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沖縄事件08:米軍の「哀悼期間」に、またもや軍属が飲酒運転事故。 [沖縄&琉球國]

沖縄市位置図.png沖縄に駐留している米軍は、元海兵隊員の軍属による沖縄女性(20歳)への暴行・殺害・遺体遺棄事件を受け、5月27日~6月24日を「寄り添い、哀悼する期間」として、すべての軍人に基地と自宅以外での飲酒や祝宴、午前0~5時の外出などを自粛するよう指示。義務のない軍属や軍人の家族にも協力を求めました。

しかし、6月4日には嘉手納基地所属の海軍2等兵曹の女、エイミ・メヒア容疑者(21歳)が、酒酔い運転で嘉手納町の国道の対向車線を逆走して軽自動車2台と衝突。日本人の男女2人に胸の骨折など重軽傷を負わせました。

逮捕された女は、「同僚(米軍関係者)の家でテキーラと酎ハイ数種類を飲んだ」「1人で帰った」「よく覚えていない」などと供述。容疑者の呼気からは基準値の約6倍のアルコールが検出されたそうです。軍からの指示など完全に無視したということですよね。

この事件を受けて米軍は「国内の米海軍は基地内外を問わず飲酒を禁止」と指示。さらに、同容疑者が24日に「道路交通法違反(酒酔い運転)」より罪の重い「自動車運転死傷処罰法違反(危険運転致傷)」に切り替えて那覇地裁に起訴されたため、在沖米軍は服喪期間の終了日を28日朝まで延長すると発表しました。

それにもかかわらず、26日の午前4時半頃、また軍属による飲酒運転で事故が発生。米空軍の軍属の男、シェイクィーン・フランシス容疑者(24歳)の運転する車が、沖縄市内の交差点の赤信号の点滅で一時停止せず、交差点に進入し、黄色の点滅で進んできた日本人の男性(67歳)の軽乗用車に衝突。この男性は軽傷を負い、病院へ搬送されたそうです。

基地内の販売員だという容疑者は、「前日に酒を飲んだだけ。今は酒は残っていない」「家を出るときに(アルコール成分の入った)マウスウォッシュを使った」などと容疑を否認。しかし、容疑者の呼気からは基準値の約4倍のアルコールが検出されたそうです。

マウスウォッシュとかデンタルリンスと呼ばれる商品のアルコール成分って、そんなに濃度が高いの!?
調べてみると、以前、アメリカでマウスウォッシュを3杯飲んだ女が車を運転し、基準値の3倍ほどのアルコールが検出されたというニュースがあったようです(真偽は不明)。
でも、飲むって…??? 普通は口に含み、ゆすいで吐きだすものですよね?
その女はアルコール依存症だったようです…。

フランシス容疑者とやらもマウスウォッシュを飲んだのでしょうか? でも、夜明け頃に事故を起こして「前日に飲んだ」ということは、25日の23:59でも前日なんですから、日付の変わる直前まで飲んでいたとしたらですよ、4時間半ぐらいじゃアルコールは抜けないんじゃないでしょうかねぇ。
詳しい取り調べ後の続報を待つしかありませんが、一時停止しなかっただけでも違反ですし、また沖縄県民にケガをさせたんですからね! それに、軍属に対する米軍の禁酒要請も全く徹底されていない(怒)。

23日に沖縄の「慰霊の日」の式典に臨んだ安倍首相は、アメリカとの地位協定について「軍属の扱いの見直しを行うことで合意し、米国と詰めの交渉を行っている」と強調しました。
もっともっと厳しい交渉が必要! このままでは沖縄県民は車や自転車を運転するのも歩くのも恐怖ですよね。女性たちも、これまで以上に米軍関係者を警戒している、怯(おび)えていると思います。娘を持つ親御さんも心配が尽きないでしょう。観光に行きたい人たちにだって影響しますよ。

米軍のエライ面々が約束した「綱紀粛正」という言葉は、何の意味も拘束力もなかったということですね。日本語と英語のニュアンスが、天と地ほども違うんじゃないか?
米軍関係者の中にも被害女性のことを心から悼(いた)んでいる人もいると、いてほしいと思っていましたが、このように事件が続くと、やはり沖縄、引いては日本全体がアメリカに見下されているんだと確信します。

在沖米軍を率いるローレンス・ニコルソン在日米軍沖縄地域調整官には、「米軍関係者は沖縄に駐留している間、日中の勤務時間以外は基地から一歩も出てはいけない」という指令を出して、完全な外出禁止にしてほしい!!

※沖縄市位置図:ファイル:基礎自治体位置図 47211.svg png 出典:ウィキメディア・コモンズ (Wikimedia Commons)/投稿者:Lincun

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