使用)

●ソーセージ&新玉ねぎの炊飯器ケーキ
(ケーキミックス+卵+適当に切った具材を混ぜて炊飯器に入れ、お米と同様にスイッチオン。おいしいけれど新玉ねぎでは水気が多めかも。黒こしょうとバジルを効かせて)

●じゃがいも入り焼きそば
(栃木の名物だとか。じゃがいもは丸ごとラップに包んでレンジ加熱し、くし形に切ってから炒め合わせると時間短縮に。食感の違いはどうなの!?と思っていましたが、意外とイケます。ボリューム感たっぷり~)

●黒豆きなこのレンジケーキ
(黒豆きなこは頂きもの。もちろん普通のきなこでOK。ケーキミックス+きなこ+豆乳を混ぜて耐熱容器に入れ、ふたやラップはせず、ワット数によって様子を見ながらレンジ加熱。目安は600wで5分程度。蒸しパンのような食感ですが、加熱し過ぎると硬くなるので注意。スコーンのような食感が好きな人は、さらにトースターで焼いて外側をカリッとさせて)

●残り野菜を一掃する豆乳味噌汁
(仕上がり量の半分ぐらいの水で具材を煮て、豆乳を加え、沸騰させない程度に火を入れ、日を止めてから味噌を溶く)

この1年ほどの間に、よく使うようになったのは「豆乳(無調整)」「塩麹」「無糖ヨーグルト」などの発酵食品。でも、豆乳はそのまま飲むのは苦手なので料理だけに使います。

塩麹は漬物や肉類の下ごしらえではなく、炒めものに利用。野菜炒めのほか、焼きそば・焼きうどんを塩麹味にすることも。メーカーによって甘みや旨みが全然ちがいますね。

私は胃を切ったせいなのか、ヨーグルトはそのまま食べるとNGなので、小鍋やボウルなどに金属製のザルをのせてペーパータオルを敷き、大きめパックのヨーグルトをドバッと入れて水切り。半日から一晩かけて水分を除きます(冷蔵庫に入れたほうがいいでしょう)。
出てきた水分は栄養豊富な「ホエイ(乳清)」ですが、たぶん私は、このホエイが腸に影響するんじゃないかと思うので、もったいないけど捨ててしまいます。

胃腸の健康な人はホエイをそのまま、またはハチミツなどを加えてヘルシーな乳酸ドリンクとして飲んでみてください。また、ホエイに生肉をひたして半日か一晩おくと軟らかくなるので、お肉料理の下ごしらえにも活用できます。

水を切ってクリームチーズまたはカッテージチーズ状になったヨーグルトは、トーストに塗ったり、サラダやパンケーキなどに添えたり。

トルコやギリシャ、ブルガリアなどの料理にはヨーグルトがよく使われますが、水切りヨーグルトを使った、とっても簡単なディップを紹介しましょう。

[材料(分量は好みで加減)]
●水切りヨーグルト…1パック(400g)
●きゅうり(すりおろして水気を絞る)…1~2本
●にんにく(すりおろす)…1片
●オリーブオイル(エキストラヴァージン)…適量
●塩・こしょう…少々

[作り方]
材料を全部混ぜたら出来上がり♪ パンやクラッカーにつけるほか、冷やしたコンソメでのばせば冷製スープにも。辛みの好きな方は赤とうがらしを漬けたオリーブオイルを使うといいかも?

[本日のオマケ]
本格的なトルコ料理について知りたい方は、以下のサイトを参考に~♪
★トルコ料理レシピ(日本・トルコ協会)
http://www.tkjts.jp/turkish/recipe/index.html

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連休中も収穫・出荷と大忙し! 「山下農園」の野菜を注文した~♪【後篇】 [おいしいもの♪ 料理・食材・食文化]

山下一穂さんはSNS友達でもあるのですが、
毎日のように畑や食卓などの様子をアップしています。
先日の投稿で、私の大好物のスナップエンドウが獲れ始めたと知って、
「無農薬ならナマで食べられますよね?」と聞いたら、
「もちろん!」という返事。うれしい♪

あの野菜は「スナックエンドウ」と呼ぶ人もいますが、
農林水産省が「スナップエンドウ」を統一名称として定めているので、
我々ライターや編集者がレシピ原稿をまとめるときにも後者で統一します。

一穂さんに1パックあたりの値段を聞いてみると、
私が定期購入している生協(パルシステム)より量が多めで値段も安い!
生協のは低農薬なのに、一穂さんちの有機野菜のほうが安いんです~。

まぁそれは直売だから違うのは当然ですし、
高知から取り寄せると送料も加わるので、
それらも考え合わせると
生協の値段も高いとは言えないんだなと理解しました。
でも、同程度の値段なら新鮮かつ上質のほうがいい!
しかも生産者の人柄がわかっているというのは、非常に安心できます。

