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参院選2016:政見放送や選挙公報より新聞サイトでチェック! [社会問題&戦争関連]

ネットで候補者チェック.png海外では選挙の投票が国民の義務で、投票しないと罰金という国があるそうです~。
たとえば、オーストラリアでは投票をサボると20オーストラリアドル(約1,500円余り)の罰金。ベルギーはもっと厳しくて、2度目の棄権からは罰金の額も上がるだけでなく、投票しなかった回数が15年の間に4回になると選挙資格が10年も停止。棄権した人は公職にも就けなくなるとか。

でも、いっそのこと日本でも義務化するほうがいいのかも…。日本に生まれ育って納税していても選挙権がもらえない人々もいるんですから、日本人というだけで選挙権が与えられるのは当然と思っているような人が、その権利をムダにするのなら、罰金を取って国庫に納めて選挙費用に回せばいいと思います。

参院選の公示後、各政党の代表があちこちで演説する様子が報じられていますが、相変わらず、対峙する政党のこき下ろしばかり。悪口合戦ってウンザリするし、小学校の低学年のののしり合いのようなレベルに見えます…。
抽象的な理想論とか批判だけなら、誰にだって、私なんかにだって言えますよ~。そうじゃなくて、投票する側が「なるほどねぇ!」と納得する対案や代案をアピールして初めて、たくさんの人に支持されると思うのですが…。

今回、俳優の宝田 明さんが立候補するというニュースが流れたことで、「国民怒りの声」という政治団体ができたことを知りました。宝田さんは、ご自身とご家族の満州での実体験をもとに、ずっとずっと戦争反対を訴えてきた人ですが、82歳になるのに出馬!?とビックリしました。現状を黙って見過ごせないという思いだったのでしょう。

「国民怒りの声」というネーミングはストレートでいいよね~!とも思ったのですが、その後、宝田さんは立候補を辞退して応援に回ることになったそうです。その政治団体の内容や立候補者の顔ぶれを調べるうちに、うーーーむ。とわからなくなったので、友人たちとの間では「こうなったらもう『支持政党なし』に入れちゃう~!?」と、トチ狂った冗談を飛ばしておりました(笑)。

テレビやネットでは自民党のCMが異常に目立ちます。オカネがたくさんあるんだなぁ…。あんなに何度も何度も顔のアップが出てくると、生理的な嫌悪感すら覚えるようになります。アンチ安倍をますます増やして逆効果では?(苦笑)。

テレビのワイドショーなどでは公平な判断ができそうになく、政見放送もわざとらしい演出が鼻につくし、一日中、NHKの画面に張り付いているわけにもいかない。選挙公報を読んでも、さらにワケがわからなくなり~(汗)。

というわけで、全国紙の参院選特集サイトをチェックしてみました。

「朝日新聞」では「東京大学・谷口将紀研究室」との共同調査をもとに、自分の考えと一致、または考えに近い候補者は誰なのかをチェックできる仕組みを作成。各党の政策スタンスもわかります。
●2016参院選 候補者アンケート(朝日・東大谷口研究室共同調査/朝日新聞デジタル)
http://www.asahi.com/senkyo/senkyo2016/asahitodai/
※自分の地域を選択すると候補者の顔写真・氏名・政党名などが現れます。「政策政治スタンス」をいうタブ(見出し)には29の項目があり、どれかを選ぶと候補者の顔写真がスライドし、各質問に対する意見がひと目でわかります。「憲法改正」タブのチェックも重要!

「産経新聞」は、それぞれの党の政策を比較し、文章にまとめています。
●参院選2016特集 各党政策比較(産経ニュース)
・【参院選・各党政策比較(1)憲法】
http://www.sankei.com/politics/news/160627/plt1606270016-n1.html
・【参院選・各党政策比較(2)社会保障】
http://www.sankei.com/politics/news/160627/plt1606270054-n1.html
・【参院選・各党政策比較(3)安全保障】
http://www.sankei.com/politics/news/160629/plt1606290047-n1.html

「毎日新聞」は候補者と同じアンケートに答えていくと、自分と政党・候補者との一致度がわかるシステムを制作。見やすく、わかりやすい作り。
●毎日新聞ボートマッチ 参院選 えらぼーと2016
http://vote.mainichi.jp/24san/
※全24問の回答を終えて自分の性別や年齢、選挙区などを選択すると、各党の一致度と選挙区の候補者との一致度がグラフとして現れます。
私の場合は3つの政党が同比率ぐらいでしたが、キライな政党とも一致する部分が少しでもあったので、へぇ~!と意外でした。自分の考えを客観的に分析するにも役立つと思います

・毎日新聞ボートマッチ 参院選 「格差広がっている」79% 自民候補44%、公明は7割
http://mainichi.jp/senkyo/articles/20160706/ddm/005/010/144000c

「読売新聞」と「日経新聞」には特に参考になる特集はナシ。代わりに通信社サイトもチェックしてみました。「時事通信社」が、たくさんの図解をアップしています。ひと目でわかる情報は助かりますね~。投票日まで頑張って、いろいろチェックしましょう!

●【図解・政治】図で見る参院選2016(時事ドットコム)
http://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_pol_election-sangiin2016-top

※イラスト:(C)みふねたかし(いらすとや)

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