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都知事の税金ムダ遣いメモ10:世界の首長・市長の年齢…日本の政治家も若返りを! [社会問題&戦争関連]

既得権益・利権.png6月6日の第三者(とやら)による調査の報告後、さらに騒ぎが大きくなっていますが、弁護士の人選ミスも原因ですよねぇ。年配の方は検事時代なら厳しい正義の人だったのに、弁護士となってからは不祥事を起こした大企業や団体、ダーティな印象の政治家を擁護する側に回った人らしいので、調査の内容とは関係のない話題まで提供する羽目に。都知事は自身の炎上中、さらに自ら油をかぶった感じ。弁護士じゃなくてリスク管理の専門家にアドバイスを乞えば良かったのに(苦笑)。

法的責任はないという結論を導くとは誰もが予想していましたが、都知事に問われているのは人としての良識にのっとった資質、道義的責任や社会的責任ですよね。どう考えても都知事にはふさわしくないから辞任を、という人たちが9割を超えているのに、辞めたくないって…。

そこまで都知事の椅子にしがみつきたいということはですよ、表面には出てこない“うまみ”が、まだまだ物凄くあるんでしょ。名誉や地位、プライド、意地などではなく、やっぱりオカネか…。税金を好き放題に使って資産を築いてきたのか? 昔から、そういう政治家ってたくさんいたはず。ここでケジメをつけないと、日本の政治は腐る一方です。

ところで、イギリスの新聞サイトに掲載されているロンドンの前市長の写真集(?)を見て、これは大変な体力だなぁと感服しました。
●London Mayor Boris Johnson's best photocalls, in pictures(「デイリー・テレグラフ」)
http://www.telegraph.co.uk/news/picturegalleries/uknews/10230593/In-pictures-Boris-Johnsons-best-photocalls.html?frame=3579972

まぁ元々、体格のいい人ですし、自転車通勤でも有名だったそうですが、やっぱり若さもあるよなぁ…と。そういえば、ほかの国の市長の年齢は?と思って、この前のG7参加国の首都の首長・市長さんたちをチェックしてみました。

年齢の若い順に挙げてみましょうね。

[アメリカ]
●ワシントンD.C.(コロンビア特別区)市長 女性 43歳
ミュリエル・ボーザー(Muriel Elizabeth Bowser/1972年8月2日~)

[イギリス]
●ロンドン市長 男性 46歳
サディク・カーン(Sadiq Aman Khan/1970年10月8日~)

[イギリス](※現職じゃないけど参考)
●前ロンドン市長 男性 51歳
(今月19日で52歳 ※アンヌさんと同じ誕生日♪)
ボリス・ジョンソン(Alexander Boris de Pfeffel Johnson/1964年6月19日~)

[ドイツ]
●ベルリン市長 男性 52歳
ミヒャエル・ミュラー(Michael Müller/1964年12月9日~)

[カナダ]
●オタワ市長 男性 54歳
ジム・ワトソン(James Alexander “Jim” Watson/1961年7月30日~)

[アメリカ](※首都じゃないけど参考)
●ニューヨーク市長 男性 55歳
ビル・デブラシオ(Bill de Blasio/1961年5月8日~)

[フランス]●パリ市長 女性 56歳
(今月19日で57歳 ※ボリスさんと同じ誕生日♪)
アンヌ・イダルゴ(Anne Hidalgo/1959年6月19日~)

[イタリア]
●ローマ市長 男性 58歳
ジャンニ・アレマンノ(Gianni Alemanno/1958年3月3日~)

[日本]
●東京都知事 男性 67歳
舛添要一(ますぞえ・よういち/1948年11月29日~)

●横浜市長 女性 70歳
林 文子(はやし・ふみこ/1946年5月5日~)

アジアは高齢の人が多いのかなぁ…と、お隣の国々を確認したら、

[韓国]
●ソウル特別市長 男性 60歳
朴 元淳(パク・ウォンスン 박원순/1956年3月26日~)

[中国]
●北京市長 男性 59歳
王 安順(Wang Anshun/1957年12月~ ※日にちは不明)

じゃあ、G8から外された国は?