近年では有機野菜を作る農家も増えつつありますが、
無農薬有機なら低農薬より確実においしい!
というわけではないと私は思っています。
今まであちこちで食べたり、
もらったりした無農薬有機栽培の野菜でも、
「これなら生協の低農薬のほうがいいや」
と思ったものも、たくさんありました。

だったら、毎週でも「山下農園」から取り寄せれば
シアワセなはずなんですけど、
私は「虫」が苦手なんです~(泣)。
子どもの頃は捕虫網を振り回して昆虫採集にいそしみ、
標本まで作っていたのですが、
今では蚊に触るのもイヤです。
蚊に刺されている最中に気づいても、
“献血”だと思って我慢します。

以前、一穂さんの野菜を取り寄せた際は虫が一匹もついておらず、
葉っぱにも虫食いの穴が見当たらなかったので、
あちこちで「虫のつかない有機野菜だよ~!」と触れ回ったのですが、
一穂さんに確認すると
「虫が寄ってこない野菜が安全で、うまいと思うんか!?」
と言われました。……私の勘違いだったようです(汗)。

でも、一穂さんの農法は生物と共生できる畑づくりが基本で、
虫には商品となる野菜に
悪さをしないだけの充分な食べ物のある環境を与える。
そうすることで、出荷する野菜には虫がつきにくい
ということが実現できているそうです。

つい先日のSNSを読むと、
アブラナ科の野菜は害虫との闘いなので、
連休中もせっせと虫に先んじて収穫・出荷し、
収穫が終わった頃に害虫がのこのことやってきて、
害虫「あれ? 葉っぱは?」
一穂「わ~い、ざまあみろ!」
となるよう仕事に励んでいるそうです(笑)。

一穂さんはSNSのページを公開しているので、
「山下農園」の美しく見事な畑&野菜をご覧になりたい方は、
ぜひアクセスしてみてくださいな。
一穂さんの高知弁も魅力で、みどりさんの手料理の写真にも注目♪
https://ja-jp.facebook.com/kazuho.yamashita

今の時季、「山下農園」発の旬の野菜は
コマツナ、チンゲンサイ、サントウサイ、ラディッシュ、
カブ菜、小カブ、中カブ、大カブ、水菜、
ナス、ピーマン、トマト、キュウリ、ゴーヤなど。

……味覚というものは人それぞれですよね。
私は子どもの頃、食べ物の好き嫌いが非常に多く、
中でもトマトやピーマン、セロリなどはクセが強くて大の苦手でしたが、
「今の野菜は甘過ぎる、昔の青臭い味が本当においしかった!」
と懐かしむ人もいます。
だから、味覚の共通している人や食の価値観が似ている人のオススメなら
私も興味をもつのですが、
全然知らない人が推薦しても自分が食べてみないことには判断できないもの。
そのため、私は「食べログ」などの書き込みは全く読みません。
私が「一穂さんの野菜はおいしい!」と絶賛しようと、
一度、試さないことには、自分の口に合うかどうかはわかりませんよ~。

私のようながん体験者が、こんなふうに書くと
「有機野菜を食べれば、がんが治るの?」などと
大きな勘違いをする人も出てくるのですが、
私は、がんとは「完治」ではなく「共生」するものという考えが基本であり、
健康のために何かを食べるというのは興味がないのです。
ただ、化学合成されたサプリメントを摂るよりも
自然の命の力を口に入れたほうが体も喜ぶんじゃないのかな、という発想。

というわけで、興味をもった方は
「山下農園 旬の無農薬野菜セット」
(2,800円+消費税+クール冷蔵便の送料)を
取り寄せてみてはいかがでしょうか。
内容は季節によって異なりますが、
10パック(7~10品目)だそうです。

★「山下農園」の野菜が注文できるサイト
(※該当ページへのリンク:短縮URL)

●「G-Callショッピング」
http://p.tl/K-TB

●「エコスタイル ショッピング」
http://p.tl/cufZ

どちらも同じセットですが、一穂さんが言うには
「個人的には、G-Callショッピングのほうが、
アイテムが全国規模なので面白いですね。」
とのことです。

私は連休明けに届く野菜を楽しみに、
引き続き、仕事に励みます~♪
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有機農法家「山下農園」一穂(かずほ)さんの“超自然農法”の野菜♪【前篇】 [おいしいもの♪ 料理・食材・食文化]

一穂さんの野菜を初めて目にしたのは、
楕円形のトマトだったのですが(たぶん「アイコ」のような品種?)、
なんてきれいな野菜なの!と感激した覚えがあります。

そのときは小松菜や水菜、ラディッシュなども送ってもらったのですが、
どれも姿が美しく、農家直送だけに当然ながら新鮮で、みずみずしい上、
それぞれ個性の際立つ、しっかりとした味わいで
食べるほどに体内が浄化されていく、そんな感覚にも気がつきました。

