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イタリアのソプラノ歌手、フェデリーカ・ヴィタリに注目♪ [美術・音楽・古典芸能・芝居...etc.]

横浜みなとみらいホール_大ホール.jpg

友達に声を掛けてもらったので、オペラの公演を観に横浜まで行ってきました。会場は「横浜みなとみらいホール」の大ホールで、私は初めて。立派なパイプオルガンをしつらえた2020席のスペースだそうです。同ホールのサイトではパノラマ画像も見られますが、なかなか迫力のある造り。
http://www.yaf.or.jp/mmh/about/main.php
(横浜市芸術文化振興財団)

私は以前、横浜市民だったこともあるのですが、ずいぶん久しぶり。ついでに「横浜美術館」の展覧会にも…と思って事前に調べたら、私の出かける日は休館でした(涙)。
ホールはシューボックスを基本にしながら四方を囲むように客席が設けてあるので、どこの位置からも観やすいようです。私の席は2階正面3列目の中央でしたが、全体が見渡しやすいと思いました。

残念だったのは、隣席の女親と高校生ぐらいの娘が演奏中にヒソヒソ話すこと。何度か睨(にら)んでも通じませんでした(泣)。公共のマナーが身につかない娘は、社会に出たらどうなるんだろ~? ぜひ痛い目に遭ってほしい! 前の席には隣の母娘がそのまま年を取ったような母娘がいて、これまた演奏中にオシャベリ。こういう人たちが映画館や美術館などでも増えているから、ますます引きこもっちゃうんですよねぇ、私は。

さて、知らないホールへ行くと、どんな響きなのかな~?ということが一番の楽しみ。その日は出演者の数も曲目も多くバラエティに富んでいましたが、実力のほどもバラバラという印象でした。演出と台本が私にはつまらなく感じたのですが、一部ではウケている様子だったので、それはもう好き好きでしょうね。

海外から招聘されたソプラノ歌手の一人が、パヴァロッティの姪だというシモーナ・トーダロ・パヴァロッティさんでした。普通にきれいな声だなぁという感じ。その人よりも惹かれたのが、フェデリーカ・ヴィタリさんという女性の声でした。

私はソプラノの中でも高音になればなるほど金属の響きに似た声だと、神経に触る感じがして苦手なんですが、フェデリーカさんの声は程よい厚みがあり、のびやかで、ゆったりした余裕も感じられます。出演者によっては声がこもる感じもあり、2階席で3階部分が上部にあるから音がこもりやすいのかな…と聴いていたのですが、フェデリーカさんの声は、ちゃんときれいに届いたので、ああこんなに違うのか~と思いました。

帰宅してからフェデリーカさんのことをネット検索してみたのですが、日本では知名度が低いようで、たいした情報は上がっていません。それで、イタリア語ならローマ字と同じような綴りだからと、名前をアルファベットに替えて検索してみました。

Federica Vitali

いろんなアリアを歌った動画とFacebookページが見つかりましたよ。
ご興味のある方は聴いてみてくださいな~♪

[フランス オペラ]
ギュスターヴ・シャルパンティエ作曲『ルイーズ(Louise)』より
アリア「その日から(Depuis le jour)」
●Depuis le jour charpentier Federica Vitali
https://www.youtube.com/watch?v=SjMcKmynj6U
(アップロード:Federica Vitali)

[イタリア オペラ]
ジャコモ・プッチーニ作曲『ラ・ボエーム(La Bohème)』より

アリア「私の名はミミ(Sì, mi chiamano Mimì)」
●Mi chiamano Mimì, Federica Vitali
https://www.youtube.com/watch?v=XuiYfu6vbSI
(アップロード:youmarbin)
●Federica Vitali, Si mi chiamano mimì, Festival MITO
https://www.youtube.com/watch?v=77P-6ElKWsc
(アップロード:Federica Vitali)
※別バーションでオーケストラとの共演ですが、録音時の雑音多め。

アリア「私が街を歩けば(Quando me n'vo soletta per la via)」
●Federica Vitali, quando men vo, La Bohème
https://www.youtube.com/watch?v=MoVh14oYeVY
(アップロード:Federica Vitali)

アリア「あなたの愛の呼ぶ声に(Donde lieta uscì al tuo grido d'amore)」
●Federica Vitali, Donde lieta uscì, La Bohème
https://www.youtube.com/watch?v=XhIvkMafbgI
(アップロード:Federica Vitali)

ジャコモ・プッチーニ作曲 歌劇『トゥーランドット(Turandot)』より
アリア「氷のような姫君の心も(Tu che di gel sei cinta)」
●Federica Vitali, Tu che di gel sei cinta
https://www.youtube.com/watch?v=BOcTAycQv_Y
(アップロード:Federica Vitali)

フェデリーカさんのFacebookページ
●Federica Vitali Soprano
https://www.facebook.com/federicavitalisoprano/

以下は彼女のプロモーションムービー?と思ったら、「GaGa MILANO ガガ ミラノ」というイタリアの腕時計ブランドのコマーシャル・フィルムに出演したものでした。イタリアらしくオシャレで、かつ“アモーレ”(笑)なイメージを創出した内容。
●GAGA MILANO FOLLIE
https://www.youtube.com/watch?v=nd3PF64p9zA
(アップロード:GaGà Milano)

コメディ作品にも出演。出演者のファッションも見もの♪
●Barbatelle - Una di vino commedia, dirige Luis Bacalov
https://www.youtube.com/watch?v=TBGfqbqiAZY
(アップロード:Auditorium di Milano)

※画像:File:横浜みなとみらいホール 大ホール.jpg 出典:ウィキメディア・コモンズ (Wikimedia Commons)/投稿者:KAMEDA, Akihiro

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