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登川誠仁さんの音楽♪♪&「沖縄音楽フェスティバル」も土曜に新宿文化センターで♪ [沖縄&琉球國]

沖縄音楽フェスティバル.jpg









“美佐ネーネー”こと古謝美佐子(こじゃ・みさこ)さんを中心に、
沖縄出身のさまざまなアーティストが共演する音楽イベント。
新宿6丁目の交差点と抜弁天(ぬけべんてん)の間にある
「新宿文化センター」が例年の会場です。

この音楽イベントは「新宿エイサーまつり」と同じ日の
夕方から行われるのですが、
以前、このライブを観たあとに新宿通りのエイサーを観に行ったら、
もう終了寸前の時間で寂しいものでした……(泣)。
たくさんのエイサーグループが練り歩く様子も観たいなら、
文化センターへ行く前に観ておくのがオススメですよ~♪

7月25日(土)16:00開演(15:30開場)
新宿エイサーまつり協力公演
●「沖縄音楽フェスティバル」
http://www.regasu-shinjuku.or.jp/bunka-center/shusai/1512/
会場:「新宿文化センター」大ホール
(東京都 新宿区 新宿6-14-1)
http://www.regasu-shinjuku.or.jp/bunka-center/traffic-access/
料金:全席指定4,000円(Web友割・新宿区民割:3,500円)

[出演]
●古謝美佐子(こじゃ・みさこ)
http://www.kojamisako.com/
●HY(エイチワイ)
https://hy-road.net/
●うないぐみ(古謝美佐子、宮里奈美子、比屋根幸乃、島袋恵美子)
※元「ネーネーズ」の3名に新メンバー1名のユニット。
●石嶺聡子(いしみね・さとこ)
http://www.satokoishimine.com/
●琉神(エイサー太鼓・琉球獅子舞・琉球舞踊など)
http://ryujin-web.com/
[演出・構成]
●佐原一哉(さはら・かずや)
http://www.kojamisako.com/koja2010_pages/sahara_1.html

美佐ネーネーの唄声と発声は、
似ている人がいるようでいて
誰にも真似できないものだと思います。
代表曲から♪
・「童神/ウチナーグチ」(投稿:kamadaa1さん)
https://www.youtube.com/watch?v=zXiIPp06SOY
この『童神(わらびがみ)』は子守唄の名曲に仲間入りしましたね~。
いろんな歌い手がカバーしていますが、
作詞は美佐ネーネー、
作曲はご主人の佐原一哉さんで、
上記の動画でキーボードを弾いているのが佐原さんです。


新宿の「沖縄音楽フェスティバル」に私が行ったのは
もう10年ほど前のことで、
近年では大好きな新良幸人(あら・ゆきと)サマが
出演したこともあったのに~、行けず仕舞いでした(涙)。

毎年、出演者の顔ぶれは違うのですが、私が10年ほど前に
行っておいて本当に良かったな~と今も思うのは、
そのときの出演者に
登川誠仁(のぼりかわ・せいじん)さん(1932~2013)が
いたからなのです。

琉球民謡の重鎮なので名前はもとより
CDで唄と三線(サンシン)も聴いていましたが、
舞台に登場した瞬間は
「ちっちゃい“おじぃ”が出てきた」
という印象で(失礼!)
沖縄の大物は、こんなに小柄なのね~と思いました。

誠仁さんは“誠小(せいぐゎー)”という愛称で親しまれ、
沖縄を描いた映画『ナビィの恋』(1999)や
『ホテル・ハイビスカス』(2002)を観た方なら、
「このおじぃ、知ってる~!!」という人も多いでしょう。

沖縄語で「小」と書いて「ぐゎー」とか「ぐぁー」と読むのは、
小さくて可愛いイメージのものに
親しみをこめて付ける接尾語のようです。
たとえば「マヤ小」というのは
「まやぐゎー」=「ネコちゃん」といった感じ。
でも、お店の名前にも「小」と付けている場合もあります。
こぢんまりした店舗なんでしょうね。

……といったことをつらつら思い出しながら、
しばらく聴かないでいた琉球の民謡や
登川誠仁さん独自の音楽をまた聴こうと思いました。

せいぐゎー先生、ニフェーデービル!


[本日のオマケ♪]

古謝美佐ネーネーの先輩の
大城美佐ネーネーとの録音風景など。
トップクラスの共演です。
●登川誠仁&大城美佐子 「谷茶前」(アルバム:デュエットより)
(作者: Yoshitaka NIttaさん)
https://www.youtube.com/watch?v=F0KfITTaCzw
『谷茶前(タンチャメー)』は代表的な民謡の一つ。

この動画はライブ中の語りの部分だけですが、
あざとさのカケラもない本当のおかしみが魅力!
●登川誠仁「登川誠仁ライブ!
~Just One Night at CAY 2010.8.29~」
(投稿:KU WAさん)
https://www.youtube.com/watch?v=yLcrK2462_8

速弾きでも有名なせいぐゎー先生は
“沖縄のジミヘン”などと称されました。
静止画ですが、耳で拾ってみましょう。
●アッチャメー小 ~多幸山/登川誠仁
(投稿:attics72さん)
https://www.youtube.com/watch?v=getYxLoIqn0

誠仁さんの作った軍歌の笑えるパロディですが、
背景にある沖縄の戦中・戦後についても考えさせられます。
音楽家・漫談家の“てるりん”こと照屋林助
(てるや・りんすけ/1929~2005)さんとの対話も面白い。
●軍歌たべたいなあ~ MCなんでも食べたいな(登川誠仁)
(投稿:KojiHirataさん)
https://www.youtube.com/watch?v=TfXzP_5R2l4

せいぐゎー先生の音楽性の幅広さがうかがえてビックリした曲。
てるりんさんとのデュエット。ファンキーで楽し~い♪♪
●ペストパーキンママ
(投稿:黒い旋律さん)
https://www.youtube.com/watch?v=u1n7vc1QQwU

亡くなる前年に出演した舞台。
サービス精神たっぷりのパワフルな79歳!
●2012年 三板の日 田場盛信・登川誠仁
(投稿:34tengokuさん)
・向かって右側で太鼓を叩く誠仁さん。
https://www.youtube.com/watch?v=6_jF3sTU1ZE
・三板(さんば/3枚の板を手で鳴らす小さな打楽器)を使いながら踊る誠仁さん。
https://www.youtube.com/watch?v=oddSTj82e9Q

唄いながら、この速さで弾けるのか!?と驚く動画。
手元のアップが多いので弦楽器の奏者やファンなら必見!
三線(サンシン)ですが、真ん中は2本の弦が張ってあります。
最後の笑顔がチャーミング[黒ハート]
●嘉手久 - 登川誠仁
(投稿:byobyobyo13さん)
https://www.youtube.com/watch?v=NpYDL7ErN8I
※「嘉手久節(かでぃくーぶし)」~「アッチャメー小(グァ―)」

●「登川誠仁 インタビュー」(HMV ONLINE/2009年10月20日)
http://www.hmv.co.jp/news/article/910200164/


It’s only セイ小~ベスト・オブ・登川誠仁 1975~2004

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: リスペクトレコード
  • 発売日: 2007/02/14
  • メディア: CD


オキナワをうたう―登川誠仁自伝

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  • 作者: 登川 誠仁
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2002/07
  • メディア: 単行本


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