それがきっかけで、野菜を食べるときは、
おいしい塩だけがあればいいと思うようになり、
今では調味料も使わなくなりました。
ドレッシングやマヨネーズを口にするのは外食先で出されたときのみ。
うちで必要になれば、その時々に作ればいいので、
市販品も買わなくなりました。

一穂さんと知り合ったのは、ゴールデン街の
「ハングリー・ハンフリー」店主のユウジさんを介して。
2人は若い頃に新宿で出会った飲み仲間だそうで、
元々、一穂さんはプロのミュージシャン(ドラマー)を目指して
故郷の高知から上京、大学にも行かなくなり、
飲食店などでバイトをしながら音楽活動を続けていたとか。

その後、同郷のみどりさんと結婚し、高知へ帰って
学習塾の先生となったのが30代の頃。
けっこう厳しい教育方針だったそうですが、
子どもたちにも親にも信頼は厚く、経営も軌道に乗っていたのに、
40歳のときに実家を継いで家庭菜園を始め、
そして50歳を目前としたある日、みどりさんに
「オレは有機農業を始める!」と本格的な就農宣言。

みどりさんにしてみれば青天の霹靂(へきれき)。
安定した生活が続くものだとばかり思っていたそうです。
それでも一穂さんを信じ、慣れない農作業を始めました。
でも、単なる無農薬有機栽培を目指すだけでなく、
オリジナルの農法を試行錯誤しながら確立するという困難な道を選んだ夫。

一穂さんはユーモアたっぷりのとても楽しい人なんですが、
筋の通らぬことは許せん!という信念の人でもあります。
「農水省に文句を言いに来た!」と上京することもありますから、
そういうダンナに振り回された上、働き過ぎもあって
みどりさんはダウンしてしまったことも……。
私だったら3日も経たぬうちに逃げ出しますね(キッパリ)。
みどりさんは本当にエライ!

もちろん、一穂さんもさまざまな試練と闘いつつも
明るく笑い飛ばしながら努力を続けた結果、
高知県と地元NPOの協働事業である
「有機のがっこう『土佐自然塾』」の塾長にも就任。
講演などで全国を飛び回るようにもなりました。

一穂さんの“超自然農法”について知りたい方は、
以下の本が参考になるかと思います。

★著書
『超かんたん無農薬有機農業』(初版は農村報知新聞社、第2版は南の風社)
『無農薬野菜づくりの新鉄則』(学研パブリッシング)
アマゾンのリンク
http://p.tl/2QWI

一穂さんの軽妙な語り口は文章にも表れています
Webサイトに連載もありますよ~。
★『天才カズホ君の晴れ掘れ日記 PART2』
(「Web Ecopure(ウエブ・エコピュア)」というサイト内の連載)
http://p.tl/pDOR
※PART1の12回分のバックナンバーも読めます。
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簡単料理専門家:「混ぜるだけ炊飯器ケーキ」を作ってみた。 [おいしいもの♪ 料理・食材・食文化]

オリジナルでも何でもないのですが、引きこもり仕事中は気分転換が料理しかないので、以前から気になっていた「炊飯器ケーキ」を作ってみました。

★混ぜるだけ! 炊飯器ケーキ★

【材料(分量)/出来上がりサイズ(約):直径16㎝×厚さ2.5㎝】
●パンケーキミックス(またはホットケーキミックス)…150g
●卵(全卵)…1個
●豆乳(無調整/または牛乳)…180ml
●アボカド(冷凍のダイスカット/または、うちにある野菜なんでも)…適量
●チーズ(キャンディチーズやプロセスチーズなど、好きな大きさに割る)…適量
●もちきび(雑穀/好みで)…小さじ3ぐらい

【作り方】
1. ボウル等にケーキミックスを入れ、卵を割り入れ、豆乳を少しずつ加え混ぜる。
2. だいたいなめらかになったら、アボカドやチーズなど好みの食材を加え混ぜる。
3. 炊飯器に入れ(バターや油は不要)、ご飯を炊くのと同じようにスイッチオン!
あとは放っておけば出来上がり~♪

炊飯器ケーキ(アボカド&チーズ).JPG











焼き立てはモチモチした食感で(もちきびも加えてモチモチ感UP)、冷めても、しっとりした感じ(外側がやや硬くなる程度)。放射状にカットし、残ったら1切れずつラップに包んで保存袋に入れて冷凍。解凍時は普通にレンジ加熱してもいいし、スチームレンジなら蒸してもいいかも? いったんレンジで軽く解凍してから、オーブントースター等で焼くのもいいかな?

以前、「ケークサレ」が流行り出したとき、リサーチのために専門店まで食べに行ったのですが、「ふーん、こんな味か。高いわ~」と思いました(私にとっては)。
炊飯器ケーキとは作り方は全く違いますが、そのお店の味と比較しても大差のない気がしますし(不遜な発言。ふははは)、とにかく簡単なのが一番!

