がんのチーム医療に関するNHK『きょうの健康』の再放送リストです。 [医療・健康&がん関連]
NHK Eテレの『きょうの健康』という番組は
15分という短さながらも、解説が平易でわかりやすいので、
興味のあるテーマのときは観るようにしています。
解説役のお医者さんたちも、
民放のバラエティ番組に出てくる
芸能人かぶれのような人たちではなさそうだし(笑)。
今週は「がんのチーム医療」がテーマでした。
大規模な病院ほど、以前は役所仕事と同じように
診療科ごとに独立独歩で横の連携がなかったのですが、
近年では各診療科の垣根を越えて
協力して治療に当たろうという考え方が広まりつつあります。
同時に、さまざまな医療スタッフが集まり、
みんなで一つの症例について検討する、という場面も増えてきました。
昔の医療の場では、お医者さんが一番エライので、
看護師・薬剤師・検査技師・理学療法士・作業療法士・
医療ソーシャルワーカーといった
それぞれ専門性の高い人たちでも意見が言えず、
医師の命令に従わざるを得ないという環境でした。
それが各々の専門性を認め合い、
みんなで…というふうに変化してきたわけです。
アメリカから輸入(?)された概念ですが、
その恩恵が最大に受けられるのは、私たち患者ですよね。
“がん友”の皆さんでもベテラン(!?)なら
よくご存じのことかもしれませんが、
これから治療について検討する人、
闘病を始める大切な人をサポートする人などに
参考になるんじゃないかなと思います。
再放送は来週の午後イチからです~。
●12月15日(月)13:35~
がんのチーム医療「キャンサーボード」
主治医をはじめ、多様なメンバーで治療方針を検討するキャンサーボードの紹介。
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2014/12/1208.html
・キャンサーボード(Cancer Board)
がんの診断や治療の際、がん医療に携わる専門職が集まり、
患者の病状について検討する場。
Cancerは「がん」、Boardは「板」だけでなく
「会議」という意味もあります。
でも、日本語で言い換えられないんですかねぇ?
●12月16日(火)13:35~
がんのチーム医療「緩和ケアチーム」
緩和ケア医や精神科医などが協同で、がん患者の心のケアに当たっている。
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2014/12/1209.html
・緩和ケアと聞くと、いまだに
「末期の痛みの手当て」と思い込んでいる人もいますが、
がんと診断された時点から頼っても良い診療科なんです。
精神的なダメージも深いので、
体だけでなく心もシンドイなぁ…という人は
緩和ケア科を受診してみるのもいいでしょう。
●12月17日(水)13:35~
がんのチーム医療「リハビリチーム」
QOLの維持のために、治療前からリハビリを勧められる患者も増えている。
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2014/12/1210.html
・これまでリハビリとは病後に行うものでしたが、
がん患者によっては治療前にリハビリをすると
肺炎などの合併症の発生が抑えられる場合も多いそうで、
積極的に治療前のリハビリを推進する病院も増えているようです。
●12月18日(木)13:35~
がんのチーム医療「栄養サポートチーム」
患者に必要な栄養素やエネルギー量を検討し、栄養状態を改善に導く。
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2014/12/1211.html
・がんの場合、精神的なものによる食欲低下だけでなく、
手術後や抗がん剤治療中などは飲食できなくなるものもあります。
患者の体調などを考慮した食事・栄養指導、
歯科衛生士による口腔ケアなどを通し、
闘病中の体力低下を防ごうという考え方。
……ちなみに私は胃がんのときに胃の3/4を切除し、
退院前に病院の管理栄養士さんから食事指導を受けたのですが、
ほとんど言うことを聞かなかったため、
自業自得ですが、数年間はエライ目に遭いましたわ~(涙)。
※放送日時は変更・休止となる場合があるので、ご確認を~。
15分という短さながらも、解説が平易でわかりやすいので、
興味のあるテーマのときは観るようにしています。
解説役のお医者さんたちも、
民放のバラエティ番組に出てくる
芸能人かぶれのような人たちではなさそうだし(笑)。
今週は「がんのチーム医療」がテーマでした。
大規模な病院ほど、以前は役所仕事と同じように
診療科ごとに独立独歩で横の連携がなかったのですが、
近年では各診療科の垣根を越えて
協力して治療に当たろうという考え方が広まりつつあります。
同時に、さまざまな医療スタッフが集まり、
みんなで一つの症例について検討する、という場面も増えてきました。
昔の医療の場では、お医者さんが一番エライので、
看護師・薬剤師・検査技師・理学療法士・作業療法士・
医療ソーシャルワーカーといった
それぞれ専門性の高い人たちでも意見が言えず、
医師の命令に従わざるを得ないという環境でした。
それが各々の専門性を認め合い、
みんなで…というふうに変化してきたわけです。
アメリカから輸入(?)された概念ですが、
その恩恵が最大に受けられるのは、私たち患者ですよね。
“がん友”の皆さんでもベテラン(!?)なら
よくご存じのことかもしれませんが、
これから治療について検討する人、
闘病を始める大切な人をサポートする人などに
参考になるんじゃないかなと思います。
再放送は来週の午後イチからです~。
●12月15日(月)13:35~
がんのチーム医療「キャンサーボード」
主治医をはじめ、多様なメンバーで治療方針を検討するキャンサーボードの紹介。
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2014/12/1208.html
・キャンサーボード(Cancer Board)
がんの診断や治療の際、がん医療に携わる専門職が集まり、
患者の病状について検討する場。
Cancerは「がん」、Boardは「板」だけでなく
「会議」という意味もあります。
でも、日本語で言い換えられないんですかねぇ?
●12月16日(火)13:35~
がんのチーム医療「緩和ケアチーム」
緩和ケア医や精神科医などが協同で、がん患者の心のケアに当たっている。
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2014/12/1209.html
・緩和ケアと聞くと、いまだに
「末期の痛みの手当て」と思い込んでいる人もいますが、
がんと診断された時点から頼っても良い診療科なんです。
精神的なダメージも深いので、
体だけでなく心もシンドイなぁ…という人は
緩和ケア科を受診してみるのもいいでしょう。
●12月17日(水)13:35~
がんのチーム医療「リハビリチーム」
QOLの維持のために、治療前からリハビリを勧められる患者も増えている。
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2014/12/1210.html
・これまでリハビリとは病後に行うものでしたが、
がん患者によっては治療前にリハビリをすると
肺炎などの合併症の発生が抑えられる場合も多いそうで、
積極的に治療前のリハビリを推進する病院も増えているようです。
●12月18日(木)13:35~
がんのチーム医療「栄養サポートチーム」
患者に必要な栄養素やエネルギー量を検討し、栄養状態を改善に導く。
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2014/12/1211.html
・がんの場合、精神的なものによる食欲低下だけでなく、
手術後や抗がん剤治療中などは飲食できなくなるものもあります。
患者の体調などを考慮した食事・栄養指導、
歯科衛生士による口腔ケアなどを通し、
闘病中の体力低下を防ごうという考え方。
……ちなみに私は胃がんのときに胃の3/4を切除し、
退院前に病院の管理栄養士さんから食事指導を受けたのですが、
ほとんど言うことを聞かなかったため、
自業自得ですが、数年間はエライ目に遭いましたわ~(涙)。
※放送日時は変更・休止となる場合があるので、ご確認を~。
2014-12-11 23:34
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