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普段と全く何も変わらない年越し報告。 [医療・健康&がん関連]

ずいぶん前にお歳暮やら年賀状やらを勝手に廃止し、お正月飾りやおせちも用意せず、この年末には大掃除もパスして、お餅も買わないことにしたら(毎年3個ほども食べると飽きて冷凍後も残り続けるから)、日常の休日と全く何も変わらない年明けとなりました~。
初詣も七福神めぐりも興味ゼロとなり、どこへも出かけず、暖房の効いた小部屋でヌクヌク&ダラダラしているのが今の私のシアワセ~♪♪

お雑煮の材料だけは少々あるものの作る気がサッパリ湧かず、たくさん溜め込んだブログの書きかけの一部をちょろっと仕上げてアップしたり(サボっていた2年分以上の書きかけアリ…汗)、ついうっかりと調べものや読みものに長時間ハマったり、TVとネット動画でボクシングや映画に古典芸能などを観たり、在宅仕事がらみの雑用に追われたり…、そうこうしているうちに年を越してしまい、年始の休みもアッと言う間に終わってしまいそうです~(汗)。

「礼華(らいか)」「馥香(フーシャン)」「せお」など友人・知人の料理店のおせち料理は、今年も完売して~ッ!と祈るのですが、私は生協で普段なら注文しない産地限定のイクラ・カキ・ホタテなど、ほんのちょっぴり贅沢買いをして、あとは高知から直送の「山下農園」の活力あふれる野菜を食べていれば充分に満足なのでした。

とはいえ、年末には忘年会の名目で友人・知人たちと飲んだくれた機会も多かったし、冬の恒例「菊うら」特別コースも堪能、ドキュメンタリー映画のミニ上映会へ出かけたら楽しい方々とも縁ができたし、年明け早々には松元ヒロさん&柳家花緑さんの二人会へ行く予定もアリ等々、もっともっと時間が欲しい! 私は一日100時間、欲しいの~ッ!!

人生の残り時間、がんの患者&経験者なら切実に考えます。特に、元日の今この瞬間も救急車で搬送されている最中の人、病院のベッドに横たわって点滴を受けている人、年末年始は自宅に帰れたけど(帰されたけど?)食欲が全く回復しない人、抗がん剤の副作用による口内炎などで、ご馳走を目の前にしても食べられない人もいるのが現実。
かく言う私も乳がんのときはクリスマス・イブに入院し、温存手術を経て大晦日に追い出され(?)、なんとか帰宅したもののヨレヨレのまま松の内が明けたような記憶があります。

がん患者さんのご家族など見守る人たちは、心配だからこそ、つい「おせちはおめでたい縁起物だから一口でも食べてみたら?」「もっと食べないと体力が落ちちゃうよ」などと言ってしまいがちなんですが、食べられない・食べる気が起こらない人にとっては苦痛でしかありません。でも、イジワルではなく深い思いやりをもって勧める言葉だからこそ、拒絶できなくてつらいと言う“がん友”がたくさんいます。

日常に復帰して今は元気な“がん友”たちが異口同音に教えてくれたのは、周りの方々が「いつも通りに接してくれたこと」が一番ありがたかったと…。
その患者さんががんを発症する以前の「いつも」「普段」というのは、どういう状態だったかな?と思い出すことで、サポートもしやすくなるかもしれません(もちろん、個々の性格にもよるので一概には言えないんですけどね)。

ところで、ネットでがん関連のイベントを検索していたら、「がん研 有明病院」では元日に患者サロンの開催予定があってビックリしました。確かに、救急指定の大病院のスタッフは交替制で24時間・年中無休ですから、年末年始でも皆さん働いている。闘病中の患者もクリスマスや大晦日、元日も関係ないのですが、それをよ~くわかっているのは、がん専門病院だからなのかな。でも、全国のがん専門病院が元日から患者サロンを催しているとは到底、思えません。

ともあれ、世界中の“がん友”の皆さん、患者を支えるさまざまな職種の皆さんに想いを馳せながら、また一つ年を越しました。

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