材料や味も自分好みに変えられるので、次回はソーセージ+ブロッコリー+きのこ+チーズ版を作ってみようと思います。私はチーズを加える場合、塩分は不要と思って塩は加えないのですが、お肉類なら黒こしょうを効かせるといいかな? 乾燥バジルも加えてみよう。

ケーキミックスを使うと、どうしても甘みがあるのですが、食材を野菜中心にしたり、ハーブやスパイスを加えたりすると朝食や軽食に活用できますね~。私の使っている食材は生協のものですが、ケーキミックスも通常の無添加タイプに加え、雑穀入りの商品もあります。

私は胃を切ってから牛乳が飲めなくなったので(必ず、おなかを壊すから~。涙)、代わりに豆乳を使うのですが、牛乳よりアッサリした味に仕上がります。

葉菜や果菜など何でも合いそうですが、じゃがいも、にんじん、レンコンなど根菜を使ってみるのも面白そう。根菜類は、さいの目に切って加えると、それなりに歯ごたえが出ると思いますが、子どもやお年寄り向けには軽く蒸すか茹でるかしてから加えるほうが、軟らかく仕上がりそうですね。
……なんて、レシピをアレコレ考える間が最も楽しい。

昔はパンやピザを手作りしたこともあったのですが、もちろん焼き立ては抜群においしい! でも、完成までの工程が大変で、私はそれを楽しめる性格じゃないし~ということで、パンは天然酵母系のおいしい店を探し回ることにしました。生協の天然酵母を使ったパンも小麦粉の味が生きていて、それなりにおいしいのですが、今後は炊飯器ケーキでバリエーションが広がりそう…かな?

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お世話になった方に、この時季に食べさせてもらえたものは~! [おいしいもの♪ 料理・食材・食文化]

私の胃がんと乳がんの体験&“がん友”の皆さん12名の経験を書いた
『がんと診断された私が生きるためにやったこと』(角川SSC新書)に、
唯一、がん患者ではない女性の話が載っています。

全くの誤診で両乳房を全摘されてしまったという、
本当にやり切れない話なのですが、
その方は都内でも江戸文化を色濃く残す人形町で
居酒屋を長く経営している女将さんです。

3月のがん本の発刊以来、
直後にG街のレシピ本が出たこともあり、
その他、何かとバタバタしていて
(飲んだくれているという事情もあるか~。汗)、
女将さんには、お礼に伺っていないままでした。

その方を紹介してくださった眼科医L先生と
スケジュールが合ったので、挨拶に伺えました。
お店は下町らしい風情があり、
そこで飛び交う女将さんと常連さんの東京弁も小気味いい。

私は手ぶらでブラ~っと行ってしまったのですが、
なんと「出版祝いに」と蒸し立ての大きな毛ガニが登場しました(驚)。
もう4月も中旬なのに!?と思ったのですが、漁場が異なるようです。

私は富山生まれなので、ズワイガニ&紅ズワイガニは
幼稚園の頃から家族1人につき1杯という感じで食べていて
今もカニは大好物なんですが、
毛ガニは東京に住むようになってから初めて味を知りました。
それぞれ、おいしさは違いますが、
ここまで太った毛ガニは見たことなかった~!という大きさ。
写真で見るとガンダムみたい?
出版祝いで出していただいた毛ガニ~!
今夜は偶然、同じ本の中で紹介した
長年のパートナーのがん闘病を支えている
クーちゃんもお手伝いに来ていたので、
再会を喜び合いました。
結局、いろんな方々のお蔭で本が書き上げられたんだなと、
改めて感謝の念を深くした次第です。

このお店には旬のおいしいものもたくさんあり、
付き出しは、たけのこの木の芽煮、ホタルイカの酢味噌和えなど。
さらに、初物好きのL先生のオーダーに任せて、
旬魚のお刺身の三点盛り、たけのこステーキ、新玉ねぎのサラダ、
菜の花のおひたし、新キャベツのお新香など
いろんな味を楽しんだので、当然、お酒も進む進む!

