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平滑筋肉腫のKさんの闘病記 13:入院&手術日が確定したところへ、梅澤先生から返信が。 [医療・健康&がん関連]

Kさんが梅澤先生へ
セカンドオピニオンの予約を依頼するメールを送ってから
10日以上が経ちました。
Kさんは
「毎日マメにブログの更新をしている先生なのに、
まだ返事がないのは、私の文面が不服だったのかしら」
と思ったそうです。

でも、ほかのメール予約が
たくさん溜まっているせいだとも考えられますね。
もしくは、平滑筋肉腫の専門医ではないから、
的確なアドバイスができるかどうかも含めて
ご自分なりに調べているとか?

Kさんが梅澤先生へ宛てたメールで
ちょっと気になった点は、
「私に合った治療法を教えてください。」
という一文でした。

この先生は、ご自身のブログの記事
(ずいぶん古い日付ですが)に
以下のメッセージを書いています。

「ご自分の病気です。
ご自身の命に関わる病気・治療です。
面倒でも、他人任せにすることなく
しっかり考えて下さい。」

先生の考え方は現在も変わらないと思います。
要するに、医師を頼って任せるのではなく、
治療法を決めるのは患者本人であるということ。

セカンドオピニオンとは
医師に治療方針を考えてもらうことではなく、
こちらが提供する材料をもとに、
あくまでも客観的にどう思うか?と意見を求めることであり、
それらも踏まえて最終的には自分で決断する、
自分が自分の闘病について責任をもつ、
ということだと思います。

そのような話を梅澤先生は
ブログを通じて繰り返し発信しているので、
もしかしたらKさんのメールを読んで
「僕の方針を理解していない人なのかな?」と思い、
返信するのを躊躇していたとも考えられます。

……などと私たちが思いあぐねている頃、
梅澤先生から返信が届いたとKさんが知らせてくれました。


最初の一文が、
「はじめまして、間違いだらけの梅澤 充です。」

このフレーズ、いいなぁ(笑)。
2行目には
「ご病気に対する心労お察しいたします。」
と患者を思いやる言葉も添えられていました。

そして、セカンドオピニオンに関して、
以下のことが明記してありました。
●場所(大塚北口診療所)
●曜日(月曜・水曜・土曜)
●時間(予約外来の診療終了後の15時以降)

さらに、現時点で空いている日時が
2つ挙げられていました。
直近で4日後、その先が6日後です。


ところが、Kさんは梅澤先生に
「今回はセカンドオピニオンを見送る。
手術の経過を見て、改めてお願いします。」
というメールを送ったそうです。
その直前にA病院でのスケジュールが
決まったというタイミングだからでした。

今月のクリスマス前後にPETとMRIの検査、
大晦日の直前にCT検査。
年明けの約1週間後に入院し、
手術は入院の2日後ということが決まりました。

KさんはA病院の主治医から、
以下の回答をもらってきたそうです。

●入院の期間は1週間~10日。
●肝臓に腫瘍が1つだけでなく、もっとあった場合は、それも切除する。
●3か月後にまた肝臓に腫瘍ができても、再び手術をする。
●3㎝までの腫瘍の場合、ラジオ波治療が適用となるかどうかは腫瘍のできている場所による。
●今回も術後の服薬はない。

そして、Kさんは
「年内は遊べるぞ~!って感じ!」
と、いったんは気分的に解放された様子でしたが、
まだ間に合うなら
梅澤先生にセカンドオピニオンをお願いしたいと
思い直したそうです。

私のがん本で紹介した乳がん患者のうち、
Hさんが骨転移したときに
がん専門病院と梅澤先生にセカンドオピニオンを求め、
梅澤先生のアドバイスをもとに
Hさんの体調に合う量の抗がん剤を用い、
薬の組み合わせも替えたことによって
骨転移の増殖が止まったという事実がありました。
私の本を読んでくれたKさんは
そのことも知っています。

また、Kさんは梅澤先生のブログの最新記事も読んで、
その内容にも共感したようでした。
●「がんと餓死」(2014_12_16)
http://umezawa.blog44.fc2.com/blog-entry-3326.html

手術すると決めたにせよ、
その前に外科医で腫瘍外来も担う
梅澤先生に意見を求める機会をもつのも
良いのかもしれません。
これまで病気について
少しずつでもアレコレ学んできた分、
自分の病状や医療に関する話の理解力も
徐々に深まっているはずですから。

ただし、セカンドオピニオンは
健康保険が利かず、自費となるため、
「余計な出費」と思うか「安心料」と思うかは、
人それぞれの考え方やフトコロ具合で異なりますね。


Kさんは
A病院で外科手術を予定しているが、
先生にはお目に掛かりたいと連絡しました。
梅澤先生からは
日時の確認と診療所の場所について
詳しい説明がありました。

以前からKさんに
「都合がつけば同行してほしい」
と言われていたので、
・私も先生の話をKさんと一緒に伺えるのか。
・紹介状や画像データ等も必要か。
という2点を先生に確認してほしいとKさんに頼みました。

梅澤先生からは
「誰でもご一緒にお越しください。」
という回答と共に、
セカンドオピニオンは健康保険ではないが、
万一、当日に検査をしたほうが良い場合には
健康保険でCTを撮ることも可能なので
念のために健康保険証も持参するようにとの
指示がありました。

そんなわけで来週、Kさんと一緒に大塚へ行って参ります~!

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