[ロシア]
●モスクワ市長 男性 57歳
セルゲイ・ソビャーニン(Sergei Semyonovich Sobyanin/1958年7月21日~)

というわけで、日本を除く世界の情勢としては、全体的に若返りが図られていることがわかりました~。もちろん、政治の世界は単に年齢が若けりゃいいというわけでもないんでしょうけど、汚れきった世界を知り尽くして、したり顔をする人たちより、新しい発想で風穴を開けるために世代交代しよう!ということを日本以外の国々は、すでに実践しているわけですね。

そして、やっぱり体力は人一倍、重要なんですよ。
都知事は湯河原の別荘のお風呂に入りたい理由として、「(股関節の手術後、半身浴しかできないので)リハビリのためにも週に1度くらいは(別荘の)広い風呂で脚を伸ばしたい」と言い、横浜市長は飛行機のファーストクラスを使った理由として、「本音を言えば体調がものすごく厳しい。横浜市長の激務は本当にきつい。70歳になり体調管理が大切」と言いました。

お二人とも一般企業なら第二定年の年齢すら、とうに超えています。政治家は健康アピールに熱心な人が多いのに、前述のような愚痴を正直にこぼすだなんて、もう限界だということですよねぇ。横浜市長だけが激務のようにおっしゃっていますが、ほかの市区町村の長に対して失礼な発言だわ、と考えも巡らせられないほど疲労困憊なんでしょう。

この方々と同じ年代で、がん患者でも働き続けないと医療費が払えなくなる人はたくさんいますし、ほかの持病を抱えながらも食べていくためには死ぬまで働かねば…という人たちも多いんですよね(私もその年代まで生き延びられれば、同様の状況)。

でも、このお二人なら引退しても悠々自適の生活が送れる充分な資産があるでしょ? 東京都民も横浜市民も無理をさせてまで知事や市長をこき使おうなんて、これっぽっちも思っていないし、限界と叫んでいる高齢者を働かせるのは老人虐待ですよ。 都知事は別荘売却なんてピント外れのトンチンカンなこと言わないで、どうぞ潔く引退なさって、お好きなだけリハビリできる隠居生活をお楽しみになればよろしいのに~! 横浜市長も過労死する前に一刻も早く引退を~!

イタリアでは現在、ローマ市長選の最中で、6月5日の時点でトップに立ったのは女性弁護士のビルジニア・ラッジさん。この方は37歳で、反腐敗を掲げる野党の候補とのこと。ローマも東京も同じ課題で苦しんでいるんですねぇ。決選投票は19日です。

“老害”とまで言われ、自ら晩節を汚しまくる御仁も多い日本の政治の世界には、定年制を導入すればいいと思います。そして、その年齢を迎えても、まだまだ国民のために働きたい!役に立ちたい!と熱望する人は、教育・福祉などのボランティアとして、自分より下の世代のサポートに回って、地域活動に関わったり、長時間保育や学童の子どもたちの面倒を見たり、老老介護の方々の世話を手伝ったりしてくだされば、敬愛される高齢者として人生を全うできると思うのです。


[都議会スケジュール]
6月8日(水)13:00~/一般質問
6月15日(水)13:00~/議案の議決など

[傍聴のご案内]
東京都議会 議会局 管理部 広報課
http://www.gikai.metro.tokyo.jp/outline/audience.html

●東京都議会
・インターネット中継:パソコンやスマートフォンで視聴可能。
http://www.gikai.metro.tokyo.jp/live/
・都庁内CATVによる同時中継(手話通訳付き)
http://www.gikai.metro.tokyo.jp/outline/prcorner.html
・テレビ中継:地上デジタル放送TOKYO MX1(9ch/091)
http://s.mxtv.jp/togikai/
6月11日(土)13:00~16:00/代表質問ダイジェスト
6月12日(日)13:00~15:00/一般質問ダイジェスト
6月15日(金)13:00~/本会議 最終日(生中継)

●都知事定例会見
6月10日(金)13:59~
TOKYO MX1(9ch/091)
http://s.mxtv.jp/tochiji/
※5月の会見の動画も観られます。

●都議会議員Webサイト
http://www.gikai.metro.tokyo.jp/membership/link.html

※イラスト:(C)みふねたかし(いらすとや)

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