酔っ払ってはイカン!と思って
焼酎の薄めの水割りだけを重ねていたのですが、
毛ガニの甲羅に燗酒を注がれてしまい~!!!
みんなで少しずつ味わったのですが、L先生は
「日本酒を飲むと寝ちゃう」と言うし、クーちゃんは
「カニみそを日本酒で溶いた味は、ちょっと苦手~」と言うので、
私が全部いただくしかないことに~。
毛ガニの甲羅に熱燗たっぷり♪
クーちゃんは小さなワンコ「ビッちゃん」を連れてきていて、
ふわふわのライオン丸のようなヘアスタイル(?)で、
人懐こい上に、実にマナーをわきまえた名犬なんですが、
なぜか私の両手をずっとなめ回している。
うちへ帰ってからわかったのですが、
私の両手にカニの匂いが残っていたんですね。
ビッちゃんも食べたかったんだろうな~。
お店のアイドル、ワンコのライオン丸・ビッちゃん。
人形町での解散後、終電前の電車で帰ったので、
G街に寄ってレシピ本のチラシを配ろうと思っていたのですが、
私も日本酒やワインなど醸造酒が大好きな割には弱いので、
おとなしく帰宅することにしました。
でも、電車の中で爆睡してしまい、ハッと目覚めたら降車駅の1つ手前。
助かった~!(涙)。そのまま寝ていたら都内の郡部の近くまで行ったかも?


がんと診断された私が生きるためにやったこと (角川SSC新書)

がんと診断された私が生きるためにやったこと (角川SSC新書)

  • 作者: 広浜 千絵
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川マガジンズ
  • 発売日: 2014/03/10
  • メディア: 新書


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東北の復興について熱く語る2人の間で居眠りした私…。 [おいしいもの♪ 料理・食材・食文化]

地元の商店街の一角に「津軽屋」という居酒屋があります。
五所川原出身の明るく元気なママさんが切り盛りしていて、
メニューには青森直送のおいしいものも揃っています。

私は当地に越してきた2年半ほど前からポツポツと行く店で、
とても常連とは言えない頻度なのですが、
いつも温かく迎えてもらえます。

先日、アヤネェが「2冊の出版祝いを!」と言ってくれたので、
昨夏から本に掛かりきりで全然、行けなかった同店へ
実に久しぶりに顔を出しました。

まずは「ハタハタの飯ずし」。「津軽屋」ハタハタの飯ずし.jpg
「いずし」と「いいずし」、どちらの読みが正しいのでしょう?
いくつかの辞書の見出し語は「いずし」で、
「いいずし」でも間違いではなさそうですが、
そう読むと別の解釈となる辞書もありました。
商品名などは、ほとんどが「いずし」と読ませるようです。
……このようなことを調べていると、ひと晩かかるので、次!

「メヌケの粕漬け焼き」。
「津軽屋」メヌケの粕漬け焼き.jpg

アヤネェも私も「アカウオに似てるね~!」と言い合ったのですが、
これは深海に棲む魚でメバルの仲間であり、
深海から釣り上げられると水圧で目が飛び出るから「目抜」という名が付いたとか。
私もいったん深海に潜って引き上げられると、目がパッチリ大きくなるのかなぁ。

このメヌケ、加工されて流通している呼び名が「アカウオ(赤魚)」なんですって。
震災後にはメヌケが豊漁になったという報道があったそうですが、
それだけ地殻変動が激しかったということなんでしょうねぇ……。

「砂肝とにんにくの芽の炒め」。「津軽屋」砂肝とにんにくの芽の炒め.jpg
コリコリッ&シャキシャキッ、食感が楽しい。
ピリ辛味もおいしい。
にんにくは青森県の特産ですね。
国内産の8割ほどのシェア。
にんにくの芽というのは花茎の部分ですが、
出回っているのは、ほとんどが中国産だそうです。
青森など寒冷地で栽培される品種は
花茎がさほど伸びないタイプで、
また、伸びる前に鱗茎を収穫。
西日本で栽培されている品種は、花茎が伸びても
商品としては出回らない量だとか。

「津軽屋」身欠きニシンの味噌漬け.jpg
「身欠きニシンの味噌漬け」が出てきたら、
アヤネェが「ごはんが欲しい!」と叫びました(笑)。
私はねぇ、こうなったらもう
「田酒(でんしゅ)」を飲みますよ~。

カウンターで隣り合ったヒロユキさんが、
福島の会津生まれだそうで、
被災した大槌町で生まれ育ち、
実家が流失してしまったアヤネェと
東北の復興に関する話となり、
私も盃を傾けながら、うんうんと頷いていたはずなんですが、
気がついたら熱く語り合う2人の間で昏睡していたようです(恥)。

ヒロユキさんに分けてもらった
十三湖のしじみを使った雑炊も、滋味あふれるものでした。
同地のヤマトシジミは、時季によっては丸々と太って驚くほどですね~。

日本海側にある十三湖へ行ったのは、もう20年以上前の夏の終わり。
曇り空を映した静かな湖面が記憶に残っています。
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ふるさと富山の友人たちからのおみやげを披露しま~す♪ [おいしいもの♪ 料理・食材・食文化]

この3月にわたしのがん体験本を発刊するにあたり、
旧知の友人たちにも一斉メールで知らせたところ、
実に久しぶりに連絡が来て、
また偶然にも彼女たちが東京に来る予定があったので、
思いがけず旧交が温められました。
それで、会ったときにいただいたおみやげを紹介しま~す。

