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沖縄事件06:またもや米軍人が飲酒運転で事故。本日5日(日)は沖縄県議選。 [沖縄&琉球國]

ロゴ:オール沖縄会議.jpg沖縄県うるま市に住んでいた女性Rさん(20歳)の暴行・殺人・遺体遺棄の事件で、逮捕された元米兵・米軍属シンザト容疑者(32歳)は、「遺体を運んだスーツケースを(米軍基地の)キャンプ・ハンセンで捨てた」と供述。県警は県内の基地からの廃棄物を集めた処分場を捜索し、特徴の似たスーツケース数個を回収して鑑定中。しかし、Rさんのスマホや凶器のナイフはまだ発見されておらず、容疑者は黙秘に転じたそうです。

黙秘は弁護士の入れ知恵でしょうが、自分の行動を悔いているなら、被害者Rさんに申し訳ないと思うなら、すべてを洗いざらい話すべき!

●教会に通う米軍人や軍属らが沖縄の悲しみに共感
5月29日
「ネイバーフッドチャーチ沖縄」(北中城村/きたなかぐすくそん)という教会に通う米軍人・軍属・その関係者らが、北谷町(ちゃたんちょう)の国道58号沿いに立ち、「沖縄のためにお祈りしています」など県民の悲しみへの共感を書いたプラカードを掲げ、行き交う車に頭を下げて被害者への哀悼の意を示した。同教会のクリスチャン・シアンコ牧師が信徒らに呼び掛けて行ったもので、SNSで知った信徒以外の米軍人や軍属なども加わり、約100人が参加した。

人間ですもの、沖縄にいる米軍やその関係者にも良心的な人はたくさんいるでしょうし、そうであってほしいと思います。前述の記事を読んだときも、県民と同じように心を痛めているアメリカ人はいるに違いない、そう思いながらも、もしかしたら牧師も信徒も米軍の指示によるパフォーマンス?という疑念が湧きました。これは私の底意地が悪いせいでしょうけど、それほど米軍が信用できなくなっています…。

現地で頭を下げる姿を見た沖縄の人たちは、隣人として生活してきた(良心的な)米国人の気持ちもわかる、でも、沖縄の女性を無残に殺した軍属の米国人は憎い、許せない…というジレンマを抱えることになると思います。それもまた、つらいこと…。

●琉球新報社と沖縄テレビ放送(OTV)の世論調査
5月30日~6月1日に7月の参院選から投票権をもつ18歳・19歳も含めた県民を対象に調査したもの。
・米軍関係者の事件事故の防止策について、「沖縄からの全基地撤去」42.9%、「在沖米軍基地の整理縮小」27.1%、「兵員への教育の徹底」19.6%
・「海兵隊の全面撤退」52.7%、「大幅に減らすべき」31.5%
・日米地位協定について「改定・撤廃」79.2%
・米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に「反対」83.8%
・女性遺棄事件後の安倍内閣の対応は「支持しない」70.5%

5月31日
●沖縄の米軍属ら4人が覚醒剤の密輸などの疑いで逮捕
沖縄県警は、米軍嘉手納基地の店舗の販売員だった米国籍の軍属ミルトン・リッチモンド・キングセカンド被告(51歳)を覚醒剤取締法違反容疑で、ブレボン・ケントレル・キー被告(23歳)を大麻取締法違反容疑で逮捕・起訴したことを発表。それぞれの被告の知人で日本国籍の無職の女・宮城アミナアンサー被告(31歳)も覚醒剤取締法違反で、日本国籍の飲食店の従業員ロバートソン・太陽ジェフ被告(24歳)も大麻取締法違反で起訴・逮捕された。今年の4月末までに薬物事件で検挙された米軍関係者は8人で、計10人となった。

●市民を威嚇するため、サイレン音を30分も鳴らす米軍パトカー
6月2日10:40~11:10
女性遺棄事件に抗議する市民約70人が、辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で基地内から出てくる車両を止めようとして、車両1台が通行できるスペースを開けて座り込んだところ、米軍パトカーが約30cmの距離まで市民に接近し、大音量のサイレン音を鳴らし始めた。10分後に2台目のパトカーも加わり、市民に向けて30分間、けたたましいサイレン音を鳴らし続けた。

在沖米軍は沖縄駐留の全軍人・軍属とその家族を対象に、6月24日までの約1か月間、基地の飲酒や深夜0時以降の外出を禁止した……はずですが、5月22日に米軍キャンプ・フォスター所属の海軍兵キース・ベリオス容疑者(28歳)が、酒気帯び運転の容疑で現行犯逮捕されました。そして、6月に入ってまたもや…。

●米軍の酔っ払い女が飲酒運転で逆走し、衝突した相手が重傷
6月4日23:40頃
米軍嘉手納基地所属の二等兵曹・海軍兵アイメ・メヒア容疑者(女・21歳)運転の車が、嘉手納町の国道58号を南へ逆走し、北に向かっていた車と正面衝突。相手の車の助手席にいた女性(35歳)が胸骨骨折の疑いの重傷。二等兵曹の車は衝突の反動で後続の車にもぶつかり、その車を運転していた男性(30歳)も左腕に軽度の負傷。二等兵層の呼気から基準値の約6倍のアルコールが検知された。5日に嘉手納署は二等兵曹の女を「飲酒で正常な運転ができない状態で車を運転した」として道交法違反(酒酔い運転)の疑いで現行犯逮捕。女は「酒を飲んで運転していたが、酔ってはいない」と容疑を一部否認。(←相手に大ケガさせた酔っ払い女のくせに何を言ってる!? 激怒)

禁止令を出してから立て続けに酔っ払い運転が2件。やっぱり米軍の「綱紀粛正」という言葉は嘘、デタラメ、口から出まかせか。

●日本政府と米国は結局、沖縄を守る気はないという合意
6月4日
中谷防衛相がシンガポールでカーター米国防長官と会談。女性遺棄事件の再発防止策として、「軍属を含む地位協定上の地位を有する米国人の扱いの見直し」「監視態勢強化」「教育・研修の強化」に取り組む考えで一致したとのこと。中谷防衛相は事件に関して米軍に抗議は伝えたが、「辺野古が唯一の解決策という立場は不変」と説明し、カーター国防長官は「米国民を代表し、お詫びを申し上げたい」と言いつつ、辺野古の問題は「引き続き緊密に協力したい」と述べた。中谷防衛相は日米地位協定の改定の話には踏み込まなかった。(←最も肝腎な話を出さないなんて、なんのために税金を使って外国まで行ったわけ!? 激怒)

本日6月5日(日)は沖縄県の県議会議員選挙(定数48)の投票日です。これは沖縄県だけの問題ではなく日本全体に関わる選挙ですよね。

●動画:「沖縄」が抱える基地問題について、7つのポイントでわかりやすくまとめた「#知らない沖縄」
https://www.youtube.com/watch?v=2xUhXj0UVuM
(アップロード:辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議)

●米軍属女性遺棄事件に抗議する県民大会
日時:6月19日(日)
会場:沖縄セルラースタジアム那覇
(沖縄県 那覇市 奥武山町42番地1)
主催:オール沖縄会議
http://all-okinawa.jp/
※開始時間は来週中に決まる予定。

※画像:「オール沖縄会議」のロゴマーク。

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