私のがん本のためにSちゃん夫妻が紹介してくれた
“がん友”Nちゃんは同級生ではないのですが、
運よくタイミングが合って会えたときに、
いただいたおみやげが「白えびおかき」。
サクサクの食感で、白えびの風味もちゃんとあります。
白えびおかき.jpg
私は高校を卒業するまでの
18年間しか富山に居なくて、
すでに東京暮らしが
ずーーーっと長くなっているので
かなり記憶も曖昧なのですが、
たぶんほとんどの富山県人は
「えび」と言うと「甘えび」のことを指すんです。
白えびは子どもの頃に
食べた覚えがないのですが、
もしかしたら殻をむくのが非常に大変なので、
雑魚扱いではなかったかと……。
それが今や「富山湾の宝石」などとキャッチコピーが付けられ、
ブランド化していてビックリしますね~。

私のネット調べによると
「シロエビ」という学術名は太平洋側で捕れるエビでクルマエビ科、
富山湾のほうの学術名は「シラエビ」でオキエビ科、
サクラエビと同様に深海に棲息するそうです。
富山湾は大陸棚があって豊かな漁場なんですが、
水深は急に深くなっているとか。
それは立山連峰とか黒部川とか、
よくわかんないけど地形の影響なんでしょうね。
でも、漢字で書いちゃうと両方とも「白海老」。
富山なら海洋学も発達していると思うんですが、
なぜ読み違えたのか??? 方言なのかなぁ。
まぁ「シラウオ」「シロウオ」を混同しがちなのと一緒なのかも。

さて、お次はTちゃんのおみやげです~。
「幻魚せんべい」「ほたるいか燻製」♪
幻魚せんべい&ほたるいか燻製.jpg
「幻魚」を読めるのは富山県人だけかも!?
おそらく後年の当て字だと思うのですが、
「げんぎょ」じゃなくて「げんげ」という深海魚で、昔は下魚でした。
表面がヌルヌルしていて、顔もいかついので、
子どもの頃は食卓に「げんげ」が出ても箸をつけなかったのが私ですぅ。
それがいつの間にか高級魚扱いとなったらしく、
近年では割烹などでも、さまざまに調理して出されるようです。
ヌルヌルはコラーゲンたっぷりということで
美容と健康に…という触れ込みにもなっている模様。

ずいぶん前に富山で父親に会ったときに
ホテルに入っている料理店に連れていかれ、
「懐かしいだろ~!」と「げんげ」料理を注文されました(汗)。
私は今でも苦手なんですが、
Tちゃんのおみやげのように、
おせんべいになっていれば楽しい食べ物となりますね。
これはもったいないのですが、独り占めすると
“龍の子太郎”になっちゃうので~(古いね私も。笑)、
ゴールデン街写真展のときに持っていきます。
おせんべいは1人1枚ずつ、
ほたるいかは1杯ずつ、早い者勝ち~!

G街イベントに駆けつけてくれた
Uちゃんからいただいたのは
「みぎす」の干物。
焼いたのが写真の左上です(頭を焦がした~。泣)。
みぎす・黒作り・昆布のかまぼこ.jpg
これは「にぎす」とも呼ばれるのですが、
私は「みぎす」と呼びながら育ちました。
学術的にはニギス科だそうで、
キスの仲間のような風貌に見えて別種なのです。
淡泊な味わいかと思いきや、意外に脂がのっていて
生を焼くよりも干して旨みの凝縮したものを焼くほうが
絶対においしい!(と私は思う)。
全国的に捕れるようですが、
東京では滅多に見かけません(あっても質が低い)。
富山では私のような庶民でもズワイガニ、アマエビ、ブリなどは
旬ならしょっちゅう食卓にのぼる品々なんですが、
中でも「みぎす」の登場頻度は高いですね~。

さて、写真の左下は塩辛の好きな人なら
よくご存じの「いか黒作」。
なんで「黒作り」と「り」の入っていない商品名なのかは謎ですが~(笑)、
要するにイカスミを加えた塩辛です。まっくろくろすけ♪
子どもの頃は“好き嫌いの女王”と呼ばれた私は
絶対に箸を伸ばしませんでしたが、
飲んだくれとなった今では好物。
これを使ってパスタや素麺をあえてもおいしいんですよ。

そして、写真の右下が「昆布巻」。
という名でもポピュラーなニシン入りの昆布巻きではありません。
昆布で巻いたかまぼこなのです。
富山のかまぼこは種類も多く、このように渦を巻いたタイプは
赤や青のバージョンもあります(たぶん着色料を使っているかも)。
首都圏なら、かまぼこの名産地と言えば小田原などですが、
決定的に違うのは、富山のかまぼこには板が付いていないこと。

かまぼことはそういうものだと思い込んでいた子どもの頃、
学研の『学習と科学』の工作の材料に「かまぼこ板を用意し…」
という説明があっても
「かまぼこ板って何だろう?」と意味がわかりませんでした。
「板かま」も同様です。
今日、知ったのですが富山のかまぼこは
「巻きかまぼこ」と言うそうですよ~。

ともあれ、私が普段ありつけないものを
携えてきてくれた友人たちに感謝!

富山の名産にご興味があれば、
通販サイトで取り寄せてみてください
(どこのショップが良いのかわかりませんが)。
都内なら各地の物産館が集まっている
「有楽町」駅前の「東京交通会館」地階にある
「いきいき富山館」
(10:00~19:00/日祝祭~18:00/定休:年末年始)へどうぞ。
鱒ずしも各種あり、
メーカーによってサクラマスの質も味も全然ちがうんですよ~。
あくまでも私の味覚を基準にすると、
一番有名なメーカーはオススメしませ~ん。

ああっ、思い入れがあり過ぎて大長文となってしまった(汗)。
最後まで目を通してくださったかた、ありがとうございますぅ!

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高校時代の友達と「馥香」で3時間たっぷりランチ♪ [おいしいもの♪ 料理・食材・食文化]

Tちゃんと7~8年ぶりに再会することとなり、
浅草橋の中国料理店「馥香(フーシャン)」に
ランチの予約を入れました。
「久しぶり~!」のひと言から延々とオシャベリが止まらず、
メニューもなかなか決まらない~(笑)。

このお店のリーフレットやショップカードも
『新宿ゴールデン街 おつまみレシピ』のスタッフで作りました。
サイトの文章は私が書いているのですが、
高木秋廣シェフのレシピ集も紹介しているので
(2000レシピ以上あるそうなので、ほんの一部ですが)、
お時間のあるときに、じっくりとご覧になってくださいな~!
http://www.fuxiang.jp/

今日、選んだのは
ランチのミニコースです(2,000円)。

●前菜の盛り合わせ
「馥香」ランチ:前菜.jpg











左から時計回りに、
じゅんさいとキンモクセイの花のゼリー寄せ、
ホタテのスモーク&XO醤、
うにチーズ&とびっこトッピング、
牛肉煮こごり&甜麺醤、
中央は姿クラゲ+菊花大根+きゅうり

●肉団子と干し蝦のスープ
Tちゃんが肉団子のなめらかさに感激!
「馥香」ランチ:肉団子スープ.jpg











●季節の炒めもの
プリプリの海老2尾にミニアスパラが貫通している……!?
アスパラに竹串を刺してから生の海老に突き刺し、
それから串だけを抜いたの?
とフロア担当のヒロキちゃんに確認してみたら正解でしたが、
ランチタイムのために細かい仕込みをしているんですねぇ。
厨房の皆さん、エライなぁ(涙)。
「馥香」ランチ:季節の炒めもの.jpg











●油淋鶏(ユーリンチー)
思わずビールが欲しくなりましたが、ガマンガマン(笑)。
「馥香」ランチ:油淋鶏.jpg











●チャーシュー炒飯
(撮り忘れました~)

●デザート(ライチのシャーベット&杏仁豆腐)
これまた、なめらかさにTちゃんビックリ!
「馥香」ランチ:デザート.jpg











Tちゃんと話していると、
気分は制服を着ていた頃の感覚のまま。
当時とは話の中身がずいぶん変わったけれども、
お互いにさまざまな経験をしながら
別々の人生を歩んでいるけれども、
会えば瞬時に“あの頃”へと戻れる友達の存在は、
本当にうれしくてありがたいものです。……しみじみ。

(※料理写真の撮影&ブログ掲載は
「馥香」ヒロキちゃんの了承を得ております~)。


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何の脈略もないカレーとシソと焼きそばの話。 [おいしいもの♪ 料理・食材・食文化]

花粉症にはツライ季節がやってきましたね~。
もう何年も、お花見のお誘いは泣く泣くお断りしています。

私は就寝する頃に鼻づまりになるせいか、
寝ている間に口呼吸をしているらしく、
目が覚めたときには
のどが痛くなっていることもしばしば。
それを防ぐために最近では
「マスク」をして寝るようになったのですが、
起きたときには「眼帯」になっているんですよ。
全く役に立っていない~(泣)。

私の症状はクシャミ連発、鼻水、鼻づまり、
目のかゆみに加えて微熱が続くほか、
肌もガサガサに荒れます。
顔全体も何だかかゆい~!

ここ2年ほどは
耳の中までカサカサするようになったのですが、
それは花粉症の影響じゃなくて
華麗なる現象なのかもしれません
(ええ、もちろん「加齢」の間違いですよ~。スミマセンね。涙)。

先日、「加齢臭」という言葉に過敏に反応する男性がいたので、
「会社で『カレー臭?』って、からかわれたら、
『ターメリックですか?』って言い返せば?」
と言ったらウケたのですが、
相手がスパイスの名前を知らない人だと通じませんね。

私は花粉症の薬は飲まずに抵抗しているので、
アレルゲンが何だかも調べていないままですが、
花粉症にはシソエキスが良いらしいという噂を耳にしたので、
この前、アヤねぇからもらってきた梅酢に
残っていた大根を薄いいちょう切りにして漬けました。
私にはシソジュースなどより、ずっとおいしく感じられます。
梅干しを手作りしている友達がいることに感謝!
花粉症に効くかどうかわかりませんけど、
おいしければいいですよね~♪


ところで、ネットで調べものをしていたら、
栃木の名物に「じゃがいも入り焼きそば」
というものがあることを知りました。
まぁソース味なら何でも合うんでしょうけど、
食感の違いはどうなの!?と思うのですが~。

さっそく宇都宮に赴任中の
ケンちゃんに聞いてみたところ、
以下の返信をもらいました。

> 食べたことないですね~。
> 栃木市か佐野にあったかも。
> ただ宇都宮も意外と老舗的焼きそば専門店
> (焼きそばのみしか置いてない)が多く
> けっこう美味しいんですよ!

だそうです。
じゃがいも入りのほうは
「栃木市」の名物のようです。
http://www.kuranomachi.jp/spot/eat/yakisoba.php

テレビ番組などでも紹介されているらしいので、
実は有名なのかな?
テレビを観ない私が知らないだけかもしれませんが、
新じゃがも出回っていることだし、
近々、作ってみましょう♪


新宿ゴールデン街 おつまみレシピ


がんと診断された私が生きるためにやったこと (角川SSC新書)


がんと診断された私が生きるためにやったこと (角川SSC新書)

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青山ランチ、渋谷でカフェ2軒、3軒ハシゴで飲んだくれ~。 [おいしいもの♪ 料理・食材・食文化]

『新宿ゴールデン街 おつまみレシピ』(ぴあ刊)の
制作スタッフ3人で
打ち上げ&反省会&写真展の打ち合わせのために
南青山の中国料理店
「礼華 青鸞居(らいか せいらんきょ)」でランチ。
http://www.rai-ka.com/seirankyo/
我ら3人は同店のリーフレットも制作しています。

前菜の盛り合わせ+主菜2品+ごはん+スープに
デザートの杏仁豆腐が付く
「礼華御膳」をいただきました♪
みんなで「おいしいね~!」と言いながら楽しむ
幸せなランチタイムでした。

その後、渋谷へ出たついでに
兄貴分のマッチャンに電話したら在宅だったので、
桜ヶ丘周辺のカフェ2軒に連れて行ってもらいました。
1軒は鉄工所を改装したという
ユニークな焼き菓子屋さんで、珈琲もおいしい。
2軒目は大人のための絵本カフェで、落ち着ける空間。

マッチャンの奥さんマサヨさんも仕事帰りに合流し、
夫妻行きつけの居酒屋へ。
そこは日替わりメニューが
なんと100種類ぐらいあるのですが、
この日は4色のミニトマトを発見。

見た目に反してグリーンが最も甘く、
パープルは酸味が強めで、ややほろ苦さも。
(※写真の撮影&掲載は店主の許可をもらいました)
渋谷の某店で食したトマト4種.jpg













それから、アマチュアボクサーだった
若い店主のバーにも案内してもらい、
青じそ(大葉)を使った「和風モヒート」を。
シソ好きの私は気に入ったのですが、途中で昏睡状態に(汗)。
最後には以前から知っているバーにも寄って、
苦みの強い薬草系のお酒を。

マッチャン情報によると
桜ヶ丘周辺は再開発によって
7年後ぐらいには高層ビル群に一変する予定だとか。
渋谷で唯一、落ち着けるエリアなのに、
つまらない街になってしまうなぁ……。

街の様相が一変するまで
私が生きているかどうかわからないけれど、
再開発で素敵になったなと思う街って
見たことがないんですよ、私は。
どの街も、みんな同じ医師が整形したかのように
同じ顏になってしまう~。


新宿ゴールデン街 おつまみレシピ

新宿ゴールデン街 おつまみレシピ

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ぴあ
  • 発売日: 2014/03/26
  • メディア: 単行本



がんと診断された私が生きるためにやったこと (角川SSC新書)

がんと診断された私が生きるためにやったこと (角川SSC新書)

  • 作者: 広浜 千絵
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川マガジンズ
  • 発売日: 2014/03/10
  • メディア: 新書



がんと診断された私が生きるためにやったこと (角川SSC新書)

がんと診断された私が生きるためにやったこと (角川SSC新書)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川マガジンズ
  • 発売日: 2014/05/08
  • メディア: Kindle版


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